2005年 ライブレポート 


 製作日2005.01.11/最終更新日2006.01.03

 目 次 

  2005年に、自分(JO1SUB)が見に行ったライブレポートです。
 何かありましたら 掲示板[たかが歌、されど唄]へお願いします!


Chairs vol.1
 【日 時】 1/22(日) 20:00〜
 【場 所】 Loop-Line(東京 千駄ヶ谷)
 【料 金】 当日 \2500(ドリンク代別\500)
 【出 演】 ぼんやり
        三沢 泉  :Per、Vo、Cho、色々
        渡辺 美佳 :G、Vo、Cho

       対バン:small color

 【演奏曲】 1.Chairs        (Vo:三沢)
       2.雨のKiss       (Vo:渡辺)
       3.しずく        (三沢)
       4.イシキの丘 迷子の風 (Vo:渡辺)
       5.永遠の約束      (Vo:三沢)
       6.箱庭         (Vo:三沢)
       7.錯覚の月       (Vo:渡辺)
       8.Home         (Vo:三沢)
       9.つぼみ        (Vo:三沢、渡辺)

       セットリストは、公式HPを参考にしました。

 【コメント】  昨年の初ソロライブ以来、三沢さんが、ご自身のライブ活動に
        目覚められたようで、「Chairs」と言うコラボライブを始めた。
        その記念すべき第一回目に、大の親友である、美佳@Liraさんを
        ゲストとなれば、観ない訳にいかない。

         お店は、行ったのが初めてですが、ライブハウスと言うより
        イベントスペース兼喫茶店と言った感じ。そんな訳で、
        HPにありましたが、音のセッティングは、難しかったようです。

         掲示板を見ると、当日は、KUKO@Liraさんもいらしていたようです。

         ライブの内容は、アンビエント系の、シンセをメインにした
        かなり実験音楽でした。(特に前半)

         やはり、気のあったと言うか、心が通じている相手との
        ライブと言うことで、泉さんが、すごくリラックスして
        演奏されているのが、客席にも伝わってくるようでした。

         音が、実験色が強くて、内容的には、すごいのですが
        ボーカル至上主義の自分には、ちょっと...ってところも
        あるのですが、インストオンリーの曲は、意外にも少なく
        それなりにボーカルが入っていて楽しめました。

         今回やった曲だと、やはりボーカル向けに書かれている
        美佳さんの曲の方は、好みかな?
         それでも泉さんのライブ定番のオルゴールをフューチャーした
        「箱庭」とかは、やはり、聴いていて、すごく心が和みます。
         後半の「錯覚の月」のコーラスとか、「つぼみ」の
        ダブルボーカルも良かったなぁ...。

         今回は、small colorとの対バンだったので、パフォーマンスも
        9曲、時間も1時間程度と短かったのが残念。
         時間があれば、今後も、このシリーズチェックしてみようと思います。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
 mjuka presents Bon voyage! vol.1
 【日 時】 3/5(土) 12:00〜
 【場 所】 たかのや(東京 新宿)
 【料 金】 当日 \1500(ドリンク代別\500)
 【出 演】 mjuka(ミュウカ)
        妙    :Vo、Key
        クマロボ :G
        azak   :Key
        ジュンジ :B
        陽    :Dr
        やぎ   :Cho

       対バン:ソードフィッシュ/りねと

 【演奏曲】 1.覚醒都市
       2.New World
       3.ガレキの楽園
       4.凍る砂
       5.Welcome to Riskeaution Corporation
       6.花かんむり
       7.砂の岸辺

 【コメント】  アマチュアのバンドですが、昭乃さんのカバーをやると言うことで、
        足を運びました。この日は、文化庁メディア芸術祭の
        アニメ部門のシンポジウム(富野さん司会、大地監督、湯浅監督出演、
        面白そうでしょう?)とバッティングしていたので、結構悩んだ
        のですが、話の内容は、ネットなんかで、流れるでしょうから、
        自分の耳で聞かなきゃ判らないライブを優先しました。

         ボーカルの妙さんは、以前にもカバーライブをやっていて
        この時、結構良かった印象なので、今回は昭乃さんオンリーの
        カバーでやるというのも、かなり魅力ありました。

         ハコは、「たかのや」と言うライブハウスで、新宿駅から
        かなり遠いのが難点ですが、店内のディスプレイをミニカーで
        埋めて、ドリンクチケットが、ミニカーと面白い趣向で
        気に入りました。多目的イベントスペースを考慮してあるのか
        ステージが、斜めに配置で、音的にどうかとも思ったのですが、
        ステージ正面のベストポジションを確保できたためもあるでしょうが、
        低音とかも、結構きれいに良く出ていて、一安心です。

         オープニングが、「覚醒都市」とかなり難易度の高い曲で、
        驚きました。さすがに、エンジンがまだ暖まっていないのか
        ボーカルが不安定でしたが、イントロのオルガン音?が、かなり
        いい雰囲気で再現されていて、この後の期待がかなり高まった。

         「New World」は、4つ打ちのドラムが心地よい。テンポのよい曲が
        きて、ボーカルも緊張がほぐれたのか、声が出てきたのと、
        今回、コーラスが入っていたので、アマチュアでありがちなボーカルの
        弱み(コピーバンドは、オリジナルボーカルに絶対かなわない)の
        補強になっていて、うまく聴かせる展開ができたと思う。

         「ガレキ」は、「僕は闘う」の後のアコギのフレーズが無かったのが
        残念(あそこって、カタルシスを感じる所だと思うので)。
        でも「New World」もそうであるが、バンド形式でこの曲を
        このメンバー構成でやるところが、すごく生きていた演奏だと思う。

         この日のセットリストのメーンイベントだと思う、「凍る砂」。
        特徴的なイントロの打ち込みが、流れたとき、「大丈夫か?」と
        非常に心配したが、かなりそつなくこなして、安心した。
        いや、アマチュアで、ここまでよく頑張ったと、誉めても良いだろう。

         「Welcome to〜」は、演奏のカバーするのは、多分難しかったと
        思うのだが、結構それっぽい雰囲気にコピーされていたと思う。
        ノリの点や、テンポの良さ、時間節約からも間奏でのメンバー紹介は、
        非常に上手い演出だったと思う。

         「花かんむり」は、最近、本家が、ピアノ弾き語りばっかりで
        Goddess in the Morningに近い形式でやってくれないので、
        例えカバーあっても、すごくうれしかった。さすがに
        Goddess in the Morningの完全コピーは、難しかったと思われ
        使用されている音色とかが、かなり違うので、違和感があったが
        (イントロのボーカルKeyで代用した旋律とか)、細かいところで
        メインKeyが、がんばって、音色を再現していた努力を評価したい。
        (イントロのバックで聞こえるヒュールリ、ヒュールリとか、
        エンディング間近のボコーダーボーカルの「ブロッサム」とか)
        この辺は、Keyが、ビンテージ品を使って再現したのだろうか?
        この曲では、ドラムのあの変拍子的なリズムをかなり上手く
        再現していて、要を押さえたことが、決定的な働きをしていた。
        さすがにコーラスが、YAYOIさんを再現できなかったのか
        普通のハモりコーラスであったが、自分の脳内では、
        勝手に♪ラララ〜が補完されて、かなり盛り上がってしまった(笑)。

         最後に「砂の岸辺」を持ってくるのも、演奏者がファンならではの
        心憎い演出であったと思う。しっとりと余韻の残る感じが
        上手く再現されていた。特に、keyが奏でる主旋律と、隠し味の
        鉄琴の音色が、かなり忠実に再現できていたと思う。

         トータル的に、アマチュアで、ここまで、昭乃さんのカバーを
        やってくれたところに敬意を表したい。今回は、コーラスを入れたのと
        バンド形式で、バンドが生える演奏曲を、ファンならではの選曲で
        やったところが成功の要因であったと思う。
        次回があれば、また行こうと思う。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
Chairs vol.2
 【日 時】 3/27(日) 18:30〜
 【場 所】 Loop-Line(東京 千駄ヶ谷)
 【料 金】 予約 \2500(ドリンク代別\500)
 【出 演】 三沢 泉  :Per、Vo、色々
       栗原 正己 :リコーダー、Toy Piano、他
       イトケン  :エレクトロ


 【演奏曲】 (第1部)
       1.Microcosmos  (新曲)
       2.Chocolate
       3.箱庭
       4.Chairs

       5.トイピアノ3重奏 ”The ショーエンハッツ”(ってユニット名?)
       6.?
       7.?
       8.?       (Vo、オルゴール:三沢)
       9.?

       (第2部)
       10.? +Still Blue  (イトケン)
       11.?
       12.?
       13.?
       14.?
       15.ウサギ+アヒルの鼓笛隊
       16.トイピアノ3重奏 ”The ショーエンハッツ”(ってユニット名?)
       17.?
       18.朝焼け線路(あずまんが大王の曲)
       19.?
       20.?
       21.風の色のマーチ(あずまんが大王の曲)

       (アンコール)
       22.ウクレレ隊”The フェイマス”(ってユニット名?)
       23.ウクレレ隊”The フェイマス”のハーモニカバージョン


       セットリストは、公式HPを参考にしました。

 【コメント】  三沢さんの「Chairs」シリーズの今回のゲストは、
        栗コーダの栗原さんに、お名前だけ耳にしていて
        一度見てみたかったイトケンさんと、面白そうな感じで行ってきました。
        3人は、「あずまんが大王」でのポップスオーケストラの仲なので
        その辺の曲も期待できるかなぁってのもあり。

         前半で、泉さんのソロを4曲、その後、ゲストの演奏&コラボと言った
        内容でした。
         前半のソロは、泉さんの従来のイメージと変わりませんでしたが、
        ゲストを迎えてから、一転、栗コーダーの世界へ突入。
        (栗原さんの個性が強いからかな?)

