2本目にボートに行く関係で、私は先に入るグループになりました。
まだ誰もいないセッティング場でセッティングをし、エントリーするとまだ9時前で、一番乗り(^^)V
やはり、朝一のダイビングは水が澄んでいて、雰囲気も落ち着いていて最高です。
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さて、エントリーして沖に進むと、いや〜、なかなかの透明度です。 まずは、岩の横で、ヨコシマクロダイ君とご対面。
ぱっと見は地味なんだけど、季節来遊魚なんですよね。
ヨコシマクロダイ君を見ているとフラフラしているテンスyg。 茶色い子で、みんながカメラで寄っていっても砂に隠れたりしない大胆な子でした。
さて、私は例によってフィッシュアイレンズなので、一通りヨコシマクロダイとテンスを観察したら、他のみんなが写真を撮っている間そのあたりを散策。 4cm程度のムカデミノウミウシを見つけました。
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みんなが写真を撮り終わったら移動開始。
この間石垣で見たハナハゼとは色も尾鰭も全然違う、見慣れた形のハナハゼなどを見ながら移動すると、ガイドの下司さんが、砂を指してボードに「カスザメ」と書いてくれます。
しかし、どんなに目を凝らしても、その砂地がカスザメをかたどっているようには見えません。
どこまでがカスザメか分からないので、ちょっと後ろにバックしてから着底、近寄ってみましたが、やっぱりわからん(--;;;
すると、下司さんが、上手に手で扇いで砂を払ってくれます。
おぉっ!みるみるカスザメの体が現れてくるではないですか(^^) はじめて見るカスザメ(&フィッシュアイで写せる被写体)に喜んでシャッターを切ります。
しかし、カスザメ君、砂を剥がれて身も露わになると恥ずかしいのでしょう。 周辺部を煽って上手に体に砂をかけてしまいます。
#逃げようとしないのが面白い!
アッという間に砂の中に埋まってまた見えなくなってしまいました。
恐るべし土遁の術。
カスザメの近くには手編み初心者の編んだマフラーの様なヤツシロガイの卵がありました。
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カスザメを見て、途中3個体ほどテンスyg(いずれも茶)を確認しながらしばし沖に移動すると、またもや今度はちょっと小さめのカスザメ君。
今度は全身を出していて、ちょっと近寄ると泳いで逃げます。
スザメが着底したところを間近に激写!のつもりが、逃げられてしまいました。
あまり追いかけずにカスザメ君とバイバイして、そろそろ引き返し時かな。
折り返すと、海藻の下に黒と黄色の可愛いコロダイygを発見。 みんながコロダイygを撮っている間に沖をふと見るとおお〜、アオリイカの群(^^)。
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さらに戻ると、下司さんがボードに「ホソフウライ」と書いてくれました。 確かに、小降りのフウライウオが漂っています。
ところで、これが本当にホソフウライウオなのかは謎ですねぇ。
インターネットで「ホソフウライ」で検索してホソフウライと称しているいろんな写真を見ましたが、私にはカミソリウオやニシキフウライウオと見分けが付かないのも結構あったりして、一体何がホソフウライウオの特徴なのか全然分かりませんでした。
写りは悪いですが、う_の撮ったデジカメ写真があるので、これがホソフウライウオなのか、ニシキフウライウオなのか分かる方がありましたら教えてください!
#そもそも、ホソフウライウオはまだ種として
#認知されているのだろうか?
と、ホソフウライは置いといて、何と、ホソフウライ(?) が漂っている同じ海藻には、オビテンスモドキygまで漂っていました。
私のカメラはこれらの小物は対象外なので、他の人が一生懸命撮影しているのを見ていました。
この嬉しい被写体2つを1画面にまとめて入れられたらすごく嬉しいだろうけど、絵にするのは難しいだろうな〜。
思わず、いい具合に寄り添ったところで、シャッター切るのは今だ!なんて思っちゃいました。
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そんなこんなで、充分に堪能して浅場に戻ってくると、ミナミハタンポの群やシマハギ小の群、小振りのアオリイカの群、オキザヨリ、タコ、アカカマスの群、ボラなど最後まで楽しい1本でした。
砂地なのに、ハゼがあんまり見あたらなかったような。。
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