ネオポルテリア属とは

 筒状の花が特徴のネオポルテリア属です。外見上は大きく分けて2種類あります。銀翁玉に似た仲間(白翁玉や多彩玉)と暗黒玉に似た仲間になろうかと思います。とは言ってみたものの、後者の暗黒玉ですが、ちょっと他とはかけ離れた容姿をしており、似た仲間がちょっと見あたりません。花を見るまでは別の仲間かと感じてしまうほどです。
 方や細い髭のような沢山の刺、そして、方や太いしっかりとした少なめの刺。ただ、よく見ると太さや色が異なるものの刺の形そのものはよく似ており、緩やかなカーブを描いています。
暗黒玉の蕾

  で、その蕾の形を中心としたネオポルテリア属の特徴は次のとおりです。

銀翁玉の蕾
 蕾を付ける場所は、頭頂の部分です。春先のまだ寒いうちにに成長を開始するのですが、その時に新しい刺と一緒に蕾を付けます(アレオーレの刺が出るすぐ内側から出ます)。蕾は、最初は写真右に示しますように毛(というより細い刺、といった方が良いかも知れませんが)で覆われていますが、その後写真左にありますように花びらが顔を出し始めます。

 一方、株の特徴は、初めはほぼ球形でその後円筒形に変わっていきます。その後は上に上にと成長します(多少は横方向にも成長します。とは言うものの、私の場合、10年以上栽培していますが、ずっと同じ大きさの植木鉢に植えています)。緩やかに曲がったピンと張った長い刺、というのも特徴です。

銀翁玉の花。根本が薄黄色

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