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● 第30日目 (2000/4/29 SAT)
疲れた身体に鞭打って教習所。・・・何かやっている間はいいんだけど、ちょっと一息つくとどっと疲れがぶりかえってきてイヤな感じ。
とりあえず、今日も朝一(最近朝しか取れないなぁ・・・)。朝日を背に受け、風に逆らって自転車で多摩川を疾走。今日はそんなに風が強くなかったのがせめてもの救い。
今日の教習は100分教習である。これも自主経路の延長線みたいなもので、ほとんど卒検と同じ形式での教習である。
検定用には第1段階のときと同様に、規定のコースがあらかじめ用意されている。今回は2時間連続の教習でその1〜3コースを練習する。
まぁ、いままでの教習ですでに走ったことがある道の方が多いので、検定前の総復習みたいなものではあるが。
今回はMT車にちゃんと乗せてもらえた。うむ。左足の置き場に困らなくて良いぞ。
教官は学科の方で何度かお世話になった、さわやかな感じのおっさん。とってもいい人である。
何はともあれ出発。
久々のMT車の感覚に戸惑いつつも、教習所を出る。
教習所を出てすぐにベンツとBMWに囲まれビビる(さんざんあおられた上に、結局追い越された。追い越すならとっとと追い越してけっての・・・)。
・・・なんだか、今日の雲行きも怪しいなぁ・・・。
・・・と思ったら、それ以外はたいしたことはほとんど起こらなかった(自主経路で道を間違えそうになったくらい)。
と言うか、休日の朝っぱらから活動したがる奴もそんなにいないということだろう。道はすいているし、路駐車もほとんどいなかった。・・・いつもこうならいいのに。
うむ。平和な教習であった。
教習所に帰ってきて、時間が余っていたので、教官から卒検のポイントなどをいろいろと聞き出し、今日の教習は終了。
帰りがけに次の予約を取る。
今日の放課後。
本屋に用があったのと、燃料補給のため溝の口へ。
松屋→本屋→ゲーセン(セガラリー2&クレイジータクシー)→燃料補給(MATCH)とフルコースをこなし、家に帰る。
ゲーセンではパンチマニア(北斗の拳)が増殖してて笑う(寄ったゲーセン全部に入っていた・・・)。クレタクは絶滅の危機にさらされているというのに・・・。
今日のエンスト0回(AT車に乗った影響はあんまりなかったみたい)。
今日の縁石乗り上げ0回。
最近環八走らないなぁ・・・。
次回の予定は5月2日の火曜日。
でももしかしたら、月曜日に行くかも・・・(原付の技能講習が受けられるのだ。受けなくてもいいんだけどね)。
● 第31日目 (2000/5/1 MON)
そんなわけで、予定外の月曜日の教習所。2日に予定が入ってしまったので、急遽入れた予約である。もちろん朝一。
何はともあれ、多摩川土手を教習所に向けてサイクリング。今日も風はあんまり強くなかった。
今日の教習も自主経路の復習である。
第2段階の教習も残りあとわずかなのだが(これを含めてあと3回)、いまだに路駐車に対する対処などが少々ぎこちないのが課題である。
そして、今日の教官は、何と私が勝手に師と崇めている伝説のじーちゃんであった(第12日目・3月10日、第22日目・4月10日にお世話になった)。
うむ。今日もビシビシご指導していただくとしよう。
今日のじーちゃん。
じーちゃんは路上に出ると人が変わる。とろとろと加速するのが我慢ならないらしく、ひたすら横であおるのだ。
そして、他の教官だと、サードとかで走っていても文句を言わないところをじーちゃんはトップを要求する。
むぅ。
まぁ、スピードを出せと言うなら出させてもらいますがね。
あおりながらもじーちゃんは細かい指導をしてくれる。
私の課題である、路駐車のよけかた講座もしっかりと開いてもらった。
ポイントは遠くをしっかり見ておくこと。そうすれば自然にゆっくりとよけて行けるらしい。
そんなこんなで教習終了。
路駐車は多かったが(そーゆー道を選んだんだけど・・・)、外車には遭遇しなかったので平和であった。
じーちゃんのおかげでまた一歩ステップアップ出来たような気がする。
ありがとうじーちゃんっ!
