A&DのハンディLCRメータです。
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使いやすい高精度のハンディLCRメーターです。
ヤフオク等で古いLCRメーターを落札するよりアマチュア的にはこちらです。
精度はデスクトップ機より落ちますが、なんといっても10kHzでの測定が出来ます。
古いデスクトップ機は、100Hz,120Hzでの測定のものがほとんどです。
こちらは、100Hz,120Hz,1kHz,10kHzで測定できます。
そしてこの機種は、D,Q,θの測定が出来ます。
付属品は短いわに口クリップだけです。
ピンセット型のチップ部品用測定ジグは高いし、使わないので購入しませんでした。
専用RS232Cケーブルも不要なので購入しませんでした。
写真は、銅箔スチコンとネットワーク用コイルの測定風景です。
コンデンサはQが高く測定できませんでしたが、コイルは、周波数を変えてQの測定をしました。
左上より10kHz,1kHz,120Hz,100Hzです。
さてこのAD−5827の主なスペックは、
シリアルモード測定、パラレルモード測定。
メイン表示、19999。
最大、最小測定レンジ、
Rパラレルモード:10MΩ、20Ω(全周波数)。
Cパラレルモード:10mF、20nF(100,120HZ)。
Cパラレルモード:1mF、2000pF(1kHZ)。
Cパラレルモード:50μF、200pF(10kHZ)。
Lシリアルモード:1000H、20mH(100,120HZ)。
Lシリアルモード:100H、2000μH(1kHZ)。
Lシリアルモード:1000mH、2000μH(10kHZ)。
サイズは、87x184x41mmです。
A&Dは販売をやめていますが、Keysight(旧Agilent)は引き続き販売しています。
今だにA&DのOEMの様ですし、サフィックスはCまで行っています。
100kHzでも測定できるものがあります。
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A&DにとってLCRメーターは自社で取り扱うには毛色が異なっていたようです。
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