熊 谷 幸 子 くまがい さちこ
製作日1997.11.29／最終更新日2000.01.05
当ホームページの趣旨は、他で公開されていない情報を！ですので
ここでは、私が所蔵しているプロモ版のディスコグラフィを公開します。
たぶん間違いなく、もっとたくさんのプロモ版が存在していると
思われますが、その時は、ご一報頂けると幸いです。
掲示板 [たかが歌、されど唄 ]
ここ にありますので、こちらをご覧頂いた方が良いと思います。
また個人のかたが開設している熊谷幸子の掲示板 もありますので、
そちらもご覧になられると良いでしょう。
さらに、風来坊さんのホームページ の中にある私設応援ページ
［サチファン この指とまれ！ ］では、メーリングリストや
チャット を開設されて、日々色々な事が語られています。
私にとっての熊谷さんは、気軽に聴き流せるシンガーソングライターの
ひとりです。こんな言い方は、ご本人及び熱心なファンの方には
申し訳ないですが、これも私なりの誉め言葉ですのでご理解下さい。
熊谷さんの曲は、本当に肩の力を抜いて「ホケー」とした状態で
聴いていられて良いのです。他に何かの仕事をやりながら聴く
ＢＧＭにも最高な人のひとりでもあります。
この辺は、彼女が非常に耳当たりの良い曲をたくさん創り、多くの
ＣＭや主題歌で使用されている事実が物語っていると思います。
とにかくこの辺の彼女の作曲の才能には本当に恐れ入ります。
さて熊谷さんのプロモ版ですが、ほとんどが中古屋さんに、ただ同然の
値段で置かれていたのを単に集めただけです。この辺の状況から察するに
相当数のプロモ版が市場に流失していると思われます。
では、皆さんのお持ちのＣＤとジャケットを見比べて楽しんで下さい！
☆ アルバム ☆
１stアルバム
ART OF DREAMS
東芝ＥＭＩ
天の川の岸辺へ [3'57"]
製品版が黒を基調にしたジャケットに対して、プロモ版は青です。
裏側のジャケットは、写真では汚い色に写っていますが、濃い黄色です。
インナージャケットにプロフィールが紹介されています。
２ndアルバム
虹の彼方に
東芝ＥＭＩ
Shadows and Lights [4'24"]
このジャケットは、製品版とほぼ同じです。プロモ版の表ジャケットの
一部の写真が製品版の背面ジャケットに使用されています。
なお、プロモ版の裏ジャケットは、まったくのオリジナルのようです。
インナージャケットにプロフィール、ディスコグラフィ、問い合わせ先が
印刷されています。
３rdアルバム
POISON KISS
東芝ＥＭＩ
WORD GAME [4'25"]
プロモ版の表ジャケットは、製品版には無い写真が使われています。
裏ジャケットの写真が製品版の表ジャケットに使用されています。
このプロモ版のジャケットは、従来のプロモ版と異なり、歌詞も
印刷されていて、内容的に製品版にひけをとりません。他に
プロフィール、カラー写真入りディスコグラフィ、２ndライブ情報が
掲載されています。
店頭演奏用
熊谷幸子●Sachiko Kumagai
東芝ＥＭＩ
風と雲と私 [4'50"]
このプロモ版は、「風と雲と私」のシングルリリース時に
作られたものです。店頭再生用のために「風と雲と私」が
３度も収録されており、あいだにこの当時に発売されていた
シングル（１st〜４th）の曲が散りばめられています。
５thアルバム
Ｓ．Ｋ．
東芝ＥＭＩ
Sem Voce [2'18"]
プロモ版の表ジャケットは、製品版の裏ジャケットの別テイク？の
写真が使われています。他に写真は使用されていません。
ケースは、MAXIシングル用のもので、歌詞も掲載されていますが
至ってシンプルな造りになっています。
☆ シングル ☆
プロモーション シングル
SACHIKO KUMAGAI
東芝ＥＭＩ
恋人たちのMorning Moon [4'30"]
デビュー時のプロモーションＣＤです。このＣＤに相当する製品は
ありません。特に貴重なのが、デビュー前の曲で、カルピスウォーターの
ＣＭソングである「白いkiss」が収録されている点です。
このあたりの彼女のデビュー前夜の秘話が語られている
ホームページ がありますので必読です。
１stシングル
恋の色
東芝ＥＭＩ
恋の色 [4'54"]
１stアルバムの「ART OF DREAMS」のジャケットのイラストが使用され
フランス語らしい文字で曲のタイトルなどが記載されています。
２ndシングル
未来はきみのもの
東芝ＥＭＩ
未来はきみのもの [3'56"]
非常に地味なジャケットデザインです。裏面ジャケットは、
歌詞カードと機能優先のデザインです。インナージャケットも
シンプルで、プロフィール紹介があるだけです。
３rdシングル
君と約束した場所
東芝ＥＭＩ
君と約束した場所 [3'50"]
基本的なデザインは、製品版と同じです。通常プロモ版は、
MAXIシングルのパッケージが使用されることが多いのですが、
これは、ＣＤ用のパッケージを使用しています。彼女が上り調子
だった事を物語っています。インナージャケットに、歌詞と
プロフィール紹介があります。
４thシングル
光の鐘を鳴らせ
東芝ＥＭＩ
光の鐘を鳴らせ [4'21"]
白を基調に金文字とシンプルなデザインです。
インナージャケットにプロフィール、歌詞カード、
カラー写真のディスコグラフィがあります。
６thシングル
嵐のカーニバル
東芝ＥＭＩ
嵐のカーニバル [4'20"]
製品版と同じイラストが使用されています。
インナージャケットに歌詞カード、プロフィール、ディスコグラフィが
掲載されています。他に３rdライブの告知もあります。
７thシングル
love...
