ハーマン時代に購入した物です。
使いすぎたので針が飛ぶ寸前まで行っています。
針の周りのカンチレバーの一部が取れています。
仕方ないので、エポキシ接着剤で補強しています。
針が逆側に飛び出しているように見えるのはずれたからではありません。
始めからです。
昔々はどのカートリッジもこのようだった、と聞きました。
埃対策でだんだんと伸びていったそうです。
コイルとコイルボビンの保護用には黒いゴムのシートがかかっていました。
ですが、経年劣化でだめになり半透明のシートで包んでいます。
こうすると内部がシースルーになり良い感じです。
なお、このSPU−Gは、テンションワイヤを引っ張っています。
雑誌に某評論家が、SPU−Aはテンションワイヤが強く引っ張られており一度これを緩めると元には戻せない、SPU−Gとの違いはここである、と書いていました。
では、という事でこのワイヤを引っ張りました。
当時は、SPU−Aも所有しており、比較すると、SPU−Aと通常のSPU−Gの中間くらいの鳴り方となりました。
なお、AとGの大きな違いはシェルであることは書くまでもありません。