2011/3/8

 
  初入院騒動の記「無線LAN」  
 

 

やはり病室のLAN設備は患者には使えませんでした

電右衛門が契約している地元CATVでは 無線LANは地域的な問題で使用不可

入院日数の2週間余りをTV鑑賞のみで過ごすには大きな問題が在りました



言うてすまんけど (大きく出ましたよー プッ)

電右衛門は電器屋の職人 TVは本職ですから自らが長時間楽しむのに

映りが悪いは精神衛生上はなはだ宜しくありません 増して始めての入院

グズグズ申しますが病院のTVが 安物で古いアナログ式14インチ薄型

アンテナ回路が悪いのかゴースト(横にダブリ・横に影)が出るひどい映り



最も気に入らんのが料金 カードを先に買うタイプでしたが

1000分1000円 早い話が16時間1000円と誠に持って高い料金に腹が立つ

映りも悪い料金も高いとなれば 貧乏電右衛門の病気が余計に悪くなる図式

悪くなるとは言え入院患者さんの多くが 悪い乍も利用されてる現状を秘密裏に偵察

病室前を通る時 痴呆型患者個室の扉開けっ放しを横眼で観察すると



あごの上がった痴呆が出てるのか寝てるのか 心配する様な患者さんのTVは付っ放し 


考えてみれば3ヶ月は入院するとして 医療費は無料でも差額ベッド費用が

軽く百万は超える金額なら TVの利用が日に1000円程度なら関係無いのかなー

今時 全部とは云わんけれど一部の高齢者は金持ちですからねー

恥ずかし乍 それまでTVの利用料金が高いのに文句を考えていた電右衛門

子守歌替わりのTVを見て 関係者に文句云うのは止めました(笑)



そんな時に次男から 天から降って湧いた様な有難い話



「パソコンの無線LAN デモンストレーションの試用機なんやけど年末の25日までなら

無料で使える機械在るねんけど借りて来たげよか」 



「えーほんと 嬉しいがな是非ともお願いしたいねー 入院予想は22日頃までの筈

25日なら余裕のヨッちゃん 直ぐに段取りして欲しい」



「22日までと勝手に決めてるけど 患者がそんなん決めてもエエのん」



「これはねー今は云えんけど 永い間の雑学と云うか生きて行く知恵みたいなもんやねー 


覚えて置いて損は無い 退院したらユックリと話する事にする」



「大丈夫なん心配するなー 取敢えず無線LANは明日会社の帰りに持って来る」



自宅内無線LANなら経験あるけど この種街頭・屋外型の使用経験は少なく

通信速度も気に成る処なれど これで入院生活も楽しめると思えば・・・ 

<戻る WiMax>