2004年 ライブレポート 


 製作日2004.01.04/最終更新日2005.01.11

 目 次 

  2004年に、自分(JO1SUB)が見に行ったライブレポートです。
 何かありましたら 掲示板[たかが歌、されど唄]へお願いします!


 オトメ会議「第1回オトメ決起集会」
 【日 時】 2/8(日) 14:30〜
 【場 所】 ギャラリーエス(東京 表参道)
 【料 金】 無料
 【出 演】 こちら(並びは左から)
       司会者、近藤聡乃、橋爪 彩、島 初季、こんどうあや、藤田道子


 【コメント】  アート系のトークイベントですが、このイベントの
        キャッチコピーが以下の通りで、ちょっと興味があったのと
        自主製作アニメ「電車かもしれない」の近藤聡乃さんが出演と
        言うことで、出かけました。

        --------------------------------------------------------------
        「女の子」とはなんだ?
        今、女の子達は何を思い、何を生み出すのか?
        これまで女の子はあまりにも男性の視線から語られすぎた感が強い。
        女の子が女の子について振り返って見たら・・・という、
        世の中の萌えブームに一石を投じる(かもしれない?)
        壮大なプロジェクト。
        「週刊わたしのおにいちゃん」や「もえたん」などに
        萌えてる場合じゃないです!!
        いつかオタクの聖地秋葉原が『女の子帝国』の聖地に
        取って代わる日が来る!?

        ギャラリーエス発、5人のオトメが挑む新しい地平。 
        --------------------------------------------------------------

         結果は、キャッチコピーのような内容は、ほとんど語られず。
        「萌え」について、「キモイ」の一言で片づけてしまうのは、
        あんまりかな。上記のようなキャッチを載せるくらいなら
        せめて「萌え」に変わる「女の子」発信のアートの方向性とか考えを
        披露してほしかったです。

         司会者が、自分の意見を話しすぎで、出演者に上手くしゃべらす
        進行がなくてイマイチでした。
        (少なくとも「どなたか、話したい方いますか?」的、進行は
        無いと思う)そんな感じで、島さんや藤田さんなんかは、
        ほとんどしゃべらなかった印象です。

         一番、自分の主張をハッキリ持って述べていたのが、パンク娘な
        あやさんでした。聡乃さんは、一歩引いた視点から、マイペースに
        意見を述べていた印象かな?

         それでも、橋爪さんが、オタク内容な発言をしてくれて、
        少し楽しめました。印象的だったのは、宮崎駿氏は「オトメ」と
        いう言葉を使うが、庵野秀明氏は「少女」であるとか。
        橋爪さんの言に寄れば、まじめに「オトメ」と言う言葉を使う
        世代は、ある一定以上の世代からと言う点。確かに庵野氏に近い世代の
        自分は、マジメに「オトメ」等という言葉は使わない。
        (でも、この世代のちょっと上あたりの男は、「りぼん」系統の
        「乙女チック少女漫画」の洗礼を受けているので、意外と抵抗無く
        使えるのかも知れない)
         あと、いまオンエア中のアニメ「マリア様が見ている」で
        描かれているのは、まったくの男の目から見た幻想の世界との指摘。
        確かに、現実の女子校では、あり得ない世界なのかも知れないが、
        コバルトの人気作品から考えると、男というよりも、女子校に通わない
        (あるいは通う前の)少女達の抱く幻想世界の方が、近い印象がする。

         他に女性の年少表記の「少女」と言う言葉には、「女」の文字が
        入るが、男性のそれ「少年」には、「男」の文字が無く、「少女」には、
        特別な意味があるのじゃないのか?的、意見が興味を持った。

         第2回は、無いと思うが、もしまたこういう企画があるなら、
        もう少し進行に気を配って、場合によってはある程度、出演者との
        事前打ち合わせをしっかりやって望んでほしい。
        (ネタ的な仕込みとしては、出演者に対して、なんか事前アンケートを
        行って用意されていたみたいなので、それが余り活用されず、今回は、
        もったいなかった気がする。)


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 orange collar 設立2周年記念イベント orange cpllar image & sound system
  種ともこ
 【日 時】 2/11(水・祝) 19:00〜
 【場 所】 7th Floor(東京 渋谷)
 【料 金】 先行前売 \3000(ドリンク代別\500) 75番
 【出 演】 種 ともこ :Vo、Key
       小川たつろう:VJ

       対バン:Aliens are.../nana/新居昭乃/the bond/yarah-noo

 【演奏曲】 1.?(香港の唄)
       2.?(チャンスを頂戴)
       3.守ってあげられないこと
       4.?(反戦の唄)

 【コメント】  種さんを見るのは、久しぶりです。メジャー最後のアルバムの
        インストア以来でしょうか?その後インディーズに活動の場を移されて
        連作のアルバムを発表していますが、未聴なので、どんな傾向に
        なったか関心がありました。
         1、2曲目なんかは、雰囲気とか、節々で声のトーンが跳ねる
        ところ当たりは、往年のままでした。3、4曲目は、アルバム
        「カギのかかる天国」の感じで、かなりメッセージ色の強い、
        声を振り絞った傾向の曲でした。
         と言うことで、種さんは、種さんのままで、ほとんど変わりなく
        変わって無く安心しました。


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 orange collar 設立2周年記念イベント orange cpllar image & sound system
  nana
 【日 時】 2/11(水・祝) 19:00〜
 【場 所】 7th Floor(東京 渋谷)
 【料 金】 先行前売 \3000(ドリンク代別\500) 75番
 【出 演】 石岡 美紀:Vo、baile
       太田 貴史:G
       坂本 竜太:B
       中島オバヲ:Per
       YUKA-RI  :Cho

       対バン:Aliens are.../種ともこ/新居昭乃/the bond/yarah-noo

 【演奏曲】 1.?(インスト曲)
       2.秘密のフェリア
       3.メジャモ・ミキ(私はミキ)
       4.セシリナ?

 【コメント】  紹介で、「フラメンコポップス」とありました。
        こういうジャンルは、初めてでしたが、フラメンコ調のギターと
        かけ声が特徴的なポップス曲でした。石岡さんの10年くらい前の
        普通のポップス曲のアルバムしか聴いたこと無かったので、最近の
        活動が、こういう方向とは知らなかったです。
         石岡さん自身が、フラメンコの先生もやっているそうなので、
        そう言う方向に転身されて成功されていたんですね。
         こういう情熱的なポップスも、たまに聴くには、なかなか
        楽しかったです。


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 orange collar 設立2周年記念イベント orange cpllar image & sound system
  新居昭乃
 【日 時】 2/11(水・祝) 19:00〜
 【場 所】 7th Floor(東京 渋谷)
 【料 金】 先行前売 \3000(ドリンク代別\500) 75番
 【出 演】 新居 昭乃:Vo
       保刈 久明:Laptop
       細海  魚:Laptop

       対バン:Aliens are.../種ともこ/nana/the bond/yarah-noo

 【演奏曲】 1.タイトル不明(インスト曲)
       2.Trance Transistor Table Radio
       3.鉱石ラジオ
       4.バニラ(新曲)

 【コメント】  久々のナマの昭乃さん。今回は、対バンのラインナップから
        映像を絡ませた、アルバム「鉱石ラジオ」のさらなるアンビエントな
        世界を見せてくれそうでしたが、まさにその通りで、
        ますます「魚」さん色を強めた内容でした。
         今回は、時間も短いので、サポート無しかと思っていたら、
        保刈&魚さんが、MACのi-BOOKのみでの演奏サポートと、
        テクノポップ的には、なかなかカッコイイところを見せてくれた。
         個人的には、「鉱石ラジオ」の選曲がミスマッチで、
        納得行かなかった。(あの曲は、王道なギターポップなバンド曲で
        今回のアレンジと選曲は、曲の持つテンポを含め、他のセットリストと
        完全なるミスマッチだと思う)
         新曲の「バニラ」は、アイスクリームのことを唄ったギターの音色が
        印象的な曲で、「白昼夢」的な、日常の中の通常風景に内面的な
        世界を展開していたような、アルバム「降るプラチナ」色の強い
        印象でした。
        新しいアルバムに収録とのことなので、アレンジがどう変わるのか?
        それとも、そのままなのか関心なところでもある。
         しかしながら、相変わらずスロースターターな昭乃さんで、
        声が出ていなかったのは気になる。やはり年齢的な要因が強いのか?
         今回の新曲の印象では、新譜も「魚」色の強いアルバムになる
        可能性もあり、ここで大きくファンの入れ換えが起こりそうな
        予感である。昭乃さんファンとしては、色々考えさせたれたステージで
        あった。


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 orange collar 設立2周年記念イベント orange cpllar image & sound system
 yarah-noo
 【日 時】 2/11(水・祝) 19:00〜
 【場 所】 7th Floor(東京 渋谷)
 【料 金】 先行前売 \3000(ドリンク代別\500) 75番
 【出 演】 YUKA-RI  :Vo
       富村Turbo :Per
       中道 勝彦:Key
       坂本 竜太:B
       OGAWA   :VJ
       富村 牧子:GD

       対バン:Aliens are.../種ともこ/nana/新居昭乃/the bond

 【演奏曲】 1.?(インスト曲)
       2.?(中国香港風)
       3.?(アフリカ風)
       4.?
       5.?
       6.ストロベリー
       7.空から降るモノ
       8.forever the blue(?)

 【コメント】  前半は、ビデオと連動したワールドミュージック風味を
        取り入れた曲を披露。後半は、AOR的なオトナなバンドボーカル曲を
        披露してくれました。ボーカルのYUKA-RIさんは、バックライトに、
        そのスレンダーなボディーを浮かび上がらせて、なかなか魅力的でした。
         後半は、歯切れの良いドラムリズムに、オトナの女性の魅力的な
        ボーカルとノリの良いバンド曲で、固定ファンも盛り上がって、
        なかなか魅せてくれました。「空から降るモノ」は、メッセージ色の
        強い映像と連動させた反戦歌。
        今回出演の中では、トータル的に見て、完成度、演奏技術、内容が
        一番良かったと感じた。


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 歌う女ともだち Vol.2 digital LOVE tabla
 【日 時】 2/26(木) 19:30〜
 【場 所】 MANDA-LA2(東京 吉祥寺)
 【料 金】 当日 \2000(ドリンク代別) 番号無し
 【出 演】 digital LOVE tabla
        原ミドリ     :Vo、タブラ
        中村コメタロウー :B、MAC操作
        WHACHO      :Per    (from 二億円)
        手代木克仁    :G     (from 二億円)

       対バン:三沢 泉

 【演奏曲】 1.リズム
       2.beautiful beautiful LOVE
       3.森へ続く道の途中で
       4.?
       5.暮れなずむ人
       6.新しい神様
       7.君が代
       8.お別れの挨拶

 【コメント】  原ミドリさんは、元「スパンクハッピィ」位の知識レベルで、
        まったくの初見です。印象としては、そんなにクセのない声の感じとか
        意外とお茶目で可愛らしい雰囲気は悪くなかったです。
         音楽的には、打楽器メインで、でも電子音多くて、リズム重視、
        のボーカル曲でした。ほけーっと聴いていると、トリップしそうな
        感じで、ハマるとちょっと中毒になりそうな傾向でしょうか。
         MCのお題「恍惚感」で、村山元総理、瀬戸内さん、三輪明宏さん
        の声が好みとのことで、この声を聞くと「恍惚」としてしまうとのこと。
        声の好みは、別として、この人の声を聞くと、「うっとり」する感覚は
        個人的に、よく判りますね。
         なんかここ数年介護の仕事とかもしていたようで、その経験から
        創られたのが「暮れなずむ人」「お別れの挨拶」。
         「新しい神様」は、バングラディッシュに行ったときに創った曲。
        などが、印象的だった。
         「君が代」は、色々なアーティストにカバーされていますが、
        原ミドリの「君が代」は、サイケな感じでした。


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 三沢 泉 solo初ライブ
 【日 時】 2/26(木) 20:30〜
 【場 所】 MANDA-LA2(東京 吉祥寺)
 【料 金】 当日 \2000(ドリンク代別) 番号無し
 【出 演】 三沢 泉  :Vo、Per、ToyPf、オルゴール、他

       前田よしひこ:チェロ
       川口義之  :Woodwind、他
       坪口昌恭  :Key、electoronics

       対バン:digital LOVE tabla(原ミドリ)

 【演奏曲】 1.stay blue  (ロンドンでの曲)
       2.つぼみ   (新曲)
       3.meet me at〜
       4.?(ロンドンでの曲?)
       5.?(ロンドンでの曲?)
       6.永遠の約束
       7.さよならとオルガンと太鼓 (with 原ミドリ)
       8.ホーム
       9.夢の中のナイフ
       10.セレニティ  (ロンドンでの曲?)

