Ｓｉｅｍｅｎｓ　Ａ３４＆Ａ４０ｓｙｓｔｅｍ

６Ｗと３Ｗを使ってスピーカー・システムを作りました。

なんちゃってコーナーホーンです。

 小さな後面解放箱箱で行おうと計画しましたが、コーナーに置くものとしたので、壁面を利用した背面ホーンのようなものにしました。

板の接着は木工用ボンドのみを使い手抜きをしました。
板は、１５ｍｍ厚のラワンベニアです。
下の写真が接着後、塗装途中のものです。

中央にあるのはリアの反射板、これで音波を左右に分けコーナーホーンとなります。
上から見ると、

次は完成品、設置の図です。写真の都合で左右、窓の部分をトリミングして短くしています。

完成品を正面から見ますと、

サランネットは木綿の布（LOWTHERのエッジに使ったガーゼという名の布）です。
リア側です。

端子は、陸軍端子を使っています。
この裏に低域カットの２．２μＦのコンデンサがあります。

さて音はといいますと、以前より少しは低域が出ているようです。
コーナーホーンの動作は微塵も感じられません。
だいたい１００Ｈｚ程度の周波数特性ではないかと思います。
それでも大分低域が出てきたので目覚まし用にはインパクトが少なくなりました。
この音出しシステムは、ＲＥＶＯＸの古いアンプとチューナーを使っています。
それにこの古い６Ｗ，３Ｗのスピーカー・システムなので、古い音がします。
ですが、当初の６Ｗ有効利用という目的は十分に達せられました。

スピーカー・ケーブルをLANケーブルに替えました。
そうしましたら、低域は出ないのは変わりませんが、すっきりとした音に変わりました。