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第20日目 (2000/3/28 TUE)

 なんとな〜くまだ疲れが残っている気もするが、めげずに8時半起床。
 今日は午後から雨ということなので、午前中のうちに定期の購入、証明写真、CD屋巡り、本屋巡りなどの雑用を済ませてしまう。
 で、珍しく天気予報も当たり、雨が降ってきてしまったので、今日は徒歩+電車で教習所へ。

 さて、今日の教習は久々の座学である。
 特別講義と技能講座。別に受けなくてもよい講義なのだが、仮免対策ということで、一応受けてみた。各2500円なり。

 1時限目は特別講義。
 これは仮免の学科試験対策である。練習問題を解いた上で、答え合わせをしつつ傾向と対策を学ぶというもの。
 ・・・でも、あんまり役に立たず。
 まぁ、「こういう問題が出やすい」という話は参考にはなるが、傾向と対策もなにも、ほとんど効果測定と同じような問題が出るようである。
 つまり、いままでと似たよーな勉強をしておけばいいということだな(もっとも今までほとんど勉強した覚えはないが・・・)。
 ちなみに、練習問題の結果は45点。
 ・・・ギリギリじゃん。
 なお、お土産に問題集とプリント数枚をくれた。

 続いて技能講座。
 こちらは逆に技能検定の対策。
 コース図を見ながら、「ここに気を付けろ!」というような内容。
 実際の試験官が解説してくれるので、こっちはとてもタメになる。
 コースを走行するにあたって特に注意する場所、試験中に試験官が見ている部分など、詳しく教えてくれた。

 うむ。
 あとは実際に終了検定に受かるだけである。
 頑張らねば。

 ・・・しかし、いつ受けられるんだろう・・・。
 ちょっと間が開いちゃうなぁ。

 そんなわけで、次回は終了検定! でもいつ受けるかは未定!


● 第21日目 (2000/4/3 MON)

 というわけで、やっと修了検定を受ける日がやってきた。
 教習所に行くのも久しぶりである。
 もっとも、修了検定を受けるためには前日の16時までに検定の申し込みをしておかなければならないので、実際には昨日も教習所には来ているのだが・・・。

 とにかく、9時半までに待ち合わせ場に集合とのことなので、久しぶりに早起きをして、教習所へ向かう。
 今日も多摩川は向かい風である。気合を入れて自転車をこぐ。
 ・・・気合を入れすぎたか、ちょっと早く着いてしまい、9時ごろ待ち合わせ場へ。
 途中、今日の受験者の名簿と検定コースが張り出してあったので、それを見てから行く。
 私は3コースらしい。・・・苦手なコースである。

 待ち合わせ場には先客が1人いた。
 とりあえず、今日回るコースは分かったので、その予習などをする。あらかじめ技能講座を受けておいたので、気分的にはまったく不安はない(もっとも、1週間ぶりの運転なので、どの程度腕が鈍っているか気がかりではあるが・・・)。
 9時半になって、担当の教官が到着。
 簡単な説明ののち、検定順番が書かれた検定用のチェックシートを渡してくれる。
 ・・・トップバッター。
 どうも今日のくじ運は最悪らしい。
 苦手な3コースな上にあらかじめ予習もできないトップバッターである(検定中は後ろに次の検定者を乗せて走るので、あらかじめ予習ができる)。
 ・・・まぁ、なるようになるさ。

 そんなわけで、修了検定開始である。
 修了検定は2部構成。まずは例の1〜4コースのうちのどれかを指定されての技能試験。そしてそれに合格すれば学科試験を受けることができる。学科試験も合格すれば、めでたく修了検定合格。仮免がもらえるというわけである。

 さて、技能試験は減点方式で、100点満点中70点取れれば合格である。
 シートベルト忘れ(−10点)、縁石乗り上げ(−15点)などなど、ミスをするたびに減点されていくというわけだ。
 で、その技能試験である。

 とりあえず、いつもより大げさに安全確認などしつつ発進。
 教官はいつもとは違い、最小限の指示しか出してくれない。そして、何かミスをしないかと手ぐすね引いて待っているのである。
 今回はいつもネックになる巻き込み確認は1回も忘れずに完遂。
 3コースの一番苦手な部分である、左折直後の上り坂(踏切)も難なくクリア。じーちゃん直伝の低速調節はますますその切れ味を増しているようだ。
 クランクでちょっとハンドルを切るのが遅くなって、障害物に当たりそうになってしまったが、すれすれでセーフ(車と障害物の間はわずか数センチ・・・)。正直に切り直しておいた方が良かったかね・・・。
 それ以外はいたって順調にコースを回りきり、いざゴールへ。
 しかし、最後の最後に気を抜いてしまったか、エンジンを切り忘れてクラッチを放したところでエンスト。
 ・・・大丈夫かね・・・?