 【コメント】  結構キャリアが長く、ロンドンとかでは、ソロのレコードを
        リリースしていたりする三沢さんですが、意外にもソロライブは、
        今回が、まったくの「初」だそうで、驚きと共に、これは見逃せないと
        平日の中、時間を作って出かけてきました。
         当初の予想では、パーカスメインのインストライブかと
        思っていたのですが、驚いたことに、泉さんのボーカル曲がメインの
        ライブでした。
         さすがに普段もサポートライブでは、パーカスしながら、
        コーラスとかも付けていたりする方なので、ボーカルの方も十分に
        メインでやれる実力の持ち主でした。唄い方は、つぶやくような感じで、
        はかない唄い方をされる印象です。声の感じは、クセのないごく普通の
        女性的な印象でした。
         楽曲の全体的な印象としては、色々な楽器の音色を使った、
        実験的な曲が多かった感じです。(ロンドンでの曲など)
        ただチェロや管楽器などのオーソドックスな楽器が入っていたので、
        聴く人を置いてきぼりにするような事はなく、落ち着いたまとまり感が
        ありました。
         1曲目の「stay blue」(Still Blue?)は、昔の曲を、
        先日リアレンジして録音し直したとのこと。
        (もしかしてソロアルバムでも製作中なのかな?)
         中盤は、昔ロンドンでリリースしたレコードからの曲だそうで、
        楽器として、紙パンチ方式のオルゴールを使ったりして
        普段の泉さんでは見られないモノが見られました。
         「つぼみ」「永遠の約束」は、泉さんの大好きで、しょっちゅう
        連絡取っている双子のお友達からインスパイアされた曲だそうです。
        MCによると、原ミドリさんとは、その反対で、何年も連絡を
        取らないけど、会うと盛り上がるお友達で、ひょんな事から
        連絡があって、今度の初ライブにつながったそうです。
        (泉さんとミドリさんは、キョンキョンこと小泉今日子の
        ライブサポート(コーラス)つながりとのこと)
         「さよなら〜」は、スパンク時代のミドリさんの曲で、
        いっしょにやるならとの選曲で、これは、ミドリさんに合わせて
        可愛らしい声での合唱となりました。
         「ホーム」は、一転してアンビエントな曲。MCによると昨年の
        フジロックのビョークを見て、カッコイイと思って書いたらしい。
         「セレニティ」は、川口さんのSAXが好きで(楽器自体のSAXは
        余り好きでないとのこと)昔、お願いして創った曲で、エンディング
        を飾るにふさわしくしっとり落ち着いた雰囲気の曲でした。
        (アンコールに持ってきても良かったと思うが...)
         総じて、初のソロライブとしては、そのボーカル、演奏内容は
        さすがベテランだけあって、素晴らしいできだったと感じた。
         センター位置に立つのは初めてで、色々緊張していたりして
        いたようですが、MCの様子では、なんか病みつきになりそう
        との事でしたので、またソロライブの機会もありそうです。


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クラフトワーク【Welt Tournee 2004】
 【日 時】 2/28(土) 17:00〜
 【場 所】 Zepp Tokyo(東京 お台場)
 【料 金】 ウドー先行前売 \7500 立見1階A235番
 【出 演】 Ralf Hutter     :Vo、Key、Electronics
       Florian Schneider  :Vo、Electronics
       Fritz Hilpert    :Electronics
       Henning Schmitz   :Electronics

 【演奏曲】 1.Intro
       2.The Man Machine
       3.Planet Of Vision
       4.Etape 1/3 /Chrono
       5.Etape 2
       6.Vitamin
       7.Tour De France 83
       8.Autobahn
       9.Model
       10.Neonlight
       11.Radioactivity
       12.Tee

      (アンコール1)
       13.Numbers
       14.Computerwelt
       15.Homecomputer
       16.Pocketcalculator

      (アンコール2)
       17.Roboter

      (アンコール3)
       18.EKG
       19.Aerodynamik
       20.Music Non Stop

       # セットリストは、ウドーのページを参照。


 【コメント】  まさかのワールドツアーで、ブッたまげた。まぁ新譜がでたので
        当然と言えばそうなのであるが、一説によると、ラルフに子供ができて、
        その養育費稼ぎのツアーとの話もあるが、東京で5公演もやれば、
        十分稼げたことであろう。(自分みたいな投資家がいるわけだからね)
         基本的には、エレグラで披露のシステムでのフルライブの形となって
        98年以前のあの物々しい機材が見られないのは、ちょっと残念。
         番号がまぁまぁだったので、前から2列目センター位置を確保。
        しかし、幕を明けてみると、ステージにさらに50センチくらい高い
        踏み台が彼らに用意されていて、見るのは前過ぎた感が否めない。
         セットリストは、「Numbers」〜スタートする往年のパターンを
        うち破って、近年伝え聞いていた、変則セットの「しましま」(笑)〜
        の幕開けとなった。しかしながら、文字が連なって、「Machine」が
        縦横に読める映像は、毎度気持ちがよい。3曲目は、「EXPO2000」で
        あったが、ボコーダで「EXPO2000」と言っていなかったので、その辺の
        違いのタイトル変更か?前半低音が出ていなかった。「放射能」から
        低音バクバク入ってきたので、PAのミスか?
         期待の映像は、「Vitamin」や「Aerodynamik」のような目新しいのが
        あったが、使い回しの古い映像が多くて残念。
        また「ツールドフランス」、「モデル」、「ネオンライツ」などは、
        1面のみの投影で、イマイチがっかり。アウトーバーンの最後で、
        入る「斜線マーク」は、「終わり」の意味か?
         今回、オーディエンス側の仕切が細かく、Aエリアからの印象では
        あまり盛り上がってなかった印象。
         今回の個人的目玉は、LEDネクタイかな?
        実物を初めて見ることができて良かったです。
         「ロボット」は、98年ぶりなので、カーテンにシルエットが写った
        だけで、かなりの盛り上がり方。個人的には、98年の時のように
        最初は、映像のみで、後半で、スクリーンの裏から登場する方が、
        感動がひとしおかと思った。意外と2番あたりで、観客が熱狂から
        冷めてくるのが、ヒシヒシと感じられるのが寂しい。
         最後で、フローリアンがごちそうさま挨拶、ラルフは「サヨナラ」と
        日本語でのサービス。
         グッツは、不足気味で、ほとんどが売り切れ状態。ストラップは
        結局最後(5公演)まで、チャレンジしても買えなかった。
         そのかわり、3/4のチケットは、ポスター付きでゲット!
        あと3公演見られるので、会場の後ろで見るつもりなので、
        番号は気にならない。


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クラフトワーク【Welt Tournee 2004】
 【日 時】 2/29(日) 17:00〜
 【場 所】 Zepp Tokyo(東京 お台場)
 【料 金】 前売 \7500 指定席 2階E列40番
 【出 演】 Ralf Hutter     :Vo、Key、Electronics
       Florian Schneider  :Vo、Electronics
       Fritz Hilpert    :Electronics
       Henning Schmitz   :Electronics

 【演奏曲】 1.Intro
       2.The Man Machine
       3.Planet Of Vision
       4.Etape 1/3 /Chrono
       5.Etape 2
       6.Vitamin
       7.Tour De France 83
       8.Autobahn
       9.Model
       10.Neonlight
       11.Radioactivity
       12.Tee

      (アンコール1)
       13.Numbers
       14.Computerwelt
       15.Homecomputer
       16.Pocketcalculator

      (アンコール2)
       17.Roboter

      (アンコール3)
       18.EKG
       19.Aerodynamik
       20.Music Non Stop

       # セットリストは、ウドーのページを参照。


 【コメント】  今日は、2F指定席で、ゆったり鑑賞。
        「ロボット」の時、フローリアンのバイオのフタが開きっぱなしだった。
        「ワイヤー衣装」の時は、足下にブルーのライト(ブラックライト)が
        増設され、衣装が良く光るように工夫していることが判る。
        天井にもブルーのライトあり、このため、顔とかが青に光っている。
        このためか、前列のオーディエンスでも白が、すごく目立つ。
         今日の「ナンバース」の出だしが、かなりのエフェクトかけた
        「お遊び」あり。フリッツのお仕事か?
         「アウトバーン」ではエンジンかからずの演出で、観客を喜ばす。
         しかしながら、2Fから見ると、携帯で写真取るのが丸見えなのが
        よく判って、面白かった。撮影ポイントは、「ロボット」、
        「ワイヤーフレーム」、「電卓」で、かなりの数が撮影していた印象。
        センター前列は係員に見つかっていた?様子。
         本日は、昨日の裏情報から、「出待ち」を敢行。警備員が良心的で、
        ラルフ、フリッツからサインを貰うことができた。


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クラフトワーク【Welt Tournee 2004】
 【日 時】 3/2(火) 19:00〜
 【場 所】 SHIBUYA-AX(東京 渋谷)
 【料 金】 前売 \7500 2階C列6番
 【出 演】 Ralf Hutter     :Vo、Key、Electronics
       Florian Schneider  :Vo、Electronics
       Fritz Hilpert    :Electronics
       Henning Schmitz   :Electronics

 【演奏曲】 1.Intro
       2.The Man Machine
       3.Planet Of Vision
       4.Etape 1/3 /Chrono
       5.Etape 2
       6.Vitamin
       7.Tour De France 83
       8.Autobahn
       9.Model
       10.Neonlight
       11.Radioactivity
       12.Tee

      (アンコール1)
       13.Numbers
       14.Computerwelt
       15.Homecomputer
       16.Pocketcalculator

      (アンコール2)
       17.Roboter

      (アンコール3)
       18.EKG
       19.Aerodynamik
       20.Music Non Stop

       # セットリストは、ウドーのページを参照。


 【コメント】  今日は、会場変わっての2F指定席。AXの2階は初めてだが、
        半円形上、2列と3列の間に通路あり、この席からは非常に見にくく、
        また演奏中も後列は照明が消えずにステージが見にくい。
        AXは、zeppよりかなり狭いことが判明。
         今日は、重点的に、フローリアンのお仕事を観察すると、
        「アウトバーン」のエンジンをかける、「アウトーバーン」の
        出だしのキーボード、「ファンファン」のコーラスと判明。
        このときだけヘッドセット着用していて、曲終了後、すぐに
        取り外していることに気がついた。
         2日目の出来が気に入ったのか、本日もナンバースの出だしが
        「お遊び」あり。同様に「アウトバーン」のエンジンかからず演出も
        同じ感じ。意外と、演奏をどじったのが気になった。
        放射能の出だしのメッセージで右のPJが表示遅れた。
        「ブンチャック」の映像にあった音がでた。
        「Music Non Stop」で、ステージから引っ込んだ後、
        フリッツとヘニングが舞台袖でラルフをお出迎えしていた。


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クラフトワーク【Welt Tournee 2004】
 【日 時】 3/3(水) 19:00〜
 【場 所】 SHIBUYA-AX(東京 渋谷)
 【料 金】 ウドー先行前売 \7500 立見 1階A364番
 【出 演】 Ralf Hutter     :Vo、Key、Electronics
       Florian Schneider  :Vo、Electronics
       Fritz Hilpert    :Electronics
       Henning Schmitz   :Electronics

 【演奏曲】 1.Intro
       2.The Man Machine
       3.Planet Of Vision
       4.Etape 1/3 /Chrono
       5.Etape 2
       6.Vitamin
       7.Tour De France 83
       8.Autobahn
       9.Model
       10.Neonlight
       11.Radioactivity
       12.Tee

      (アンコール1)
       13.Numbers
       14.Computerwelt
       15.Homecomputer
       16.Pocketcalculator

      (アンコール2)
       17.Roboter

      (アンコール3)
       18.EKG
       19.Aerodynamik
       20.Music Non Stop

       # セットリストは、ウドーのページを参照。


 【コメント】  今日は、会場中央のど真ん中で、音的には、かなりいい場所を
        キープできた。
         オーディエンスのノリが、5公演の中で一番最高だった印象。
        それでも、自分の位置周辺のオーディエンスは、比較的おとなしく、
        最高のライブ感覚を、味わうことが出来た。(盛り上がっているが
        音も良く聞こえると言う良質な状態)
         演奏自体も、ほぼパーフェクトだった印象で、ブートが楽しみである。


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クラフトワーク【Welt Tournee 2004】
 【日 時】 3/4(火) 19:00〜
 【場 所】 SHIBUYA-AX(東京 渋谷)
 【料 金】 会場前売 \7500 立見 1階B366番
 【出 演】 Ralf Hutter     :Vo、Key、Electronics
       Florian Schneider  :Electronics
       Fritz Hilpert    :Electronics
       Henning Schmitz   :Electronics

 【演奏曲】 1.Intro
       2.The Man Machine
       3.Planet Of Vision
       4.Etape 1/3 /Chrono
       5.Etape 2
       6.Vitamin
       7.Tour De France 83
       8.Autobahn
       9.Model
       10.Neonlight
       11.Radioactivity
       12.Tee