         トイピアノをメインにした、おもちゃ箱をひっくり返したような演奏って、
        こういうのを言うんでしょうね。なんだかすごく楽しい。

         途中で、栗原さんの楽器解説コーナー?なんかもあった。
        「ショーエンハッツ」は、トイピアノのメーカー名。チューニングの
        問題があることを、購入した彼彼女らの実演とかもあった。
        マリンバの鍵を入れ換えられるとか。

         第2部の最初のイトケンさんの音をサンプリングしながら、
        重ねていくパフォーマンスは、圧巻。こういう一発芸的な演奏は
        さすがプロだと感心。

         途中色々トラブルもあって、全くの予定外の展開でライブが進んだようで
        その場その場で、演奏曲をセレクトして進行していった感じでした。
        そんな訳で、2部に関しては、演奏曲の数も、タイトルもほとんど不明です。

         最後に、期待のあずまんが大王からの曲「風の色のマーチ」と
        盛り上がる曲で、締めて、めでたしめでたし。

         そんな感じで、今回のライブは、泉さんが、一番楽しんだ内容だった印象。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
Chairs vol.2
 【日 時】 4/9(土) 14:00〜
 【場 所】 公園通りクラシックス(東京 渋谷)
 【料 金】 予約 \3500(ドリンク付)
 【出 演】 河井 英里 :Vo、Pf

        加藤みちあき:G
        藤井 珠緒 :Per

        今村 達也 :Pf

       フレンズ
        嵯峨 治彦 :馬頭琴、ホーミー
        田中 孝子 :馬頭琴、口琴、Per、他
        横田 和子 :馬頭琴

 【演奏曲】 (第1部)
       1.Universe
       2.つぼみのひととき
       3.あこがれ
       4.風の約束
       5.希望の名は
       6.Never Again
       7.If Dreams Come True

       (第2部)
       8.Edes lany
       9.オヨーダイ
       10.タルバガン
       11.6.5.4ビエルゲー
       12.風の道へ
       13.シャ・リオン
       14.青に捧げる

       (アンコール)
       15.ジャスミン慕情


       セットリストは、2ch掲示板を参考にしました。

 【コメント】  お呼ばれお仕事が忙しい河井さん。
        久しぶりのライブなので、楽しみにしていました。
        同様に楽しみにしていた方は多かったようで、スタート時には
        立ち見も出ている状況で、100人近くは、いたでしょうか?

        「公園通りクラシックス」は、地下駐車場の一部を改装して
        作ったようなスペースのお店で、ライブやるには、
        ちょっとイマイチな感じかな?

         今回は、いつものサポートメンバー以外にも
        沢山のゲストミュージシャンを呼んでの豪華な顔ぶれでした。
        オーディエンスにも、キリテの光田氏や
        羽岡佳さん(AIRのイメージ曲の作曲)がいらしていた様子。

         いつも目玉を用意する河井さんですが、今回は、
        発売前の「キリテ」から数曲、そして、「AIR」の
        イメージ曲を披露と、毎回の太っ腹ぶりに、頭が下がります。

         「キリテ」からの「風の約束」は、河井さんの声質とかを
        活かした非常に綺麗な気持ちの良い曲でした。
        また「希望の名は」は、大御所、工藤さんの作詞で、
        これも、聴いていて、気持ちの盛り上がり方とか、
        実に心地よい曲です。

        「If Dreams Come True」は、映画のイメージ曲だけあって
        直球ど真ん中のラブバラードで、河井さんの歌唱が十二分に
        生きた内容です。

         第1部が、最近のお仕事の宣伝報告のラインナップで、
        第2部が、最近ライブで、コラボしている馬頭琴メンバーの
        競演。最初の「Edes lany」は、加藤さんの力強いギターと
        途中からの珠緒さんのパーカスと相まって、かなりハードな
        曲調での披露した。

         馬頭琴コラボでの、「タルバガン」は、ホーミーと
        河井さんのボーカルのミックスが、異国情緒を醸し出して
        お経のような?リズムと相まって、すごくエキセントリックな感じ。

         さらに途中、摩訶不思議な「3分間ホーミー教室」とかあって
        だんだん、会場全体の雰囲気はモンゴルへ。
        特に「ビエルゲー」は、民族音楽的なノリノリで最高潮に。

         「風の道へ」は、何度聴いても、出だしのメロと、途中のメロの
        転調が、どうしてもなじまない。転調メロで、なんか物悲しい感じが
        一挙に台無しになる印象がぬぐえない。

         ライブ定番のリアレンジ版「シャ・リオン」ですが、
        MCも定番化しているので、ちょっと注意した方がいいかも?

         「青に捧げる」「ジャスミン慕情」は、文句なし。

        河井さん、いまが絶頂期かな?


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
アニメロミックスpresents 石田燿子 2nd LIVE TOUR 「all of me」
 【日 時】 5/8(日) 18:00〜
 【場 所】 LIQUID ROOM(東京 恵比寿)
 【料 金】 CD先行予約 【CD】69番 \5250(ドリンク別 \500)
 【出 演】 石田 燿子       :Vo、Key

       たけ(竹中しゅんじ)  :G
       かつみ(うすい かつみ):Dr  (女性)
       えみ(えみ なおや)  :B
       なべ(渡辺たけし)   :Key  (バンマス)
       ジュニー(横川じゅんこ):Cho
       のり(斎藤のりこ)   :Cho

 【演奏曲】 1.OPEN YOUR MIND〜小さな羽根ひろげて〜 「あぁ女神さまっ」OP
       2.sharing sweet time
       3.情熱の女神              「Anime TV」ED2
       4.Platinum
       5.願い                 「あぁ女神さまっ」ED
       6.spring field
       7.believing
       8.Sugar Baby Love(日本語)       「ちっちゃな雪使いシュガー」OP
       9.永遠の花               「藍より青し」OP
       10.言えないから             「ぷちぷり*ユーシィ」ED
       11.たからもの              「藍より青し〜縁〜」OP
       12.Love Repair
       13.proof of life             「Anime TV」ED1
       14.君らしいスピードで
       15.夏色のカケラ             「この醜くも美しい世界」ED
       16.真実の扉               「ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜」OP
       17.Power of love             「超機動放送アニゲマスター」

       (アンコール)
       18.Thankful
       19.White Destiny             「新白雪姫伝説プリーティア」OP


       セットリストは、2ch掲示板を参考にしました。

 【コメント】  実力を伴った正統派アニメ曲シンガーとして
        個人的にお気に入りな彼女が、セカンドアルバムリリースを
        冠としたツアーをやると言うことで、CD購入先行予約で
        チケットをゲットし、GWの最終日に出かけてきました。

         恵比寿に移った「LIQUID ROOM」は、初めてでしたが、
        感じは、ON AIR WESTくらいの大きさのハコでした。

         開場15分くらい前に行ったのですが、周辺に余り人もいなくて
        なんか閑散とした印象を受ける。ファーストライブのときは、
        かなり人が集まって大変だった印象なので、今回のこの閑散とした
        感じは、人気の栄枯盛衰を如実に感じてしまう。
         実際に開場して入場してみると、500人くらいのハコに
        300人くらいと7割程度の入りで、前方には、隙間があるくらい
        余裕という状態であった。個人的には、お気に入りの歌手の曲を
        ゆったり鑑賞できるという大変良い状況であるが、興行的に失敗だと
        ライブ自体の開催も危ぶまれてしまうので、それもまた困ったモノ
        なので、複雑な心境でもある。(それほど、人が入っていなかった)

         衣装は、前回同様に途中での着替えもあった。はじめに
        ブルー系統の衣装で、3曲目くらいで、ドレスのような
        ロングスカート部分を切り離して、一転ショートパンツスタイルという
        ハデ目の演出もあった。その後、カウボーイハット、黄色の衣装に
        チェンジ(ファーストライブもカウボーイハットをしていたので
        燿子さんは、好きなのかな?)そしてアンコールは、ライブグッツの
        紺のTシャツにジーンズでした。

         オープニングに「あぁ女神さまっ」のOP曲と大方の予想通りの展開。
        コーラスに二人も起用して、声に厚みのある構成として
        CDのイメージをうまく再現していた。
         2枚コーラスは、「Sugar Baby Love」でも威力を発揮。出だしの
        「♪Sugar Baby〜」のハモリが大変良かった。

         耳に慣れた曲を立て続けに歌唱して、気がついたら、いつの間にか
        中盤に突入。「藍青」から、しっとり系の曲を歌唱して、このやさしい
        感じは、さすが燿子さんの本領発揮と言ったところでした。
         「言えないから」では、キーボードの弾き語りに挑戦。
        MCでも楽器は、まったくの未経験とのことで、お世辞にも
        とても上手いとは言えない弾き語りであったが、今後のためとか、
        本人なりの演出の工夫の一環とも思えた。何よりファンは、
        大変喜んでいたので、それで良しであろう。

         なごみ系から一転して、激しいギターソロで始まった
        「Love Repair」でメンバー紹介して後半戦に突入。
        (ここでカウボーイハットに着替え)
        ノリの良い曲を連発。「proof of life」は、情熱的で
        良かったです。

         個人的に好きなあの曲(White Destiny)が無くて、
        残念に思いながら、アニメ関係曲で盛り上がったままに終演。
        そしたら、なんとアンコールの最後に歌唱。結構激しい曲なので、
        アンコール向きでないと思っていたので、結構びっくり。
        確かに静かに終わるより、盛り上がって終わる方が、燿子さんの
        性格にもあっていそうなので納得の展開。

         MCも、相変わらずうまくて、幼児がぐずって声をあげても
        (ライブ会場に幼児を連れてくる方が問題だが)臨機応変に対応。
        この辺は、やはりイベントの数をこなしている成果でもあろう。

         燿子さんの魅力は、やはり王道的な判りやすい曲と、天性の
        かわいらしい声質で、それをそつなく歌いこなせる歌唱力かな?
        その辺が、すごく楽しめたライブだったと感じた。
         また全体的に、今回は、声も途中で息切れすることもなく
        良く出ていたし、曲も、新譜と旧譜から、ほぼ持ち歌を
        歌唱してくれて、聴きたい曲は、聴けて満足いく内容だった。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
20th Annivversary Live Tour ”sora no uta”新居昭乃
 【日 時】 5/20(金) 19:00〜
 【場 所】 SHIBUYA-AX(東京 渋谷)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)1F自由 整理番号516番 \5000
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key

       堀越信泰  :EG、AG
       ASA-CHANG  :Dr
       保刈久明  :ELECTRO、AG、B
       戸田和雅子 :Cho、AG

       小川竜朗  :VJ

 【演奏曲】 0.オープニング〜メンバー登場
       1.凍る砂
       2.さかさまの虹
       3.Roundabout Drive
       4.夜気
       5.レインフォレスト
       6.ポーリーヌ、ポーリーヌ
       7.VOICES
       8.星の雨
       9.Zincite Trance
       10.バニラ
       11.ガレキの楽園
       12.New World
        (メンバー紹介) 
       13.OMATSURI
       14.降るプラチナ
       15.人間の子供
       16.虹色の惑星

       (アンコール)
       17.金色の目
       18.メロディ
       19.Little Edie

       セットリストは、mixiのコミュ掲示板を参考にしました。


 【コメント】  デビュー20周年のツアーの初日です。
        当初、1Fに椅子が出るようなウワサもありましたが、
        やはり1000人以上入ると言うことで、主催者側も
        断念したのか、オールスタンディングとなりました。
        初めは、すし詰め状態か?と懸念していたのですが、
        思っていた以上に、緩やかなスタンディング状態で
        発券したよりも来場者は少なかったのでは?
        (フライヤーには、SOLDOUTとあったけど、当日券もあったらしい)