東芝ＥＭＩ
love... [3'38"]
製品版と同じジャケット写真が用いられています。
インナージャケットに手書き文字（印刷）の本人の曲紹介があります。
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今回のシングルは、とにかく
せつなくて泣けちゃう曲を
作ろうと心に決めて
とりかかりました．デモテープが
出来た段階で明け方
自分の部屋で涙してしまった
私ですが、きっとこの気持ちは、
聴いて下さる人達に通じる
はずと信じています．
この曲の中にあなたの感じる
”せつなさ”が見つかれば
私はやったぁと思います！
熊谷幸子
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８thシングル
おはよう、ファニーガール
東芝ＥＭＩ
おはよう、ファニーガール [3'53"]
インナージャケットにプロフィールとカラー写真、
ディスコグラフィがあります。ライブの予定告知もあります。
他に「おはよう、ファニーガール」が使用されたＴＢＳ系ドラマ
「きのうの敵は今日も敵」の紹介もあります。
９thシングル
Rhapsody in Love
東芝ＥＭＩ
Rhapsody in Love [4'11"]
インナージャケットにプロフィールとカラー写真、
ディスコグラフィと彼女のメッセージが掲載されています。
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心を静かにして、
無意識に身を委ねれば
見たい景色はそこに浮かび上がる。
それはまるで３Ｄの騙し絵のよう。
耳を澄まして、このうたをきいて。
ハメルーンの笛吹きに導かれるがままに。
熊谷幸子
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販促用
”春”
東芝ＥＭＩ
恋の色 [4'55"]
どういった経緯の販促ＣＤか判りません。
このＣＤに相当するシングルは存在しません。
インナージャケットにプロフィールとディスコグラフィ、
そして彼女のメッセージが掲載されています。
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意外と思われるかもしれませんが、私は春という季節があまり好きでないのです。
誰もが心浮き立ち、これから何かが始まりそうな予感がする時期ですが、
何かこう、私はポツンと取り残された様な気がしてならないのです。
私を取り巻く透明な壁の向こうに見える春めいた光景、
手を伸ばしても、声をかけても、そこは別の世界。
それ故に、私は春を特別視し、理想化しているのかもしれません。
そんな私が春のイメージで作った曲。あなたはどう感じますか。
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MAXI SINGLE
Bahia 〜バイーア〜
東芝ＥＭＩ
Bahia 〜バイーア〜 [4'05"]
プロモ版の表ジャケットは、製品版とほぼ同じです。
丸くシールのように見える部分も印刷なので、この部分だけ異なります。
インナージャケットにインタビュー記事が掲載されています。
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「曲を作るときって”○○な感じで作ろう”ってテーマを先に
考えるときがあるわけ」
−ダンサブルな感じ、とか？
「そう。アルバムだとやっぱり１０曲のヴァリエーションを考えるじゃない。
で、そんなことを一切考えなかったらどうなるのかな、って。
そう考え始めたのが去年ぐらい」
−”Rhapsody in Love”の頃？（昨年１１月リリースのシングル）
「うん。あれから作れる曲の幅が広がったっていうか。メロディの
ニュアンスとか、歌い方とか。色が濃くなった感触がある」
−確かに今までとは違った存在感が出たよね。非英語圏のメロディっていうか。
「スコットランドとかアイルランドのイメージもあるよ」
−”こうゆうのも書けるのか”って正直思った。新しい側面だなって。
「結局私って、ピアノに向かって自分が心地よい音の響きを好き勝手に
連なっていったのが、作曲を始めた第一歩だったの。その時には
どんな曲にしようか、なんて計算は一切しないの。最近、その当時の
気持ちってすごく大事だなって思ってて。そうゆう気持ちの中から
出来てくる音楽って、自分の中に無意識のうちに入っていた記憶から
引き出されたものなんだと思う」
−潜在的な能力？
「胎教かも」
−へ？
「その当時両親はブラジルにいて、出産にため船で帰国中だったの。
でも船が南アフリカの港に停泊したところで」
−熊谷幸子が誕生した、と。
「そ」
−ちょっと出来過ぎ．．．。
「でも絶対無関係じゃないと思うな。だから今回なぜ４曲入りの
シングルにしたかっていうと、何の計算もなく作った曲ひとつひとつに
共通したトーンがすでにあって、それを凝縮した形で出したかったから」
−その共通したトーンって？
「私にとってのブラジルとかアフリカのイメージ。それは音楽的にも
そうだけど、もっと全体的な印象で言えばスケール感と力強さ。
太いクレヨンで書いた原色の絵みたいなね」
−それを一枚に凝縮した、と。
「アルバムが私の曲たちが住む家だとしたら、今回のマキシ・シングルは
私の記憶が眠る場所っていうかかな。だから今までの私のどんなＣＤよりも
熊谷幸子という一人の人間が前面に出ている気がする」
−”私のＤＮＡをお見せします”みたいな。
「うん。私が本来持っていたのに気が付かなかったもの、
素の私が凄く出ていると思う」
−でも凄く個人的でありながら、誰もが持ってる原風景を思い出させる
感じがするな。これを聞いていると無性にどこかに旅に出たくなるよ。
”デジャ・ヴを解き明かす旅”キャチコピーはこれで決まり！
「私もブラジル行きたいなー」
−．．．レコーディング終わったらね。
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