 技能試験が終わったら、第2教室で待機とのことだったが、トップバッターの私は最後の検定者の後部座席に座るために待機していなくてはならない。
 待っている間に、いっしょのコースでAT車の検定を受けていたにーちゃんが話しかけてきた。
 どうやら、いろいろとミスってしまい、受かるかどーか不安らしい。
 技能講座で聞いた豆知識(簡単なミスは1回は見逃してくれるらしい)など披露し、てきとーに慰めてあげる。

 そんなことをしているうちに私が後部座席へ座る番になる。

 今日の他人の運転。
 私が後部座席に乗るのは4番目の検定者の運転する車。
 その前に3番目の人の運転も見ていたのだが、クランクで切り返しするわ、坂道発進を3回ほど失敗するわの大変な内容だった。
 技能教習の第1段階を終了しているということは、いつも通りの運転さえできれば、技能試験は受かるわけなのだが、人間「試験」と聞くとなかなかいつも通りには行かないらしい。
 かく言う私もエンジン切り忘れなどしているのだから、あんまり人のことは言えないのだが。
 どうやら、検定には魔物がすんでいるようだ。
 さて、4番目の検定者はメガネのねーちゃん。外見に似合わず、けっこー豪快な運転をする人であった。そしてウマイ。
 でも最後の最後にやってしまった。坂道を下ったところにある一時停止の標識を見逃したか、一時停止せずに周回コースに出ようとしてしまった。そこですかさず教官が補助ブレーキ(教官は停止線を越えるまでブレーキを踏んではイケナイらしい)。技能講座の豆知識によると、一時停止無視は一発で不合格ということだったが・・・。
 案の定、ねーちゃんは不合格であった。もちろん3番目の人も。

 さてさて、私はと言うと、めでたく合格することができた。チェックを受けたのは最後のエンストと、狭路進入前の幅寄せ不足。他はバッチリとのこと。
 仲良くなったAT車の彼もギリギリ合格できたようである。

 技能試験を合格できたので、今度は学科試験である。
 これは仮免前効果測定と同じで(問題内容も似たり寄ったり)、50問出題されて45点以上で合格(1問1点)。
 こちらはもう慣れたもので、どんどん解答欄を埋めていって、15分ほどで見直しまで完了。
 そして結果発表までロビーで待機する。
 結果は48点。
 めでたく修了検定合格と相成った。
 仮免は水曜日以降から有効だそーである。
 というわけで、次回からはついに路上編のスタートである。

 ちなみに、AT車の彼は学科で落ちてしまいました・・・。

 今日の放課後。
 燃料補給(牛めしMATCH)ついでに久しぶりに溝ノ口へ繰り出す。
 本屋、パソコンショップなどを回ったのち、いつものゲーセンへ。
 「路上に備えてクレタク!!」である。
 いくら教習で散々「思いきりが足りない」と言われているとはいえ、ここまで思い切りがあったらヤバイけどねぇ。
 何はともあれ、調子は上々。$30000ほど稼ぎ、ランクはもちろんCRAZY!! 神(Andy?)の啓示も最近はなりを潜めているなぁ。

 最近のダイエット。
 先日学校で健康診断があったのだが、ちょっとビックリ。
 なんと体重が減っていた。今まで体重は増えこそすれ減るものではないと思っていたんだけどねぇ・・・。
 しかし、これは何のおかげであろうか・・・?
 教習所へ行くのに向かい風の中自転車をこいでいたのが良かったのか、はたまたクレタクを汗だくになってやっていたのが良かったのか・・・。
 とりあえず、教習所ダイエットと名付けておこう。

 次回の予定は未定。少なくとも水曜日以降だとは思うが。今度は路上だっ!


第22日目 (2000/4/10 MON)

 何だかんだで春休みも終わってしまったが、我が教習所生活はまだまだ続く。
 そして、最近サボり気味な教習所。まぁ、何か最近忙しかったんだけどね。予約も全然取れなかったし。
 何はともあれ予約は取れた。というわけで、久々の教習所である。
 でも、今日は学校に用があったので(授業はすでに始まっている・・・)、学校に行ってから直接教習所へ行くことにする。
 7時起きで学校へ。11時から1時限だけ講義を受け、学食でチクワ天をトッピングしたソバなどすする。その後(ホントに)ちょっとだけ研究室に顔を出し、一路教習所へ。

 さて。
 教習である。
 今日は技能1時間に学科1時間。
 技能は初路上である。そして1週間ぶりの運転。不安要素だらけである。しかし、予約をしてしまったからには逃げるわけにもいかない(キャンセルできるのは3時間前まで。すっぽかした場合は3回ごとに違約金¥1500)。
 配車された車へ向かい、運転席で教官が来るのを待つ。
 そして、教官は何と私に「半クラまでビシッと」を伝授してくれた、伝説のじーちゃん! 実に1ヶ月ぶり(ぴったり!)の再会である。ちなみにいつもランダムで教官を決めてもらっているが、同じ人になったのは初めて。
 じーちゃん、今日もビシッと頼むぜっ!

 今日は初路上ということで、路上に出る前に車の点検をした。
 ボンネットを開け、ブレーキオイル、エンジンオイル、冷却水の残量などをチェックする。
 そして、いざ出発。

 今日の実験。
 教習所を出てしばらくは多摩川沿い(多摩堤通り)をひたすらまっすぐ進む。
 ここで、どのくらいスピード出したら文句を言われるか実験してみた。
 ギアをトップに入れ、アクセルをガンガン踏み込み、教習所のコースでは不可能だった領域へ車のスピードを上げていく。
 時速50kmを越えたあたりで「スピードメータもちゃんと見てねぇ」とやんわりとお叱りを受ける(制限速度は40km/hなので、じーちゃん的には+10kmでアウトらしい)。
 なるほど。
 しかし、教習前は不安でたまらなかったが、いざ路上に出てみるとけっこー面白い。
 何と言ってもアクセルをず〜っと踏んでいられるのが気持ちイイ。
 でも、スピード感は教習所内の方があったよなぁ・・・。