         登場した昭乃さんは、冠姿のエスニックな、いでたちで、
        びっくり。一瞬何事か驚く。(実は、事前にパンフが
        買えなくて、あのお姿を見ていなかった...)
         1曲目が、「凍る砂」。アニメ曲だが、コーラスワークなど
        非常に完成度の高い名曲で、ファンの間の人気も高い。
        エスニックな衣装とのマッチングもバッチリな選曲。
        何回かライブでも聴いているけど、今回は、大幅にアレンジを
        変えてきいて、すごく良かった。
        スロースターターな昭乃さんなので、声は80%の出来かな?
        それでも、いつもよりはかなり早く声が暖まった印象で、
        3曲目あたりには、もうかなり良く声が出ていた。

         今回、コーラスの戸田さんが初物で、どういうコーラスを
        してくれるかが、結構関心事でしたが、まだまだ若い方で
        パワーもあり、メインボーカルを喰っちゃうくらい勢いのある
        感じでした。ギターも弾ける方なので、堀越+保刈との
        トリプルギターとかもあり、興味深く拝見した。
        (昭乃さんがナンパしての参加とのことなので、やっぱり
        ギターが弾ける当たりが決めてひとつだったのだろう)
        アニメ関係の曲(「凍る砂」「VOICES」とか)では、
        やはり声質(ちょっと硬い印象)からか、ちょっと違和感が
        あったコーラスに感じた。それでもアルバム「降る」「エデン」
        あたりの楽曲には、そんなに違和感もなく良い感じでした。

         今回の目玉のVJは、かなりの出来映え。1曲目で5面のマルチ
        スクリーンで映像が入ったときは、「ををっ!」と息を呑んだ。
        ムービングプロジェクションも、前回の「エデン」ライブを
        踏まえて、うまく演出できていた。圧巻は、「Zincite Trance」。
        (実は、かなりアレンジされていて、新曲かと思っていた)
        舞台から昭乃さんが消えて、スクリーン上のバーチャルな昭乃さんが
        唄う、かなりトランスな1曲。歌と映像の同期が素晴らしい。

         音的には、ちょっと音圧不足で、ライブに来ている感じが薄かった。
        それでもASA-CHANGのドラムが冴え渡った「New World」は、
        グループ感があって良かったので、オーディエンスももう少し
        盛り上がっても良かったんでは...と残念に思う。

         トータル的にセットリストを見て、思い返すに
        アニメ関係の曲の演奏が、なんか浮いている感じで
        個人的には、もうオリジナルアルバムからの曲のライブでも
        良いかな?って感じた。でも、アニメから入ったファンは、
        アニメ曲も聴きたいだろうから、(自分も数年前までは
        切実にそう思っていたから)そろそろ、アニメ曲のライブを
        独立してやってくれないだろうか?などと思うのであった。
        20周年と言うことで、いままでのアルバムから万遍なくの選曲で
        あったが、今までの復活後のライブで演じてきた曲ばかりなので、
        そう言う意味で、自分のようなコアなファンにしてみれば、
        ちょっと物足りない選曲だったかな?20周年と言うお祭りに
        ふさわしい、驚くべき隠し球を見せてほしかった。
        (「金色の目」が、そうなのかも知れないけどね。
        酷かも知れないけど、デビュー曲「約束」とかさ、
        それくらいインパクトある曲を聴いてみたいのよ)

         1000人以上入ったライブだが、始終、パッと見た目には、
        盛り上がることもなく淡々と進行し、オーディエンス達は
        ただただ硬直したまま、昭乃さんの一挙一動を見逃すまいと
        必死に鑑賞し、その声に、心の中で大いに感動の雄叫びを
        あげているといった、かなり特殊なオールスタンディングライブ
        であった。まぁ昭乃さんらしいいライブと言えばそうなのだが。
        あと、普通なら、野郎どもの黄色い声援とかあっても、よさそうなもの
        なんだが、そんなのも一切無く、たまに女性陣から「カワイイ」との
        声援が出る程度という、これはスタジオライブか?と見まごうばかり
        であった。主催者が気を利かせて、クーラーを効かせてくれたのだが
        オーディエンス達の熱気もなく、寒いくらいであったのも印象的だった。

         余談で、ライブグッツであるが、パンフが、少々お値段が高い
        印象(\3300)はぬぐえないが、その分CDがリーズナブル(\1700)
        なので相殺かな?そのCDは、なんとビクターレーベルで、
        そのまま市場流通しそうな造りで、とても会場限定と思えない出来映えです。
        (CD表記の分類が<サントラ>と言うのも面白い)
        内容も、ビリジアンハウスで流れていたBGMが、荒削りだけど
        フルバージョンで、オケのみで鑑賞できるし、スタジオライブも
        収録されていて、もうお買い得の1枚です。
        (「little dream」だったのか?「little wing」だと思っていたよ。
        ソラミミ、空耳)
        Tシャツは、売り切れで買えなかったので、不明。
        コットンのトートバックは、デザインは良いのだけど、
        出来がイマイチ。前回のトートが実にリーズナブルな価格で
        造りが良かったので非常に残念。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
20th Annivversary Live Tour ”sora no uta”新居昭乃
 【日 時】 6/3(金) 19:00〜
 【場 所】 DRUM LOGOS(福岡 博多)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)1F自由 整理番号73番 \5000(ドリンク別\500)
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key

       堀越信泰  :EG、AG
       ASA-CHANG  :Dr
       保刈久明  :ELECTRO、AG、B
       戸田和雅子 :Cho、AG

       小川竜朗  :VJ

 【演奏曲】 0.オープニング〜メンバー登場
       1.凍る砂
       2.さかさまの虹
       3.Roundabout Drive
       4.夜気
       5.レインフォレスト
       6.ポーリーヌ、ポーリーヌ
       7.VOICES
       8.星の雨
       9.Zincite Trance
       10.バニラ
       11.ガレキの楽園
       12.New World
        (メンバー紹介) 
       13.OMATSURI
       14.降るプラチナ
       15.人間の子供
       16.虹色の惑星

       (アンコール)
       17.金色の目
       18.ロゼ・ルージュ
       19.at Eden


 【コメント】  昭乃さんの第2の故郷と言って良い福岡での
        復活以来の凱旋ライブなので、平日に関わらず行ってきました。
         東京に比べると、かなり小さな300人くらいのハコで、
        今回は、椅子が出ていて、250人くらいの入りでしょうか?
        やはり地方でのネームバリューは、少ないようです。
        (ラジオも放送されていなかったのも大きいかも)

         基本的な内容は、東京と同じでした。
        最初の「凍る砂」が、昭乃さんの不調か、ミキシングミスか
        声が全く出ていなかった印象で、かなり心配した。
         それでも、3曲目くらいから、なんとか復活してきて一安心。

         会場が小さいので、VJでの演出は、3面のスクリーンのみで
        この辺は、かなり残念。最後の「虹色〜」のあの虹が広がる感じが
        生きていなかった。あと、スモークマシンの調子が悪いのか
        スモークを焚く度に、「プシュー」って大きな音がして
        折角の演奏が台無しなのが非常に残念だった。唯一、低音が
        キッチリ出ていて、東京で物足りなかったライブ感覚は、
        十分に満足してくれたのが救いである。

         今回の目玉は、やはりアンコールに尽きる。
        この規模でのピアノ弾き語りは、アーティストとオーディエンスの
        距離感が縮まり、非常に緊密感が大きく感じられる。
        そして、昭乃さんのお母様のリクエストの「ロゼ・ルージュ」。
        多分もう聴くことはできないと思われていたファーストアルバムの
        この名曲をナマで聴くことができた喜びは、語り尽くせず、
        遅れてきた自分の様なファンにとっては、大きなプレゼントだった。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
20th Annivversary Live Tour ”sora no uta”新居昭乃
 【日 時】 6/5(日) 18:00〜
 【場 所】 なんばHatch(大阪 なんば)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)1F自由 整理番号174番 \5000
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key

       堀越信泰  :EG、AG
       ASA-CHANG  :Dr
       保刈久明  :ELECTRO、AG、B
       戸田和雅子 :Cho、AG

       小川竜朗  :VJ

 【演奏曲】 0.オープニング〜メンバー登場
       1.凍る砂
       2.さかさまの虹
       3.Roundabout Drive
       4.夜気
       5.レインフォレスト
       6.ポーリーヌ、ポーリーヌ
       7.VOICES
       8.星の雨
       9.Zincite Trance
       10.バニラ
       11.ガレキの楽園
       12.New World
        (メンバー紹介) 
       13.OMATSURI
       14.降るプラチナ
       15.人間の子供
       16.虹色の惑星

       (アンコール)
       17.メロディ
       18.美しい星
       19.Little Edie


 【コメント】  ツアー3日目の大阪です。
        「はっち」は、はじめてでしたが、最近のライブハウスの作り、
        そのままの感じで、大きさとか良い感じでした。
        天上が高かったのが印象的で、音も結構良かった。
         今回も、椅子が出されて、ほとんどの人が、着席で
        ライブを見ることができたた模様である。
        (500席くらいかな?)
        やはり、思ったほど人が入っていなかった印象はぬぐえない。
        (東京の1000人以上が、異常なのであろう)

         内容は、やはり前回、前々回と同じでした。
        ただ、舞台演出は、キッチリされており、ライティングや
        ムービングプロジェクションもあって、大きな会場での
        楽しみが満足されて良かった。

         我々のような遠征組の最終新幹線組帰京を考慮してくれたのか
        ライブ進行は、迅速で、MCも少なめな印象でした。
        (途中、戸田さんのギターのチューニングが間に合わないで
         曲が始まったりしていたので)

         ツッコミの大阪でのライブでしたの、オーディエンスの
        かけ声と沢山あるかと期待していたのですが、全くなく、
        非常に静かに整然と進行したライブでした。
         そんな感じなので、結構、昭乃さんが歌詞をトチっていたのが
        目立っていた様な印象。

         さすがに3回目なので、MCとかが、あまり変わりばえしないところが
        少々目立つのは贅沢なことであろうか?
         せっかくのツアーライブなのだから、ご当地の印象とかツアーでの
        出来事とか、ライブ感あるMCを期待したいところでもある。
         演奏とかパフォーマンス、演出が、こなれてきた分、ナマの
        ライブ感ある印象が薄れてきているのは贅沢な感想であろうか。
         アンコールに、「美しい星」を入れてきたので、最後の横浜公演の
        アンコールに向けて練習でない事を祈るのみ。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
アルバム『キリテ』の発売記念 光田康典ヒーリングコンサート
 【日 時】 6/12(日) 13:00〜/15:00〜
 【場 所】 ゲートシティ大崎 アトリウム(東京 大崎)
 【料 金】 無料
 【出 演】 光田康典  :ブズーキ、pf

       吉良知彦  :AG(ダブルネック)、鈴、Cho
       壺井彰久  :Vl
       河井英里  :Vo、pf

 【演奏曲】 (第1部)
       1.月の調べに
       2.希望の名は
       3.ヴォルフィーノの市
       4.蒼穹
       5.邂逅〜闇の帷
       6.風の約束

       (アンコール)
       7.希望の名は(別アレンジ)

       (第2部)
       8.月の調べに
       9.風の約束
       10.ヴォルフィーノの市
       11.蒼穹
       12.邂逅〜闇の帷
       13.希望の名は

       (アンコール)
       14.PAIN(「ゼノサーガ」より)

       セットリストは、2ch掲示板を参考にしました。


 【コメント】  開演1時間前に会場に到着したのですが、
        椅子は満席状態で、びっくり。
        やはりゲーム系での光田さんの人気でしょうか?
        加えて、固定ファンの多い、吉良さん、河井さんなどの
        サポート参加の要因も大きいようです。
         それでも開演前に、椅子の増設があって、なんとか
        最後列の方に座ることが出来てラッキーでした。

         実は「キリテ」は、未購入で、未聴でしたが、
        河井さんのライブで、いくつか聴いていたので
        内容的には、自分好みであるのですが、改めて
        ナマで聴いて見て、やっぱり良かったです。

         実は、ここで「キリテ」のCDを購入するつもりだったのですが
        第1部の後にでも...なんて思っていたら、SOLD OUTしてしまい
        購入できませんでした。(100枚持ってきたらしいのですが...)

