スミラン ログ No.2



【準備編】

実は、ジンベイザメに会えるクルーズに行きたいと最初に思ったのは、1996年の年末でした。

1996年の夏にセブでCカードを取得したばかりの私はとにかくたくさん潜りたい、大物のお魚に会いたいと思っていました。

年末年始にゴールデンウィークの予定を立てようとダイビング雑誌を読み返して検討していると、確か'96の9月号か10月号のマリンダイビング誌にミャンマークルーズの記事が載っていて、是非これに行ってみたいと思ったのでした。

しかし、いろいろと調べると、ミャンマークルーズのシーズンは4月いっぱいまでで、GWに開催されるかどうか分からないということ、例え開催されたとしても、シーズンも終わりに近づいているので、海況がどうか分からない、ジンベイの確率も下がるということで、'97年のGWは、シパダンに決めたのでした。

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そして'97年の10月号で再びシミラン・クルーズの記事を読んだ私は、発作的に発売日の翌日に、マリンプロジェクトさんに問い合わせのメールを打ったのでした。

いろいろと細かく質問をした結果、ジンベイが現れる確率が高いのは2月から3月の大潮の近辺のリシェリューロックで、例えジンベイが現れなくても、ギンガメアジやバラクーダ、インド洋の固有種等が見られ、透明度も30m程度はあるということでした。

そのときは、まだ'98年の潮見表ができていなかったので、'97年の最後の大潮から大潮の日を数えて、2月から3月のクルーズで大潮がクルーズ日程の真ん中にある日程を、仕事の都合を度外視して選びました。(No.1参照)その結果、No.0にも書いたように、エルニーニョの影響か透明度はあまり良くありませんでしたが、リシェリューロックで潜った4本全てでジンベイが現れるという大当たりを引くことができました(^^)。

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今回お願いしたマリンプロジェクトさんは、メールでやり取りができるため、初日と最終日のホテルや空港からホテルまでの送迎などの手配を全てマリンプロジェクトさんにお願いし、航空券だけこちらで手配して、とても安上がりに旅行の手配ができたと思います。

ホテルは日本でいうビジネスホテルみたいなものでしたが、1泊1室(2名)朝食つきで初日1,500バーツ(およそ5,000円)、最終日1,350バーツ(4,500円)でした。(^^;;
#1人ではなく、2人でですよ!

また、現地の情報なども随時送っていただいたり、細かな問い合わせにも親切に答えて頂いたりして、メールのありがたさを再認識した次第です。


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