      (アンコール1)
       13.Numbers
       14.Computerwelt
       15.Homecomputer
       16.Pocketcalculator

      (アンコール2)
       17.Roboter

      (アンコール3)
       18.EKG
       19.Aerodynamik
       20.Music Non Stop

       # セットリストは、ウドーのページを参照。


 【コメント】  番号が、かなり悪くても、なぜか昨日と同じポジションを
        キープできてラッキーだった。開演前、会場後ろがガラガラで、
        一時は、どうなるか心配した。
         今日は、昨日の完成度に対して、演奏ミスが結構多かった印象。
         マンマシーンで、カーテンが開くときフローリアンが
        変な恰好していたのが印象的。


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河井英里
 【日 時】 3/18(木) 19:30〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 当日\3000(ドリンク付) 整理番号なし
 【出 演】 河井 英里 :Vo、Pf
       加藤 道明 :G、大正琴
       藤井 珠緒 :Per、Cho、カリンバ、他
       由宇 あおい(ゆう あおい):Pf、Cho
       立花 泰彦 :B

 【演奏曲】 (第1部)
       1.スカボロフェアー(カバー)
       2.エーデシュ ラーニュ
       3.川下り
       4.風の道へ
       5.OH My Glory
       6.あこがれ     (新曲、作詞:藤沢晶子)
       7.Hopeful Winds

       (第2部)
       8.ジャスミン慕情  (新曲、作詞:森 由里子、ジャスミンは漢字表記が正しい)
       9.祭音(さいいん) (新曲、作詞:河井英里)
       10.Prayer
       11.シャ・リオン
       12.空色になる
       13.青に捧げる
       14.天(そら)を翔る鳥のように (新曲、作詞:森 由里子)

      (アンコール)
       15.Wonderful World(カバー曲)
       16.おやすみ(アカペラ)

 【コメント】  ほんと久しぶり&マイフェイバリットな南青山でのライブ
        と言うことで、なんとか都合付けて出かけてきました。
         昨年は、個人的に見逃したり、河井さん的に中止になったりで
        一度も拝聴できなかったので、楽しみにしてました。
         登場した河井さん、民族衣装っぽい感じの上下衣装をさらりと
        着こなし、ピンク系のたけの長いスカート姿。相変わらずナイスバディ。
        ちょっとお腹あたりがふっくらされて(失礼!)、髪が少し伸びた感じ
        でしょうか?
         ライブの最後のMCであったのですが、河井さん、ご病気で、
        入院&手術されたそうで、その療養などが、昨年のお休みの理由だった
        ようです。このことは、まったく知らなかったので、
        元気なお姿を拝見でき、今日のライブを見た限りでは、歌声も
        特に問題なさそうで、ホント一安心です。
         MCは、まだライブ感覚が取り戻し切れていないのか、メンバーとの
        キャッチボールが、若干空回り気味だったかな?
        まぁ、珠緒さんMCから推察するに、珠緒さん感じていた、
        オーディエンスのノリの悪さというか無反応さも要因だった
        かもしれない。(まぁ、河井さんのオーディエンスの性格上
        オトナしすぎるのは、やむおえないのだが...)
         そうそう「水の飲み方」をアンケートに書いたのは、
        多分自分です。(^_^;) 結構、気軽に書いたのですが、ご本人が
        そんな細かいところまで、アンケート読んで、気にされていたのは
        びっくりしました。(なんか申し訳ないなぁ...m(__)m)
         「スカボロ〜」でのエンディングでの珠緒さんのカリンバの入り方が
        絶妙な余韻を残していて印象深かった。
         「風の道へ」は、ファーストインプレッションと同じで、曲の後半が
        どうしてもなじめない。前半の雰囲気で、まとめられたら、
        自分好みなので残念です。
         「OH My Glory」は、珠緒さん、あおいさん、河井さんのウルトラ
        ハーモニーを聴かせてくれました。
         「あこがれ」は、新曲。スローバラードのいかにも河井さんらしい
        イメージな曲。ちょっと「懐かしい感じ」で作詞を依頼したとの事。
         CMフリークからの曲「Hopeful Winds」は、CDで聴いたときは、
        あまりピンと来なかったが、ピアノ弾き語りのナマは、賛美歌的な
        癒し系の非常に完成度の高い曲として聴くことができた。
         今回の超目玉曲は、何と言っても2部最初の「ジャスミン慕情」
        であろう。(「ジャスミン」は漢字表記との事)
        大正琴をフューチャーして、ちょっと異国情緒を出した、
        すごく優しいラブソング。珠緒さんの低音パーカッションのリズムと
        あおいさんのコーラスが醸し出す清々しい絶品な一曲でした。
         「祭音」は、前の新曲が印象深すぎて、あまり記憶に残っていないが
        バリ島でのガムランなどの祭りを見て(聴いて?)作った曲とのこと。
         珠緒さんの「静かすぎる」発言で、河井さん「踊ってもOKよ!」で
        「Prayer」。河井さんのこのオオボケぶりに、さすがにご本人も
        気がついて、歌い出しで「踊れませんよね〜」のお茶目ぶり。
         「シャ・リオン」のイントロの「ギコギコ」ベースとブルーを
        基調にした照明と河井さんの横を向いたポーズの演出が、
        ゾクゾクする位、すごく格好良かった。
         定番になってきた「空色になる」「青に捧げる」の2連チャンは、
        良い曲(好きな曲)で、ノリが良くて、これぞライブって感じです。
        (唄う方は大変でしょうけど...)「青に捧げる」での、
        あおいさんのコーラスからピアノ演奏に切り換えるところが絶妙。
        しかし「青に捧げる」、出だしをトチるなんて、河井さん、珍しい。
         「天(そら)を翔る鳥のように」は、なんか余り印象に残っていない
        新曲。(MCで「水の飲み方」に触れられて、自分も動揺していたの
        かも知れない)。サビの高音のところが、まだ不慣れだった感じでした。
         アンコールの「Wonderful World」は、サポートメンバーで、
        加藤さんのギターだけのアカペラ合唱に近い演奏で、途中から
        河井さんが登場する意表をついた構成でした。ベースの立花さんの
        低音が魅力的でした。メンバーは嫌がったそうですが、河井さんの
        是非とも!のリクエストから実現したみたい。聴く方は、メンバーの
        素の部分が垣間見らみれて、良かったです。
         アンコール最後は、定番の「おやすみ」。それもオフマイクでの
        アカペラ。これは、すごいの一言。さすが河井さんです。
         総括すると、今回は、久々で、かつ新曲もあって、大満足なライブ
        でした。


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 「船の上はセンジョウだった」 マーシュ・マロウ vs 谷川俊太郎、谷川賢作
 【日 時】 3/27(土) 19:00〜
 【場 所】 氷川丸ブルーライトホール(神奈川 横浜 山下公園)
 【料 金】 前売\3500 整理番号281
 【出 演】 マーシュ・マロウ
        おちあいさとこ:Vo、Cho、Per、他
        覚 和歌子  :Vo、Cho、G、ToyPiano、他
        高田 みち子 :Vo、Cho、マリンバ、他
        丸尾 めぐみ :Vo、Cho、Acco、他
        上野 洋子  :Vo、Cho、B、他

       谷川組
        谷川 俊太郎 :朗読
        谷川 賢作  :Vo、Pf

 【演奏曲】 1.花びら
       2.Through the Air
       3.ゆらり風        (新曲、詞曲:おちあい)
       4.おもちゃ〜私と遊んで〜 (新曲、詞:覚/曲:丸尾)
       5.谷川俊太郎 朗読「マシュマロに捧げる詞」
         谷川俊太郎、賢作
         「?」
       6.自然現象シリーズ#03 太陽が照ってる
       7.谷川俊太郎、賢作
         「ひとつのほし」〜pfブリッジ〜「昼夜」
       8.自然現象シリーズ#02 風が吹いてる
       9.谷川俊太郎、賢作
         「窓」〜pfブリッジ〜「風のマーチ」
       10.自然現象シリーズ#01 雨が降っている
       11.谷川俊太郎、賢作
         「雨よ降れ」〜pfブリッジ〜「ネリー」
          〜「(書き下ろし新作)」〜「Raindrops(pfsolo)」
       12.ああ忙し
       13.キャベツ        (新曲、詞:覚/曲:上野)
       14.うさぎ         (新曲、詞:覚/曲:高田/編:上野)
       15.谷川俊太郎、賢作
         組曲「家族の肖像」
       16.DANN
       17.北へ
       18.風の子

      (アンコール)
       19.四字熟語        (隠し球、詞:俊太郎/曲:丸尾)

       # セットリストは、配布のプログラムを参考にしました。
         (谷川組のセットリストが一部変更になっています)


 【コメント】  マーシュが、メンバーチェンジをして活動再開、
        会場が「センジョウ」と言うことで様子を見に出かけてきました。
        (この駄洒落は、覚さんの作との事)
         対バン?の谷川さんは、先日、相曽晴日さんとジョイントしたり
        なぜか自分の好きなアーティスト系とのからみが続いて不思議と
        気になっていたところだったので、その辺の関心もありました。
         谷川さんのファンも多いようで、どうもチケットは、
        ぴあとローソンのダブル整理番号で、600名くらい入ったかも
        知れません。氷川丸では、ちょっと会場が手狭でした。
        (結局、番号が後半だったので、座れず立ち見になってしまった)

        今回、れいち、珠緒さんの代わりに、覚、おちあい、高田さんが
        加入しました。覚さんは、先日丸尾さんとジョイントしたり
        していたのでなるほど納得。でも覚さんって朗読の人だと
        思っていたので楽器とかどうするのか?と思っていたら、
        ちゃんと楽器もこなす多才な方でした。
        また、おちあい、高田さんは、初見で予備知識無しで
        拝見させて頂きました。

         最初と最後に、昭乃さんの曲なんて、かなりびっくりの
        セットリスト。マーシュにおける昭乃さんの曲は、かなり
        方向性が違うと感じていたので、フェードアウトする方向だと
        勝手に思っていたので、これはうれしい誤算かな。
         朗読内容に合わせて、途中のセットは、自然現象シリーズと
        インストに近い曲をそろえて来たのは、さすが。

         編成を見て、心配だったのは、パーカッション系を
        どう埋めてくれるか、そしてMCとソプラノの要のれいちの穴を
        どうカバーするのかでした。それでもパーカションは、おちあいさんが
        担当して、なんとか色を付けていました。さすがに、れいちのMCを
        越えるのは難しかったようです。それでも、その分上野さんが
        カバーするように予想外にしゃべって、これは驚きの展開でした。
         ただ、古い曲は、どうしても「れいち」らなど旧メンバーの
        声で、頭がインプットされているので、違和感は禁じ得ない。
         前回、昭乃さんが抜けたマーシュでの昭乃さんパートでも
        そう思ったが、今回、特に「れいち」さんのソプラノが、予想外に
        無意識のうちにも頭に焼き付いていて、「あれ?なんか違うぞ」と
        聴きながらアラート出まくり状態でした。
         それでも、「キャベツ」などの新曲は、新生マーシュとして、
        違和感無く、すなおに受け止められ聴くことが来たので、
        新曲と入れ替わってくると、徐々に、この違和感も解消して行くに
        違い無いだろう。
         アンコールの「四字熟語」は、俊太郎さんが本屋さんで一番薄い
        熟語辞典を購入(笑)し、にらめっこして創られた、四字熟語の羅列を
        コーラスワークにのせて荘厳に唄われた、今宵最後?の珍品作品。

         覚さんの加入で、作詞での補強がかなり期待できるので、
        ファンとしては、曲のみならず詞の展開も楽しみです。
         惜しむらくは、AquaVoce時代の伊藤さん、マーシュの昭乃さん
        と言った「甘い系」の声の方が、今回の加入で存在しなかったようで、
        その辺の隠し味的なスパイスを効かすことができないことかな。
        (単なる、きれいな声のコーラスグループだけでは...)