         個人的に、河井さんびいきなので、
        やはりボーカルの入った曲、
        「希望の名は」「風の約束」とかは、
        聴いていて、非常に気持ちよいです。
        加えて吉良さんの男性コーラスが、ピリっと隠し味で
        効いていて、CDもそうだと良いなと感じた次第。

         あと、インスト苦手な自分なのですが、河井さんの
        スキャットが入っているだけで、こんなにも聴きやすいかと
        改めて感動しました。多分、原曲が素晴らしいせいでしょう。

         光田さんは、作曲者なので、普段ライブとかやらないようで
        なんか初々しい、控えめなMCとかは、好感度大でした。
        その光田さんの弾いていた「ブズーキ」なる楽器は、
        初めて拝見しましたが、「シタール」みたいな持ち方?で
        やはり、その辺の感じ音がしていたような印象です。

         いつも全力投球の吉良さん、壺井さんら、
        やはり今回もはじけていて、「邂逅〜闇の帷」とかの
        「かき鳴らしギター&鳴きのバイオリン」の
        盛り上がり方は最高でした。
        当然、そこに絡んでくるスキャットの河井さんもね。

         アンコールを用意していたのも、結構意外でした。
        いつも、ここのライブだと、イベント性が強いので
        アンコールの用意が無くて、ちょっとガッカリしていた事が多かったので。
        それも「ゼノサーガ」の名曲「PAIN」が
        河井英里ボーカルバージョンで聴けるとは、ライブならではの
        サービスであり、ファンにとって、とてもありがたいものでした。

         この内容、このメンバーを、タダで見られた
        このライブは、非常にラッキーと言えよう。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
20th Annivversary Live Tour ”sora no uta”新居昭乃
 【日 時】 6/19(日) 18:00〜
 【場 所】 横浜BLITZ(神奈川 横浜)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)2F指定席 G列35番番 \5700
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key

       堀越信泰  :EG、AG
       ASA-CHANG  :Dr
       保刈久明  :ELECTRO、AG、B
       戸田和雅子 :Cho、AG

       小川竜朗  :VJ

       (ゲスト)
       渡辺 等  :12弦フレットレスギター、B

 【演奏曲】 0.オープニング〜メンバー登場
       1.凍る砂
       2.さかさまの虹
       3.Roundabout Drive
       4.レインフォレスト
       5.ポーリーヌ、ポーリーヌ

       (ゲストコーナー)
       6.昼の月
       7.Siva[佇む人]
       8.エウロパの氷

       9.VOICES
       10.星の雨
       11.Zincite Trance
       12.バニラ
       13.ガレキの楽園
       14.New World
        (メンバー紹介) 
       15.OMATSURI
       16.降るプラチナ
       17.人間の子供
       18.虹色の惑星

       (アンコール)
       19.夜気
       20.美しい星
       21.Little Edie


 【コメント】  ツアー最終日の追加公演の横浜です。
        今回は、なんと言っても、渡辺等さんのゲストによる
        セットリストの変更でしょう!
         事前に、ゲストでの参加のアナウンスはあったので、
        セットリストの変更があるのは予想できましたが、
        それは入れ換えであって、追加に近い感じになるとは
        思っていなかったので、うれしい悲鳴状態でした。

         今回、チケットが1000番台があるというネット情報から
        AXと同様に1Fは、スタンディングかと思われていましたが
        フタを開けてみると、椅子が500席程度でて、残りが立ち見という
        大阪スタイルの公演となりました。人数も1000人はいなかった模様。
        横浜のBLITZは、実は、初めてだったのですが、
        赤坂のBLITZとほぼ同じ作りの印象です。AXより若干狭い感じでしょうか?

         等さんのゲストコーナーの選曲は、個人的には、
        とてもうれしい内容です。特に、「Siva」は、
        まさかナマで聴けるとは思っていなかった。
        (門倉さんの曲で、昭乃さんは、難しい曲だとおっしゃっていた)
        あと、「昼の月」の12弦ギター伴奏は、最高でした。
        他に、等さんベースの入った「夜気」は、
        途中途中で入れるベースのフレーズが大変心地良かったです。

         今回気になったのが「凍る砂」の出だしのミキシングミスでしょうか。
        出だしのボーカルとコーラスが、ほとんど聞こえなかった。
        (昭乃さんも、なんか歌いにくそうだったし)

         一応、今回のツアーを全部見た印象では、完全な舞台演出が
        できていたのはAXとBLITZだけのような気がします。
        福岡は、スクリーンが3面しかなかったし、
        大阪は、多分会場が一番大きくて、スクリーンとか、
        しっかりしていたけど、ムービングスポットライトが無かった印象。
        例えば、「人間の子供」で、5〜6本のスポットが
        引き語る昭乃さんに、ググッと集まる演出とか、
        「New World」の舞台から客席へのウエーブのような移動スポットなんか。

        「VOICES」の昭乃さんのバックからの放射状のブルーのライトは、
        AXにもあった演出かな?あれは、すごくきれいだったです。

         ドリー付きのビデオカメラが、舞台左右、他に配置されて
        撮影していたので、ファンの待望のDVD化の計画は一応進行中と
        見て良いのかな?(場合によっては、以前のようにネット配信か?)
        個人的には、アイドルみたいに、昭乃さんのアップでなくて
        舞台中央からのフィックス映像で、5面のスクリーンをいれての
        総合的な舞台演出をDVDで再確認して見てみたいが...。

         総合的な評価としては、演出、セットリストを考えると、
        今回の4公演の中で、一番お得な内容であったと思います。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
レコロケ VOL.1
 【日 時】 6/24(金) 19:00〜
 【場 所】 Loop-Line(東京 千駄ヶ谷)
 【料 金】 当日 \2500(ドリンク代別\500)
 【出 演】 チル&マッド
        チル (新居昭乃) :Key、Vo、ELECTRO
        マッド(松浦雅也) :G、Vo、VJ

       対バン:XNOX [クスノキス](楠均)、PERE-FURU(勝井祐二+鬼怒無月)

 【演奏曲】 1.at Eden
       2.透き通った風 → mio domani
       3.One Of These Nights(イーグルス「呪われた夜」)
       4.singing_cello Part3(「みんなで歌おう」コーナー) → sweet swan
       5.アミアミ・アリガトール (フランス語の曲)
       6.ありがとサンキュ〜 (NHKみんなのうた)

       セットリストは、mixiの個人日記を参考にしました。

 【コメント】  音楽系のSNSで話題のrecommuni(レコミュニ)が
        ライブ録音の配信(販売)を前提とした実験的なライブを
        開催することがネットに流れて、その出演者に
        昭乃さんが、ユニットを組んで出演との情報をつかんで
        これは、なんとしても見てみたいと思っていました。
        しかも、会員以外でも、参加できるという太っ腹です。

         しかし、場所が場所だけに、キャパの問題で、前売り
        35枚(程度?)は、あっという間に完売。キャパ的に
        当日券なんか、とてもとても無理だとあきらめていたのですが
        ダメ元で、当日券の問い合わせをしたら、なんとか
        用意してもらえるとの回答を頂き出かけてきました。
        (結局、40枚程度の発券数の様子)

         個人的には、レコミュニに入りたいを思っていたので、
        うまくお友達でも見つけられれば...の下心と共に(笑)。

         松浦さんは、シンセとか、そっち方面のマニア的な
        音楽家との認識だったので、Goddess in the Morning的な
        普段の昭乃さんじゃないライブパフォーマンスが見られるかと
        期待していました。
         フタを開けてみると、昭乃さんのボーカルをメインにした
        選曲で、結構びっくり。一番驚いたのが、アマチュア時代の
        「透き通った風」(25年前)を唄ったことでしょう。
        「白昼夢」的な、結構けだるくナーバスなこの曲を、
        よくぞ今頃!って感じです。

         「タイトル思い出せない洋楽」(*1)は、リハーサルか何かの
        待ち時間に、松浦さんが、ベースで、その曲を弾き始めたら
        周りのみんながノッてきて、昭乃さんがボーカルを担当して
        最後まで演奏してしまったと言う、松浦さんの昭乃さんに対する
        思い出の曲とのこと。ちなみに松浦さんは、中学生の時に
        初めて聴いたらしく、一方昭乃さんは、FENで聴いて
        タイトルが判らず、お店で店員さんに歌って聴かせて
        レコードを買ったという思い出の曲らしい。
        当時は、和製曲名を付けるのが流行っていたので、
        英語タイトルとは、全然違う可能性が大。

         「みんなで歌おう」コーナーの犬の映像に合わせた
        鳴き声のサンプリングに、みんなで「ラララ」の
        コーラスを付ける実験的なパフォーマンスは、楽しかった。
        元ネタは、松浦さんの飼い犬のチェロの鳴き声を
        サンプリングしたレコミュニで配信されている曲らしい。
        松浦さん操作のパワーポイントのプレゼンのもと、
        みんなでコーラスの練習して本番に臨みました。

         「フランス語の曲」は、NHKのフランス語会話講座の
        テーマ曲だったとのこと。フランス語会話講座は、
        見たことないので、ちょっと判らず。
        フレンチな昭乃さんが唄うと、これまたカワユイ。
        松浦さんのお宝シンセの映像が付いていたのも印象的。

         最後の曲は、「NHKみんなのうた」からでした。
        松浦さんの曲だし、映像は、奥様の季里さんの作品なので
        納得の選曲。

         今回、3組のアーティスト出演だったのですが、
        映像、タイトルロゴ(アニメーション)とかの作り込みとか、
        トータル的に、準備とかに一番頑張っていた印象。
        (チル・キャット&マッド・ペンギンが正式名称なのかな?)