今日の放課後。
例によって溝ノ口。
今日もフルコース(本屋、ゲーセンでクレイジータクシー、松屋、MATCH)。
今日のエンスト0回(これもじーちゃんのおかげっ!)。
今日の縁石乗り上げ0回(1回ギリギリのがあったけど)。
今日の最高速度50km/h。今日も環八は走らなかった。
次回の予定は5月4日の木曜日。これまた変更される可能性が高いけど・・・。
● 第32日目 (2000/5/6 SAT)
というわけで、予定通りと言うか何と言うか、しっかりと予定は変更されて土曜日。
そして、せっかくのゴールデンウィークだいうのに、あんまりゆっくりできず。なんだかんだで夜更かしばかりして、平均睡眠時間は短くなる一方。
今日も午前中の教習だというのにねぇ・・・。
何はともあれ、あくびを噛み殺しつつ自転車こぎこぎ教習所へ。
さて、今日の教習は特別教習ということで、所内でAT車を使っての車庫入れの練習。
50分間ひたすら車庫入れをやりつづけるのかと思いきや、複数教習(今回は3人)だったので、あんまりたいした練習にはならなかった。
ただひたすら人が運転するのを見て、自分の番がきたら車庫入れ3回。・・・それだけ。
たいした事件もなく教習終了。
今日入れておいた予約はこれだけだったので、早々に教習所を立ち去る。
つまらんのぅ。
今日のエンスト0回。
今日の縁石乗り上げ0回。
今日の放課後。
このまま家に帰るのもなんだかむなしかったので、溝ノ口へ寄る。
松屋で昼飯を食ったのち、本屋・ゲーセンなどをフラフラする。本屋で1冊衝動買い。ゲーセンでクレイジータクシーをやるも今日はなんだか調子が悪い。
しょうがないので、MATCHを飲んで家へ帰る。
最近のニュース・その1。
昨日TVKでブリーフ&トランクスのTVスペシャルなるものがやっていて驚く。・・・最近人気出てきたのかなぁ。ちょっと前まで有線でイヤになるほどブリトラの曲(コンビニと石焼イモ)が流れていたのにも何らかの効果はあったということか。そして、ニューアルバムが出ていた。もちろん購入。
最近のニュース・その2。
我が主燃料であるMATCHになんとペットボトル(500ml)が出るらしいっ!
ついに悲願達成である。
・・・どれだけのコンビニが取り扱ってくれるのかははなはだ謎ではあるが・・・。
次回の予定は未定。でも、木曜日(5月11日)以降だと思われる。
とりあえず、そろそろ応急救護も受けないとなぁ・・・。
● 第33日目 (2000/5/11 THU)
最近寝不足である。健康的な生活を送るには、ぜひ平均6時間以上の睡眠時間が欲しいところだが、ここのところの平均睡眠時間は4時間程度。
それにも関わらず、今日も今日とて朝から教習。
今日は「午後から雨が降るかも」とのことだったので、電車で教習所へ。
今日のお題は応急救護である。これは3時間連続の教習で、緊急時の心肺蘇生法などを習う。
そんなわけで、教室へ。
平日の午前中のわりにはけっこー参加者がいて、私を含め14人もいた。
1時間目は座学。テキストを使っての簡単な解説である。
・・・なんというか、ただひたすら睡魔との戦いであった。
2時間目からが実技。
教室を移動して、練習用の人形が転がっている部屋へ。
この人形というのが、毛布に包まれて6体。無造作に転がされているのが何とも不気味。見た目は死体(マグロ)以外の何物でもないし。
また、人形の傍らには状態モニタ用のランプが付いていて、気道がちゃんと確保できているか、人工呼吸が正常にできているか、心臓マッサージが正しくできているかどうかが分かるようになっている。
この時間以降はこの人形にお世話になるわけである。
2時間目に三角巾を使った止血の方法を習い、人工呼吸と心臓マッサージを用いた心肺蘇生法の教官による実演を見る。
そして3時間目に実際に自分達で心肺蘇生法やってみることになる。
私のお相手は三郎さん(マグロにはそれぞれ名前が付いているらしい)。
ちなみに今日の最終形態は次のような感じ。