 今日の環八。
 この教習所の周りはデカイ道が多い。その代表的なものの1つがこの環八。
 上下それぞれ3車線、交通量もバカ多い道路である。
 もちろん、初路上だろうとなんだろうと、問答無用で走らさせられる。・・・実に実戦的である。
 そして、環八に入ったとたんじーちゃんがあおるあおる(環八には特に最高速度の標識がないので60km/h出せる)。
 「はい、どんどんアクセル踏んでぇ。もっともっともっと・・・」と言うので、どんどんアクセルを踏み込む。
 う〜ん。アクセルを思いっきり踏み込めるのはホントに気持ちがイイ♪

 そんなこんなで、教習終了。
 初路上は無事に済んだ。

 教習後いつも通り、

教官 :  「どう? 路上の方が楽しいでしょう?」
私  :  『いえいえ。やっぱちょっとコワイですよぉ』

 などと白々しいやり取りをする。
 うむ。
 今後もこの調子で行ければよいなぁ。

 技能教習後はこちらも久々の学科。
 今日のお題は「死角と運転」。
 まぁ、よーするに「走行中しっかり安全確認しろよ」という内容だ。
 そーいえば、今日路上で走っている間、ほとんどミラーを見なかったなぁ・・・。
 ははははは・・・。
 ・・・以後気を付けよう。

 今日のエンスト0回。
 今日の縁石乗り上げ0回(路上で縁石乗り上げもないか・・・?)。
 久しぶりの運転にしては上出来であるな。満足満足。

 次回の予定も未定(最近こればっか)。


● 第23日目 (2000/4/12 WED)

 今日も今日とて学校帰りに教習所。必然的に電車&徒歩で行くことになるので、なんとなく自転車をこぐのが懐かしい。
 さて、春休みが終わったので、多少混雑は解消されたとはいえ、それでも教習所はまだ混んでいる。もちろん前回の「予定」に何も書かれていないことからも分かるかと思うが、技能教習の予約など取れていない。
 そんなわけで、今日は学科と予約取りが目的である。

 教習所に着き、まだ時間があったので、もはや恒例となりつつある予約機前でのハリコミ。
 しかし、収穫はナシのまま学科の時間になってしまう。
 仕方がないので教室へ向かう。

 今日は学科教習項目12「適性検査結果に基づく行動分析」である。
 なるほど。適性検査はこんなところで利用されるのだな・・・。
 「性格が運転にどうあらわれるか」という話を聞いたあと、「診断結果の活用マニュアル」なるものを貰い、それに沿って自分の診断結果を分析する。

 まず、診断結果からレーダーチャートを作成し、それをあらかじめ用意されているパターンと照らし合わせてみて、自分がどのパターンなのかをチェック。
 それによると、私は基本的には理想的なレーダーチャートで、全体のバランスが良いのだが、「スムーズな運転操作や、正確な状況判断が苦手。特に車線変更や交差点右左折などの複合操作が必要な場面での運転に注意が必要」らしい。

 次に各項目ごとの分析。
 これは悪い評価の部分だけ見ればよいので、私の場合「決断力」。
 評価「−D」はなかなか決断のできない人。「決断が遅れることによりスムーズな運転ができず、他の交通に迷惑をかけたり、思わぬ事故に結びつく可能性があります。次に何をしなければならないのかを常に考えて、早め早めに決断する習慣をつけましょう」だそーだ。

 最後に「総合評価」から自分の運転タイプを確認。
 それによると私は「安全運転タイプ」らしい。・・・が、他のタイプ(重大事故傾向タイプ、もらい事故傾向タイプ、事故違反多発傾向タイプ)に変わる可能性があるらしい(安全運転タイプの境界線ギリギリにいるので・・・)。
 「油断は禁物」だって。

 しかし、「よく当たってるなぁ」とつくづく思う。
 上を見ていると、技能教習で教官達にさんざん言われ続けたことが全部盛り込まれてるもんねぇ・・・。

 そんなこんなで今日のお勉強終了。
 帰りがけにまた予約状況を確認しに行くと、けっこー空きが出ていた・・・のだが、予約機の前には行列が。ライバルが多いなぁ。
 しょうがないので裏ワザ発動。行列に並ぶくらいなら電話の方が早い・・・というわけで、教習所のロビーに置いてある公衆電話を使って予約をぶん取る。
 うむ。
 マトモに予約が取れるのも久しぶりである。

 次回の予定は明日。学科3つと技能1つである。・・・突然頑張り始めたなぁ。


● 第24日目 (2000/4/13 THU)

 うむ。連ちゃんで教習所に通うのも久しぶりであるな。今日は学校には行かずに完全教習所デーである。
 午前中から学科3連続のあと技能教習という予定である。
 そんなわけで、これまた久しぶりに多摩川土手を自転車でひた走り教習所へ。
 途中、昼飯用にマックでてきとーに単品で頼んでお持ち帰り。

 さて、学科である。
 まずは学科教習項目17「自動車の保守管理」である。
 車を点検する際に特に注意すべき場所、車に備え付けておく物の説明などを受けたのち、ビデオの視聴覚。ビデオの内容はいつも通りくだらない。

 次に学科教習項目20「交通事故のとき・自動車の所有者等の心得と保険制度」。
 これまたビデオの視聴覚付きの講義で、事故を起こした場合、事故に巻き込まれた場合、事故に居合わせた場合などのパターンを見せられ、いろいろと脅される。
 ・・・あんまり脅されると車に乗りたくなくなるのだが・・・。

 最後に学科教習項目14「車に働く自然力と運転」。
 教官のやる気があるのかないのか、いきなり「基本的に皆さん分かっているよーなことなので、私から特に説明する必要もないんですが・・・」と切り出す。
 そして、しょっぱなから視聴覚(第2段階は視聴覚が多いなぁ・・・)。
 カーブ時の遠心力、路面・速度による制動距離の違い、速度による衝撃力の差などを学ぶ。
 その後、余った時間で、何をするのかと思ったら、試験対策。
 この学科項目は、けっこー試験問題として出やすいことを含んでいるそーだ。
 とりあえず、いろいろとメモる。