         余談としては、松浦季里さん自らハイビジョンで、この映像を収録。
        サインを貰ったついでに、ちょっとお話したところ、
        出来が良ければ、レコミュニで配信するかも?とのこと。
         他に、保刈さんや井上さん(ビクターディレクタ)とかが
        開始直前にやってきたりしていた。


       2005/6/27補足(*1)
        イーグルスの「呪われた夜」(One Of These Nights)と判明。
        去年の来日で聴いたばかりじゃないか。(歳だな〜)


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
Grace ストリートライブ(秋葉原)
 【日 時】 7/17(日) 15:00頃
 【場 所】 秋葉原 歩行者天国(東京 秋葉原)
 【料 金】 無料
 【出 演】 Megu

 【演奏曲】 数曲

 【コメント】  今、秋葉原の路上が熱いとのウワサなので、
        3連休でもあるので、ふらりと出かけた秋葉原で、
        偶然にも、Graceの路上ライブに遭遇しました。
         Graceは、アニメ「マシュマロ通信」のエンディングを
        唄っていて、ちょっと気になっていたので、
        ナマで拝見できてラッキーでした。
         基本は、男性syuのKeyと女性meguのボーカルと言う
        構成なのですが、今日は、syuさんは、お休みで
        meguさん一人でのパフォーマンスを披露していました。
         残念ながら、遭遇したのが遅くて、2曲くらいしか
        聴くことが出来ませんでしたが、さすがプロデビューしているだけあって
        他の路上ライブに比べて、抜き出ている印象でした。
         「マシュマロ通信」のEDが、結構ほのぼの系なので
        そういう感じかと思っていたら、打ち込みビシバシの
        結構ノリの良い曲でした。
         最後の曲のパフォーマンス中に、警官がやってきたのですが、
        スタッフが、身を挺して、食い止めて、なんとか最後まで完遂。
        スタッフの手慣れた行動に感心。
         パフォーマンスの後、CDを購入した時、サインを貰って
        meguさんとお話ししたのですが、関西弁なのに、お子様系の
        なんか声優みたいな話し方で、びっくり。なんか不思議な感じでした。
         代々木(渋谷)のNHKの並木道のところで、定期的に路上ライブを
        やっているようなので、機会があれば、もう一度見てみたいです。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
五條真由美 1st Album CD 発売記念ライブ
 【日 時】 8/29(月) 19:30〜/21:15〜
 【場 所】 Blues Alley Japan(東京 目黒)
 【料 金】 前売券 テーブル席(指定)\3000 +テーブルチャージ(\525)、ドリンク別
 【出 演】 五条真由美  :Vo

       出雲亮一   :EG、AG
       守田和正   :AG
       雨宮健司   :B
       村上真人   :Dr
       滝千奈美   :Pf
       安保一平   :Key
       仁科かおり  :Cho
       安蒜真里子  :Cho

       園山さん   :Sax

 【演奏曲】 (第1部)
       1.Birth
       2.DIAMONDS
       3.セピアブルー
       4.ジョアン
       5.ローズ (ベット・ミドラー?のカバー曲)
       6.青が目に沁みる
       7.赤い花

       (第2部)
       8.DANZEN!ふたりはプリキュア(Max Heartバージョン)
       9.おジャ魔女どれみメドレー(魔法でチョイ2〜10秒かぞえて 〜ピリカピリ ラッキー!) 
       10.希望の涙〜Tears for tomorrow〜 (映画「ふたりはプリキュア マックスハート」)
       11.in this serenity (ゼノサーガ Xenosaga THE ANIMATION)
       12.fly me to the moon (スタンダード曲カバー)
       13.Lovin' You (ミニー・リパートン(Minnie Riperton)のカバー)
       14.Praivate Smile
       15.ワケあり

       (アンコール)
       16.6年ぶり


       # セットリストは、2ch掲示板を参考にしました。


 【コメント】  「プリキュア」でブレイク?の五條さんのソロライブが
        あるというので、見逃せませんって事で行ってきました。
        「Blues Alley Japan」は、初めて行くハコですが、
        食事メインのオトナな雰囲気のハコでした。
         チケット予約に、チカラ入れすぎて、最前列のテーブル席が
        取れたのですが、あまりにも前すぎて、五條さんのボーカルが
        余りよく聞こえないと言う、かなり残念な状態でした。
        (さらに、EGのギターアンプの近くで、トホホ...)

         バックバンドに、8人も従えて、かなり豪勢な編成で
        びっくり。コーラスが2人もいたので、もっとコーラスの
        多い曲があっても良かった気もするが、1、2曲のために
        コーラス隊を用意するリッチ感じも、それで良しかな?

         初めてナマで拝見する五條さんは、色々聞いていた
        感じ通りで、チャキチャキの姉御膚の印象でした。

         オリジナルアルバムがメインのライブでしたが、
        楽曲自体は、ごく「普通」で、あまり面白味はなかった印象です。
        聴いていて、こういう曲って、前にもあったよなぁ〜
        どっかで聴いたよなぁ〜って感じで、
        まぁ、それが五條さんの声で聴こえている感じ。
        確かに「赤い花」とか、個人的に好みな曲もありましたが...。

         どちらかと言うと、カバーで歌った、洋楽(英語曲)が
        凄く聴きやすくて、五條さんの上手さが感じられた印象です。
        「ローズ」「fly me to the moon」「Lovin' You」。

         第2部は、アニメ曲が幕開きで、ある意味ファンが待っていた
        内容で、なんか盛り上がっていた。バンド、バリバリ演奏だと
        ボーカルが良く聴こえない位置だったので、ちょっと残念。

         それでも、一番聴きたかった、ゼノサーガのED曲は、
        バラード曲なので、たっぷり五條さんのボーカルを堪能できました。
        (この曲は、CDになっていない感じなので)
        MCによると、ご本人も絶対歌いたくて、オーディションで
        勝ち取ったのが、とてもうれしかったとのこと。

         気になったのは、持ち歌が少なかったので、
        MCで時間延ばしをしていたこと。ある意味お店からの
        要請なんだろうけど、なんか間延び感があって、少々疲れた。
        (本人は、緊張していたとの事ですが、とても初めての
        ソロ?ライブとは思えない程、MCは上手でした。
        もともと話すことが好きな人なのだとの印象)

         アルバム曲としては、物足りないのですが、
        トータル的には、ボーカリストとしては、好きな感じなので
        今後が、良い曲に巡り逢って、歌ってくれるとうれしい。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
440 presents〜陽だまり
 【日 時】 9/3(土) 19:00〜
 【場 所】 440(東京 下北沢)
 【料 金】 前売(予約12番、番号17番) \2300+ドリンク\500
 【出 演】 清家千晶  :Vo

       ?     :E-コントラバス
       ?     :AG

       対バン:Kubotaroad、あきちゃら、トリマトリシカ

 【演奏曲】 1.?
       2.?
       3.?
       4.?
       5.?
       6.?
       7.エレクトリック・センス(新曲)


 【コメント】  ハスキーなボーカルの実力派な人でした。
        どうもテレビドラマのEDを唄ったりして、
        メジャーデビューしている人のようです。
         かなり独特の世界観ある人のようで、
        ハマル人はハマルかも?


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
440 presents〜陽だまり
 【日 時】 9/3(土) 19:00〜
 【場 所】 440(東京 下北沢)
 【料 金】 前売(予約12番、番号17番) \2300+ドリンク\500
 【出 演】 あきちゃら
        Chara   :Vo、Cho、AG、Pf
        新居昭乃 :Vo、Cho、AG

       (サポート)
        名越   :Dr
        ミナ   :シタール

       対バン:清家千晶、Kubotaroad、トリマトリシカ

 【演奏曲】 1.?
       2.?
       3.?
       4.?


 【コメント】  昭乃さんのHPに突然、あのCharaとユニット組んで
        シークレットライブをやるとのアナウンスに速攻予約。
        イメージは、どうもウイスパーボイスパフォーマンスらしい。
         440は、比較的小さなハコなので、charaのファンに
        この情報が流れたら、大変なことになるので、心配していたが
        お店の方も当日売りを無くして混乱を避けた模様。

         行ってみると、お店には、特に、今回のシークレットの
        アナウンスもなく、出番もいつか判らずでしたが、実際は、
        トリのトリマトリシカの前に、突然お二人が入場後、
        登壇して、始まりました。

         charaの衣装とメイクは、をを!って感じでビックリ。
        さすが芸能人って感じで、やはり一般人とは、
        違うオーラが出ていた印象。この辺は、昭乃さんのHPに
        写真がありますから、参照してください。

         演奏曲は、ウイスパーボイスのアンビエントな感じの曲でした。
        さすが、1週間で仕上げた曲ばかりなので、完成度は???でしたが
        インプロだと思えば、まずまずの出来だったかな?

         1曲目は、ドラムのマッタリしたドンドコ感ある
        chara風味の子守歌のような昭乃さんな曲でした。
         2曲目は、短音の低音ギターの単調なリズムに、
        言葉を並べて重ねて行く、どっか洋楽で聴いたことあるような感じの曲。
         3曲目は、♪シャララララ〜の洋楽の曲「Love'in you」っぽい
        出だしの曲。
         4曲目は、昭乃さんがメインボーカル(と言ってもウイスパー
        なので、ハッキリしないが)で、後半、ドラムとシタールが入って
        ちょっとドラマチックに盛り上がった感じの長い曲。

         charaのボーカルは、始終のあの独特な「chara雄叫び」な
        印象しか残っていない。
         昭乃さんも、ウイスパーで、あまり印象が残っていないのが本音。
        まぁ、たまには、こんなパフォーマンスも面白いかと...。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
森口博子 20th Anniversary Concert 〜出逢ってくれてありがとう〜
 【日 時】 9/10(土) 17:00〜
 【場 所】 品川プリンス ステラボール(東京 品川)
 【料 金】 前売指定1階L列20番 \5000
 【出 演】 森口博子     :Vo

       海老原 しんじ  :Key、バンマス、アレンジ
       つぼい ひろし  :G
       たけだ ひろき  :B
       たかがき かおる :Dr
       小川 ひろたか  :G、Cho

       久保田ミュージックアカデミー:ストリングス (「優しくなりたい」のみ)

 【演奏曲】 1.ホイッスル
       2.Let' Go
       3.視線
       4.LOVE FUTURE
       5.80年代シングルメドレー
          Still Love You
         〜枯葉色のスマイル
         〜エンドレス・ドリーム
         〜サムライハート
       6.90年代シングルメドレー
          夢がMORI MORI
         〜恋はタヒチでアレアレア!
         〜スピード

         (メンバー紹介)

       7.90年代切ない曲シリーズ
          あなたといた時間
         〜SAY SAY SAY
         〜明日、風に吹かれて
         〜輝きつづけて
       8.子供の頃の唄った歌(カセットテープより)
          ?〜幸せ未満〜?〜?
       9.KISS

         (質問コーナー)

