雪の降る写真はイヤ!(MX-10 ワイドレンズ他)
いろいろと写真を撮っていると、透明度があまり良くないときに撮った写真の中には雪が降ったような写真になってしまうものもありました。
どうやらこれは水中にある浮遊物にストロボの光が反射して写り込んでしまったためのようです。
これは、
1.を避けるためには、レンズと写したい物の間の浮遊物を少なくすれば良いのですが、海水を濾過して浮遊物を取り除くことは出来ません。しかし、撮りたいものに近づくことによって、レンズと写したい物の間に挟まる浮遊物の数を減らすことは出来ます。 ただし、あまり寄りすぎるとピントが合わなくなってしまいますので注意が必要です。 =そのレンズと絞り値で近寄れるところまで寄る
2.MX-10に付けるYS-40は、本体に付いているストロボに比べるとレンズから多少離れたところにあるので、なるべく本体のストロボではなく外付けストロボを使う。YS-40は、本体から離しても発光するので手持ちにしてしまうのも一つの手かもしれません。 =なるべく外付けストロボを使う
3.MX-10のストロボYS-40は、自分で発光する強さを変えることは出来ません。しかし、ストロボの発光するところを白いビニールなどで覆ってしまうことで、光を弱めることが出来ます。これをディフューズといい、覆うものをディフューザーといいます。 ディフューザーは、専用のものも売られていますが、コンビニの袋などで代用しても大丈夫です。 コンビニの袋を使う場合は、より光が拡散し、ストロボ光の芯も出ないので2枚重ねにした方がいいようです。 新しく発売された、自動で調光してくれるYS-40Aをコンビニの袋でディフューズする場合には、発光面の下の方に付いている明るさを検出する部分を覆ってしまわないように注意しましょう。 また、ディフューズしていると光が足りないと思われる場合にはディフューザーをはずす必要が出てくることもありますが、これは市販のディフューザーに千枚通しなどで穴を空け、ひもでストロボなどにくくりつけておくと無くしにくいです。 =ディフューザーで減光してみる
4.背景が暗いところに白い浮遊物がたくさん写っていると目立つのでなるべく背景を明るくすると良いようです。 背景を明るくするためには、カメラを水平方向より上向きに構えるか、明るい浅めの水深のところで撮るのが良いでしょう。 水平より上向きに撮る(あおって撮る)場合は、ストロボを使わないというのも一つの手です。 =水平より上向きに撮るか、下向きに撮る場合は明るい浅めの水深のところで撮る
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