川苔山

始発の中央線は週末の夜を楽しんで来た人達や、早い一日を動き始めた人達でソコソコの混み具合。そんな雰囲気の中奥多摩:川苔山へ行って来ました。
2002,11,16

 今日も寒い、古里駅を下りた登山者はたった4人。じっとしていられない気持ちで集落上の登山口へ。


 奥多摩は今年これで4回目、自分の中ではもう道場みたいな感じ、今回も標高差約1000mと以外に厳しいコース。北アルプスの涸沢から北穂高山頂までが約800mだから、充分きついトレーニングといったところです。


 登り始めると暑いのか寒いのか判らなくなってしまう。しかしプロトレックスで気温を調べると登山口で5.6℃、それが見る間に下がってくる。


 低温のせいか空模様もなにも見えない曇天。ただひたすら堪え忍んで登って行きます。


 山頂直下の曲ヶ谷では左の写真のように木々の枝先がびっしりと凍りついています。この時気温0.3℃!
 

 こんな寒さの中、山頂に着くと20人くらいの人々が楽しそうに昼食中でしたが、私はあまりの寒さにスゴスゴと下りてきてしまいました。


 百尋の滝でやっと食事をする気持ちになり、腰を落ち着けて見上げるとご覧のような紅葉。下りてきて良かった
(^_^)v


 この後また道に迷い約30分のロス、途中で道を教えてくれた人と一緒に15:01のバスに間に合うようにと山道をダッシュ!!


 膝がガクガクと震えだした頃にやっと川乗橋のバス停に到着。この日予定されていた小学校のクラス会に間に合うように、また都会へと戻って行くことにしました。

<< 情報 >>

1,”ホリデー快速奥多摩号”は発車時間の30分前には乗車可能で間際では座れませんので注意。

2,奥多摩「もえぎの湯」は15:00を過ぎると混雑が激しく、ちなみにこの日は約50分待ち。

3,ガイドブックに”百尋の滝”は崩落のため近づくことが出来ないとされていますが左の写真のように滝壺まで入ることが出来ます。

4,川苔山山頂直下の小屋は廃屋同然で緊急時にしか使えそうにありません。また、近くに水場も見つかりませんでした。

曲ヶ谷の霧氷
百尋の滝の紅葉
百尋の滝