 さてさて。お次は技能教習。
 今日は路上教習第2段である。
 コースは前回より少し難しくなって、狭い道、人通りの多い道、障害物の多い道、踏切などがプラスされている。
 そして、教官は熱血タイプな感じのにーちゃん。なんとなく口調がアツイ。

 今日の選挙カー。
 商店街をとろとろと走っていると(障害物・通行人が多いのだ)、真後ろに選挙カーが。

選挙カー :  「すぎうらじん、すぎうらじんでございます。みなさまヨロシクお願いします!」
 教官  :  「・・・何か後ろにうるさいのがきたねぇ・・・」
  私   :  「あ。後ろにいるの選挙カーですか・・・? ぴったりつけられるとムカつきますね・・・」
 教官  :  「まぁ、運転に集中しよう」
  私   :  「はぁ・・・」
選挙カー :  「(なおもしつこく)すぎうらじん、すぎうらじんでございます。じんじんじん♪ でおなじみのすぎうらじんでございます」
私&教官 :  「「なんだそりゃ(笑)」」
  私   :  「・・・選挙カーのおねーさんも大変ですよねぇ・・・」
 教官  :  「まぁ、それが仕事だから」
選挙カー :  「すぎうらじん、すぎうらじんでございます」
みんなで :  「「「じんじんじん♪」」」

 そのあとも選挙カーは「じんじんじん♪」と繰り返し去って行ったのであった・・・(ちなみに「すぎうら」であったどーかは記憶があいまいなのだが、「じん」なのは確か。しかし、「じんじんじん♪」はないよなぁ・・・)。

 今日のムカツク障害物。
 今日のコースはなんだか障害物が多い。
 路駐車両、当然のように横切る横断者、車道を走る自転車・・・。
 「ここは駐禁じゃあ!」「安全確認しろぉ!」「どーでもいいから歩道を走れぇ!」などと心の中でつぶやきつつ、忍耐強く運転。
 がぁっ! ストレス溜まるぅっ!

 今日の初心者丸出し。
 私がのたのたと坂道を登っていると、前の方で右折しようとしている対向車が。
 こちらがモタモタしているので、そのまま右折するのかと思いきや、ちゃんと止まってくれた(直進車優先)。
 すれ違う際に思わずお辞儀などしてしまう。
 「こっちが優先なんだから、お辞儀なんていらないよ?」と教官に言われてしまった。

 今日の環八。
 ・・・はちょっと混んでいたので、60km/hは出せなかった。残念。

 その後、ちょっと停止線を踏み越えたり、坂道でエンストしかけたりしつつも、まぁ無事に教習所まで戻ってこれた。
 少し時間が余っていたので、教習所のコースを少し走ったのだが、やたらと遅く感じた。そして、教習所内でスピードを出すのがやたらとうまくなっていた。
 「ちょっと前まではこんなところで怖がっていたのだなぁ・・・」などとしみじみと1ヶ月ほど前の自分を振り返ったりしてみる。

 そんなこんなで教習終了。

 今日の放課後。
 路上走行でストレスが溜まったので、ストレス発散をしに溝ノ口へ。
 MATCHを飲み、クレイジータクシーをする。ストレス発散にはこれが1番である。
 うむ。満足である。

 今日のエンスト0回(路上ではまだやらずに済んでいるな・・・)。
 今日の縁石乗り上げ0回。

 次回の予定は明日。技能2時間ののち学科3時間の予定である。


● 第25日目 (2000/4/14 FRI)

 今日で3日連続。
 あまりにマジメに通いすぎて、なんというか、学校に通っている感じ。・・・というか、学校よりマジメに行ってるなぁ、今週・・・。
 今日は昨日より頑張って、技能2時間+学科3時間の予定。・・・身体持つのか・・・?
 何はともあれ朝っぱらから自転車をこぎこぎ教習所へ向かう。途中コンビニで昼飯を用意することも忘れない。

 午前中。
 まずは技能2時間。連続2時間の教習は実は初めてである。
 そして路上2時間連続。・・・神経擦り減るぞぉ。

 最初の時間の教官はにーちゃん。前回に引き続き熱血タイプな人である。
 今日のコースは狭い道と坂道がなんだか多い。そして狭い道に限って路駐車が多い・・・。
 路駐車を避けるたびにウィンカーを出さなければイケナイのがとってもめんどー。そして、坂道も多いので、坂道発進の嵐。これもめんどー。
 しかし、まぁ面倒なことを除けば平和な走行であった。教官もイイ人だったし。

 次の時間もにーちゃん。今度は理論派タイプ。本人に悪気はないのだろうが(実際ニコニコと楽しそーに喋る)、気になる点がちょっとでもあると、納得するまで説明をし続けるというすさまじい人であった。
 何はともあれ、こちらとしてはなるべく教官さまに喜んでもらえるような運転をして、少しでもお小言を少なくするしかないわけだが、気に入った運転をしたらしたで、「やればできるじゃん」と誉めるだけでは済まず、そのあとに「どうしてうまくできたのか」という考察が続くのである。
 ・・・とにかく何かを説明していないと気がすまないらしい。
 結局、教習中ずっと教官が説明をやめることはなかったのであった。運転に集中させてくれよぉ・・・。「いいから黙ってくれ」と言うわけにもいかないしねぇ・・・。