三郎さんに駆け寄り、周囲の安全確認。外傷の有無を確認したのち、意識の確認。
意識を確認するときに、マグロ相手に声をかけるのが何ともバカバカしい。
「大丈夫ですか? 三郎さん、大丈夫ですか? もしもし、もしもーし!」などと必死に耳元にささやく。
次に周囲に救援を求め、気道の確保とともに脈拍・呼吸の確認。呼吸がないので人工呼吸。
人工呼吸したあと、もう一度脈拍・呼吸の確認をし、まだ正常でないので、今度は心臓マッサージと人工呼吸のセット(マッサージ15回、人工呼吸2回)を4回(←これがけっこー疲れる・・・)。
最後に脈拍・呼吸の確認をし、正常になったこととして終了(人形なんだから脈拍・呼吸があったらコワイ)。
なんだか疲れたけど、無事に合格。
明日の予約を取り、今日はおしまい。
今日のNancy。
仮免試験を受けに来ていたNancyに出会う。
そして不合格(学科試験で失敗したよーだ)。
また土曜日に受け直すとのこと。
今日の放課後。
昨日ICQで「今日の午後、教習の予約が取れなかったら付き合うよ」などとてきとーな返事をしてしまったために、大変なことになる。
何に付き合わされたかと言えば、野球観戦。
西武ドームでライオンズvsマリーンズ戦である。参加者はHarryとThompson。
もちろん陣取るはマリーンズ側外野席・・・。
疲れたよぉ。
次回の予定は明日。卒検前効果測定と最後の技能教習の予定である。うまく行けば土曜日に卒検!
● 第34日目 (2000/5/12 FRY)
今日の教習は午後からということで、けっこーゆっくりできる。
最近の睡眠不足と昨日の野球観戦のおかげもあって、ぐっすりと眠る。
で、寝すぎる。
慌てて準備をして出発。
効果測定の勉強をしてから出掛けようと思ってたのに・・・。
今日も雨が降りそうだったので、歩き&電車で教習所へ。
教習所に着いて、まだ少し時間があったので、最後の悪あがきということで、ちょっとだけ勉強してから卒検前効果測定に挑む。
卒検前効果測定も仮免前効果測定と同様にパソコンを使って行う。効果測定の受付に行って教習簿を預けて、指定されたパソコンへと向かう。
問題数は95問。制限時間は50分で、100点満点中90点以上で合格である(ラスト5問が特殊な問題になっていて1問2点の配点になっている)。
例によってひたすら○か×かをマウスでクリックしていく。
ほとんど抜き打ち状態ということもあり、所々悩みながらちまちまと問題を解いていく。30分ほどかかって終わらせたのち、一応見直し。で、「終了」をクリック。
受付に行って、結果を聞く。
結果は93点。合格である。なんだか危なっかしいけど。まぁ、ほとんど勉強しなかったにしては上出来である。
効果測定に合格できたので、予定に変更はなし(不合格だったら次の教習をキャンセルしようと思っていた)。
何はともあれ、最後の技能教習である。
今回は最後ということで、第2段階の「見極め」。要するに、最後の集大成って奴だね。
そして、今日の教官はじーちゃん。最後はやっぱこれだね♪ そしてイイじーちゃんだったし。
さて、集大成と言うことで、今日の教習は路上と教習所の両方で行われた。
まずは路上に出て自主経路1コース分程度を走って、教習所に戻ってくる。
そのあと教習所内で、縦列駐車と方向変換。
今日のエンスト。
久々にエンスト。しかも路上で。路上では初エンストである。
坂道の赤信号に引っかかって停止したあとに、青になって発進しようとしたら、アクセル不足でエンスト。まぁ、そのまま後ろにずるずる下がって行くとかはしなかったけど。
いいわけとしては、このまえ靴を新調したので、ちょっと感覚が変だったんだよねぇ・・・。
MT車も久々だし。
その他は特に事件もなく無事に教習終了。見極めもしっかり「良好」とのこと。
最後に卒検に向けての諸注意など聞いて教習終了。
帰りがけに受付で卒検の予約を取って帰る。
卒検は明日である。
・・・大丈夫かねぇ・・・?
