心に残る光景を友達にも見せたい

(ワイドレンズ)


30本をやっとすぎる頃、2度目の海外に行くチャンスがやってきました。
今度は、シパダンです。
シパダンといえば、カメ、ギンガメアジ・バラクーダの群など、大物です。
(本当は小物もいっぱいいるのですが、計画を立てるときはそう思っていた)
ギンガメアジ、バラクーダの群を間近でじっくり見たことが無かった私は、期待して出かけたのでした。

撮影機材:MX-10 ワイドレンズ YS-40

して、シパダンでは、噂に違わず、ギンガメアジやバラクーダが渦を巻き、カンムリブダイ(バッファローフィッシュ)がすごい迫力で移動するなど、本当に初めての経験をして、とても感激したのでした。

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これらの感動を潜ったことがない友人にも伝えたい!自分の記録としても残しておきたい!そう思って、一生懸命写真を撮ったのでした。

撮影機材:MX-10 クローズアップレンズ YS-40
帰ってきて、家族や友人にその写真を見せたのですが、図鑑引き用に撮ったお魚単体の写真は、よっぽど色がきれいだったり、形が変わっていたり、動きがおもしろかったり、お魚に表情があったりしない限り、今ひとつ関心を持ってもらえません。


撮影機材:MX-10 ワイドレンズ YS-40
MX-10で、お魚のすばらしくきれいな色、変わった形、おもしろい動き、お魚の表情を捉えるのはなかなか難しく、そういうチャンスになかなか恵まれません。
しかし、その家族や友人達は、いかにも南の海と言う感じの、珊瑚の上に群れる小魚などの写真には非常に興味を持ってくれることがわかりました。

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幸い、ワイドレンズは、近くは40cm位から遠くまで、ピントが合います。クローズアップレンズで練習したお魚に近づく方法を駆使して、めいっぱいお魚に近づき、シャッターを切ると、背景まで写った写真が撮れるはず。
しかし、MX-10のワイドレンズには大きな問題があったのです。
それは、どこが写っているかわからないこと。
ワイド用のスポーツファインダーは、遠くはいいのですが、近くは全然はずれているし、ファインダーをのぞいたら、レンズがじゃまをして、真ん中すら見えないのです。

結局、どの辺が写っているか、ファインダーをのぞかないで、上から見て勘で撮るのが一番のようです。


【教訓4】
  • 潜らない友人には図鑑引き用写真は不評だった
  • 多少ピンぼけでも、構図がまとまっていなくても、情景がわかるものがGOOD
  • ワイドレンズで近いものを撮るときは、どこが映っているかわからない。上から見たレンズの方向から勘で撮るのがBESTかも。



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