須賀川の行事

 

どんど焼き(どんと祭)1月7日

神炊館(おたきや)神社などの境内で行われた。昔はホーイホイ、ホーイホイと、送り声をかけて行くのはトリオイの名残である。



毘沙門さま(初寅大祭)2月 20-21日

旧正月初寅の日長松院の境内に祀られている毘沙門天の祭りで、前夜の夕方から参詣人が次の日まで続く。毘沙門天は吉祥天とともに除災招福、縁結びの神としてあがめられ、祭礼中信者講中の有志による献膳も行われる。須賀川地方はこの頃が最も寒いのにもかかわらず、門前には露天商が並び縁起ものの「まさる」や「だるま」が売られ多くの人でにぎわう。



すかがわ商店街「雛 (ひゝな)の笑顔に会えるまち」2月 18日−3月3日

須賀川市博物館の企画展「雛人形展」とともに、須賀川市内の8商店街の約60店舗と、福祉センター、芭蕉記念館などに雛人形が飾られている。



すかがわ国際短編映画祭 5月8日(土)−9日(日)

平成元年(1988年)から始まった"世界一ハートフルな映画祭"を目指して、22回目を迎える「すかがわ国際短編映画祭」。2010年は「おもちゃの国」など、アカデミー賞受賞作品5作品や「キツネとウサギ」などロシアのアニメーション作家 ユーリ・ノルシュテイン の6作品を「ノルシュティン作品特集」が上映される他、世界各国から選りすぐったドキュメンタリー、ドラマ、アニメーションが上映される。また、8日の開会式のあと第3回映像コンクールの作品が発表される。2010年は、三鷹の森ジブリ美術館館長、中島清文さんをゲストに迎える。

おもちゃの国 キツネとウサギ


きうり天王祭

7月14日(昔は6月14日)の夜、常時旭ヶ岡公園の社に祀られている天王様の霊を、三丁目のもとの黒門(南口)の近くにお迎えする祭で、須賀川では御諏訪さまと並ぶ祭礼である。
古くは須賀川の町を御輿が渡御したといわれる。この日、天王様(猿田彦命)は厄除けの神様とされており、胡瓜を二本持って参拝し一本頂いて帰りそれを食べると1年間病気にならないといわれている。
1km以上にわたって露店が並ぶ。



須賀川市釈迦堂川全国花火大会

毎年8月第2土曜日に釈迦堂川と阿武隈川の合流付近にある市民スポーツ広場を打ち上げ会場として行われる。当初は文化センター付近の釈迦堂川で行われていたが現在の場所に移ってからは県内屈指の規模を持つ花火大会となってきた。全国でもベスト50にランクされるまでになった。
画像は平成15年(2003年)の様子。



秋祭り 9月第二土曜・日曜

須賀川の鎮守である神炊館神社(須賀川城落城後、諏訪社と神炊館(おたきや)社を合わせ諏訪大明神と称したが、明治11年(1878年)に現在の社名となる)の秋季礼大祭。1日目は、御輿パレードで各町内の御輿が 松明通りを練り歩く。2日目は神炊館神社の御輿が神炊館神社に戻るため町内の若連が御輿を担ぎ次の町内へ口上を持って引き渡す。(平成16年(2004年)9月11日・12日の様子)




円谷幸吉メモリアルマラソン毎年10月第3日曜日

昭和39年(1964年)の東京オリンピックマラソン競技で銅メダルに輝いた須賀川出身の円谷幸吉選手の偉業をたたえ、第二の円谷育成も目指し昭和58年(1983年)から始まったマラソン大会。平成15年(2003年)まで松明あかしの翌日に開催されたが、平成16年(2004年)より10月の第3日曜日の開催となった。
毎年親友のメキシコオリンピック銀メダリスト君原健二氏を迎えて開催されている。平成17年(2005年)の様子



八幡山衍義(えんぎ) 11月第ニ金曜日

日本三大火祭りの一つ「須賀川の松明あかし」の前夜祭として、八幡山山頂の岩瀬八幡神社境内で「八幡山衍義」が行われる。 松明を持って八幡山を登る 供養
平成14年(2002年)11月8日は、須賀川信用金庫の職員が扮する二階堂家武者隊と伊達政宗の長男秀宗(宇和島藩祖)の直系の子孫で12代目の宗忠氏と妻の美恵子さんが訪れ、413年ぶりに二階堂家と伊達家が和解の握手をした。ここ八幡崎城址古戦場は、最大の激戦地であった。「八幡山衍義」は、二階堂と伊達の両家の戦いで亡くなった戦士の霊を慰めるため、八幡町町内会主催で平成10年(1998年)から毎年行われている。 八幡山は本城(須賀川城)と大黒石口に虎口の守りとして築いた
八幡崎城の跡で、山頂には土塁の跡があり、中腹には空堀の跡も見られる。
(画像協力:八幡町町内会 庶務 鈴木明氏)
大乗院と二階堂家武者 伊達家子孫の伊達宗忠氏と信金職員扮する大乗院の和解の握手 伊達宗忠夫妻、大乗院と須田美濃守 供養


松明あかし 毎年11月第ニ土曜日

第7回ふるさとイベント大賞優秀賞受賞
400年余りの伝統を誇る日本三大火祭りの一つ「須賀川の松明あかし」は、毎年11月の第二土曜日に開催される。 会場は翠ヶ丘公園内(福島県唯一選ばれている日本都市公園百選の一つ)の五老山(昔は須賀川市商工会議所のある十日山で行われた)で行われる。
当日は長さ10メートル、重さ3トンの大松明を150人程で担ぎ、町中を練り歩き五老山山頂をめざす。
五老山山頂には既に30基程の本松明が大松明・御神火の到着を待っている。小松明が次々と山に灯され、午後6時半、二階堂神社(須賀川城本丸跡)からの御神火が到着し大松明に点火され、その後次々に本松明、仕掛け松明にも点火され、山は火に包まれる。
五老山には三十数本の松明が赤々と燃える。 松明あかし録画映像配信中!(500Kbps)or(3Mbps) NTT福島提供
五老山の本松明と仕掛松明風景 五老山の本松明風景 大松明 姫松明 小松明 燃え盛る本松明 燃え盛る本松明 松明あかし遠望 松明太鼓


牡丹焚火 毎年11月第三土曜日

国指定名勝「須賀川の牡丹園」の園内で開かれる牡丹焚火は、環境庁の「かおり風景100選」にも選ばれた初冬の風物詩である。牡丹の樹齢が尽きて枯れてしまった牡丹の枯れ木を焚く牡丹焚火は、牡丹を供養する意もあり、歳時記の季語にもなっている。焚火が始まるとほのかに香りが漂って来る。その炎の色の変化と香りを楽しみながら、全国から集まった俳句を嗜む人達が一句詠む句会でもある。牡丹の古木に含まれるリン(?)によって青白い炎を見せる。



ふくしま駅伝11月第三日曜日

第18回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝2006)」で当須賀川市は昨年の覇者福島との競り合いを制し、5時間8分35秒で初優勝を飾り総合第1位(市の部1位)となった。(2005年の様子)
大町よってけ広場の円谷幸吉選手記念碑前を1位で通過する須賀川市の樋口勝利(学法石川高)選手 六軒通りでデットヒートを繰り広げるする選手達
   
Indexに戻る