フォントデザインの変遷、その2です。
まずは2400からです。
Beomaster 2400 は斜字体を使用しています。
デザイナーさん、デザインしたかったんでしょうね。
70年代はそういう時代だったと思います。
入力モード表示のPも斜体です。
メーカー名のフォントは変えられませんから、同じ字体のほうが良いと思いますがこだわったんでしょうね。
ボリューム表示もデザインしています。
この表示ですと音を大小するのにどちらを押すと良いかすぐに分かりません。
両方に広がりを持たせるデザインにしたかったんでしょうね。
それが 2400−2 になりますと、
斜体ではなくなります。
ボリュームの部分も、
かなり普通になりました。
これなら音の大小の調整が直感的にわかります。
さらに 2000 では、
すっきりと落ち着いてしまいました。
ボリュームの部分も、
誰が見てもわかります。
さらに 4500 では、
努力のかけらも感じません。
これらの変化、おそらく市場の要求かと思われます。
デザイン的にはつまらなくなりましたが、操作上は向上しました。
B&Oはデザイン優先のメーカーかと思いましたが、細かいところでは妥協しているようです。
これで、B&O BEOMASTER のロゴ変化の比較を終わります。