ここは、わたしが使用中のリボ、ビビッドを紹介するページです。
シミを取ろうと表面から洗剤液で叩いてみましたが取れませんでした。
なので、ファブリックを外して洗濯(手洗い)に挑戦です。
足を外した状態です。
次にファスナーを開いてファブリックを外します。
座面側から取っていきます。
足を止めていた金具が見えます。
おそらくスポンジの内側に骨(金属か板かは不明)があってそれに付いているのだと思います。
わかりにくいのですが、ひざ当て側です。
スポンジが少し劣化していてぽろぽろと取れます。
これを行っている今は2013年ですが、製造年は1989年、つまり24年経過しています。
もう10年か20年すればスポンジはぼろぼろになってしまうでしょう。
ファスナーは中央に一直線ではなく斜めになっていますので座面側と同様に距離の短い側から先に外します。
外した本体側です。
中央のひざ当てと座面を結ぶブリッジ部分(ネック部分)のスポンジが劣化してひび割れています。
保護用にバスコークを薄く塗っておきました。
表面をほんの少し保護できればと考えての事です。
但し、ひびを埋めて修復するまでは行なっていません
といいますのは、バスコークは固まるとかなり固めになるからです。
左が座面上側、右がひざ当て下側(もしくは内側)です。
座面上側は色が薄汚れています。
上側はすり切れてきているのか織り目がはっきりし、下側(もしくは内側)はフェルトっぽくなっています。
洗濯は、ウール用洗剤を用い、手でもみ洗いをしました。
すすぎはシャワーで洗剤を流し、その後水中ですすぎました。
脱水は、洗濯機で起動時間も含め1分半程行いました。
その後陰干しして終了です。
ある程度乾くまでは新聞紙の上に広げ室内干し、最後に物干し竿に引っ掛けて干しました。
乾燥後に取り付けますが、多少縮んだのでしょう、ファブリックをものすごく引っ張ってやっとファスナーを閉めました。
ブリッジ部分(ネック部分)上側はファブリックがスポンジに密着せず少し浮いています。
そして、足を付けて終了ですが、ねじの頭が少し錆びていたので、サビチェンジャー(赤さびを黒錆にするもの)でさび止めをしました。
この写真ではきれいになったかどうかわかりませんが、足の跡が無くなっているのが洗濯した証拠です。
ファブリックの椅子の上側部分の色は薄いままで元の色(裏側と同じ色)には戻りませんでした。
シミは気にならない程度になりました。
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