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科学的認識の進展による

二元論の復活


客観

客観は意識が意識自らを対象化し、対象のうちに自らを位置づける表現です。
意識は意識でしかなく、意識の表現は主観としての意識です。
客観は意識が自らを主観として意識し、対象表現のうちに意識自らを対象化する表現です。
意識が自らの主観性を反省して、客観を表現します。
客観は主観としての意識が主観であることを反省する表現です。

客観は対象間の相互関係の表現です。
客観は主観による反省ですから、客観表現であっても人によって異なります。
人ごとの客観表現は同じであることを確認しようがなく、一致は保証されません。
人々は対象の表現を抽象化し、表現し合うことで一致を目指します。
客観は抽象的相互関係表現によって非属人的、一般的表現になります。
個別的存在は絶対的区別、差異性によって具体的です。
具体的存在であっても関係は同一性があって普遍的です。
普遍的同一性に基づいて差異性を区別して抽象的表現になります。

存在は相互作用の区別と関係で全体を実現しています。
相互作用関係の連関全体に対象を位置づけることで、主観を超えた客観を表現します。
論理が抽象的相互関係表現、客観的表現です。
論理は相互規定関係だけからなる表現です。

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_kyakkan
2023.09.28