このB25は、エモーション・シリーズのアンプです。
これはヤフオクでアンプのみ入手しましたが、使用しないので売却しました(2010.秋)。
このS25は、REVOXのエモーション・シリーズのアンプですが、他には、CDP、TUNER、TAPE DECKがあります。
色は、シルバーと黒があったようです。
デザインは、平面性を重視していますが、ボリュームだけは突出しています。
他の機器は全て平面のスイッチになっています。
これはシルバーですが、ブラックもありました。
リアは、
元の価格は残念ながらわりませんが、海外では中古が10万円強で売られています。
さて音ですが、普通のトランジスタアンプの音です。
エネルギッシュな鳴り方ではなく端正な鳴り方で定位が良く出ます。
購入してから気が付いたのですが、VRは電子VRでした。
中身を見てみましょう。本邦初公開ではないかと思います。
スペックは、
周波数特性:20Hz〜20KHz(+0/−0.2dB)
出力:2x100W(8Ω)/2×150W(4Ω)
ダンピング係数:100(1kHz/8Ω)
ひずみ率:<0.007%(1kHz/100W/4Ω)
SN比:98dB
サイズ:440x100x370mm
重量:9.3Kg
全体像ですが、重量バランスがやや悪い配置ですが、シンプルでわかりやすい構成です。
入力部は、5入力+1モニター出力です。ICによる切り替えです。
次にメインアンプの周辺を拡大してみましょう。
一番大きなメイン基板へは、整流された電圧がきています。
そのケミコンは、めずらしくもフィリップス製です。
ひょっとするとこのアンプの出自を物語っているのかもしれません。
ヒートシンクには終段のトランジスタと前段のトランジスタがきれいに並べられて取り付けられています。
型番までは確認しませんでした。
左側の大きなICは、マイコンICのようです。
下の写真は、入力部です。
次は出力部と電源整流部です。
最後は、リモコンです。
このアンプとCDプレーヤは、リモコンが無いと細かい操作が出来ません。