2011/3/22

 
  初入院騒動の記「入院日常」  
 



被災された皆様・復旧に当たられてる皆様に 心より御見舞い申しあげます



阪神淡路大震災の記憶や非常時の暮らしを今も鮮明には記憶していますが

不思議な程 書く事も話する事も なぜか避ける気配が妙に強い電右衛門

持前のユニークな性格や雑学の蓄積に 行動力・技術力が伴うのですから

少々の物不足や都市機能低下にも困る様な事は無かったのですが・・・

時が経って想いの美化現象でしょうかねー?



初入院と云うのに案外落着いて過ごせたのは 主治医とのコミニュケーションも良く

病気・原因ヶ所の状態が電右衛門にも大凡理解できたからでしょう

其れと最も大きいのは還暦を過ぎ 生活に掛かる費用を抑える方向への大転換

若い頃より社会に船出此の方 上を目指し全速力で走ってきた全生活を

スローダウンの大切さを理解し 現実にボチボチと生活改善していたのです



街の小さな小さな夫婦二人で商う電器屋 年末の忙しい時分に入院

他の同業連中の多くが今頃は忙しく 大きく儲けているのかと思う貧しい心 

自転車操業の辛い所 止まれば確実にコケル恐怖感と現実に 

病気は治っても細い神経が持たずに今度は胃炎 それの方が長引いた例など多数



あれは三十歳中頃の 開店して間も無い同業の話

下腹部激痛に気忙しさと売上を気にして医者へ行けず 無理して仕事を続けていると

やがて立つ事も出来ず 下半身から崩れる様にヘナヘナと座込み

事の重大さに始めて気づき病院へ運ばれて 即入院など



多くを見聞しての40幾年を振返れば 時期的にも大変恵まれた心理的環境でした

何か負け惜しみ風な匂いが漂うのは 未完成で未だ至らぬ処でしょうか



何時もが早いのですが 入院中も目覚めるのが早かったですねー

早朝6時頃(12月ですからまだまだ夜中) 寝てる身には少し暑い位の室温

推定25・C程度でしょうかねー 病院支給のパジャマ姿で元気良く起き上がり

窓を全開 これがねー全開せんのです3階でしたけど万が一を考えての事でしょうか



部屋の空気を入換え

寝癖の付いた髪を巧妙にセットし 洗顔・歯磨・髭剃・用便行動

この用便行動とするか便器に座っている事が 催しを誘うのが人体の成立ち

なにしろ入院生活には時間が有余る程あるからできる贅沢行動の一つです

少々ユニークな頭と 一つ一つがチャッチャッとこなせる動作能力を抑えに抑え

電右衛門的には超ユックリにここまで済ましても時間は まだ7時(笑)

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