セッティングミスを防ぐ(EOS-Kiss)
潜行!の合図とともに、BCのエアを抜き、心地よい水圧に包まれる至福の瞬間。
しばしの移動の後、ガイドが指し示す可愛い魚。 絶好の被写体にカメラを構えつつ、慎重に寄り、いざシャッターを押す。。。 ゲゲゲッ!ストロボが光らない! なんて経験を実は何度もしている私です。
【傾向】 これまでにした失敗
【対策】
1.動いたらイヤなところはテープでガード
レンズのAF/MF切り替えレバー、マクロレンズのFULL/LIMIT切り替えレバー、ストロボの電池ボックスのフタ等、動いたらイヤなところには、ビニールテープを貼ってガードしてしまいましょう。
2.ストロボ電池は、フィルム本数をカウントまた、アクリルハウジングは曇りやすいと言われています。ハウジング内に乾燥剤を入れておきましょう。 多少見栄えは悪くなりますが、これで不幸な事故の確率は激減。
今はニッケル・水素電池を使っていますが、アルカリ電池を使っていたときは、なるべくギリギリまで電池を使用したかったので、ストロボ用の電池はフィルム4本分使ってからフォーカスライトに回していました。
3.陸チェックは欠かさずにフィルム4本分位覚えていられそうな物ですが、私はすぐ分からなくなっちゃうんですよ。 そこで、ストロボの電池ボックスのフタを止めているビニールテープは白い物を使い、フィルムを入れ替えるたびに正の字を書いてフィルム本数をカウントすることにしました。 これで忘れっぽい私もいざというときチャージが間に合わなかったと言う事故が減りました。
当たり前ですが、陸チェックは必ず実行しましょう。この段階で救われたことが何度もあります。
4.泳ぎ出す前に再度チェックうまくギアが噛んでいないかもしれないので、水中で操作する部分は全て動かしてみます。 オートフォーカスで撮影する場合は、無限遠と最短の両方にピントを合わせてみます。
エントリーした衝撃でセッティングがずれているかもしれないので、潜行したら泳ぎ出す前に、再度動作をチェックします。
(この段階で予備的に水中の露出を図っておくと突然の出物にも対応できます。) セッティングがずれていたら、陸に上がってセッティングし直すことが出来るかもしれないし、ボートで預かっておいてもらう事も出来るかもしれません。 どちらも無理でも、早い段階であきらめておけばショックも小さいというものです(^^;;; #被写体にそーっと寄って後はシャッターを切るだけという時に気づくと傷も深い。。。
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