2011/11/8

 
  「新横浜物語10」  
 

横浜中華街にて豪華な中華料理には在り付けませんでした

観光地化した中華街の通りを歩いてる 観光客だけの多い中華街

(本人が観光客なのに 之だけ自己中で書ければ逆にリッパ(笑))

店頭販売の豚饅頭と中華ちまきを食べ 街を一回りして横浜中華街を後に



次に訪れたのが みなと横浜の名所・山下公園 当時の豪華客船 「氷川丸」が

前回見学した6年前と変わらぬ姿で迎えてくれたのは 少し嬉しかったけれど

交通機関展示に何時も感じるのは 係留だけの動かない船は哀れを感じる

やはり動態でなければ船は可哀想 膨大な維持費を考えると動態保存はムリ



山下公園では幸運にも 日清食品が横浜港ラーメン記念館開設に合わせて

カップラーメン無料試食会を開催されているのに出会い 

家族全員11人がカップラーメンに在り付け その有難さを行動で表す為にも


チキンラーメンは安藤桃福(ももふく)さんと云う 台湾の人が戦後日本へ帰化され  

大阪池田の自宅物置で発明した偉大な発明品 これにより世界の飢餓難民が

どれ程助かり食生活が便利に成った事かを 大人から子供へも解りやすく解説






「親分 すぐ向で新型カップラーメンを無料で配ってるねん これ見て1個もらった来た」 



「ルーチャンそれなら全員で並んでやなー 一人1個ずつもらおかー」



「一人1個なんて書いて無かった そやけど一人1個やないとアカンねんやろかー

誰も並んで無いしオッチャン暇そうにしてた 何遍も並んでようけ貰ってエエのんちゃうん?

ルーはこのカップが気に入ったから部屋にたくさん並べて飾りたいねん」



日が傾きもう直ぐ日暮 日が暮れば街燈明りの薄暗い公園

配ってる係員も チキンラーメンを配り終え早く帰りたい頃と見た電右衛門

全員で並び貰ったラーメンを別に保管し係員に敬意 又手ぶらで並ぶ気の使い様 



「おーい ルーチャンこれ位にしようよ これ以上は持って帰られへん」



「親分 外箱は捨て中身だけにしたら嵩も減って持ち易いから大丈夫持って帰れる」



「ルーチャン偉い!」



アホな親分と孫 一部の人達から見れば顰蹙(ひんしゅく)を買う行為は十分承知

一人1個の看板も無い事ですし 配る係員も早く仕事が終れば万々歳と良い事ずくめ

そんな難しい事は別にして ルーチャンの前向きの考えや行動力を評価してほしい

世の中にはアレコレと口先だけで 何もしない連中が一番良くないと考え

可愛い孫を悪の道へと引っ張り込む 親分電右衛門でした

--戻る--   --続く--