       10.フライドグリーントマト(アルバムのバラード曲)
       11.だからここにいるんだね
       12.ETERNAL WIND 〜ほほえみは光る風の中〜
       13.出逢ってくれてありがとう

       (アンコール)
       14.水の星に愛をこめて
       15.優しくなりたい


       # セットリストは、各種掲示板などを参考にしました。


 【コメント】  数ヶ月前の事、TV「徹子の部屋」に森口博子さんが
        出演していて見ていた。今年は、デビュー20周年との
        トークがあって、アニバーサリーコンサートをやるとのことで、
        それなら、「あの曲」を唄うに違いないと、ぴあにてチケットゲット。
        もう発売してだいぶ経っていたので、残っていたのは、
        最後列1列くらいで、なんとかギリギリセーフでした。

         ステラボールは、初めてのホールでしたが、天井が高くて
        結構音が良かった。広さの割に、1Fで750席で、
        ゆったり感もあった。たた横にちょっと広すぎる感もあり、
        開演前に会場を一回りした印象では、前方のハジの方は、
        かなり見にくい印象を持った。
         スタンディング対応のホールなので簡易椅子なのですが、
        長時間座っていても、あまり疲れない感じで好感触。

         会場前に入場を待っていると、ファン数名が自主的に
        蛍光スティックを配布していて、こういう熱心なファンが
        いることを、微笑ましく思う。

         入場してみると、通路の左右に花がいっぱいで、
        さすが芸歴が長いだけあると納得。(富野由悠季さんもあった)

         着席してみると、前列1列がほぼ空いていて、チケットが
        ソールドアウトしなかったと知る。(なんか当日券もあったらしい)
        2F席は、関係者招待で、入場時に関係者列が、それなりに長かったので
        実質、1Fの750程度が、純粋なファンと言うことになりそう。
        都内でのコンサート、それもアニバーサリーで、これだけの
        ネームバリューの人が、これだけの集客力しかないと言うのは
        芸能界の厳しさと言うか、人気商売の栄枯盛衰を目の当たりに
        見せてくれた印象。

         舞台が暗転して、スタートから、「ホイッスル」と
        ノリの良い曲で、一気にスタンディング状態になって、
        年寄りに自分は、「あっりゃ?、2時間立ちか〜」と
        観念したけど、MCに入って、みんな着席してくれて助かった(笑)。

         前半は、自分が、森口さんを良く聴いていた頃の80年代の曲で
        久しぶりに聴いたけど、だいたい頭に入っていて、若い頃に聴いた曲の
        刷り込みの強さを改めて思い知る。

         森口さんも、声が良く出ていて、20年も前の曲から最新の曲まで
        ちゃんと唄いこなせる技量というか、メンテナンス性の良さは、
        さすがプロと言うか、「歌手」魂、芸人根性を見せてくれたと思う。
         こういうJ−POPじゃない、歌謡曲と言われていた時代の伝統と言うか
        そういう雰囲気をもっていて、かつ歌唱力に裏打ちされた歌い手さんが
        現役でいてくれることは、大切で、音楽ファンにとっても
        大変ありがたいことであると思う。大衆に受け入れられ、唄えるような、
        シンプルで判りやすい歌謡曲っぽさって、残っていてほしい。

         後半は、年相応のしっとり系のバラード曲を中心に、
        オトナの魅力というか、落ち着いた森口さんを披露。
        西脇さんの曲は、良い曲が多いね。後年のアルバムは、
        持っていないので、未聴の曲もあったので機会を見て聴き直してみたい。

         そうこうしているうちにエンディングの曲となり、
        前半のメドレーで、「あの曲」が無かったので、やはり封印なのかと
        ちょっと落胆していたら、アンコールで、唄ってくれましたよ!
        「水の星に愛をこめて」@ZガンダムOP。まさにキター!!状態。
        あまりにもうれしくて、周りが着席していたけど、
        スタンディングしてしまいましたよ。こういうのって、
        やっぱ、その時の気持ちなので、仕方がない。

         その他、印象的だったことは、熱心なファンの存在。
        アイドル全盛だった頃、よく見られた、親衛隊服(背中に○○命とか
        刺繍の入ったやつ)を着て、鉢巻きしていたファンを何名も見たこと。
        まだ、生き残っていたのか?シーラカンスを見たような気分。
        でも、この人達が、終演直後、客席のあちらこちらから集まって
        最後列に、「ありがとう」の手製の横断幕を掲げた、その気持ちと
        行動力に、大いなる拍手を送りたい。なんて言うかな、往年の
        親衛隊らしい振る舞い(彼らは、ちゃんと一般ファンへの
        配慮とかも考えながら声援を送る姿勢や態度など、ただバカ騒ぎ
        するだけの存在じゃないのよ)が、ちゃんと残っていて感じられたこと。

         久々に、熱く、素晴らしいライブを見た気がした。

        (オマケ)
        写真が、ここにあった。
        なおDVDが12/25に発売とのこと。
        (販売窓口は、ファンクラブの模様、一般も購入可)


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
Liraライブ
 【日 時】 9/23(金) 19:00〜
 【場 所】 GRAPE FRUIT MOON(東京 三軒茶屋)
 【料 金】 当日券\2500(ドリンク別) 当日入場5〜6番位
 【出 演】 Lira
        野口 郁子  :Vo、Cho、グロッケン、マラカス、Per
        渡辺 美佳  :Ag、Pf、Vo、Cho
        内田 Ken太郎 :Bass

       (ゲスト)
       田中 徹    :Dr
       佐野 雅暢   :Sax、フルート

       対バン:フィッシングパーソンズ(田中 徹、佐野 雅暢、他)


 【演奏曲】 1.Cobalt Fish
       2.落葉樹
       3.音の魚
       4.電車に乗って
       5.?(♪弱い〜抱き起こされ)(新曲) (Vo:渡辺 美佳)

       6.楽園
       7.時間の粒
       8.風の人(新曲?)

       9.夕日の中の私
       10.COMING HOME
       11.海(♪夜明け前の海は〜)
       12.霧笛


 【コメント】  これまた2年半ぶりと言う、ホントお久しぶりな
        Liraのライブで、これくらいスパンがあると、何が何でも
        行ってみたくなるのが、人情ってところです。
         前売りも予約もなく、初めてのハコだったので、入場できるかも
        不安だったのですが、フタを開けてみると、開場前に並んだのは
        10人程度と、時の流れ、人気の移ろいやすさを、しみじみと
        実感させてくれるのでした。このハコは、初めてでしたが、
        なんとライブは、ネットで無料で映像付きの生中継されるとあり
        その辺も動員に影響していたのかも知れません。

         Liraの曲は、1曲1曲の完成度が高くて、しかも長い曲が多いので
        それをナマで聴き、かつプロの演奏技術を堪能できるのは、
        ホント贅沢な事だと思います。

         出だしの2曲は、ライブ定番の曲と思っていたのですが、
        前回のライブでは、やっていないかったので、久々の
        「Cobalt Fish」だったんですね。

        「楽園」から「風の人」まで、ゲストの田中さん、佐野さんが
        加わっての演奏。Liraの太鼓系は、だいたい「山口とも」さんがやるのだが、
        今回は、ドラマーの田中さんが担当して、力強いドラムを披露。
        また、佐野さんの「時間の粒」のフルートと
        「風の人」のサックスが、なかなかの味を出していた。

         後半戦は、ライブの定番の流れっぽい印象。締めの「霧笛」は、
        前回もそうだった。しんみり終わるには良い曲なのかも知れない。

         総じて、安定したライブパフォーマンスを堪能した印象である。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
『君のぞらじお感謝祭 萌・川崎博』栗林みな実 ON STAGE
 【日 時】 9/24(土) 19:30〜
 【場 所】 クラブチッタ(神奈川 川崎)
 【料 金】 当日券\3000 当日整理番号130番位
 【出 演】 栗林みな実    :Vo

       飯塚まさあき :EG
       滝田いさむ  :EB
       市川よしひさ :Dr
       高山じゅん  :Key
       マリ     :Cho、Pf

 【演奏曲】 1.翼はPleasure Line
       2.beginning
       3.桜の花が咲くまえに
       4.Blue treasure
       5.Shining☆Days
       6.Dream☆Wing
       7.同じ月を見てる
       8.Precious Memories

       (アンコール)
       9.未来への咆哮  (JAM Project with 栗林みな実)
       10.マブラブ


 【コメント】  事前にセットリストが公表されていると言う
        珍しいライブでした。内容が、アニメ関係のOP曲、
        それもナマで聴きたいと思っていた、
        「クロノクルセイド」とか「タイドラインブルー」
        「舞-HiME」があったので、台風が来ていて、
        天気が心配でしたが、ちょっと無理して行ってみました。

         前のイベントが押し押し状態で、入場が開始したのは、
        多分1時間くらい遅かった。これには、結構参った。
        (かわいそうに、このためライブ途中で帰った
        オーディエンスもチラホラ見かけた)
         オーディエンスは、キャパいっぱいの1400人以上
        入っていたと思います。当日券で入った自分は、入場時に、
        すでに、ホール入り口で人があふれていて、
        中に入れないような状態で、かなり困りました。
        それでも、強引になんとかホールの中に入りましたが、
        ステージは、ほとんど見えない状態でした。

         オープニングは、期待の「翼はPleasure Line」で
        つかみはOK。会場は、大盛り上がり状態でした。
        聴きたかった「Blue treasure」もサビとか良かった。
        ただ、スクリーンに、アニメのOPを映すのはやめてほしい。
        こういうイベントって、必ず曲に合わせて、アニメを流すけど
        お金出して、歌を聴きに行っているんだから、ステージを
        映してほしいです。その後の「Shining☆Days」も満足な出来。

        続いて、「舞-HiME」の第2シリーズ(「舞-乙HiME」)のOP曲が、
        オンエア前にナマ聴くことができてラッキー。サビとかに、
        従来の曲のようなゾクゾク来る盛り上がり感は無い曲だが、
        栗林的なツボを押さえた、上手い曲だと思う。

         「同じ月を見てる」は、歌詞を間違えて、リテイクと
        ライブならではの、おいしい展開もあり。バラード曲だったので
        周りも静かで、声も良く出ていて、一番良く鑑賞できた曲だった。

         アニメ曲満載の、それも好きなアーティストの好きな曲の
        こういうライブは、聴いていてとても楽しい。
        無理してでも、足を運んで良かったと思えたライブでした。
         会場には、カメラが、4台くらい入っていて、DVD化も
        前提のようなので、販売されたら購入して、もう一度堪能してみたい。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
KOKIA LIVE 秋かな月見会 in MANDALA 〜ほっこりしましょ ぽくぽくの夜〜
 【日 時】 10/21(金) 19:30〜
 【場 所】 南青山マンダラ(東京 外苑)
 【料 金】 店頭前売 80番位 \4700
 【出 演】 KOKIA              :Vo、Key