         一方、谷川さんであるが、ユーモアもあって思っていたほど、
        朗読は、固苦しいモノでなかったが、どうも学校の教室で、授業を
        受けているような感じを受けてしまい、ホント自分はダメだなと
        思った次第です。(間違いなく朗読は、素晴らしかったと思う。
        これは、全くの自分の嗜好性の問題で、こういうモノへの鍛錬不足の
        何モノでもないであろう。ただ、賢作さんの唄だけは、ちょっと
        イマイチだったのは間違いないと思うけど。)


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 TOKYO LIVE SESSION in YEBISU SALT+TOKU+GEN with 吉田美奈子
 【日 時】 3/28(日) 19:00〜
 【場 所】 恵比寿ザ・ガーデン ホール(東京 恵比寿)
 【料 金】 前売\6300 全席指定 K列25番
 【出 演】 塩谷 哲  :Pf
       TOKU    :Vo、Flugel Horn、AG、他
       GEN     :Per

       (ゲスト)
       吉田美奈子 :Vo
       (アンコール飛び入り)
       Lyrico   :Vo

 【演奏曲】 (第1部)
       1.Flying Shoes (SALT)
       2.People Make the World Go Round (The Stylistics)
       3.Ruby Baby (The Drifters)
       4.Roberta (TOKU)
       5.Baby's Request (Wings)
       6.Song for Bilbao (Pat Metheny)

       (第2部)
       7.声を聞かせて (吉田美奈子)
       8.Shadow Winter (吉田美奈子)
       9.愛があたためる (吉田美奈子)
       10.Liberty (吉田美奈子)
       11.雲の魚 (吉田美奈子)
       12.星の夜 (吉田美奈子・SALT)
       13.Smile (Charlie Chaplin)

      (アンコール)
       14.Golden Lady (Stevie Wonder)
       15.For My Lady (Toots Thielemans)

       # セットリストは、ファンサイトを参考にしました。


 【コメント】  吉田美奈子様だけが、お目当てで行ってしまい、激しく後悔。
        会場のほとんどが、20後半からの女性と言う、おしゃれな音楽を
        優雅にたしなむ皆様のライブでした。
         お目当ての美奈子様は、久しぶりに拝見しますが、相変わらずの
        お髪、お姿、お声で、十分楽しませてくれました。


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 ガイナックス フェスティバル 20周年記念
 【日 時】 5/5(水・祝) 16:00〜20:30
 【場 所】 大宮ソニックシティ大ホール(埼玉 大宮)
 【料 金】 前売\2000 A席自由 (着席位置1階27列22番)
 【出 演】 高橋洋子
       石田燿子
       みなを(山口みなこ、松浦みつを)
       lisa
       森川美穂
       他


 【演奏曲】 (第1部)
       1.metamorphose   /高橋洋子 (「この醜くも美しい世界」OP曲)
       2.夏色のカケラ   /石田燿子 (「この醜くも美しい世界」ED曲)
       3.てのひらの光   /みなを  (「忘却の旋律」ED曲)
       4.Will       /lisa   (「忘却の旋律」OP曲)

       (第2部)
       5.ME-CHA OSAKA   /サエキトモ、松岡由貴(ラジオ番組OPテーマ)
       6.えがおのてんさい /ぷちぷりーず(山本麻里安、福井裕佳梨、サエキトモ)(「ぷち*ぷりユーシィ」)
       7.まほろDEまんぼー /水野愛日、菊地由美、?(とりおまてぃっく)(「まほろ」)
       8.残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 (「エヴァンゲリオン」OP曲)
       9.魂のルフラン   /高橋洋子 (「エヴァンゲリオン」映画)
       10.言えないから   /石田燿子 (「ぷち*ぷりユーシィ」ED曲)
       11.Yes, I will...  /森川美穂 (「ナディア」ED曲)
       12.ブルーウォーター /森川美穂 (「ナディア」OP曲)

       # セットリストは、ここを参考にしました。


 【コメント】  ガイナックスが20周年イベントで、森川美穂の誘致に成功した
        との情報を得て行ってみることにしました。本格的なアニメイベント
        って行ったこと無かったし、値段もお手頃¥2000とリーズナブル
        だったので、半分「怖いモノ見たさ」もありでした。
         自由席だったので、早めの開場1時間前に到着。しかし、すでに
        なんか凄い人出でとれた整理番号は、1階で572番
        (2階だと280番くらいだった)で、恐るべしアニメファン。
         それでも、入場してみると、2階席の最前列位置相当の中央やや左側
        (30番あたりが中央かな?)を確保できステージをやや見下ろせる
        比較的良好なポジションを確保できてラッキーでした。
         今回の目的は、唄だったので、ガイナックスヒットパレード的に
        まとめて唄関係のライブステージがあれば良かったのですが、
        やはりアニメイベントと言うことで、作品毎にコーナーがあって
        そこで、必要に応じて、歌手の皆さんが登場する形式でした。
         最初のコーナーは、「この醜くも美しい世界」で、この作品の
        OPの高橋洋子さんの「metamorphose」が披露されました。衣装は、
        鳥の羽をボディにあしらったTVCF風のド派手な衣装でした。
        唄がはじまると、オーディエンスの皆さんが一斉にご起立して、応援。
        終わると、着席と、まるで学校行事のような、なんか滑稽な印象を
        受けました。コーナー最後にED担当の石田燿子さんが登場し、
        「夏色のカケラ」を歌唱。この作品は見ていないので、初めて聴く曲。
        石田さんらしい、かわいくもハツラツとした楽曲でした。
         次のコーナーが「忘却の旋律」で、ED担当の「みなを」のデュオが
        登場。歌うきっかけは、監督の錦織さんが「みなを」を気に入っての
        登用とのことで挿入歌も歌うとのこと。セットアップの都合か、
        残念ながらは、男性のギターはPAにつながっていなかったので、
        弾いた振りのカラオケでした。コーラスは、マイクがあったので
        付けていた模様。
         続いてOP担当「lisa」さんの「Will」を歌唱。ライブハウスで
        弾き語りをしているところをレーベル(ビクター?)に
        拾われたそうですが、OP曲のパワフルなボーカルとは違った一面が
        見られるのであろうか?
         「GAINAX20年の映像履歴」のコーナーの「アベノ橋魔法☆商店街」で
        主役のアルミ&サッシの声優さんが、イベントらしい盛り上げる曲を
        披露。ラジオ番組のOPテーマ曲らしい。続いて、広いおでこを出した
        (主人公「ぷち*ぷり」のイメージ?)山本麻里安がメインで1曲披露。
         「まほろまてぃっく」は見ていないので、よく判らないが、3人組が
        登場して、マンボ風アレンジの楽曲を披露。いかにもアニメ声優らしい
        イベント曲。オーディエンスのノリが半端でなく非常に驚く。
         いよいよクライマックスに突入して真打ち、エヴァの高橋さん、
        再登場。エヴァの曲は、「スーパーロボット大戦」ライブでも
        聴いたことがあるので、さほどの感動は無いが、楽曲としては完成度が
        高く、何度聴いても良い曲ですね。あ、衣装も最初とは変えてきていた。
         ここで、一端クールダウン。石田さんの「言えないから」の
        スローなバラード曲を披露。以前ソロライブでも拝聴したが、
        やさしく心温まる良い曲である。
         そして、歌のメインゲスト、森川さんが登場。白のジャケット&
        スラックスのボーイッシュな出で立ちでさっそうと歌い始める。
         最初にEDの曲だったので、一瞬「ブルーウォーター」は無しかと
        心配した(森口博子の「水の星〜」みたいに封印とか)が、イベントの
        演出の都合であって、最後に盛り上がる演出でした。森川さんの
        歌唱力は、相変わらずバッチリで、イメージ通りのあの声をナマで
        堪能できて、イベントに参加した甲斐があったというものです。

         本格的なアニメイベントに参加したのは、初めてなので、雑感を少々。
        基本的に、この手のイベントは、アニメ販促イベントなのだと実感。
        新作や次回作の宣伝トークなので、このリーズナブルな料金体制が
        実現できているのかな?(しかし今回は、この人数メンツを考えると
        さすがに赤字でしょうが)
         オーディエンスの盛り上がり方は、70年〜80年代のアイドルの
        ライブやイベントとほとんど同じ感じで、伝聞していたアニメイベント
        の異様な感じを、それほどそんなに強く感じなかった。客席最前列で
        コールの音頭をとったりする行為も、アイドル親衛隊のノリと同じだし、
        そろいのハッピや鉢巻きとかしていないだけ、まだまだカワイイもんだ。
        (あんな感じは、若い内に誰でも通過する熱病の様なモノで、
        逆に言うと、今の若い人は、ああいうノリを体験しない、斜に構えた
        クールな人が多いのかな?)
         性格を抜きにして(イベントだけの観覧では不明なので)、
        ビジュアル面だけで、判断すると、山本、堀江、田村、中原あたりが、
        ホント、可愛らしかった。
        会場の声援を聞く感じでも、山本、堀江、田村あたりの応援は、
        非常に凄かった。順番を付けるなら、堀江が一番人気か?
        自分的には、普段あまり顔を拝見することがない
        田村ゆかりの人気の高さを実物を拝見して納得できた。
        (ゴスロリ調の衣装、上げ底靴だったと思うが、足が凄く長く
        驚いた。並んでいた浅野真澄と腰の位置が全然違うんだもん)
         また山本は、司会のこなし方など、それなりに頭の回転も速そうで
        ただカワイイだけでもなさそうなのを実感。(さすがアニメTVの
        司会をやっているだけある。)最後の森川さんの歌唱の時に、
        楽しそうに唄っていたのも、仕事だけでなく、本当にアニメが
        好きなんだなと天職的な好印象。一方、堀江は、その辺、どうも
        外見だけという印象がトークとかの内容で感じることができた。


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下成佐登子 「楽〜Vol2」
 【日 時】 6/5(土) 19:30〜
 【場 所】 ミノトール2(東京 新宿)
 【料 金】 \3700(当日1ドリンク付+料理別オーダー必須) 整理番号33番
 【出 演】 下成佐登子:Vo、Pf、オカリナ、洗濯板

       為山 五郎:G、Cho
       高橋 洋子:Cho、Pf

 【演奏曲】 (第1部)
       1.秋の一日
       2.ウエディング・ソング
       3.Mrs.メランコリー
       4.風のスクリーン(オカリナ:下成)
       5.涙そうそう(BEGIN、夏川りみ、他のカバー)
       6.深呼吸(陣内大蔵のカバー) (洗濯板:下成)
       7.From a Distance(ベット・ミドラーのカバー、日本語詞)

       (第2部)
       8.悲しみのアクトレス
       9.いないいないばあ(〜絵本)
       10.もうねんね
       11.花のささやき(「小公女セーラ」OP)
       12.♪あなたが私を抱きしめてくれた〜(タイトル未定:新曲)
       13.ひまわり(「小公女セーラ」ED)
       14.世界に一つだけの花(SMAPのカバー)

      (アンコール)
       15.浜辺の歌(唱歌) (Pf:高橋)

      (アンコール2)
       16.Amasing Grace(英語で1番のみアカペラ)

       # セットリストは、ファンサイトのここを参考にしました。


 【コメント】  下成さんを拝見するのは、2年ぶりの2度目となります。
        前回の15年ぶりのソロの時に、アンケートとか無かったので
        案内をもらえず、その後の2003年のライブは終わってから知って、
        とても残念の思いをしていたところファンサイトの掲示板で
        情報をゲットして、行くことができました
         それでも、前売りの事前予約は、一杯で、当日に望みをかけて
        早々に出かけたのでした。(ダメだったら、バッティングしている
        須山さんの「変身キリン」に転進予定でした。(^_^;))
         開場の1時間前についてみると、前売りのファンの方々が、
        すでに並ばれていて、熱心な根強いファンの方々に脱帽です。
        (って言うか、前売りに整理番号を付けないお店の方針に疑問。
        客に無用な苦労をかけるのは、どうかと思うのであるが...)

