マグネパンの2機種を使った3ウェイです。両方とも中古ですが、MC1は現行品です。
今は国内代理店がありませんしMC1は輸入もされていなかったようですが、、MC1はまだ現行品で本国では販売されています(2025年3月時点)。
クリーム色のサランネットがMC1、黒がSMGcです(右端は別)。
MC1は小型2ウェイで、主にサラウンドを用途にしています。
壁に金具を使って取り付け、使用しないときは壁に密着させ、使うときにスイングして壁から少し離して使うものです。
SMGcは2WAYで、SMGシリーズの最後のものです。
このシリーズの初めのSMGは1980年代に発売されていたようですが、SMGcの発売年代はわかりませんでした。
この3WAYは、SMGcのウーハー部とMC1を使い横に並べて3ウェイとしたものです。
ネットワーク回路は、
シミュレーション結果は、
です。
SMGc側は、ツイータの回路を外しただけ、MC1は中域・高域として使うために回路を変えています。
手持ちの部品+アルファで構成したため6dB/octですが合成特性はフラットになっていません(中央の水色)。
MC1はスピーカー線が直出しでしたが、これを切って端子をリアに新設しました。
SMGcの左右の間隔が狭いためにステレオ感は薄いのは否めません。
SMGcは外しているツイータが内側になるようにしてウーハー間がなるべく離れるようにはしています。
低音は、3.7iほどには伸びていませんが十分です。
不足なら別途サブウーハーを足しますが行ったことはありません。
MC1の高音は疑似リボンですが、3.7iのピュアリボンと比べてややクリアーさが落ちるかな?、程度です。
高さが3.7iより圧倒的に低く威圧感が無いのが何よりです。
SMGcは足無しを中古購入したため、木を使って足を自作しました。
そして、そこにMC1の金具(下側)を取り付けています。
上側はSMGcの側面モールのねじに共締めしたアルミ板に金具を取り付けました。
下側は金具にある突起をMC1の穴に差し込み、上側はピンを上から差し込んで固定しています。