今日の放課後。
今日も今日とてクレイジータクシー。
・・・卒検前なんだけどねぇ。
とりあえず、$40000程度稼いで、今日も満足。
今日のエンスト1回(よく考えてみると、坂道でのエンストも初)。
今日の縁石乗り上げ0回。
今日も環八はなし(・・・どうも走らせてくれるのは、最初の数回だけだったらしいね)。
次回の予定は明日。ついに卒業検定である。
がんばろう。
● 第35日目 (2000/5/13 SAT)
立て続けに教習の続いている今日この頃。
ついに卒業検定である。
今回は13:10分までに集合と言うことで、少しゆっくりできるかと思いきや、やっぱりちょっと不安なので、お勉強のために早めに教習所へ(検定の前から受験者それぞれの検定コースが発表されているのである)。
今日はあいにくの雨。で、今日も徒歩&電車。
そんなわけで、早めの昼食をニコタママックで食って、教習所へ行き、自分の検定コースをチェック。
それによると路上がコース1。所内が37番。
・・・最悪の組み合わせである。
ここで、簡単に解説。
卒検は2部構成で、受験者3人に車が1台割り当てられる。
まずは路上に出て、順番にそれぞれの検定コースを走ることになる。
検定コースは「課題」と「自主経路」に分かれていて、始めに「課題」コースを走る。
「課題」コースは、まぁ、いつもの教習のようなもので、教官の指示で「自主経路」のスタート地点まで車を走らせたのち、車を路肩に寄せて停車させる。
それから「自主経路」がスタート。地図を見て、指示されたゴール地点までの経路を自分で決めて、教官の指示なしにゴール地点まで車を走らせて、車を路肩に寄せて今度は駐車させる。
・・・これを3人がこなしたら、教官の運転のもと教習所に戻り、教習所内のコースを用いて、縦列駐車もしくは方向変換をやることになる。
今回、私は3人中2番手だったが、(私的には)もっともイヤらしいコースと思われる、路上総合1コースと、左の方向変換の組み合わせというわけである。
・・・まぁ、なるようになるさ。
というわけで、卒検スタート。
さっきまで降っていた雨も都合よくやんだ。・・・神のお慈悲かな・・・?
今回は2番手なのでちょっと気楽。1番目のにーちゃんの運転などゆっくりと拝見する。
にーちゃん、要所要所をしっかり抑え、特に問題なく終了。運転もそれなりにうまい(ブレーキが下手のか、いつもガクンと停まるが)。
で、私の番である。
総合1コースのイヤらしいところは、何といってもブラインドの多さ。
スタート地点からいきなり路駐車の嵐に始まり、次に片側3車線の大通りに右折で出て、すぐに陸橋の側道に入り、ここでUターン(反対側の側道に右折2回で入り直す)。で、今度は大通りに合流。もと来た道を戻り、スタート地点を過ぎたあたりで(ようするにもう1度路駐車の嵐をやり過ごしたのち)右折。この道をまっすぐ行くとまたさっきの大通りにぶつかるのでそこで左折(また入るならそのまま大通りを行けばいいのに・・・)。大通りに入ってしばらく走って、ここで停車。
・・・と、ここまでが課題コース。
そして自主経路に入るわけだが、自主経路のスタート地点が、大通りなので、なかなかスタートができない(後ろからどんどん車が来るのである)。
さらに今度は路駐車に変わって(路駐車もいるけど・・・)アップダウンの連続。
自主経路用に自分で右左折する交差点を記憶しておくわけだが、曲がろうとする交差点に限って坂の上にあったりして、場所の確認がしづらかったりするわけである。
あと、昨日の教習のようにエンストしたりしないように注意する必要もある(重量が2人分増えているしね・・・。とりあえずいつもより強めにアクセルを踏んでおいたけど)。
路駐車、車通りの多い大通り、大通りへの合流、大通りでの停車、そしてやたらと多い坂・・・と、まさにフルコース。唯一の救いは信号のない横断歩道が少ないことくらい(横断歩道を渡ろうとしている人がいたら譲ってあげなくてはイケナイのである)。
何はともあれ、頑張って完走。
3番手のねーちゃんと運転を変わってホッと一息。
ねーちゃんも少々エンジンをふかし気味なのを除けばいたって普通の運転。
まぁ、ここまでしっかり教習を受けてきたのなら当たり前か・・・。
