野付半島は、その突端に向かう道の両端が海であり、まるで海の中を走っているような気にさせる不思議な場所である。立ち枯れたトドワラ(海水などでトドマツ林が枯れたもの)の間を抜ける木道でできた自然探勝路があるのだが、風雨が激しく、断念。晴れていれば青い空と白いトドワラのコントラストが美しいに違いない。
開陽台は牧草地のなかの小高い丘にたつ展望台である。しかし雨と霧のせいで何も見えない。天候のよいときに来ることをオススメする。
開陽台から釧路に向かうR272は走りやすくドライブ向きの道。穏やかな起伏とワインディングがあり飽きさせない。牧草地帯を抜けて行くので、あたりには放牧された牛やサイロなども多い。いかにも北海道というのどかな景観が続く道だ。天候の回復とともに牧草の緑色が鮮やかになっていくようだ。
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