トップ  [目次]  [前に進む]  [次に進む] 

戦力・戦術あとは運

映画館で「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を観終わった後、主人公 碇シンジに、
今年の阪神タイガースの開幕投手 藤浪晋太郎選手を重ね合わせて見てしまいました。
周囲の優しさ・支え・見守りがあり、本人が自覚及び努力して、一皮むけた成長に
つながっていると感じます。
プロ野球は始まったばかりですが「誰よりも光を放つ 少年よ神話になれ」と願います。

同じSFアニメのジャンルでも、最近は「ワールドトリガー」にすっかりはまっています。
異世界からの侵略者ネイバーと防衛組織ボーダーの戦いを背景に、こちらの主人公は
大人な感じです。
Amazonプライム・ビデオで1stシーズン及び現在テレビで放映中の2ndシーズンを
見返したり、テレビで観るたびにコミックスを何度も読みたくなります。
この「ワールドトリガー」(第12巻:第99話「那須隊C」)で、
B級ランク戦 B級暫定8位 玉狛第2、暫定9位 鈴鳴第一、暫定13位 那須隊の三つ巴の
戦いを見ている、ナンバー1アタッカー 太刀川 慶の解説のコメントがリアリティを
感じます。

※鈴鳴第一 村上鋼隊員と那須隊 熊谷友子隊員の戦闘を見ながら
三上歌歩(実況):
 今日の那須隊の戦いには、いつもよりさらに気持ちがこもっているように感じます!
 太刀川さんはどう見ますか?
太刀川 慶(解説):
 う〜ん、三上には悪いけど、気持ちの強さは関係ないでしょ。
 勝負を決めるのは、戦力・戦術あとは運だ。
三上歌歩(実況):
 そうですか……?
 気持ちが人を強くすることもあると思いますけど……
太刀川 慶(解説):
 そりゃ多少はな。
 けどそれだけで戦力差がひっくり返ったりはしない。
 気合いでどうこうなるのは実力が相当近いときだけだ。
 もし気持ちの強さで勝ち負けが左右されるってんなら……
 俺が1位になれるはずがない。はっはっは

※那須隊 熊谷隊員が敗れた後
三上歌歩(実況):
 熊谷隊員の残した罠も看破……!
 村上隊員、盤石の強さを見せた!
太刀川 慶(解説):
 最後まで粘っていい勝負だったな。
三上歌歩(実況):
 (太刀川を見る)
太刀川 慶(解説):
 勘違いするなよ。俺は気合の乗ったアツい勝負は大好物だ。
 けど、気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、
 じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ。

第51回全国競技かるた小・中学生選手権大会は3/28に終わりました。
この大会に向けて出場者を決める大阪府かるた協会の大阪府選抜は、従来は大会成績を
もとに書類選考で行っていましたが、新型コロナウイルスで大会開催がされなかった
影響で、今年は書類選考及び大阪府予選(3/7)を開催しました。
書類選考でその学年の上位者を代表とし、未決定の残り枠を賭けて予選を行いました。
予選出場者は、中学3年の部C級5名(+欠席1名)、中学2年の部C級2名、中学1年の部
E級以下3名、小学6年の部F級2名でした。
小中学生で下のクラスとはいえ、予選の雰囲気はよい緊張感が漂っており、予選出場者の
本気が本当に伝わってくる試合ばかりでした。
今後もがんばって、もっと強くなってほしいと思います。

参考URL:
Wikipedia シン・エヴァンゲリオン劇場版
Uta-Net(歌詞)/残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
東スポWeb/阪神・藤浪 復活へOK牧場! 開幕戦だけでは見えない「精神状態」の変化
集英社「ワールドトリガー」葦原大介


トップ  [目次]  [前に進む]  [次に進む]