さて、今度は教習所に帰ってきて、方向変換の試験である。
まぁ、これはさんざん練習してきたことなので、特に問題はないのだが、左方向へのバックは視認がしにくいので、少々難しいんだよね・・・。
案の定、少し目測を誤って、けっこーギリギリな方向変換になってしまった。まぁ、ぶつけなかったので良しとする(仮免のときもこんなことがあったよなぁ・・・)。
その後は結果が出るまで待機とのことで、第2教室でみんなで静かに待機する。
・・・結果は合格。
にーちゃんもねーちゃんも合格。
うむ。めでたい。
いちおう、教官からのありがたい指摘を受けたあと(運転はお褒めの言葉を頂いた。でも1度進路変更のための方向指示を忘れていたよーだ)、ジュースを1本貰って(MATCHはないのかっ!)、アンケートなど記入したあとに、卒業証明書を貰う。
これにてめでたく教習所を卒業と相成った。
二子多摩川園よ、さようなら!
あとは試験場(二俣川・・・遠い)へ出向いて学科試験に受かれば免許証が貰えるというわけである。
・・・今度は頑張って勉強しよう。
今日の放課後。
・・・もクレイジータクシー。今日は$30000程度しか稼げなかった。渋谷のゲーセンの設定は難しい。
今日のエンスト0回。
今日の縁石乗り上げ0回。
・・・終わり良ければ全て良しっ!
次回の予定は木曜日。二俣川へGO! ・・・である。
しかし、苦労したけど、なんだかんだ言ってもすべて一発合格で来れたねぇ。最後の学科もそうありたいものである。
そして、この日記も最終回が近づいたぞ。
● 第36日目 (2000/5/18 THU)
というわけで、ついに最終関門である。
最後の学科試験ということで、準備万端・・・と行きたかったのだが、前々日〜前日の素行が悪すぎて、前日に勉強するつもりが、ほとんどを睡眠時間に費やしてしまう。
・・・というわけで、例によってほとんど抜き打ち状態での試験と相成った(なんだかなぁ・・・)。
何はともあれ、最終試験場へ出発。
最後の学科試験は都道府県別に指定されている試験場で行うため、いつもの教習所ではなく、二俣川にある試験場へと電車で向かう。
家からだと約1時間半ほどの距離である。
向こうにだいたい8時くらいには着いていた方がいいので、家を6時半頃に出発。
道中も睡魔の方が勝っていて、勉強どころではなかったぞ。・・・先が思いやられる。
とりあえず、試験中寝なければいいやと、道中もしっかりと睡眠を取る(よく乗り過ごしたりしなかったなぁ・・・)。
さて、試験場に着いてまず待っているのは、めんどくさい手続きである。
運転免許申請書を作成するために、3つの窓口を行ったり来たりする。
その後、視力検査を行って、試験会場へ。
少々時間があったので、最後の悪あがきとばかりにちょっとだけ勉強してみたり(あんまり意味なかった・・・)。
で、試験。
形式は卒検前効果測定と同じで、制限時間50分で、問題数は95問。100点満点中90点以上取れれば合格である。
持ち込んだ筆記用具は使わせないとか何とかで、あらかじめ置いてあった鉛筆でせっせとマークシートにチェックを付けていく。
最終試験ということもあり、いつもより少々イヤラシイ問題が目に付く。
そのせいか、ちょっと時間がかかって、全部解くのに40分もかかってしまった。
残りの10分で見直し。
10時半に合格発表ということで、30分ほど合格発表が行われる電光掲示板の前でヒマを潰す。
そして合格発表。
電光掲示板に自分の受験番号が表示されれば合格である。
一番番号が若い人から順番に発表されていって・・・。
発見。
・・・というわけで合格。
なんだ。けっこーあっさりと済んだではないか。勉強しないでも大丈夫だったねぇ(ちなみに94点)。
試験のあとはまた手続き。
まず、合格者を部屋に集めて職員によるありがたいお話。
神奈川県内での死亡事故の発生状況など語られる。
「別に脅かすわけじゃないですけどね・・・」とか言ってはいるが、絶対に脅かすのが目的に違いない。最後の最後まで釘を刺すのを忘れないんだね・・・。
次に交通安全協会の入会案内。
これは入会しなくてもいいのだが、私はとりあえず入会しておいた。
・・・なんの意味があるんだっけ・・・?