       まつお かずひろ(ばんチャン) :G

       (ゲスト)
        まつばら ひろし       :Per
        いがらし じゅんいち     :Key


 【演奏曲】 1.A Gift
       2.Say Hi
       3.花
       4.人間ってそんなものね
       5.道化
       6.こころ
       7.月見 (新曲?)
       8.Open Your Eyes (新曲?)
       9.安心の中
       10.sigh
       11.幸せの花束
       12.Time to say goodbye
       13.暖かい場所

       (アンコール)
       14.歌う人

       # セットリストは、2chを参考にしました。


 【コメント】  最近、比較的小さなハコでのライブが多いKOKIAさんですが、
        自分の好きな「南青山マンダラ」での3daysがあり、
        店頭売りだと、一般チケットより早く入れるのでゲットしてみました。
        実はチケットは、200枚以上発券していて、ステージ向かって
        左側のソファーのところは、立ち見エリアと解放されていた位の
        混み具合でした。

         セットリストを見ると、最新アルバム「夢がチカラ」の前からの
        曲が多くて、アルバム「夢がチカラ」が駄作だと思っている自分には
        かなりうれしい選曲だった。
         基本的に、バックにギター1本のアコースティックな内容で、
        KOKIA的には、じっくり聴いてもらおうって意図があったみたいで、
        結構重い内容が多い曲に、非常にマッチしていたと思う。

         それにしても、これくらい小さいハコで、この技量&声量の
        アーティストのナマ歌を聴くことができるのは、本当に幸せなことである。
        特に、前半のギターの方が、是非ともやりたかったと言う、
        「人間ってそんなものね」をはじめ「道化」などは、圧巻だった。
 
         月見に合わせて作った?赤いニュー着物(うさぎ柄)は、
        曲と相まって、なかなかカワイイ衣装でした。
        ライブタイトルの「ぽくぽく」との表現とあわせて、
        すごく少女っぽいところを見せてくれました。

         後半の「安心の中」「sigh」とかも声が良く出ていて、
        とてもハリ治療してまでのパフォーマンスとは思えない出来。
         今回のライブは、完成度も高く、KOKIAの凄さを、間近で味わえた、
        たいへん貴重な内容だったと感じた。

       (2008/6/7追記)
        KOKIAさんの10周年メモリアルブックのDVDパートに
        「安心の中」など一部収録あり。うさぎ柄の着物は必見!!


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
牧野由依 in Store LIVE
 【日 時】 10/30(日) 14:30〜
 【場 所】 HMV横浜VIVRE店(神奈川 横浜)
 【料 金】 無料
 【出 演】 牧野由依     :Vo、Key

 【演奏曲】 1.アムリタ   (劇場版「ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」主題歌)
       2.シンフォニー
       3.ウンディーネ (「ARIA The ANIMATION」ED曲)


 【コメント】  今期のイチオシのTVアニメの「ARIA」のOP&EDを唄っている
        アーティストのインストアイベントがある事を教えて頂き、
        チェックしてきました。なかでも「ARIA」のOPは、
        「河井英里」さんが作詞をしているので、その辺もあって
        自分的には関心ありです。

        実は、「牧野由依」と名前を聞いても
        あまりピントこなかったのですが、直前に頂いたフライヤで
        あの菅野よう子「アクエリオン」のEDを唄った人と知りびっくり。
        その他、「ツバサ クロニクル」のサクラ役の声優担当とか
        そっち系で、かなりの話題の人だったとは勉強不足でした。

         「アムリタ」は、たぶんTVCFか何かで聴いた記憶があって
        良い曲かも知れないかな?なんて思って、それっきりでした。
         サビの部分では、それなりの声量は、出せるみたいですが、
        普通のところは、わざとかファルセットっぽい唄い方をするのが
        特徴的な人でした。本番に弱いのか(まぁ年齢考えれば仕方がない?)
        ナマで聞いた感じは、それほど上手いとも思えず、
        もう少し頑張りましょう!って感じです。
         2曲目は、弾き語りに挑戦したみたいですが、伴奏の方は、
        結構ボロボロでしたね。無理しないで、ボーカルだけにすれば
        良かった印象。
         「ウンディーネ」は、歌詞がいかにも、河井さんらしくて
        河井さんバージョンが聴きたいな、なんて不謹慎な考えをしながら
        拝聴しました。

         まぁ、まだまだ若いので、これから場数を踏んで、仕事をこなすと
        (実力的に)歌える声優に成長しそうなので、今後に期待したいです。

         ちなみに、サイン券封入のCDは、牧野さんの方が、
        先に無くなっていたので、オーディエンスのお目当てor人気は、
        こちらが上だったようです。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
ROUND TABLE featuring Nino in Store LIVE
 【日 時】 10/30(日) 14:30〜
 【場 所】 HMV横浜VIVRE店(神奈川 横浜)
 【料 金】 無料
 【出 演】 ROUND TABLE
        北川 勝利   :G、Cho
        伊藤利恵子   :Key、Cho

       Nino       :Vo

 【演奏曲】 1.Let Me Be With You  (「ちょびっツ」OP曲)
       2.Groovin' Magic
       3.Just For You
       4.Day by Day
       5.Rainbow       (「ARIA The ANIMATION」ED曲)


 【コメント】  実は最近、アニメも見る本数が多くて、OP&EDを
        早送りしている影響で、タイトルから曲が思い浮かばないと言う
        なさけない状況になっている。
         ライブ前に渡されたフライヤを見て、「ちょびっツ」OP曲を
        担当したことが書かれていたのだが、曲が思い浮かんでこなくて
        「ROUND TABLE」ってどんなアーティストだっけ?状態で
        臨んだインストアでした。(実は、歳のせいで物忘れがひどい(笑))

         で、1曲目を聴いて「あ!」って感じで、思い出しました。
        質の良いラウンジポップで、オンエア時に、気になったのだが
        忙しくて、すっかりフォローを忘れていたアーティストでした。(^_^;)
         2曲目も、1曲目に引き続きノリの良い曲で、オーディエンスからの
        手拍子も継続して、大いに盛り上がった。
        (この曲は、「トップをねらえ2!」の主題歌らしい?)
         3曲目は、今回発売のカップリング曲で、4つ打ちっぽいテンポで
        軽い感じが心地良い感じでした。
         4曲目は、一転して、スローバラード曲。
        唄い方が、少し隠し味でチャラっぽい感じ。
         最後は、「ARIA」のEDで、この清々しいまったり感が、とても
        心になごみました。

         今回は、Ninoさんフューチャーなので、元々のROUND TABLEとしての
        ボーカル?リエさんの声は、コーラスでした聴けなかったのですが、
        その辺は、どんな感じかちょっと気になったライブでした。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
あきのちゃら
 【日 時】 12/8(木) 19:30〜
 【場 所】 MANDA-LA2(東京 吉祥寺)
 【料 金】 前売(41番) \2500+ドリンク
 【出 演】 あきちゃら
        Chara   :Vo、Cho、AG、Pf
        新居昭乃 :Vo、Cho、AG

       (サポート)
        ?    :Dr
        ミナ   :シタール

       (ゲスト)
        鬼木雄二 :G

       対バン:鬼木雄二

 【演奏曲】 1.?
       2.?
       3.?
       4.?
       5.?
       6.誰が...


 【コメント】  前回が、Charaがステージを用意したので、
        今回は、昭乃さんが、鬼木さんのライブに便乗して
        ステージを用意した印象のユニット2回目となるライブ。

         前回が、かなりシークレットだったのに対して、今回は
        かなりオープンで、お店のスケジュールには、しっかり掲載、
        オーディエンスは、あのハコに120人近く(!)入り、
        当日券も出たという、意外な展開でした。
        
         曲の印象などは、前回とほとんど変わらずでした。
        曲に身を任せて、まったり聴くのが正しい聴き方って印象。

         MCで、バンド名の「あきのちゃら」がイマイチで
        「(なんちゃら)リッキーブルー」が候補になったとの
        Chara発言。

         1曲目は、前回と同じドラムのマッタリしたドンドコ感ある
        chara風味の子守歌のような昭乃さんな曲でした。

         2曲目は、前回3曲目だった♪シャララララ〜の洋楽の曲
        「Love'in you」っぽい出だしの曲。

         3曲目は、前回2曲目だった短音の低音ギターの単調なリズムに、
        言葉を並べて重ねて行く、どっか洋楽で聴いたことあるような感じの曲。

         4曲目は、前回聴いたことがあるような感じなのだが、
        よく思い出せない。もしかしたら新曲?

         5曲目は、前回4曲目の昭乃さんがメインボーカル
        (と言ってもウイスパーなので、ハッキリしないが)で、
        後半、ドラムとシタールが入って
        ちょっとドラマチックに盛り上がった感じの長い曲。

         6曲目は、鬼木さんをゲストに迎えての新曲で、メインに
        Charaを据えての、もろChara風味のいかにもCharaらしい曲でした。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
星の夜 vol.15 le solstice d'hiver 〜classiques 1&2 発売記念〜
 【日 時】 12/22(木) 19:30〜
 【場 所】 STAR PINE'S CAFE(東京 吉祥寺)
 【料 金】 店頭前売 整理番号21番 \3000(ドリンク別)
 【出 演】 黒百合姉妹
        JURI(妹):Vo、Per
        LISA(姉):Key、Pf、Cho

        有馬純寿 :Key、Electoro
        ピエディ :B

 【演奏曲】 (第1部)
       0.パッサカリアとフーガ (J.S.Bach)
       1.最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶
       2.深
       3.花
       4.under the moon
       5.always the tree
        (MC)
       6.one snow
       7.azul
       8.le shant de l'etoile
        (MC)
       9.地中海の夢
       10.marble angel

       (第2部)
       11.white of snow
       12.冬のはじまり
       13.laurie
       14.the stream is the wind
       15.Paul & Liese
       16.?(新曲)
       17.?(不明、新曲?それとも賛美歌のカバー?)
       18.bring the light
        (MC)
       19.K

       (アンコール)
       20.黒猫ティヴの子守歌
       21.little star
       22.Kyrie

       # セットリストは、mixiのvivianさんの日記(2005/12/22)を参考にしました。


 【コメント】  前からお名前だけは、聞き及んでおり、気になっていた
        アーティストが、「黒百合姉妹」である。そのエキセントリックな
        名前からキワモノ感も強いし、初期のCDなどは、入手困難と
        ちゃんと聴いたことがなかったのですが、知人の誘いもあって
        今回、初めてライブに臨んでみた。

         チケットは店頭購入したが、発券後からなり遅く購入したのに
        21番と、固定のコアなファンが買い占めていると思っていたので
        この予想外の展開で、ちょっと拍子抜けする。それでも実際、
        開場してみると、スタパの着席がほぼいっぱいになっていたので
        100人程度は、入っていたと思われる。客層は、ゴシックな女性が
        ほとんどと予想していたが、これもまた違っていて、男性ファンも
        かなり多くて、半々くらいであった印象。

