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デジタル処理チューナー 対 アナログチューナー

デジタルシンセサイザーチューナーでは無くデジタル処理チューナーです。

 
 間違いやすいのであえて「処理」と入れています。
 

初期の製品で、中身は以下です。
 
右下がデジタルチューナー本体、DSPとDACが搭載されています。
右上がRF部、バンドパスフィルターとRFアンプのようです。
上が出力部、アナログとデジタルの出力です。
下が表示とスイッチ、左が電源です。
クローズアップは、以下です。
   
   
 
 音出しは同軸出力をDACにつないで行っています。
同軸出力は、192kHz、24bits です。
音はDACの音そのものです。

 さて、アナログチューナーの音との比較はどうでしょうか?。
別ページのシンセ・チューナ改造のアナログ・チューナとの比較です。
これは、このデジタル処理チューナーの勝ちでした。
アナログチューナーは古めかしい音がします。
聴いていると、電解コンデンサを中心に部品が古いためのような感じがします。
出力部の電源の電解コンデンサをニチコンのミューズへ、同じく出力部の抵抗の一部をDALEにしました。
ディエンファシスの一部を形成している平たいポリエステルコンデンサを角型のフィルムコンにしました。
出力のコンデンサの2.2μFにさらに2.2μFを追加しました。
この改造後に比較するとアナログチューナーに軍配が上がります。
デジタル処理チューナーは硬質な音がして面白くありません。
アナログチューナーの方は付帯音が付いているのかもしれませんが、厚みのある音がします。
DACが変わると評価が変わるかもしれませんが、DACは、TEAC USB DAC UD-701N ですので、それなりに高価です。
対してアナログチューナーは、せいぜい5分の1程度の価格に相当する中身です。
以上、デジタル処理チューナーとアナログチューナーの比較でした。
追記:スピーカーを変えると途端にデジタルチューナーの音が良く聴こえます。
結局、対決は引き分けという感じでした。

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