まぁ、いいか。
最後に免許証用の写真の撮影。
椅子に座ってカメラの方向を見た途端に撮られるので、素早く最高の顔を作れるかどうかが勝負である。
ここで失敗すると、それから数年間変な顔が付いた免許と付き合っていくことになるわけである。
というわけで、心してかかる。
・・・まぁ、失敗はしないで済んだと思う。
このあとは免許証ができあがるまで自由時間である。
その間約2時間。・・・どうやって、ヒマを潰したものかと途方にくれる。
とりあえず、食堂があったので、昼飯を食うことにする。
メニューはカツカレーとゆで卵。
カツカレーはご飯がねちょねちょ、ルーの味が微妙に薄いと最悪なものであった。カツがまだマシだったのがせめてもの救いか・・・。でも高い。
ゆで卵で口直し。
その後1時間半ほどを免許を引き渡してくれる窓口の近くの椅子に座ってぼ〜っと過ごす。
そして13時半。
仮免許と交換するような形で免許証を貰う。
こーして3ヶ月におよぶ私の激闘は幕を閉じたわけである。
・・・しかし、たいした感慨もわかないのはなんだろうね・・・。
あ。
眠いのか・・・。
・・・というわけで、教習所日記は今回をもって終了。
なんだか突然終わったという感じであるが、機会があったら、番外編とかも書くかもしれない(高速教習編とか原付講習編とか・・・)。
何はともあれ、長い間このくだらない日記に付き合ってくれてありがとう。
この日記を読んで、運転免許証を持っている人も持っていない人も楽しんで貰えていたら幸いである。そして、免許をまだ持っていない人は、「こんな奴でも免許を取れたんだなぁ」とでも思って、ぜひ運転免許取得にチャレンジしてもらいたい。
・・・以上、Bobがお伝えしました。
そーいえば、Nancyはまだ教習所に通っているなぁ。
・・・今度はNancyに書かすか・・・?
● 第37日目? (2000/5/23 TUE)
前回でめでたく最終回を迎えたこの教習所日記。じゃあ、なんでまだ続いているんだと言われると困るのだが、前回ちょっと予告していた番外編である。
で、何をやったかと言うと、夜間走行と高速教習である。・・・Davidの車で。
だから、正確に言うと「教習所日記」でも「自動車免許取得への道」でもなんでもないわけだが、まぁ、教習みたいなものということで。
さて、ことの始まりはDavidからの1本の電話だった。それもどうやら東京の実家からのようであった。
・・・何か悪い予感はしたが、とりあえず電話には出る。
David : | 「Bobさぁ、今どこにいる?」 |
Bob : | 『どこって・・・学校だけど?』 |
David : | 「学校かぁ・・・」 |
Bob : | 『・・・キミ、何か良からぬことを企んでるでしょ?』 |
・・・もちろん、良からぬことを考えてるんだけどね。
今実家にいるんだけど→宮代(学校の方)に忘れ物をしてしまった→車で取りに行こう→そーいえば、Bobは免許取ったんだよね→高速教習まだだったよね→じゃあ運転させてあげましょう!