         1曲目は、挨拶代わりのデビュー曲「秋の一日」。
        コアなファンには、「Mrs.メランコリー」が、
        今回の激レア曲だったのかな?
        この辺が、マイナー調の往年の下成さんらしい曲で、
        なんか当時にタイムスリップ状態。
         「風のスクリーン」は、一転清々しい曲で、前回の下成さんの
        オカリナの危うさが好評(?)で、再チャレンジのようです。

         アンケートに「カバー曲」についてとかあって、ライブでカバー曲を
        やることに、模索している様子でした。今回のライブもオリジナル曲より
        カバー曲に色々趣向を凝らして時間をかけているような印象でした。
         6曲目からコーラスサポートで「高橋さん」登場。下成さんの
        青春ソングと言うことで、オーディエンスにも振り付けで参加させて、
        ライブを盛り上げる趣向でした。その他にも「世界に一つだけの花」も
        オーディエンスのために歌詞カードを用意して、サビの部分をみんなで
        合唱したりしました。

         最近、下成さんは、ママさんコーラスの中心的な役割をしておられるそうで
        オーディエンスには、その関係者(お友達)が多数来店されていました。
         その辺の活動状況が、今回のライブにも色濃く出ていて、「みんなで
        何かをやること」をかなり意識されていた印象です。これについては、
        色々賛否両論あって、比較的おとなしい、歌をじっくり聴きたい
        オーディエンスには、ちょっと肌に合わなかった気がします。

         2部は、童謡やアニメの曲と言った、子供向けの曲の活動を
        披露されて、これはこれで非常に貴重な内容だったと思う。
         個人的には、小公女セーラのOP&EDをナマで聴くことができた事が
        ありがたかった。どうもこの曲には、個人的なすり込みがあるようで
        何度聴いても、涙腺がゆるんでしまいます。特にギターアレンジの
        「ひまわり」は、その曲の物悲しさを含めて大増幅していました。
         「いないいないばあ」「もうねんね」などの童謡系のかわいらしい
        声での唄い方も、十分に唄いこなしていて、こっち方向の活動も
        もう少し聞き込んでみたいと感じた次第です。
         下成さんもおっしゃっていたのですが、歳をとると、ストレートな
        歌詞内容よりも行間に思いを込めるような曲が、しっとりきますね。
         12曲目は、待望の新曲で、ライブ会場で、歌詞が完成したという
        できたてホヤホヤの曲で、ピアノのラブバラード曲でした。
        (なんかドラマの主題曲になりそうな感じを受けました。)

         アンコールに、「浜辺の歌」は、結構意外な選曲でびっくりです。
        昔、松永夏代子さんのライブで「浜辺の歌」を夏代子さんが唄われたりするのを
        聴いたことがありますが、何か女性に訴えるモノがあるんでしょうかね?
         もうひとつのアンコールは、「Amasing Grace」で、まったくの
        予定外なのに、この選曲で、難なく唄ってしまえる器用さに脱帽でした。

         余談。今回、高橋さんは、まったくの裏方に徹していて、前面ボーカルは
        取りませんでした。もしかしたら、「この醜き〜」とか聴けたり〜なんて
        期待していましたので、ちょっと残念でしたが、これが正解だったと思います。
        (それでも終演後、ファーストアルバムとかにサインを頂戴しました。(^^)v)


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 山崎ハコ 50人ライブ
 【日 時】 7/17(土) 19:30〜
 【場 所】 コレド(東京 乃木坂)
 【料 金】 予約 \6000
 【出 演】 山崎ハコ     :Vo、AG
       えいせいひろみ? :G

 【演奏曲】 1.織江の唄
       2.稲の花
       3.りんご追分    (美空ひばりのカバー)
       4.ヨコハマ
       5.ジプシーローズ
       6.横浜ホンキー・トンク・ブルース
       7.I'm a fool to want you/恋は愚かと言うけれど
       8.祭(フィエスタ) (高田渡のカバー)
       9.百万本のバラ   (加藤登紀子のカバー)
       10.海の子供
       11.私が生まれた日

      (アンコール)
       12.この素晴らしき世界
       13.会えない時でも

       # セットリストは、ファンサイトを参考にしました。


 【コメント】  自分らの世代だと、「暗いシンガー」の代表格として
        中島みゆき、森田童子、そした山崎ハコとかと言われていたのですが
        実際に、ナマで聴いたこともなく、今回、小規模なライブを聴く機会が
        あったので、出かけてきました。

         会場は、開店したまだ新しい飲み屋さん風で、イベントスペースが
        併設されているようなところでした。スピーカーとかが、仮設ぽっくて
        音が凄く悪かった(MCが凄く聞きづらかった)のが残念。
         今回は、お店の開店お祝い?で、是非と呼ばれての登場のようで、
        普段余りやらないような選曲だったようで、コアなファンには
        たまらない内容だった様子。

         さて、ナマの印象ですが、ジーンズに、ブラウス?)がよく似合う
        小柄のすごく可愛らしい女性で、ギターをかかえて弾くその座り姿勢が
        すごく良くて、すごく清楚な雰囲気さえ感じさせるお方でした。
        アンコール時の花柄のシャツもすごく素敵で可愛らしかった。
        MCも、語りかけるような品のあるしゃべりかたで、
        もっとボソボソしゃべるように思っていたので、だいぶ印象が違いました。

         演奏ですが、ギターの迫力が、すごくて、フォークギターで、これだけの
        パワフルな演奏が出来るのかと、あらためて驚きました。
         最初の1、2曲は、暗めの曲でしたが、言われていたような
        「暗さ」でなく、その叙情感は、さすがベテランのワザ&味だと思いました。
         ひばりのカバーの「りんご」は、原曲も良いが、これだけ唄いこなせる
        ハコさんは、素晴らしかった。他にカバーでは、「百万本のバラ」とかも
        良かったです。
         今回気に入った曲は、ハコさんにとっての横浜を唄った「ヨコハマ」、
        ファンキーな「ジプシーローズ」、フォークらしい「私が生まれた日」。
         アンコールの語りの入った「会えない時でも」は、正統派フォークらしい
        楽しいライブの締めのやり方だったので、すごく雰囲気が良かったです。

         余談ですが、客席に、声優さんのチャコこと白石冬美(ミライ@ガンダム)さんが
        いらしていました。ハコさんのMCによると、演劇関係でのお仲間?とのこと。
        (ナマ白石さんを見られたのもラッキー!でした)


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 CLASSIC ROCK JAM SPECIAL SHOWCASE GIG 「DEEP ZEPPELIN NIGHT」
 【日 時】 7/19(月・祝) 18:00〜
 【場 所】 CLUB CITTA'(神奈川 川崎)
 【料 金】 当日\3500 (ドリンク別\500) 整理番号B215番
 【出 演】 寺田恵子(ex.SHOW-YA)       :Vo
       ダイアモンド☆ユカイ       :Vo
       竹内光雄(HOT ROD CRUE/ex.D.T.R)  :Vo
       坂本英三(ANIMETAL/ANTHEM)     :Vo
       加納秀人(外道)          :G
       木暮"SHAKE" 武彦(Psychodelicious) :G
       大橋隆志             :G
       SHUSE(La'cryma Christi)      :B
       LEVIN(La'cryma Christi)      :Dr
       五十嵐公太(naja/ex.JUDY AND MARY) :Dr
       角田美喜(e-ha?/ex.SHOW-YA)    :Dr
       渡辺敦子(ex.PRINCESS PRINCESS)  :B
       満園庄太郎(flow-war)       :B
       K-A-Z(STAB BLUE)         :G
       MINOL(ex.wOne/GILLMESSIAH)    :Dr
       石黒彰              :Key

 【演奏曲】 0.10周年の歴史フィルム上映

       1.IMMIGRANT SONG       (LED ZEPPELIN)	Vo:竹内光雄
       2.SPACE TRUCKIN'       (DEEP PURPLE)  Vo:竹内光雄
       3.SOLDIER OF FORTUNE   (DEEP PURPLE)  Vo:竹内光雄
       4.FIRE BALL            (DEEP PURPLE)  Vo:坂本英三
       5.LIVING LOVING MAID(SHE'S JUST A WOMAN) (LED ZEPPELIN) Vo:坂本英三
       6.CHILD IN TIME        (DEEP PURPLE)  Vo:坂本英三

         出演者トーク

       7.HIGHWAY STAR         (DEEP PURPLE)  Vo:ユカイ
       8.D'YER MAK'ER         (LED ZEPPELIN)  Vo:ユカイ
       9.GOOD TIMES BAD TIMES (LED ZEPPELIN)  Vo:寺田恵子
       10.HUSH                 (DEEP PURPLE)  Vo:寺田恵子
       11.WHOLE LOTTA LOVE     (LED ZEPPELIN)  Vo:寺田恵子
       12.BURN                 (DEEP PURPLE)  Vo:寺田恵子、竹内光雄、坂本英三
       13.ROCK AND ROLL        (LED ZEPPELIN)  Vo:寺田恵子、竹内光雄、坂本英三、ユカイ


 【コメント】  川崎のクラブチッタがリニューアルして一度も行ったことが無かったので
        様子見にがてら、ちょうど面白そうなイベントがあったので、出かけてきました。
        (雰囲気は、昔のまんまだったです)
         当初、オヤジ向けの懐かしロックライブかと思って会場に行ってみると
        若い子が多いのに驚いた。いわゆるロックの入門&追っかけファンだった様子。
        このイベント、すでに10年も続いているそうで、名曲は、いつの時代も
        受けいられるんだなぁと、勝手に納得。

         パープルもゼップも曲は当然ながら、やはりロックボーカリストたる
        イアン・ギランとロバート・プラントが要で、こういうカバーの場合、
        そのイメージがどこまで再現できるかが、良否の判断のひとつになると思う。
        (ギターテクとかは、上手い人がやれば、かなり再現できるので)
        その点で言えば、竹内氏は、高音のシャウトが出ていなくて残念。
        (「SPACE TRUCKIN'」なんか全然ダメじゃんか)
        坂本氏も頑張っていたが、及第点か。それでも、「CHILD IN TIME」に
        挑戦した行為に敬意を表したい。
        (本家のライブインジャパン録音を聴くと、その偉大さが判るね)
        ユカイ氏も自らキーが高すぎると言うくらいで「HIGHWAY STAR」もダメだったな。
        紅一点、寺田恵子嬢は、選曲が上手いのか、あまりアラが目立たなかった印象。
        そうなると、やっぱりデーモン木暮閣下のボーカルが聴いてみたかったな。

         今回の逸品は、石黒氏のキーボードで、あのハモンドの音色が、かなり
        再現されていて、往年のハードロックは、あれがあると無いとでは
        雲泥の差がでると思う。(「CHILD IN TIME」や「HIGHWAY STAR」の
        最初のパートのキーボードソロとか)その点、このキーボードのおかげで
        演奏をある意味納得できたとも思う。

         プレイベントなので、2戦級の登板と、なんか懐かしトークで30分も
        かけて、歌演奏がたっぷり堪能出来なかったのが残念。やはり10/10の
        本イベントを見ろと言うことかな?
         雰囲気的には、オーディエンスがもっとノリノリで、大合唱になるのかと
        思っていたけど、それほど盛り上がるわけでなく、若い人は、意外と
        冷静に曲を堪能していた印象。ある意味、「スーパーロボットライブ」の方が、
        余程ロック的に順当に熱いのではと感じた。

         感心だったのは、セットリストが終演後配布されたこと。
        これは、入門者には、ありがたい事だと思う。
        (まぁ、逆に言うと、ライブ的ハプニングが無いと言うことであるが)


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 KOKIA
 【日 時】 7/20(火) 19:00〜
 【場 所】 SHIBUYA-AX(東京 渋谷)
 【料 金】 前売\4500 1F立見 整理番号B69番
 【出 演】 KOKIA              :Vo
       まつお かずひろ(ばんチャン) :G
       しらい としや(トシちゃん)  :Key
       おくだ やすひろ(やっちゃん) :Dr

 【演奏曲】 0.オープニング(ロサンゼルス オリンピックのテーマ曲)

       1.夢がチカラ
       2.ピンチはチャンス
       3.?give & take
       4.空に太陽 あなたに私
       5.?New season〜夢に向かって吹く風〜
       6.私の太陽
       7.?(ダンデライオン)
       8.かわらないこと〜since1976〜
       9.?歌う人
       10.安心の中
       11.so much love for you(with にゃんこダンス)
       12.?キラリ
       13.tell tell 坊主
       14.?a girl
       15.The power of smile

      (アンコール)
       16.Remember the kiss
       17.夢がチカラ

       # セットリストは、2chを参考にしました。


 【コメント】  オリンピックの公式曲で、メディア露出度の高いKOKIAn.
        今回のライブもアテネオリンピック直前と言うことで、
        会場には、カメラの砲列がずらりと、注目度の高いライブでした。

         そんなわけか、オープニングには、ロス五輪のファンファーレ曲を
        持ってきたり、1曲目が「夢がチカラ」と報道サービス満点なライブでした。
        勢いってのは、すごいもので、1曲目から、いきなり手拍子が起こったり
        なんか今まで見たライブとは、だいぶ違う雰囲気でとまどった。
        個人的には、「夢がチカラ」の唄い方とか、あまりKOKIAらしくないので
        好きでないです。前半は、未聴の新譜からが多かったのですが、
        「あれ?」って感じで、新譜は、だいぶ今までの印象と違う感じです。
        (残念ながら、新譜買っていないので、ほとんど曲名が不明です)

         にゃんこダンスは、いつから始まったのかな?前回の国際フォーラムに
        行っていないので、その辺から始まったのと思うのだが。
        サビの部分は、結構良いフレーズだと思う。あの部分は、すごく気持ちが入るし。
        だからこそ、そこでにゃんこダンスは勘弁してほしい...(照れるよ)

         残念だったのは、バンド編成が、貧弱で、かなりの部分でオケを
        使用していたこと。(コーラスとかベース)AXにそこそこ一杯になる
        のだから、せめてナマのコーラスくらいは付けてほしかったです。

        それでも、中後半は、「私の太陽」「安心の中」とか
        自分的には本来のKOKIA的な曲が聴くことができて良かった。
        収穫は、「tell tell 坊主」かな?ナマは初めてだと思う。
        (シングル出た頃のライブで、ほとんど唄わなかったので)

         ほとんど舞台中央で、唄っていましたが、舞台の右側の方で唄う場合が
        左側より多くて、左側のオーディエンスは、欲求不満だったのでは?
        あれは、収録のカメラ向けサービスなのでしょうか?
        CS放送で、オンエアされたようですので、いずれチェックして見たいです。
        ちなみに自分は、真正面だったので、十分堪能できましたが。

