Banner

Audio misc page


オーディオ雑記帳へようこそ!

6BM8シングルプリメインアンプの紹介ページです。

 真空管アンプを紹介しているあまたのサイトを見ますと、シャーシの上に真空管が林立し、トランス類が乗っている、という物がほとんどです。

 これからご紹介するアンプは、そういう形式を取らず、パネルを付け、部品は全てケース内に収容しています。
私のサイトは、他のサイトの内容とは異なる物を、というコンセプトで作成していますので、このアンプならば、と紹介を行うものです。
このアンプはかなり以前に製作した物で、今回、ロータリーSWのネジ止めがゆるみ内部の配線の一部が切れたので、そのメンテナンスの為にケースを開けたついでに撮影したものです。
ケースは、市販のパンチングメタルのカバー付きシャーシを使っています。
それに少し大きめのパネルを付け、市販品っぽく見せています。

 ケースサイズは、400x150x250です。
パネルは、440x170位です。

パネル上部、右から、電源SW、音量、セレクタです。
パネル下部は、フォーンジャック、電源ランプ、バランス、マイク1,2バランス、マイクレベルです。

 シャーシ内部はごちゃごちゃで見せられた物ではありません。
ですが、見せちゃいます。  約210KBあります。
上部は、以下の配置となっています。

右上は、電源トランスで、その下に整流管(5R−K16)があります。
整流管の左下のトランスは、1個しか手持ちのない出力トランス(HS−5)をチョークコイルとして使用しています。
その他の球は、全て12AX7(A)のはずです。
三角マークは、出力トランスで、タムラのF475です。
丸マークは、オイルコンで、1から4マイクロFです。
一部はそのままですが、ほとんどは、電解コンデンサをパラっています。

回路は標準的な回路です。イコライザは、CR型です。
ヘッドフォーンジャックを差し込むとSPからの音が切れるようにしてあります。
又、録音出力も出しています。もちろん、発振しない様にしています。
マイク入力は、トーンコントロールの代わりに付けましたが、増幅段が少なくコンデンサマイクでは少々音量不足です。
常に主回路につなげたままなので、マイクVRを上げておくと、ノイズが添加されてしまうという欠陥があります。
ミュート回路を付ければ良いのですが、マイクVRを下げておけば良いので、そのままにしています。

コンパクトにまとめたプリメインは、使い勝手が良く、信号経路が短いのが良いのか情報量が多く、新鮮な音で鳴っています。
以上ですが、何かご参考になれば幸いです。

戻るHOMEへ戻る