バリ・トランバン ログNo.9
【観光編】


【観光など】

リゾートの中ではそんなこと全然感じないのですが、一歩外へ出ると日本人は歩く財布と思われている節があります。

 快適に過ごすためには、「ただの親切心から何かをしてくれるわけはない」、「必要でないサービスはきっぱり断る」、「物の値段は自分の欲しいと思う気持ちの対価である」ということを押さえて行動するのが良いのではないでしょうか。

 よく土産物屋でぼられた等と言う話を聞きますが、他の人と自分ではそのものを欲しいと思う気持ちに差があるのでぼられた訳ではなく、自分はその値段でも欲しかったのだということだと思うのです。

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 バリに行かれた方の体験記を読むと必ず出てくるのが、空港のポーターと両替のトラブルです。日本人がバリについて最初に体験するバリらしい出来事なので皆さん記憶に残るのでしょうか。

 ポーターはあたかも空港のスタッフのような制服(?)で現れて、荷物受け取りのターンテーブルから出口までほんの100m程スーツケースを運んでくれて1000円という法外なチップを要求するというもの。

 きっぱりと断るか、スーツケースをカートに載せてしまえばそれ以上しつこくすることはありませんでした。

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 両替は、空港出口に沢山両替屋さんがあるのですが、出口に近くなるに従ってレートが良くなり、最初の方で両替してレートが悪かったと憤慨するパターン、町の方がもっとレートが良かろうと町の両替屋で換金してごまかされるというパターンがあるようです。

 よくレートや手数料を確認し、もらったお金をその場でしつこく確認するということで防げそうです。

 気持ちよくチップを払うために、機会がある毎に1万、2万ルピアの紙幣を確保しておくのが良いと思います。

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[ブサキ寺院]

ライステラス 私たちはずっとリゾートにこもっていたので、バリの踊りや音楽にふれることは出来ませんでしたが、せっかくバリに来たのだからと最終日はブサキ寺院を観光して帰ることにしました。

 トランバンからブサキ寺院へ向かう途中では見事なライステラス(棚田)が見られます。

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 寺院では、男性も女性も足を出しては行けないと言うことで、腰巻きを買うように言われます。手持ちがあればそれでもいいそうです。

 一番安そうな布を2枚買って、入り口で拝観料を払い、寺院に向って歩き出すとバイクに乗った兄ちゃん達が入り口まで乗せていってやると言ってきますが、断ってどんどん歩きます。
 子供を抱っこしていたせいか、結構しつこく誘われました。

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ブサキ寺院 5〜6分ほど参道を歩くと、広場があり、やっと寺院の入り口に到着です。

 ここでは「寺の番人です」と称する人が近づいてきて、いろいろと説明しようとします。

 どうやら「番人」付きでないと境内には入れないと言っているらしい。地球の歩き方にも割れ門(?)より中には入れないと書いてあった様な気がしたのでガイドと一緒なら入れるなら入ってみようかとガイドをお願いすることにしました。

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ブサキ寺院の塔 どこで覚えたのか立派な日本語を話す男性は建物の説明などをしてくれ、ついでにお坊さんにお祈りをしてもらいました。
 お祈りのお礼(?)としてお供え物の代わりにお金をおいていくように言われましたが、手持ちの細かなルピアがなかったので、これしかないと、何故か財布にあったNZ$20と500円玉で我慢してもらいました。

#新500円玉だったのにどうやら、お札じゃなかったので気に入ら
#なかったらしい。
#払いすぎの様な気もするが、ま、いいか

 さて、そんなこんなで見晴らし台まで案内してもらいました。ガイド曰く「絶景かな〜!」

 何だかよく分からずに寺の回りをウロウロするより、妙な日本語でしたが、いろいろと解説してもらえたので、多少のお金を払ってもガイドをつけて正解だったと思いました。

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【総評】

 ミンピ・トランバン・リゾートは、移動時間は長いものの、到着してしまえば子供好きでフレンドリーなスタッフと、自由に潜れる生物層豊が豊か宝探し気分が満喫できる素晴らしい海。

 本当は、スパとか、マッサージとか、買い物とか、超豪華リゾートとか、陸の魅力も満載のバリ。

 でも、とりあえず移動などでせわしない思いをしないで、ゆ〜っくり一カ所に泊まって、子供をベビーシッターに預けて連日食べて潜って寝るだけの生活。

 帰ってきた瞬間、次の予約を入れたくなりました。

 あ〜ん、また行きたいよ〜ん。

ミンピから見る朝日