         まぁ、今回は、オリンピックのイベントライブ的な要素が
        多分にあったので、次回のソロライブに色々な意味(方向性や内容)で
        期待したいと思います。


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 涼風への誘惑〜 石原千宝美
 【日 時】 8/10(火) 19:00〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 当日\3000(1ドリンク付き)
 【出 演】 石原千宝美   :Vo、Pf
       すずき かおる :フルート
       児島 英雄   :Per、Cho

       (対バン)大木彩乃、鈴木 朋

 【演奏曲】 1.帰らぬ日々〜Dead endの向こう側(新曲)
       2.桜の花の影で
       3.サンクチュアリ(新曲)
       4.?
       5.想い出〜

       他


 【コメント】  会場で初めて知った方です。ピアノ弾き語りにしては
        声量にパワーがあった様な印象。「想い出〜」が良かった。
        しかしながら、対バンの彩乃さん、朋さんと比べると、
        まだまだだなぁと感じる。


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 涼風への誘惑〜 大木彩乃
 【日 時】 8/10(火) 19:00〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 当日\3000(1ドリンク付き)
 【出 演】 大木 彩乃   :Vo、Pf
       フジモト マミ :B、Cho
       tomzuin h    :Electro

       (対バン)石原千宝美、鈴木 朋

 【演奏曲】 1.♪夢が覚めた〜
       2.♪古びた軒先〜
       3.♪鈴虫が夕暮れを連れてきた〜
       4.嘘
       5.♪優しい風が吹くところまで〜
       6.♪湯船につかって〜
       7.♪さびた空を風がすり抜けて〜
       8.月の向こう側
       9.影踏み


 【コメント】  会場が南青山マンダラ、対バンが鈴木朋さん、ちょうど盆休み、
        そしてリーズナブルな料金とくれば行かないわけがない。

         いきなりエレクトロな彩乃さんで、結構びっくり。
        オーディエンスも予想外だったみたいで、1曲目2曲目の終了に
        拍手もでませんでした。(オーディエンスもほとんどが朋さん
        目当てだったようで、なんじゃこれ?と思ったのかも?)

         MCも少なく(いつもとても多い。本人談では、彩乃新聞に
        全部出し切ったためとか)路線変更なのか、
        なんか面白いモノが見られた印象です。
        それでも、彩乃さんのあの雰囲気あるボーカルは健在で、
        ほとんど知らない曲ばかりでしたが、エレクトロに絡んで、
        不思議な感覚を醸し出していたと思う。

         フジモトさんが、ナマのコーラスをつけるので、完全に
        エレクトロになりすぎず、そのへんの感じも良かった。
         ベースの音が、一部ビビっていた気がしますが、PAの
        不調でしょうか?(そういうエフェクトだった?)


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 涼風への誘惑〜 鈴木 朋
 【日 時】 8/10(火) 19:00〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 当日\3000(1ドリンク付き)
 【出 演】 鈴木 朋 :Vo、Pf

       (対バン)石原千宝美、鈴木 朋

 【演奏曲】 1.タラリラ
       2.雲の上の娘(♪雲の上を歩く〜)
       3.ダイブ(♪真夏の海の底に〜)
       4.夕暮れ
       5.サボテン人間(♪何かが足りないのか〜)
       6.バラ色の日々(♪甘い気持ちは冷めて雨の中〜)
       7.ゴースト ブレッシング
       8.大事な気持ち
       9.さいする手と手
       10.踊る太陽

      (アンコール)
       11.オーライト


 【コメント】  今回のライブの後は、レコーディングに入るそうで、
        場所も南青山マンダラで、対バンに大木彩乃さんなので
        絶好のチャンスと出かけたわけです。
         朋さんにとっては、5年ぶりのマンダラで、初のライブ?の
        結構初々しいほろ苦い経験があったみたいで、MCで
        その辺のことを話されました。

         相変わらずのインパクトある声質、強いタッチのピアノで、
        これは、もう完全に「朋ワールド」なんだなぁ。
         オーディエンスもほとんどが朋さんのファンだったようです。
        朋さんの何が良いのか、言葉にしにくいのですが、なんか麻薬のような
        中毒的な魅力がある感じです。(朋さんの声、世界観など)

         「曲を円盤にしないこと」でファンに色々つっこまれるようで
        自嘲的にMCで、その辺の事を話していました。レコーディングに
        入るのも、どうもその辺の事情があるようです。
        そのファンの気持ちは、よく判る。でも朋さんは、自由奔放に
        唄いたいんだろうなと、ライブを聴いて思った。
        (ライブは、時間との戦いとのMCも印象的だった)

         1曲1曲は、さほど印象を残っていないのですが、トータルで
        なんかどっぷりと朋さんの世界につかったなぁと感じたライブでした。


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 中司雅美 ワンマンLIVE!
 【日 時】 8/23(月) 19:30〜
 【場 所】 Live Freak(東京 新宿3丁目)
 【料 金】 当日\2500(1ドリンク別\500)
 【出 演】 中司雅美 :Vo、Key、AG、オケ使用

       竹内克文 :AG、cho

 【演奏曲】 1.Feeling Heart
       2.Tシャツ
       3.泣けるうちは元気
       4.サランラップ
       5.愛してたのは嘘じゃない
       6.Believe
       7.わたしのつばさ (〜「おジャ魔女どれみ どっかーん」)
       8.地図のない物語 (〜「Wind」OP曲)
       9.それぞれの未来へ(〜「To Heart」)
       10.サイレン (Vo:竹内)
       11.essence
       12.広い空に
       13.また、やっちゃった
       14.二番目の本心
       15.笑おう!

      (アンコール)
       16.Share
       17.明日のために (AG:中司、竹内)


 【コメント】  だいぶ昔にフリーのライブを拝見して、予想外に良かったので
        一度ちゃんとライブを拝見したいと思っていたのですが、
        情報をロストしたままでいました。
        ところがつい最近、オフィッシャルHPを立ち上げられたみたいで、
        ワンマンのライブがあると言う情報をキャッチし、平日でしたが
        無理して出かけてみました。
         今回の会場は、自分にとって初モノのハコでしたが、場末の
        ライブハウス的な、今時では珍しいアングラ的なお店でした。
         開場直前に到着してみると、人のこと言えませんが、
        熱心な、いかにもそっち系のファンが20名程度(しかもみんな男!)
        並んでいて、ちょっとびっくり。
        (ライブのMCで知ったのですが、「おジャ魔女」以外に、
        ゲームとかの主題歌を唄っているようで、その関係のようです)
        結局、お店的には、立ち見ありの、ほぼ満員の50名程度の
        オーディエンスだったと思います。

         基本的な構成は、オケ使用で、Keyのみナマ演奏と言う、
        CDスタイルのアレンジライブでした。演奏が始まって
        一番初めに感じたのが「あれ?」って違和感で、なんか普通の
        ありきたりポップスで、歌詞とかテーマも凡庸で、面白くない。
        フリーライブで、受けた印象と大分違っていて、自分が求めていた
        雰囲気と違っていて戸惑いさえ感じた。「わたしのつばさ」を唄われて、
        ハッキリ気がついたのですが、「あ、自分が求めていた中司さんの姿は
        これだったんだ」と言うことでした。結局、自分は、大きな間違いを
        していたことを知りました。中司さんの通常のテリトリーは、
        前者の方で、決して後者でないことを...。
        「わたしのつばさ」の後に唄われた「地図のない物語」
        「それぞれの未来へ」も後者の作品で自分的に「ツボ」だったのですが、
        ここまでした。
         後で、調べて判明したのですが、自分が好きな中司さんの曲は、
        ほとんどゲストボーカルで、彼女の曲でないんですね。これは、
        今回購入した最新アルバム「Share」&シングル「Believe」を聴いても、
        同じ印象でした。(シングルは、初回50枚のみカラオケ付き。しかし
        宅録の問題か、音が凄く悪い印象。どうして?)
         客層を見ると、明らかに後者のような印象なのですが、
        オーディエンスの満足度は、どんな感じなのか非常に興味深いです。
        また中司さんは、自分の世界観とオーディエンスの要求のズレとかは、
        感じられたりしないのだろうか?

         それでも「広い空に」「Share」とかは、かなり自分の好みに近い曲なので
        もしかしたら、新譜の一部の傾向が、自分の肌に合わないのかも知れない。
        旧譜も聴きたいのだが、ご本人にお聞きしたところ、難しいとのことでした。

         中司さんの雰囲気も、当初の自分がイメージしていたのと
        全然違っていて、すごく姉御膚の体育会系の方(MCで学生の時は、
        段違い平行棒をやっていたとのこと)のもろ関西人(京都系?)。
        (ゴッド姉ちゃんと勝手に命名)MCは、自らも「漫談」と
        言われるくらいなので、上手いし、何より話し好きのようです。
        その辺が、なんとなく近くのお姉さん的で、親しみやすい感じでした。

         散々書きましたが、歌唱力とか一般レベル以上だし、MCも楽しいし
        オーディエンスとの対話的コーナー(アンケートの「お題」とか)を
        設けたりして工夫して、客観的に見れば良いライブだと思いました。
         ただ、いかんせん自分が勝手に求めていた世界観と、あまり
        マッチしなかったのは、自分の事前のリサーチ不足で、中司さんの
        問題でないことを付け加えておきます。


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 新居昭乃 LIVE 2004「エデンにて」
 【日 時】 10/10(日) 18:30〜
 【場 所】 東京ビックサイト 国際会議場7F(東京 有明)
 【料 金】 先行前売 \5500(指定席) D列46番
 【出 演】 新居 昭乃:Vo

       保刈 久明:AG、エレクトロニクス
       細海  魚:Key、エレクトロニクス
       堀越 信泰:AG、EG
       田中  徹:Dr
       内田Ken太郎:B
       野口 郁子:Cho、グロッケン

       小川 竜郎:VJ


 【演奏曲】 0.オープニング
       1.Roundabout Drive
       2.New World
       3.虹色の惑星
       4.夜気
       5.懐かしい宇宙(うみ) (魚アレンジ)
       6.バニラ
       7.Trance Transistor Table Radio
       8.N.Y.
       9.VOICES
       10.Flower Crown(花かんむり)
       11.美しい星

         メンバー紹介

       12.WANNA BE AN ANGEL
       13.Reve
       14.鉱石ラジオ
       15.パンジー
       16.ガレキの楽園
       17.神様の午後
       18.砂の岸辺

       (アンコール)
       19.きれいな感情
       20.Tune
       21.at Eden(エデンにて:新曲)

 【コメント】  待望のアルバムの冠(タイトル)ライブです。
        場所が東京ビックサイトとそのズジで有名なところの
        音楽ライブのこけら落とし的?初ライブが昭乃さんってのも
        伝説がまたひとつできたかな?(笑)
        キャパが、1000人近くですが、先行販売でチケットが
        かなりはけてしまい、意外と入手難だった初日です。
         開場は、17時30分だったのですが、なんとグッツ販売が
        15時30分から開始されており、17時前の時点で、
        パーカー(M:グリーン)が、当日分SOLD OUTと、負け組状態。
        開場の頃には、パンフと携帯ストラップ程度しかなかった様子。

         昭乃さんの衣装は、アジアンテイストな赤を基調にした柄の
        ワンピースにブルーシーンズ、黒の靴。アンコールでは、
        グッツのパーカー(S:ベージュ)に着替えてました。

        前半の4曲目までは、文句無し。スロースターターな昭乃さんの声も
        最初から出ていたし、「New World」などは、ライティングとの
        コラボも素晴らしかった。
        「懐かしい宇宙」は、ライブなので、わざとCDと違うアレンジに
        したのだと思うのですが、ライブ初出なので、大音量で、
        あの4つ打ちの疾走感あるオリジナルアレンジで聴きたかったです。
        (アレンジ違いは、今後のライブで何回もやるときのお楽しみにしたい)

        中盤のセットは、久しぶりのライブなので、初心者に配慮内容ですが、
        スレている自分にとっては、引き語りアレンジの「VOICES」「花かんむり」
        (2日目の「Little Wing」も同様)は、定番化していて過去に聴いているので、
        物足りない。
        特に「花かんむり」は、せっかくギター2本可能&エレクトロあり&クーコさん
        構成の今回ならGoddess in the Morningバージョンで聴きたかった。
        クーコさん大活躍の「WANNA BE AN ANGEL」も前田さんとで過去に
        On air east(TVでも少し流れた)でやっているので、特に目新しさは
        少なかった印象。
        (但し2日目を見て、今回は、映像が充実していたので、その点は評価)

        「美しい星」は、映像と相まって、今までのライブ中でイチオシの完成度だった。
        この曲は、これ以外のアレンジは、考えられないので、問題なし。
        唯一の盛り上げ曲「Reve」だが、会場の問題もあるけど、過去の
        赤坂ブリッツとか大阪のライブほど盛り上がらず残念。また
        その後の「鉱石ラジオ」の演奏までの準備の間で、せっかくの盛り上がりが
        トーンダウンしてしまった印象。この2曲は、間を空けずに演奏してほしかった。

        後半の「パンジー」〜「砂の岸辺」も文句無し。これぞバンドライブ!ですね。
        特に「パンジー」は2重花丸の出来映え。とにかく田中さんドラムが良かった。
        「ガレキ」の3連ギターは、この曲をとても良く引き立てていたと思う。

        アンコールの「きれいな感情」は、カンペを見るのに、うつむいて
        背中を丸くして唄うのが×。歌詞を覚えていないなら、潔く譜面台を
        立てて唄った方が、余程好印象と思う。

         それにしても。全体的に、長い曲(5分以上)が多い中、21曲は、
        大変な充実ぶりのライブだったと思います。残念だったのは、やはり
        過去の曲に音楽的工夫が余り見られなかったこと。(映像の工夫は評価するが)
        あと、歌の完成度あげるなら、昭乃さんは、ボーカルに専念すべきかな?
        ピアノやギター引き語りの歌唱にやや難が感じ取られたので。

         新曲は、アルバム未収録のアルバムタイトル曲(?)。
        ギター弾き語りの「ポーリヌ」ライクな昭乃さんの
        穏やかでやさしさが伝わる静かな曲でした。
        (10月31日のビリジアンハウスでオンエア!)

