月刊雑誌 電波受験界の表紙

1技合格体験記



月刊 電波受験界98年1月号「私はこうして合格した 」より

(1陸技)西 川 敏 弘


定時制工業高校との出会い

 県立神戸工高情報技術科は、定時制では全国唯一の学科であり、兵庫県教委の特色学科に指定されています。従来の中卒生に加え、高卒以上の資格をもつ一般県民を対象とした専修コースも受け持つことになりました。

 通信や制御,コンピュータの学科で、しかも働きながら学ぶ(生涯教育)という私にとってやりがいのある分野でした。

 専修コース生徒のAさんは、公立大学機械工学科卒業後、地元大企業に勤められ定年を機会に学ばれましたが、アナ1・デジ1は取得、1回国試のシスアドにも私と揃って受験、二人共合格しましたが、私は冷や汗ものでした。大先輩にあたるような方の指導は私にとって初めてだったからです。(ちなみにこの方は5か月で電験3種も取得します)高校では教員に情報処理2種レベルがあれば良いと思っていた私にはショックでした。

 また、本校の非常勤講師をお願いしている神戸村野工業高校教諭の北田佳仁先生は1陸技の合格者で本誌96年1月号の体験談も書かれております。このような周囲環境が私を再度この世界に引き込む力となりました。私が電波受験界を読んでいると、「実は私も」と北田先生が鞄から本誌を出されました。この平成5年当時、2人とも同じ1アマでしたが、すでに彼は1陸技のゴール目前であり、私は予備試験に合格したビギナーでした。その後、私は本試験は「2陸技から1陸技への各駅停車」に乗ってしまいます。その後、阪神大震災などもあり4年弱の時間を費やす事になり、ハムの開局から考えると実に20年目に1陸技に合格することができました。

 

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平成11年1月更新

通信関連ページ1999/1〜(参考集計)

 

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西川 敏弘jf3mxu@hi-ho.ne.jp