'01/06/09 IOP


 6月9日に、こもちダイバーズでIOPに行って来ました。
 前日に梅雨入りし、天気予報も思わしくなかったにも関わらず、当日は良いお天気で、集まった子供達も、水遊びにいそしみ、楽しそうでした。
 この日は、5家族、ダイバー10名、陸番1名、子供7名の大所帯でした。

 七海はもうすぐ2歳になるのですが、段々と他人との関わりが持てるようになってきて、お兄ちゃん、お姉ちゃんの後ろにくっついて遊んでいました。 こうなってくれると、見てる方はとっても楽(^^)。

 ずっと抱っこしていないと泣いていたしばらく前が本当に嘘のようです。
#当時、子守をしてくださった皆様、
#本当にありがとうございましたm(__)m

 でも、子供が大きくなったら大きくなったで、自己主張も出てきて、ケンカが多発(^^;;;
 戸外だったのでケンカして大泣きしても周りの人にちょっと申し訳ないという程度で済みますが、雨が降って室内に避難している時だったら大変だったかも。

◆ ◆ ◆ ◆

【道路状況】

行き:6時30分東名−8時30分IOP
帰り:5時30分IOP−7時30分東名

梅雨のため、出歩く人が少なかったのか、行きも帰りも順調で、たぶん今までの最速記録では無いでしょうか。(ちなみに最高速度は高速で110km位で、決して飛ばしてません)

【1本目】

EN:9:37 EX:10:28 MAX:27.1m 水温:19度 透明度8-15m
波・流れ:なし

 今回はFさんの奥さんが産後復帰すぐのダイビングなので、まずは1番周りをゆっくり回ることに。
 エントリーしてみると、水温は20度位。暖かくなりましたねぇ。

 水底で集合して私がまずすることは、カメラのセッティング。
 最近はドームポートに2灯を付けているので、エントリーするまでは、アームをコンパクトにたたんで、水中で開くことにしているのです。

 砂地に向かうゴロタで、水玉模様のかわいらしいイシガキダイの若魚に挨拶をしてから、まず、6月ということで、アオリイカの産卵が見られるかと思って産卵床に行ってみましたが、アオリイカは居ませんでした。

◆ ◆ ◆ ◆

 そこから、魚礁の方に流してみます。
 下の方はちょっと水温が低いけど、水が抜けていてとってもきれい。

 砂地では、サカタザメやカスザメなどのサメが居ないかと目を凝らしてみますが、残念ながら見つけられませんでした。

 魚礁では、近くの砂地にペタっとアオウミウシ君が一人で居たほか、ヤマドリちゃん(雌)が見られました。

 魚礁から1番の根に向かい、1番の手前に居るらしいと言われていたネジ君を捜しますがやっぱり、こんなところのはすぐ隠れちゃうよねぇ。代わりに、初めてみたニシキハゼをパチリ。

◆ ◆ ◆ ◆

 1番では、思い思いに魚を探しますが、ふと気が付くとう_がタンクバンカーを打ちならし、必至に私を呼んでいる。
 何事かと見に行くと岩の割れ目を指しているが、そこにいるのは、ショウジンガニ? まさか、カニで私を呼んだのかと指をチョキチョキして、カニ?と聞くと、ダンゴウオ!と叫ばれました(^^;;;

 こんなところにダンゴウオ〜(--???とライトを取り出して見ると、親指の先ほどの赤い物体が動いた!!!ダンゴウオだ〜!!!!!! うぉ〜〜〜、めっちゃ可愛いぞ〜〜〜(^o^)/

 残念ながらう_のデジカメは調子が悪く、撮影不可、私のカメラはフィッシュアイで対象外(;_;)なので、じっくり観察して楽しみます。
#一緒に潜ったFさん、きれいに写真撮れてるかな?
#Kさん、デジカメの画像、下さい!

◆ ◆ ◆ ◆

 みんなで一通り観察したので、移動開始。
 クエ穴には何も居ませんでしたが、クエ穴の上で、泳ぐタツ君発見。 ツノツノがかわいらしい白い美形のタツ君でした。

 今回はダンゴウオとタツ君で思い切りお腹がいっぱいになってしまったので、ケルプの森を抜けて、オクリダシに戻りましたが、オクリダシで小さいものを探す気力は残っていませんでした。

 ただ、記憶にあるのはかわいらしいアオヤガラの子供達のみ。 早々にアームをたたんで、最後にウエイトが足りなくて浮きがちだったFさんの奥さんにウエイト代わりにカメラを貸してあげました。私のカメラってば、1kg位のウエイトの代わりには充分なりますね。

◆ ◆ ◆ ◆

【2本目】

EN:13:03 EX:14:01 MAX:25.6m 水温:19度 透明度8-12m
波・流れ:なし

 2本目は1.5番の方に行ってみることにしました。
 エントリーして、移動中ヤマドリ発見。いつ見ても、ネズッポの仲間はおちょぼ口で可愛いです。

 しばし移動すると、今回、先頭をとってくれているKさんが呼ぶので行ってみると、岩の間に巨大なクロアナゴが!でも、なぜか撮影意欲がわかずにシャッターは切りませんでした。

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 さっきよりは下の透明度も上がらないので、岩場で生き物を探します。
 おや、アオウミウシ交接してますね。う_を呼んで、復活したデジカメで写真を撮ってもらいます。こちらには、初めて見たニセイガグリウミウシ

 そうこうしているとまた、Kさんが呼ぶので行ってみると、ネコザメの卵(^^)。 こんな形の卵、どうやって産むんだろう???

 付近にはまたまた、交接しているアオウミウシ。どうやらアオウミウシの恋の季節のようです。 小さなネコザメちゃんでも居ないかなと思ったけど、見あたらず、帰ることにします。

◆ ◆ ◆ ◆

 途中ではトラウツボさんにご挨拶。転石砂場のあたりでは、オトヒメベラ雄に遭遇、その他、タコベラなどのベラ達が、なわばり争いを繰り広げていました。

 一番の上の方のイソギンチャク畑には、生まれてすぐ流れてきたのか、かわいらしいクマノミ赤ちゃんが居ました。

 浅場に上がってくると、ちょっと低い透明度の中、陽の光がゆらゆら揺れる海藻にさしこんで、とてもきれい。こんな光を写真に収められたらと思ってシャッターをきってみましたが、いかんせん、フィルムは残り4枚で、2カットしかシャッターを切らず、ろくな写真にはなりませんでした。やはり修行が必要ですねぇ。

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 オクリダシでは、これも初めて見た、大きな青いふさふさの、ムカデミノウミウシを残り2枚、撮ってみました。フィッシュアイでも充分写せる大きさです。

 オクリダシでは、再びフィルムを使い切ったカメラをウエイト代わりにFさんの奥さんに渡し、マスダオコゼ探しにいそしみます。 しか〜し、私が一生懸命下を見ている間に、何と同グループの人たちは、1.5m程もある巨大ネコザメにあわや襲われそうになっていたという。。。。 私も巨大ネコザメ見たかったなぁ。


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