 さて、今日はただでさえ狭い上に、路駐車だらけという道が多かったのだが、そんなとき対向車がいなければ何の問題もないのだが、対向車がいた場合には「譲り合い」という儀式が行われることになる。まぁ、一応どちらが優先とかいうのも決まってはいるのだが、気のいい人だと、こちらが優先でなくてもけっこー譲ってくれたりする。
 タクシーの運ちゃんなどに何度か道を譲って貰い、気を良くしつつ、またまた狭路+路駐車な道へ進入。
 今回はこちらが優先なのだが・・・。
 教官がポツリと一言。
 「あ〜、アレは待ってくれそうにないなぁ・・・気を付けてね」
 何のことかと思いつつも、とりあえずスピードを落とすと、確かにまったくスピードを緩めるそぶりも見せずにその車は突き進んでくる。
 でも、なんとなく納得(↓)。

 今日の教訓。
 「ベンツは道を譲らないっ!」
 ・・・みんなも気を付けよう。

 午後は学科3連続である。
 第1段は学科教習項目15「悪条件下での運転など」。
 正しいパッシングの仕方。ドリフト時のカウンターの当て方などを習う(大ウソ。実際にはパッシングは前照灯の点け方の説明の際のついで。そしてドリフトではなく横滑りしてしまったときの対処の説明)。

 第2段は学科教習項目19「乗車と積載・けん引」。
 何のことはない、車に乗れる人数の話、荷物を載せる際の注意点、けん引の仕方などを教えてもらう。
 人数の話のときに、「子供は3人で大人2人分と数える」と習う(つまり、大人1人=子供1.5人)。
 「例えば、5人乗りの車に大人2人乗ったら、子供ならあと何人乗せられるかと言うと、『(5人−2人)×1.5』で4.5人になるんですが、端数はオマケということはできませんので、4人ということになります」
 なんて説明を聞きながら、思わず「子供を半分にちぎって乗せる」などというダークな想像をしてしまった・・・。

 で、ラストは学科教習項目13「人間の能力と運転」。
 人間の能力には限界があるのだから、ムリをしないで気を付けようというお話である。
 反応時間、動体視力、視野と速度の判定、明順応・暗順応、目の錯覚などなど・・・。なんだか聞いたことがあるような話ばかりである。
 眠い目をこすりつつ、復習程度にてきとーに聞く。

 そんなわけで、今日のお勤め終了。
 うむ。疲れたぞ。

 今日のエンスト0回(また危なかったが・・・)。
 今日の縁石乗り上げ0回(もうこれはないか・・・?)。
 今日の環八60km/h。

 次回の予定も明日(!)。とりあえず、技能1時間を予定。


● 第26日目 (2000/4/20 THU)

 ははは。前回の予定でウソついちまったい。
 土曜日は頑張り過ぎがたたってお疲れ、そして雨まで降っていたので予約をキャンセル。日曜日も結局予約が入れられなくて、土日ともにサボってしまいました。本当はどちらにも教習を入れたかったんだけどねぇ。・・・やっぱり春休みは終わったといっても、ウィークエンドは混雑するものらしい。
 今週はどーなるかな・・・?

 そんなわけで、今日は頑張ってきました。
 昼間から技能2つに学科2つ。しかも雨。しょうがないので、今日は電車&徒歩で教習所まで行った。

 まずは技能教習が2時間。
 教官は、1時間目は気のいいおっさん。2時間目は無口なおばさん。
 どちらの教習も「自主経路設計」の真似事みたいなことをやる教習であった。
 一応簡単に解説しておくと「自主経路設計」とは、「指示された目的地へ自分で地図を見て道順を決めて行く」というもの。
 普段の教習は教官の指示にてきとーに返事を返しながら、言われた通りに運転すればいいだけなので、そんなに考えることも道に迷うこともないのだが、「自主経路」はそれから一歩進んで、少しは自分で考えながら運転しようというものなわけだ。
 もっとも、今日の教習は「経路設計の見本」みたいな教習で、結局教官に指示されながら運転したのだが・・・。

 しかし、雨の日の路上はまた一段とコワイ。
 とにかく視界が悪いのには困る。安全確認しようとしても水滴が邪魔でとっても見にくいし。
 さらに、雨に濡れた路面は滑りやすいし制動も効きにくいと悪いことずくめ(あんまりスピードを出さなければ問題はないんだけどね)。
 その他、通行人に水をはねたりしないようにするなどの気配りも必要だったりするし(←実際には気にしている車って少ないよね・・・)。
 何はともあれ、私としては考えることが増えてとっても面倒。

 今日の対向車。
 前回の教習ではひたすら道を譲ってもらっていた私であったが、今日は逆に道を譲る余裕を持って運転することができた。
 ・・・というか、譲ってもらうのがコワかった。
 外車の多いこと多いこと。
 ベンツ、BMW、そしてポルシェ。
 私の行く先々で何台もの外車が邪魔をしに現われるのである。
 とりあえず、すれ違うのがコワイので、ひたすら道を譲ってやり過ごした。
 何かの陰謀だな、これは。

 今日の急ブレーキ。
 とろとろ走る(と言っても20km/h程度。制限は40km/h)前の車に合わせてとろとろと走っていると、停止線を越えたところで(それでも交差点にはまだ入っていない)前の車が突然停止。
 慌てて、こちらは急ブレーキ(また、教官に勝った!)。後ろのトラックも急ブレーキ(しかも盛大なクラクション付き。私が悪いんじゃないって・・・)。
 何だと思ったら、ハザード出して停車(駐車?)。
 だぁっ! 停まるなら停まるでもっと早くから合図を出せいっ!!
 「何でしょうね、この車・・・!」と、教官もご立腹であったぞ。
 うむ。これも何かの陰謀だな(今日の東京は陰謀渦巻いているなぁ・・・)。