         「フーガ」の導入から始まったステージは、鐘の音に変わり
        一瞬「森田童子」の「東京カテドラル聖マリア」のライブ録音盤を
        思い起こされた。披露された曲は、概ね、一見さんの自分としては
        賛美歌を初めとする教会音楽調の曲であった。そのため、セットリストを
        見ても、あまりどの曲がどれかなのかは判然としないのだが、
        フレーズが立っていた「under the moon」や、感じが須山さんの
        世界観に繋がる「le shant de l'etoile」は、印象に残っている。
         前半で、パーカスを入れた曲もあって、この辺は、曲調的にも
        インパクトがあって、印象深いが、パーカスのような鳴り物を
        使うのは、最近の黒百合にしては、珍しいことのようである。

         2部の方は、さらに印象に残っている曲が少ない。鳴り物のパーカスも
        1部で片付けられて無く、ピアノ曲か Keyの賛美歌風の曲が淡々と続いた
        印象である。それでもピアノの力強い打鍵の曲(「the stream is the wind」
        だろうか?)が心に残った。どちらかというと、アンコールの
        「little star」とか「Kyrie」が記憶に残っている。
        「little star」は、多分、黒百合としては、かなりの異色作だと思われるが、
        英語詞のポップ調の曲で聴きやすかった。でも英語の発音は、
        あんまりうまくないかな?(笑)
        「Kyrie」は、予習していて知っていたので、サビで、
        「あ!」って感じだった。

         黒百合姉妹のお二人ですが、お姉様の方は、黒髪のロングで、
        とても美しい方で、MCも無く、美人に多い孤高の気むずかしい方かと
        思ったのですが、終演後に歓談されているところを拝見したところ
        結構気さくな方かとも思い直した。メインボーカルをとることは無かった
        気がするが、どんなボーカルをとるのかちょっと聴いてみたい。
        妹さんの方は、曲調とか世界観からもっと芸術家肌の変な人(失礼)かと
        予想していたが、思っていたよりも結構普通の感じで、逆にもっと
        カリスマ性があっても良いかと感じた。お二人とも関西の方のようで
        大阪でない品のある関西弁が、また違ったインパクトを受けた。

         全体的に、このクリスマスの時期に聴くには、非常にタイムリーな
        傾向のライブで、非常に堪能できた。個人的には、もう少し変化に富んだ
        曲があると、ライブが楽しめるかなとも感じた。ただ、今回の内容は、
        コアなファンの言から、かなり珍しい内容だったので、普通の黒百合を
        もう一度見る必要もあるかとも感じた。

         最後に、このライブで、びっくりした事がひとつ。
        それは、曲が演奏し終わっても、誰一人として拍手しないお約束。
        拍手は、終演後のみと言うのは、かなり異例なライブだと思う。
        曲間に、拍手のない、まるでCDを演奏しているようなライブが
        淡々と進行していくのを体験したのは初めての事であり、
        それなりのライブ経験でも、これにはかなり驚きました。
        (昭乃さんのライブで、「空気が動かない」の比では無いです)


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
新居昭乃 20th annivversary live series ”Happiness is Here”
 【日 時】 12/24(土) 19:00〜
 【場 所】 新宿FACE(東京 新宿)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)自由 整理番号192番 \5250(ドリンク別\500)
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key、Toy Piano

       堀越信泰  :EG、AG
       細海 魚  :ELECTRO、Key、AG?
       保刈久明  :ELECTRO、EG、AG、Key
       徳澤青弦  :Cello

       小川竜朗  :VJ

 【演奏曲】 1.Airplane
       2.Trance Transistor Table Radio
       3.花のかたち
       4.Flower
       5.Orange Noel
       6.サリーのビー玉
       7.バニラ
       8.Pool
       9.Happiness is Here (オケのみ)

       10.風と鳥と空 〜reincarnation〜
       11.鉱石ラジオ
       12.懐かしい宇宙
        (メンバー紹介) 
       13.覚醒都市
       14.砂の岸辺
       15.遙かなロンド
       16.at Eden
       17.Happiness is Here

       18.Princess of winter(エピローグ:客だし曲)


 【コメント】  デビュー20周年のライブシリーズの初日です。
        今回は、先行販売で、かなりチケットが売れてしまい
        チケットの入手が比較的困難だったライブですが、
        結局、当日券もあった模様。
        入場列は、ビルの脇の屋内階段に作っていたのですが、
        1Fエントランスに案内が出るのが遅くてエレベータで
        右往左往した人多数。開場が30分くらい押したので
        整理番号500番以降は、寒空のなかで、外で待機と
        ちょっとかわいそうだった。なおグッツは、新作Tシャツのみ。
        開場前には販売されていた模様。

        FACEは、昔のリキッドルームだったはずなのですが、
        最近は、格闘技のイベント会場で360度の座席配置と、
        入場するまでどんな体制か、不明のまま臨んだライブでした。
        入ってみると、思った以上に、小さいハコで、o-westくらいかな?
        一応、正面にステージが用意されていて、全周囲という
        最悪の事態は、回避。しかし、600人以上入るのに
        用意された座席は、24×12〜13列程度と300人と
        半数は、座れない体制と判明。とりあえず、座席確保するが、
        あまり中央だと、前の人の頭で、よく見えない事が判明して
        急遽、5〜6席左へ移動して、ステージセンターが斜めに
        見えるように視界を確保。

         ステージは、緞帳(どんちょう)に半透明スクリーンを使用して、
        映像を投写しながら、ステージ上の照明を調整して
        その後ろの昭乃さんを含むメンバー浮かび上がらせる手法。
        開演後、映像の中から、浮かび上がる昭乃さんに、しばし感動。
        白地のドレスにピンクに近いケープ?のようなものを羽織った衣装。
        髪には、ウイッグも付けていた感じです。

         セットリストは、前半は、B面的曲を集めた、ライブなれしている
        コアなファンには、かなりうれしい選曲だった印象。
        一曲目の「Airplane」なんかは、ライブでやるとは思っていなかったので
        かなりうれしい選曲だった印象。いつもスロースターターな昭乃さんだが
        声も良く出ていた印象でした。全体のアレンジは、予告通り
        魚さんのエレクトロメインであったが、かなりマイルドな仕上げで
        魚さんがダメなファンも、比較的効きやすかったのではないだろうか?

        「Orange Noel」「サリーのビー玉」は、堀越さんのエッジの
        効いたギターが良かった。「バニラ」は、ムービングプロジェクタは
        無かったが、定番の映像が流れていた。ナマの「サリーのビー玉」は、
        そこはかない感じが圧巻。セルフカバーしてくれてありがとう!状態。

         後半は、アニメファンにも優しい選曲。でも定番の曲じゃないところが
        これまたコアなファンにはありがたい。
        アレンジ的に意表をつかれたのが、「風と鳥と空」。
        軽いエレクトロ調で、この曲は、CDアレンジ以外は絶対似合わないと
        思いこんでいたので、目からウロコ状態。あと、「覚醒都市」が
        バイバリのエレクトロじゃなくて、アコギメインで、チェロのスパイスを
        効かせた、プチ アンプラグド アレンジで、とても堪能できた。

        「遙かなロンド」は、今回、チェロが入ったことにより実現した選曲で
        ナマは、かなり久しぶりな印象で、ラッキーでした。
        新曲「Happiness is Here」は、昭乃さんがファンのオニキさんとの
        コラボ作品。最初4行ほどの詞を送ったら、曲が出来て帰ってきたとの
        ことで、曲調は、完全にオニキさんの洋楽の世界。
        ライブ途中のこの曲で、昭乃さんがステージから退場、
        緞帳(どんちょう)に映像を映している間に、
        ステージの舞台替えを敢行。緞帳(どんちょう)が開くと、
        ステージが布で覆われた白一色の世界。メンバーの衣装も白地と変身。
        予告通り、この後、ここに映像を投写する演出となった。
        今回は、この演出の都合もあってか、アンコールは、無しとの宣言。
        個人的には、予定調和のアンコールなら、無くても良いので
        この潔さは、評価したい。最後の曲で、自然発生的に手拍子が起こったのは
        ファンとしてとてもうれしい出来事だった。

         今回は、昭乃さんも、なんか、かなりリラックスモードのライブだった
        印象で、MCも冗長でした。(楽天ネタは、用意していたネタだったようだが)
        当方の、「ヨーロッパ・ツアー」の質問にも快く応えてくださり感謝。

         残念だったのは、左のスピーカーから、常時「ジー」ノイズが出ていて
        とても耳障りだったこと。ハコのPA担当は、しっかりして貰いたい。

         余談ですが、貰ったフライヤーの中に昭乃さん直筆メッセージ(コピー)の
        クリスマスポストカードが入っていて、こんな所にも気配りをしてくれる
        暖かさをとても感じた。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る
新居昭乃 20th annivversary live series ”Happiness is Here”
 【日 時】 12/25(日) 17:00〜
 【場 所】 新宿FACE(東京 新宿)
 【料 金】 オフィッシャル先行(e+)自由 整理番号306番 \5250(ドリンク別\500)
 【出 演】 新居昭乃  :Vo、Key、Toy Piano

       堀越信泰  :EG、AG
       細海 魚  :ELECTRO、Key、AG?
       保刈久明  :ELECTRO、EG、AG、Key
       徳澤青弦  :Cello

       小川竜朗  :VJ

 【演奏曲】 1.Airplane
       2.Trance Transistor Table Radio
       3.花のかたち
       4.Flower
       5.Orange Noel
       6.サリーのビー玉
       7.バニラ
       8.Pool
       9.Happiness is Here (オケのみ)

       10.風と鳥と空 〜reincarnation〜
       11.鉱石ラジオ
       12.懐かしい宇宙
        (メンバー紹介) 
       13.覚醒都市
       14.砂の岸辺
       15.遙かなロンド
       16.at Eden
       17.Happiness is Here

       18.Princess of winter(エピローグ:客だし曲)


 【コメント】  セットリストを含めて、内容、衣装は昨日と全く同じでした。
        気がついた点の中心にコメントする。

        昨日からのリピーターが多いのは、主催者も知っているはずなので
        せめて1〜2曲くらいは、入れ換えてほしかった。
        
        昨日より、100番も後の整理番号なのに、なぜか昨日と
        ほぼ同じ場所が取れたのは、ラッキーと言うべきなのだろう。

         今日は、「懐かしい宇宙」で、客席からの自然発生的な
        手拍子がおこり、また、なんとなくうれしく感じた。

         ポストカードは、昨日とは、違うバージョンで、2枚集めて
        連結すると、ライブタイトル「Happiness is Here」が
        完成すると判明。

         左のスピーカーの「ジー」音が解決しておらず、非常に残念。
        ジャングルなエレキギターは、保刈さんのお仕事と確認。


 画面のトップに戻る  トップページに戻る  更新来歴に戻る