         主催者側に苦言を1つ。
        音響に関しては、十分承知してるようなので、言いませんが、
        スピーカーに隠れて、中央のメイン画面が、全く見えない席が
        あったことを知っていたのだろうか?通常、初めての会場の設計の段階で
        そういう席がでることが想定される場合、主催者が事前に予備席を
        確保して、設営時のチェックでNGの場合、チェンジするのが、
        普通だと思っていたのだが...。今回、少なくとも左右の
        C/D/E/F列の数名は、昭乃さん絶賛の電車の移動が判らなかったし
        N.Y.の映像との1人コーラスも判らなかった。(映像見えないので、
        なんで、生コーラスじゃないんだ?と思って聴いていた)
        今回は、映像とのコラボが、売りのライブだったので、映像が見られ無いと
        半分以上楽しめなかったはずなので、今後そう言う点を注意してほしい。


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 新居昭乃 LIVE 2004「エデンにて」−追加公演−
 【日 時】 10/11(月) 17:00〜
 【場 所】 東京ビックサイト 国際会議場7F(東京 有明)
 【料 金】 先行前売 \5500(指定席) F列39番
 【出 演】 新居 昭乃:Vo

       保刈 久明:AG、エレクトロニクス
       細海  魚:Key、エレクトロニクス
       堀越 信泰:AG、EG
       田中  徹:Dr
       内田Ken太郎:B
       野口 郁子:Cho、グロッケン

       小川 竜郎:VJ


 【演奏曲】 0.オープニング
       1.Roundabout Drive
       2.New World
       3.虹色の惑星
       4.夜気
       5.懐かしい宇宙(うみ) (別アレンジ)
       6.バニラ
       7.Trance Transistor Table Radio
       8.N.Y.
       9.VOICES
       10.Little Wing
       11.美しい星

         メンバー紹介

       12.WANNA BE AN ANGEL
       13.Reve
       14.鉱石ラジオ
       15.パンジー
       16.ガレキの楽園
       17.神様の午後
       18.砂の岸辺

       (アンコール)
       19.きれいな感情
       20.Tune
       21.at Eden(エデンにて:新曲)


 【コメント】  追加公演ですが、昨日は映像が全く見えなかったので
        結構新鮮な気持ちで見ることができた。
         昭乃さんの衣装が、白いモコモコなコート?で結構びっくり。
        「なんか変な衣装だなぁ」と思っていたら、これは、後で「N.Y.」で
        聴きながら見て、納得した。

         セットリストは、「Flower Crown」が「Little Wing」に
        差し変わったのみであるが、2日間見る人への配慮としてグーです。
         音響的にも、セッティングに頑張られたようで、昨日ほどの
        高音(シンバルが特にひどかったので)の後部からの反響は、減っていた。

         今日の目玉は、映像であるが、結構頑張って作っていたので
        昨日堪能できなかったのが、つくづく残念である。
        「New World」の昭乃さんのイラストのドア抜けアニメーションは
        すごく可愛らしいかった。またパラパラを踊る携帯は、
        なんだかむちゃくちゃ楽しかった。そうした中で、映像的に圧巻だったのは、
        「N.Y.」の一人3重コーラス。昭乃さんの目がパチパチって動くところが
        すごくキュートだった。(昨日見られなかったのが悔しい)

         楽曲的には昨日同様「虹色の惑星」は、通常のキーボードだったのが残念。
        ネットライブのようにウーリッツアの音が聴きたかった。
        (間違っていたらゴメン)
        コーラスのクーコさんが、「夜気」「WANNA BE AN ANGEL」「鉱石ラジオ」で
        いい仕事していたと思う。そんなわけで、個人的には「VOICES」にも
        コーラス付けてほしかったかな?
        (まぁ弾き語りも、初心者には、聴きたい内容だから理解できるが)
        あとよくよく考えてみたら「Little Wing」の弾き語りは、大阪以来だったような...。
        「Reve」は、昭乃MLで投稿された感想を見て思い出しましたが、
        そう言えば、ボサノバアレンジだったんですね。だからスタンディングに
        ならなかったんだと納得。

        初日も良かったが、「パンジー」以降の後半4曲は、本当に良い演奏で
        (やっぱりドラムがキマっていた)、ボーカルも素晴らしかった。
        「砂の岸辺」は、ジワジワと効いてくる、なんか名曲だと感じ入りました。
        アルバムでも最後の曲でしたが、締めとしても余韻の感じが良いと感じた。
        反面アンコールの「きれいな感情」は、今回もNG。どうしたんだ?昭乃さん!


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 イーグルス フェアウェル・ツアー
 【日 時】 10/30(土) 18:00〜
 【場 所】 東京ドーム(東京 水道橋)
 【料 金】 先行前売 \9800(指定S席) 22ゲート1階1塁側23通路44列61番
 【出 演】 Don Henley:Vo、Dr
       Glenn Frey:Vo、G
       Joe Walsh :Vo、G
       ティモシー:Vo、B?

       他、(Key x2、Hone Section x4、Per x1)

 【演奏曲】 1.The Long Run
       2.New Kid In Town
       3.Wasted Time
       4.Peaceful Easy Feeling
       5.I Can't Tell You Why
       6.One Of These Nights
       7.Lyin' Eyes
       8.The Boys Of Summer
       9.In The City
       10.Already Gone

       (休憩)

       11.Tequla Sunrise
       12.Love Will Keep Us Alive
       13.Hole In The World
       14.Take It To The Limit
       15.You Belong To The City
       16.Walk Away
       17.Sunset Grill
       18.Life's Been Good
       19.Dirty Laundry
       20.Funk #49
       21.Heartache Tonight
       22.Life In The Fast Lane

       (アンコール1)
       23.Hotel California

       (アンコール2)
       24.Rocky Mountain Way
       25.All She Wants To Do Is Dance

       (アンコール3)
       26.Take It Easy
       27.Desperado

       # セットリスト、メンバーは、2chを参考にしました。


 【コメント】  懐かしの洋楽シリーズです。イーグルスって言うと、
        男コーラスワークでナイスな、割と判りやすいロックな
        イメージで、個人的には、「Desperado」より「Hotel California」が
        思い出深い。当時は、アルバム買うお金無かったので、
        今持っているのは、廉価版CDの「Hotel California」だけ。
        今回は、もう、この1曲をナマで聴きたくて、チケットを
        買ったようなモノです。

         席は、1階の最後列の通路脇で、場所的には、ステージ正面。
        ここって照明は消えないし、警備のお巡りさんと通路挟んで、
        隣同士だし(笑)、なんだかちょっと落ち着かなかった。
        それでも、ドームの割には、意外と音が良かったのがびっくり。
        結構場所の差が大きいんだと改めて知りました。

         最初の方で、「Hotel California」から「New Kid In Town」とか
        (ベースの人がボーカルとっていたが)
        「Wasted Time」の耳になじんだ曲をやってくれて、つかみはバッチリ。

         皆さん、年の割には、よく声も出ていたので、結構満足。
        「I Can't Tell You Why」「Heartache Tonight」
        「Life In The Fast Lane」とか耳に覚えのある曲が楽しかった。

        「You Belong To The City」は、すごく格好良かったけど、
        これってイーグルスのオリジナル曲なのかな?
        なんか聴いたことはあるような気がするのだが...思い出せない。

        一番聴きたかった「Hotel California」は、アンコールでした。
        鳴きのサックスから、あのダブルネックの12弦のイントロが
        流れたときは、もうオヤジ涙状態でした。ホント良かったよ。
        アンコール3の「Take It Easy」は、オーディエンスは
        総立ちで本当に盛り上がっていた。そして「Desperado」は、
        みんな凄く期待していたのが、ヒシヒシと伝わってきた。
        そうそう「Desperado」では、ドン氏は、ハンドマイクで
        ボーカルに専念して、ドラムは、パーカスの人が叩いていました。

         合計3時間のステージで、この内容なら、十分元を取ったと
        思えるライブだった。


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 CooRieソロライブイベント
 【日 時】 11/6(土) 18:30〜
 【場 所】 Shibuya O-East(東京 渋谷)
 【料 金】 抽選(無料立見:ドリンク¥500別) 整理番号805番
 【出 演】 rino      :Vo、Key

       清水      :Key
       いりえ なおゆき:B
       板垣      :Dr、カホンデ
       今泉 ひろし  :EG
       鈴木 雅也   :Key


 【演奏曲】 0.オープニング
       1.センチメンタル	(「美鳥の日々」OP)
       2.秋やすみ
       3.大切な願い		(「ななか6/17」ED)
       4.あなたと言う時間	(「光と水のダフネ」OP)
         (弾き語り リクエストコーナー担当:桜井ゆか)
       5.ステレオ
       6.存在			(「DCダカーポ」ED)
       7.想い出トランク
       8.未来へのMelody	(「DCダカーポ」ED)

       (アンコール)
       9.えんぴつ

         メンバー紹介

       10.流れ星		(「成恵の世界」OP)

       # セットリストは、2chを参考にしました。


 【コメント】  ソロアルバム「秋やすみ」の初回購入特典で応募すると
        抽選で招待されたライブイベントです。自分の整理番号から
        察するに、東京会場で900人〜1000人が当選したものと
        思われますので、ほとんどの人が当選だったんじゃないかな?
        最近のアニメのOP&EDで、良く耳にするCooRieなので
        その実力は、どんなもんのか?と言う偵察も兼ねて出かけてきました。
        実のところ、アルバム「秋やすみ」を聴くと、すごく音が悪いし、
        声量が細いし、なんかすごくヘタなんじゃないかと思っていたので
        ほとんど期待していなかったのでした。

         今回のO-Eastは、よく考えてみると改装後、初めての入場で、
        以前より会場が若干狭くなった印象。あと会場が2階になったので、
        オーディエンスが飛び跳ねると、床が揺れるのなんの...(^_^;)
        雰囲気は、最近のShibuya-AXやZepp-Tokyoなどの会場っぽい作りに
        なっていました。音の方は、以前より良くなっている印象です。

         さて、登場したCooRie(は、どうやらユニット名で、現在は、
        ボーカルの彼女のみ?でrinoと言うらしい)は、黒のTシャツぽいのに
        茶色のふわふわの襟巻き、赤系統のスカート姿の、かなり小柄の女性でした。
        (アンコールの時には、ハンドメイドのCooRieロゴ印刷の
        ダークグリーンのTシャツ姿、メンバーは、紺色だった)
        
         オープニングのインストに続いて、「センチメンタル」と言う
        アニメ「美鳥の日々」OPでスタート。いきなりのオーディエンスの
        盛り上がりに、久々のアイドル系のライブなんだと実感。
        「美鳥の日々」に登場する主人公の姿の「手人形」を手にして
        応援するするオーディエンスも自分の周辺だけでも3名ほどいて
        気合いの入れ方に感心。

         さて肝心のボーカルの実力ですが、意外とちゃんと声が出ていて
        びっくりしました。CDよりナマの方が良いアーティストは、
        珍しいですね。CDの方は、アップテンポの曲も、ウイスパーボイスって
        いうか、声が出ていない、結構苦しいそうな、そんな感じの唄い方に
        聞こえるのですが、ナマの方は、だいぶ伸びやかに聞こえました。
        また静かな曲(「存在」とか)も、ナマでちゃんと唄えるのか?
        かなり疑問視していたのですが、高音の部分とか予想外に声が伸びていて
        それなりに、まともなアーティストだと再認識しました。