 まぁ、いろいろと事件はあったが、無事に教習所に到着。
 良かった良かった。

 次に学科。
 最初は学科教習項目22「経路の設計」。これは、件の「自主経路設計」の座学版である。
 地図の選び方や見方、経路設計の仕方、経路を間違えたときの対処法などを習う。
 しかし何だ、某バカ旅行のときに助手席でひたすら地図とにらめっこしていたので、「何をいまさら」という話ばかりであったぞ。10日間の実体験は強力である。

 続いて学科教習項目16「特徴的な事故と事故の悲惨さ」。
 これはもう、お題そのまんまで、ひたすら交通事故のお話を聞かされるというもの。しかも視聴覚付き。
 しかし、技能教習のあとで良かったなぁ。技能教習の前に見てたら、運転する気失せるよ・・・。
 うむ。
 家に帰ってクレイジータクシーでもやって気分転換をしよう。

 ・・・その後、明日の予約を済ませて、今日は終了。

 今日のエンスト0回(坂道で2速発進しようとしてエンストしかけたけど・・・)。
 今日の縁石乗り上げ0回。
 今日は環八走らなかった・・・。

 次回の予定は明日。明日は朝一! 技能2つ、学科1つを予定。


● 第27日目 (2000/4/21 FRI)

 何か週の前半を学校、後半を教習所というローテーションができつつある今日この頃。
 とにもかくにも教習所。今日は朝一からの教習ということで、6時起き。・・・学校に行くのより早起きしているぞ。
 健康一番早朝サイクリングと行きたかったのだが、今日もあいにくの雨。まぁ、腕を少しでも上げるという目的であるならば、雨天の技能教習は効果的ではあるのだが・・・。
 何はともあれ今日も徒歩と電車と送迎バスを利用して教習所へ。

 今日の教習は昨日の「予定」通り、技能2つに学科1つ。
 まずは技能教習である。
 2時間ともやることはだいたい昨日と同じ。「自主経路」の練習である。

 1時間目の教官はいつだかもお世話になった、とぼけた感じのおっさんである(3月5日。日記で言うと第9日目)。
 おっさんは相変わらずお喋り。花粉症は沈静化したみたい(今日は鼻詰まり声ではなかった)。
 とりあえず、世間話などに花を咲かせてみた。

教官 :  「前の外車に追突したりしないでくれよぉ?」
私  :  『ここら辺ってやたらと外車多いですよねぇ。すれ違うときとかコワくって・・・』
教官 :  「そうだねぇ、みんな金持ちなのかねぇ。・・・そうそう、私が教えていた女の子の話なんだけどね、ここら辺に住んでいるんだけど、免許とってすぐに親が『これなら安全だから』って外車買ってくれたって」
私  :  『・・・まぁ、頑丈は頑丈でしょうけどねぇ。どうせすぐにぶつけたりするんだから、最初はボロいのでいいと思いますけどねぇ』
教官 :  「そうなんだよ。『免許取れました〜』って車に乗って教習所に来てくれたんだけど、すでに擦りキズとか付いてるのね。しかも『これ運転難しいんですよねぇ』とか言いやがるの。そりゃ左ハンドルなんだから当たり前だろっての」

 その他、技術的なお話などもする。
 路上に出てからも私の課題となっているのは、相変わらずの思い切りのなさ。
 そのあたりのご講義を受ける。

 今日の神の試練。
 どうも、今日乗った車はハズレの車らしく、やたらとギアは入りにくいはクラッチの感覚は違うはで大変だった(普段よりかなり足を放さないと半クラッチになってくれない→半クラッチの部分が少ないので、クラッチ操作がとってもシビア)。
 坂道発進の怖いこと怖いこと・・・。
 うむ。きっとこれは私の運転技術のさらなる発展がために神(Andy?)が与えたもうた試練だな・・・。

 その後、教習所に帰ってきてもまだ時間が余っていたので、車庫入れなどやらされる(この車は次の時間は使わないものらしい)。
 ・・・バックって難しいね(ちなみに車庫入れはもう少し先の教習で行う)。
 しかし、この「神の試練カー」。私を乗せたあと早々にしまわれてしまうというのには何か作意を感じてしまう・・・(今日も陰謀渦巻いているのか・・・?)。

 教習後の雑談。

教官 :  「クラッチ操作がけっこうバタバタしていたけど(←車のせいだって・・・。それとも、どんな車でも乗りこなしてなんぼか・・・?)、まぁ、他はいいでしょう。第1段階で低速調節なんかに苦労したんじゃない?」
私  :  『そうですね。かなり苦労しましたよ』
教官 :  (教習簿を見て)「お。そのわりには、第1段階は規定時間で終わってるじゃん」
私  :  『まぁ、けっこー「オマケ」って感じのも多かったですけどねぇ』
教官 :  「ハイ、じゃあ今日も『オマケ』。じゃ、今日は終わり。お疲れさん。これからも頑張ってねぇ♪」

 ・・・嫌味を嫌味で返されてしまった。もっとも、向こうは前回のことなど覚えていなかったみたいなので、私のは嫌味になっていないのだが・・・。

 2時間目の教官は無口なじーちゃん。
 とりあえず、たいした事件もなく無難に教習をこなす。
 今度はマトモな車だったので、楽々運転♪ 半クラの感覚がなかなかつかめずに苦労していた頃がウソのようなスムーズな運転ができた。・・・というか、前の時間に使った車のおかげでかなり鍛えられたというウワサもある。さすが神の試練。

