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インターネットは世界中のコンピュータ・ネットワークをつないだもの。コンピュータ・ネットワークのネットワークを専門用語でインター・ネットワーク(inter−network)またはインターネット(internet)という。interは「相互」なので「相互ネットワーク」の意味だ。それが固有名詞の「インターネット」(The InternetまたはThe Net)となった。
「ブロードバンド」(broadband)はbroad bandwidth(高帯域)の略で、データ転送に使う「周波数帯域」の幅が広いこと、転じて「高速大容量」の意味。周波数(音の高さ)の下限と上限の幅を「バンド幅」という。この幅が広いとそれだけ多くのデータを速く送れる。
「ホームページ情報網」をWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)というが、単にWeb(ウェブ)というのが定着。Webとは「クモの巣」のことだが、開発者はnetwork(ネットワーク)の意味で使ったので「世界に広がる情報ネットワーク」のこと。
電子メールの最初のメッセージはQWERTYIOP? 電子メールは1971年、マサチューセッツ州ケンブリッジで、ARPANET(インターネットの前身)にまだ15台しかコンピュータがつながれていなかった頃。ARPANETに携わったコンピュータ技術者のレイ・トムリンスン氏が電子的なメッセージをやり取りするプログラムを開発していた。初めは、同じコンピュータ上で利用者同士が相手の「メールボックス」にメッセージを送るというものだった。
それから@(アットマーク)を使って、利用者とコンピュータを区切って表すことを思いついた。これで他のコンピュータとでもメッセージのやり取りができるようになった。そして1972年に電子メールとして完成。最初のメッセージは同じ部屋の隣同士のコンピュータ間で送られ、「QWERTYIOPか何か」だったそうだ。そのあと彼は、同僚たちにメッセージを送り、利用者名@コンピュータ名を使えば、コンピュータ間でメッセージが送れると伝えた。この新しい通信手段で研究者同士が大いに情報交換をしたという。
返信メールの件名の先頭につくRe:(リー)とは、ラテン語からきた言葉で「〜について、〜に関して」の意味。すでに英語の前置詞となっておりReだけでその意味をなす。もともと省略形ではないので、Reply、Response、Regardingのどの略でもない。しかし、 メールの返信に流用されたためReply(返事)の略という誤解された。それが余りにも本当らしかったので一気に広がった。今ではメールの返信に限ってはRe:は「返信」の意味で定着。
「ハッカー」はコンピュータの高度技術を持った人への敬称だった。1950年代末、マサチューセッツ工科大学(MIT)で当時はコンピュータを学生がさわることは禁止されていた。だが、学生たちは夜中にコンピュータ室に忍び込んでコンピュータを勝手に操作した。その行為を自分たちは「たたき切る、切り開く、めちゃくちゃにする」という意味でhacking(ハッキング)と呼んだ。そして、このようにしてまで、プログラミングに没頭する自分たちを誇りをこめてhacker(ハッカー)と呼んだ。それに対して、他人のコンピュータに不正に侵入して、プログラムやデータを盗み見たり改ざん、破壊する人は「クラッカー」(cracker)と呼んで区別する。だが、両者が混同して使われている。
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