         残念だったのは、コーラスが全部オケだったこと。やはりライブは、
        ナマのコーラスで聴きたいね。

         セットリストも、自分が知っている&聴きたかったアニメの曲を、
        ほとんど(全部?)唄ってくれたので、満足な内容でした。
        他に唄ったオリジナル曲も、結構アニメ曲的な印象で、今後も
        アニメ御用達アーティストで、十分やって行けそうな感じです。
        もう少し年を重ねれば、テーマ性のある曲も書いて
        唄えるようになる事でしょう。

         アンコールMCで、なんか色々ゴタゴタがあったようで
        (一人ユニットになった当たりの話?)やっとこうしてソロの
        ライブイベントができたことで、感極まって、涙しているあたりも
        「あぁ、まだまだ若いねぇ」的に微笑ましかったです。
        あと、関西人だったのも、結構驚きかな?アンコールのMCが
        素の状態だったのか、突然関西弁になって、今までのMCやボーカルが
        標準語だったので、無意識に関東の人間だと勝手に思っていたので。


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 サンデーコンサート 扇柳トールコンサート
 【日 時】 11/14(日) 13:00〜/15:00〜
 【場 所】 ゲートシティ大崎(東京 大崎)
 【料 金】 無料
 【出 演】 扇柳トール   :Vo、Cho、AG、他(笛系)

       河井 英里   :Vo、Pf
       横田 和子   :馬頭琴
       木村 りんたろう:アイルランドハープ


 【演奏曲】 (第一部)
       1.おーわいやれ  (Vo:河井)
       2.はなのあめ
       3.竹田の子守歌  (Vo:扇柳)
       4.ジャスミン慕情 (Vo:河井)
       5.オヨーダイ   (Vo:河井)
       6.654ビエルゲー(スキャット::河井)
       7.シャリオン   (Vo:河井)
       8.おきあげのうた (Vo:河井)

       (第二部)
       9.スカボロフェアー(Vo:河井)
       10.おーわいやれ  (Vo:河井)
       11.はなのあめ
       12.♪恋は短い夢のようなもの〜
                 (Vo:扇柳)(浜口くらのすけ のカバー)
       13.オヨーダイ   (Vo:河井)
       14.654ビエルゲー(スキャット::河井)
       15.シャリオン   (Vo:河井)
       16.おきあげのうた (Vo:河井)


 【コメント】  河井さんが唄ったという「おきあげのうた」が収録のCDが
        どうも入手方法が判らず、ライブ会場でゲットしか手が無さそうなので
        どうしたものかと思っていたら、ゲートシティ大崎でフリーライブが
        開催され、加えて河井さんがサポートで参加と聞き出かけてきました。

         タイトルは、扇柳さんのライブですが、ボーカルをほとんど河井さんが
        とられたので、実質、河井さんのソロライブ的印象でした。
         扇柳さんは、活動フィールドを北海道にされている純朴そうな方でした。
        カバーで「竹田の子守歌」とか演奏されたので、世代的に自分に
        近いのかも知れません。(間奏に「♪loving you〜」とか、まったく
        関係ない曲をいれたりして、お茶目人でした。)

         聴きたかった河井さんボーカルの民謡「おきあげのうた」や
        「おーわいやれ」をナマで聴くことができたのは大収穫。
        「おきあげのうた」は、「ソーラン節」を漁を待つ女性の視点と言う
        別解釈で作り直した作品。河井さんの唄い方で、民謡って
        「どうかな?」って思っていたのですが、なんか新鮮な驚きと言うか、
        こういう透明感ある声の民謡も、また別の意味で聴き応えがあると感じました。
        「オヨーダイ」は、モンゴルの言葉で「ヒスイ」と言う意味だそうで、
        オヨーダイと言う名前の女性の歌だそうです。
        (さしずめ「ヒスイ」ちゃんとの事)
        河井さんの頭上と突き抜けるような高音が、大変魅力的でした。
        「654BLK」は、馬頭琴の低音のギコギコが主体の、疾走感ある
        多重奏なインストでした。馬頭琴は、中国のニコ(漢字でない)のような
        形の楽器でしたが、ニコのように澄んだ音でなく、ちょっと低音気味の
        濁った音なので、個人的には、ちょっと好みでなかったです。
        でも曲自体は、ノリも良く、河井さんのスキャット的コーラスが絶品でした。
        色んなアレンジで聴いたことのある「シャリオン」ですが、今回の
        アコギのバージョンは、間奏のアルペジオとかが、すごく素朴なのに
        なぜか心に響く、非常に良いアレンジでした。他にもピアノ弾き語りの
        「ジャスミン慕情」も拝聴できて、良かったです。


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 君のぞらじお Presents 萌えのヒットスタジオ【昼の部】
 【日 時】 12/5(日) 15:00〜
 【場 所】 CLUB CITTA'(神奈川 川崎)
 【料 金】 前売スタンディング\4500 (ドリンク込み) 整理番号788番
 【出 演】 栗林みな実  :Vo

       飯塚まさあき :EG
       滝田いさむ  :EB
       市川よしひさ :Dr
       高山じゅん  :Key
       マリ     :Cho、Key

       (他の出演)ジョイまっくす、谷山紀章、水橋かおり、浅井清己、吉住梢(こずえ)

 【演奏曲】 1.begining
       2.Precious Memories
       3.ひとことだけの勇気
       4.桜の花が咲く前に(新曲)
       5.Rumbling hearts
       6.純情フィーバー

       (アンコール)
       7.マブラブ


 【コメント】  一度ナマで拝見したいと思っていた栗林みな実さんですが、
        なかなかソロライブはやってくれそうもないので、
        Hゲー&アニメのイベントでしたが、新譜(ベストアルバム)発売直後の
        イベントと言うことで、それなりの数を唄ってくれんじゃないかと期待して
        チケット取ってみました。(あと、ファンクラブ限定?のライブDVD
        「栗林みな実in BASXI」をゲットするのに、イベント会場でないと
        買えないそうなので、近場に来てくれたのを、これ幸いに(^_^;))

         このイベント昼夜の2回もあるのですが、チケットを購入するとき
        どちらも発券数がほぼ同じでしたので、今回、昼の部は、900人は
        入った感じで、ほとんどの人が掛け持ちなんじゃないかと思われました。
        オーディエンスは、99%が男で、数名の女性を会場内で見かけるという
        典型アニメ系イベントだったのでしょう。

         今年、アニメ系イベントのライブで、「ガイナックス」を見たときも
        そうでしたが、プロジェクタで、アニメやゲームやCDなどの宣伝や
        キャラ設定表が流れたり、唄っている曲の最中に、アニメが流れるのが、
        この手のイベントの常識のようですが、お金払って、宣伝を延々と
        聞かされるのにはどうもなじめないです。(無料イベントなら、いざ知らず)

         ふた昔くらい前だと、ミュージシャンが、声優をやった影響で、
        ファンから、ライブ中に、アニメの登場人物にダブって見られるのを
        すごく嫌っていたり(飯島真理とか)したものですが、
        現在は、本人も、登場人物のコスプレしていて、かなりその気になって
        演じているのが、印象的でした。

         ナマの印象は、CDよりは、ちょっと声質が低い感じがしました。
        バンド曲がほとんどで、声が出ていたのか、ちょっとよく判らなかった。
        (知っている曲が、「Precious Memories」くらいだったのも
        判断不能の要因か?)新曲と言っていた曲は、声が比較的良く聞こえて
        好印象だった。(もともと栗林さんは、声が自分好みなので)
        「Rumbling hearts」の2番の時、別の人(高橋あき?)が唄いながら登場。
        この人は、どうやら、新しいシリーズで、水月役を演じる声優さん?らしく
        髪型とか衣装で、これまたコスプレしていました。
        この後何曲か唄ったのですが、まぁ聴けるレベルで、このイベントで
        まともなのは、栗林さんとこの人くらいだったか?...。

         ageと言う、Hゲー製作会社の主催イベントなので、その作品からしか
        唄わなかったのが残念。(本音としては、「クロノクルセイド」や、
        今が旬な「舞-hime」のOP曲が聴きたかったので)
        曲数もアンコール含めて7曲だったので、実質30分程度のミニライブ
        相当だったので、これも非常に残念。やはりソロライブを見ないとダメか?

        (余談)
        Keyのマリさんは、「無責任艦長タイラー」の曲を唄っていた方との事。
        コーラスが妙に上手いなぁと思っていたら、案の定、メインボーカルを
        取れる方でしたか...。
         他に、水橋かおり@カスミンさんのナマお姿&お歌を聴くことが
        できたのが収穫だった。


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 Hitoshi Watanabe Presents Club Organic vol.4 「Wildflowers」
 【日 時】 12/28(火) 19:00〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 前売自由\4000 (ドリンク込み) 整理番号 ネット6番
 【出 演】 渡辺 等 :12 strings Fretless Guitar
       仙波清彦 :Dr、Per
       桑野 聖 :Vn
       Chikara  :B

      (ゲスト)
       新居昭乃 :Vo、Pf

 【演奏曲】 (第1部)
       1.ウォ−ターホールズ (TLCのカバー)
       2.デザート
       3.Bizarre Love Triangle
       4.Arepeggione
       5.Wanderring Ballad
       6.ラグ
       7.Two Doors
       8.幾何学と少女のテーマ

       (第2部)
       9.Emmanuel
       10.Orange Crate Art
       11.Short Story
       12.ニュー シューズ オールウェイズ ハート
       13.黄昏は未来で待つ (Vo:新居昭乃)
       14.夜気       (Vo:新居昭乃)
       15.Walk On      (Vo:新居昭乃)
       16.Blue Fez
       17.Portrate of Summer -Redux-

       (アンコール)
       18.reve       (Vo:新居昭乃)
       19.ノルウェーの森 (ビートルズのカバー)
       20.無伴奏チェロソナタ(バッハ)の冒頭部分


 【コメント】  普段は、ベース奏者でクレジットされることの多い渡辺等さんの
        ライブに、昭乃さんがゲスト出演、それもマイフィエバリットなハコの
        南青山マンダラなら行かないわけいかない。
         キャパ最大120人程度なので、チケットが心配されたのですが
        思ったよりも、昭乃さん効果もなく、ネットですんなりゲット。
        心配された自分のような「一見さん」ばかりという状況でもなく
        オーディエンスも、ハコちょうどいっぱいの80人くらいだったかな?

         普段の渡辺さんのライブは、過去の案内ハガキを見ると、ソロが
        多い感じですが、今回は、バイオリンに桑野さん、太鼓系に仙波師匠と
        かなり豪華な布陣で、その点も美味しいライブになりました。

         ウワサの12弦フレットレスですが、自分が当初予想していたような
        柔らかいアコースティックな感じというよりは、かなり硬めの
        スチールギターに近い印象。
        (これは、チューニングのせいかもしれませんけど)
        ボディー上部に5センチ角くらいの穴が開いていたのに気が付いたときは
        びっくりした。(やはり響き加減の調整をしているのだろうか?)

        元々インスト系は、苦手な自分ですが、その中でも印象的だったのは、
        「Arepeggione」。仙波さんの太鼓炸裂でオーディエンスも大盛り上がり。
        「幾何学と少女のテーマ」は、ドライブ感のあるプログレ風味で良かった。
        「Blue Fez」は、もろプログレな感じで、バイオリン、ベース、ギターが
        すごく格好良かった。

         さて、大きな目的でもある昭乃さんですが、2mくらいの距離で
        拝見するのは、97年以来で、かなりの感激です。
        昭乃さんの選曲は、「黄昏〜」「夜気」「reve」と、昭乃さん色が
        あまり強くもなく、今回の内容ともマッチしていて、いい感じだった
        気がします。

         昭乃さんは、凝った刺繍の入ったマント?みたなのを羽織って
        白の基調でまとめた衣装でした。

         「夜気」では、ピアノ弾き語りで、歌を披露。等さんの曲の
        「Walk On」でもピアノを弾きながら、スキャット的ボーカルを披露。

         今後の予定としては、今年デビュー20周年なので、5月くらいに
        ライブをやりたいとのこと。

         MCで、びっくりしたのは、「黄昏は〜」の由来で、等さんの方からも
        SFの巨匠レイ・ブラッドベリーでツッコミが入ったり、キューブリックの
        「2001年」の話とか、結構SFな人なのを発見できて面白かった。
        今度は、是非ともキーボードの難波弘之さんと「SF講談ライブ」でも
        やって頂けたら、絶対見に行きたいです。(笑)

         その他余談として、桑野さん、Chikaraさんが厄年と言うことで、
        自分より年下と判明して、ちょっとびっくり。桑野さんは、厄年で、
        あのスリムな体型を保っているのを見て、すごいなと感心。


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