・・・ということらしい。
まぁ、私としても車の練習はしたいからいいんだけどねぇ・・・。
でも、向こうとしてはATJドライバーの育成という目的があるみたいで・・・。
そんなこんなで、学校から自分の家まで車で帰ることになったのである。
しかし、学校にいるということは講義がある。
というわけで、4限(終了時刻は16時半)まで講義。
その後、研究室の模様変えなどに駆り出されて、なんだかんだで出発時刻は19時過ぎ。・・・外はもうかなり暗くなっている。そして、ぱらぱらと雨まで降ってきた。
なんだかどんどん最悪な状況になっていくが、何はともあれ出発。
まずは、慣らし運転も含めて、ThompsonとFransowersを駅に届ける。
Davidが車を停めた狭い道を進み、ちょっとしたスペースで方向変換。来た道を戻って駅へと向かう。
Davidの車はオデッセイなので、狭路を走るときはちょっと注意が必要。
教習車とも、この前秋川くんに乗せてもらった軽自動車(ホンダのライフ)とも、全然違う感覚に戸惑いつつ、だましだまし運転をする。
で、まぁ、無事に駅前に到着。
ThomとFranを下ろし、高速道路体験のために東北自動車道は久喜インターへ。
今日のバック。
方向変換の際に当然バックをする必要があるのだが、いかんせんオデッセイはデカイ車なので、とっても状況が把握しづらい。
バックをするにも車の後ろが見にくくて、どこまでバックできるのか全然分からないのである。
しかし、ここでハイテク兵器の登場。
なんと、熊野オデッセイには後方センサーが付いていたのである!
後方に障害物があると、音を鳴らして教えてくれるのである。
うむ。便利だ。
さて、David教官指導のもと教習スタートである。
今日のコースは学校の最寄駅・東武動物公園を出発して、久喜で東北道に乗り高速教習。高速でそのまま南下し、悪名高き首都高へ突入(本当は外環自動車道を利用するはずだったのだが、直前で突如変更。まぁ、何事も経験である・・・ということで)。都心を突っ切って永福にて高速から降りる。その後は環八(懐かしい!)に入り、自分の家を目指す。
高速道路は初めてであったが、教習所のシミュレータでさんざんヒドイ目にあわされていたので、それほど苦労はしなかった(入口で目測を誤って発券機に手が届かなかったりしたが・・・)。
高速走行なので、ハンドル操作がちょいと微妙なのを除けば、一般道より走りやすいくらいである(対向車はいないし、歩行者もいない。基本的に障害物もないし、見通しもいい)。
そして、思いっきりアクセルが踏みこめるのが、とっても楽しい♪
今日のキックダウン。
・・・と言うわけで、思いっきりアクセルを踏み込んでみた。
この加速がたまらんねぇ。
今日の首都高。
ほとんど渋滞もなく比較的すんなり走れた。
しかし、コワイ。
高速道路のハズなのに、路肩が狭くてすぐ横に壁があるので圧迫感があるし、制限速度は60km/hなのに、皆さん100km/h近くでどんどん追い越していくし、カーブが多くて道がぐにゃぐにゃしてるし、そして合流と分岐の多いこと多いこと・・・。
とりあえず、途中その分岐に少々苦労しながらも無事に脱出。
今日の環八。
久しぶりに環八を走る。
懐かしい教習コースを逆にたどる感じである。
高速道路を走ったあとなので、60km/hという速度でもちょっと遅く感じる。教習中はこの速度を出すのにも苦労したものだがねぇ・・・。
人間は日々成長するのだね。うん。
何はともあれ、無事に家まで到着。良かった良かった。
到着は21時過ぎ。約2時間の運転であった。こんなに長い間運転したのは100分教習以来である。
・・・疲れた。
でも、今日1日でいろいろ体験できた。内容充実な教習でありましたぞDavid教官!
しかし、アレである。
免許をとって2度目の運転であるが、いまだに自分の家の車を運転したことがない。
なんだかねぇ・・・。
まぁ、オデッセイで慣らしてしまえば、どんな車でも乗りやすくなるのかな・・・。
以上。
今度こそホントに最終回かな・・・?