 そんなわけで、今日の技能教習終了。
 次は学科。

 今日の学科は1時間だけ。学科教習項目18「駐車と停車」。
 駐車と停車の定義の違い、駐車・停車禁止の場所、駐車・停車の仕方などを習う。
 まぁ、技能教習の方でもさんざんやっていることなので、復習程度に聞く。
 これまた視聴覚付き。

 今日の放課後。
 ニコタマのマックで昼食後、本屋に用があったので渋谷へ(今考えてみれば、ニコタマにも紀伊国屋というデカイ本屋があったんだったなぁ・・・)。
 でも、目的の本は見つからず。
 しょうがないのでゲーセンでクレタク。なぜかやたらとアクセルが重かったので、やたらと疲れる。でも頑張って$25000ほど稼ぐ。
 ・・・いい運動になった。

 今日のエンスト0回。
 今日の縁石乗り上げ0回。
 今日も環八走れなかった・・・。

 次回の予定は明後日の日曜日。次回は「駐停車教習」とのこと。学科も1時間予定。


● 第28日目 (2000/4/23 SUN)

 日曜日だというのに朝から教習。最近気合入ってるなぁ。第2段階はものスゴイ勢いで進んでいる気がするぞ。・・・でもまぁ、3日行って3日休むみたいなローテーションが続いているから、ほとんど1日1コマペースなんだけどね・・・。
 今日は晴れていたので、久しぶりに多摩川土手を自転車で疾走。もちろん向かい風・・・。めげずに教習所へ。

 そんなわけで、今日も技能教習から。昨日の予告通り、駐停車教習である。教官は説明好きなおっさん。
 駐停車教習とは言うものの、やることはだいたい普段と同じ。普通に路上を走るだけである。1つだけ違うのは、教官に指示されたら、自分の判断で停車できる場所を探して停車しなければならないこと。一応停車してはいけない場所というのが決まっているので、それ以外の場所を探して速やかに停車させることが目的である。
 ちなみに、本当は2人ペアで行う教習なのだが、他にこの教習を予約した者がいなかったらしく、私1人。停車回数は4回である(本来は1人2回。途中で運転を交代する)。
 停車自体は特に問題なし(1回だけ停止しては行けない場所――交差点の前後5m以内――に停めてしまったが・・・)。

 今日の判断ミス。
 交差点でちょいと早くハンドルを切ってしまい、歩道に少し乗り上げてしまった。
 路上では初乗り上げ。まぁ、ぶつけたりはしなかったのでセーフ。ガードレールとかがなくて良かったねぇ。

 今日の標識無視。
 一時停止の標識に気付かず通り過ぎてしまったところで補助ブレーキを食らう。
 検定時とかでなくて良かったねぇ・・・。検定時だったら即検定中止だよ・・・。

 ・・・しかし、いろいろとやってしまったわりには、しっかり受かったけどね。
 良かった良かった。今のところ第2段階も順調に進んでいるな。

 昼食後は学科(本当はここで少し事件があったのだが、面倒なので書かない)。
 なお、昼休み中に予約が取れたので、午後に技能をさらに2つ入れてみた(ホント気合入ってるなぁ・・・)。

 さて、午後の最初は学科教習項目23「高速道路での運転」。
 第2段階では恒例の視聴覚のあと、高速道路を走れる車・走れない車、最高速度・最低速度、禁止事項などを習った。
 まぁ、普通に高速道路を利用する際にはほとんど気にしないことばかりだが、試験ではけっこーこうゆうものが出題されるらしいので、マジメにお勉強。

 最後に技能教習2連続。
 どちらも縦列駐車と方向変換の練習ということで、教習所内のコースで教習を行った。
 どちらの時間の教官も1回習ったことのある教官で、1時間目は第26日目(4月20日)にお世話になった無口なおばさん(今日は喋ってた)。2時間目は第25日目(4月14日)にお世話になった熱血にーちゃん(今日は無口だった)。
 縦列駐車・方向変換ということで、久しぶりにバックというものをやる。
 なんとなく、第1段階のときは苦手意識があったのだが、さすがに2時間続けて黙々と練習させられると、それなりにうまくなるらしい。まぁ、あの頃より低速調節がうまくなったのでということもあるだろうが。

 今日の危険速度走行。
 2時間目の教習は「急ブレーキ」「危険速度走行」などの危険な走行を体験してみるという項目も含まれる教習なので、いろいろ面白いことをやらせてくれた。
 で、第1段が危険速度走行。普段20km/hくらいに速度を落として入るカーブに30〜40km/hで突っ込んでみるというもの。
 横Gがバリバリにかかって楽しい。本来は車線を踏み越えてしまったりするものらしいが、しっかりとハンドル操作で補って、車線を維持。・・・誉められる。

 今日の急ブレーキ。
 というわけで、第2段は急ブレーキ。危険速度走行に引き続いて行うもので、30km/hくらいでカーブを抜けたところで思いっきりブレーキを踏む。
 それだけ。
 ちなみに、本当は教習中に急ブレーキをするのはこのときだけらしいのだが、私はこれで4回目・・・。

 しかし、教習所内のコースは平和だねぇ・・・。外車もいないし、路駐車もいない。

 そんなこんなで今日の教習終了。
 ・・・疲れたぁ。
 帰りがけに次の予約を取って帰宅(途中で溝の口に寄って燃料補給→松屋MATCH)。

 今日のエンスト2回(方向変換中に1回。もう1回は急ブレーキをやったとき)。
 今日の縁石乗り上げ1回(お。久しぶり)。

 次回の予定は木曜日。セット教習と高速シミュレータ。


第29日目 (2000/4/27 THU)

 何か最近教習所というと、天気の悪い日という感じである。今日の朝もパラパラと雨が降っていた。天気予報でも「夕方になってまた降ってくるかも」みたいなことを言っていたので、用心のために歩き&電車&バスで教習所へ。
 そしておもいっきり晴れる。
 まぁ、そんなものか。

 今日は朝一から思いっきり技能デー。・・・の予定だったんだけど、忘れていた学科を1つだけ入れた(原付)。

 まずはセット教習。
 内容としては、危険を予測した走行ができるようになるための練習である。教習は複数人で行い、路上走行後に危険予測ディスカッションと称して反省会みたいなことをする、2時間連続の教習である。
 本当は3人で行うものらしいのだが、平日の朝一だとやっぱりあんまり受ける人もいないらしい。でも、今回は前回の「駐停車」とは違って1人ということはなく、私の他にねーちゃんが1人いた。そんなわけで、計2人での教習となった。教官はおやぢギャグ好きなじーちゃん。
 ジャンケンで乗車順を決め、私が1番ということに。
 で、教習所を出発。お題が「危険予測」なので、いつもより危険度アップな道を選んでの路上教習となった。・・・今日も外車が多い・・・。
 ちなみに、ねーちゃんがAT限定なためか、教習車はAT車。ちょっと前だと喜んでいたところだが、ここ最近はMT車に慣れすぎてやたらと違和感を感じる。AT車の方が危なっかしい運転になっているぞ・・・。
 路駐車・歩行者のやたらと多い狭路を、心の中でぶちぶち文句を言いながら走る。
 途中ねーちゃんと運転を交代し、教習所に帰ってくる。ねーちゃんけっこー上手。
 帰ってきて反省会。
 危険回避豆知識をいろいろと教えてもらう。

 次に高速シミュレータ。
 この教習所には高速教習というものはないらしい。
 で、シミュレータ。
 この教習も3人で行う(1回ずつシミュレータを体験するだけだけど)。今回はちゃんと3人いた。メガネのねーちゃんとひょろっとしたにーちゃん(なんとなく見た目と雰囲気がAndyに似ていて一瞬ビビった)。
 くじを引いて順番を決め(用意がいい・・・)、1人ずつシミュレータで高速道路を体験する。
 シミュレータはいつだか使ったちゃちなものではなく、もっと豪華なもの。画面も正面3つにバックミラー・サイドミラー用の小さなディスプレイが3つ。エンジン音は相変わらずちゃっちいが、座ってみた感じはけっこー実車。でもアクセルがふにゃふにゃ。そして再びAT車。
 とりあえず、シミュレータスタート。
 本線に合流しようとすれば邪魔をされ、とろとろ走っているバスを追い越そうと並んだら急にスピードを上げられ追い越せない、故障なのか路肩に止まっている車があればその陰には人が飛び出そうと待っているし、道路工事で車線が狭まっているところではなかなか車線を変更させてくれない・・・と、これでもかといやなシチュエーション盛りだくさん。
 まぁ、シミュレータだからと言えばそれまでなのだが、ここまでやるか・・・? いっそのこと事故ってやろうかとも考えたが、教習をさっさと進めたいのでやめておいた。

 昼飯を食ったのち、原付の学科を受ける。
 正しい原付の乗り方、原付の事故の恐ろしさ(・・・またか)、路上を走る際の注意点などを習う。
 原付の技能は特にないらしい(希望すれば無料で講習は受けられるが)。そんなことで免許を貰えていいんだろうか・・・?

 最後に自主経路。
 今回は卒検に向けた、より本格的な練習。
 教官の指示はいっさいなしに、地図を見て自分で経路を決め、指定された場所へと向かう。
 これも3人で行う教習だったが、今回は2人。誰かと思ったらニセAndyだった(話してみるとますますAndy・・・)。
 教官は第1段階でお世話になった腰の低いにーちゃん(3月18日。第16日目)。相変わらずやたらと丁寧。
 順番をジャンケンで決め、また私が1番。
 てきとーに経路を決めて出発。車はまたまたAT車(MTばかりに慣れてもしょうがないのでという向こうの心遣いらしい・・・)。左足が寂しいよう。オレにMT車を運転させてくれ〜。
 さて。特に考えもせずに経路を決定したのが裏目に出たか、けっこーイヤらしい道だった。でもめげずに運転。
 駐車時の安全確認など忘れつつも、まぁ、無難に走行完了。ニセAndyと運転交代。
 ニセAndyもけっこーヒドイ道を選択(まぁ、地図だけ見たって何も分からんわな・・・)。苦労していたよーだが、彼も無事完走。
 うむ。路上走行にもだいぶ慣れてきたな・・・。

 今日の放課後。
 MT車に乗れなかったうっぷんを晴らすため(?)、帰りがけにゲーセンに寄りクレタク(こればっか・・・)。
 1時間ちょいで$46000ほど稼ぎ、ランクはもちろんCRAZY!! 満足満足。
 ストレス解消にはやっぱこれだね。
 ・・・疲れるけど。

 今日のエンスト0回(ATじゃねぇ・・・)。
 今日の縁石乗り上げ0回。

 次回の予定は明後日の土曜日。100分教習(2時間連続の技能教習)である
 第2段階もそろそろ大詰め。・・・応急救護はいつ取ろう・・・。


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