6.絵・画像・写真

6.1 写真と鳥の鳴き声でマルチメディアBGMを作ろう

 マアルチメディア百科事典の「マイペディア」や辞典の「広辞苑」などには、CD−ROMに色々な鳥の鳴き声が記録されている。 
 これらの鳥の鳴き声をCD−ROMより取り出しBGMファイルを作成する。
 パソコンでの作業中にBGMで流すと、心が安まる。
 スライドショーのソフトで画像の表示と音声の出力ができるものを使用して、野鳥の写真を表示させながら、鳥の鳴き声を聞くこともできる。
 アルバム作成ソフトでも画像と音声を組み合わせて整理できるものがあるので、同様なことができる。

6.2 写真の編集をする

 デジタルカメラやスキャナーでパソコンに取り込んだ画像はデジタル画像であり、色々な加工・合成などができる。
 フリーウェアにも「GV」他、画像の作成・編集ソフトがあり、インタネット上で公開されているので活用するといい。
 例えば、古い写真は経年変化で色あせしたものがあるが階調を補正すると元に戻せる。
 カラー写真を白黒にしたり、流行のセピア調に変換することもできる。
 「PhotoShop」「Photoshop Element」「Photoimpact」「デジカメde!フォト工房」「Picture it!」「美写楽」「Photo Drow」など、多種多様のソフトが市販されているので、使用目的に合ったソフトを購入したい。
 これらのソフトを使用すると高度な合成や色の変更も簡単に行える。
 写真の背景を入れ替えたり、写真の不必要な部分を消したり、文字を追加したり、ハート形に切り抜いたり、好きな加工ができる。
 インタネット上で自分のホームページを公開するには、このようなソフトは必須であろう。

6.3 アルバムを作る

 パソコンに取り込んだ画像は整理してアルバムとして保存することにより、後日、参照するときの記録になる。
 アルバムとして保存するには、単に画像に名前を付加して保存するだけでは、不十分である。画像の一枚、一枚に日付や撮影場所や、思い出になるコメントを付加するソフトが必要になる。
 アルバム作成用のソフトも各社から多種多様なものが販売されているので、自分に適したアルバムソフトを購入しよう。
 お薦めのソフトは、「蔵衛門9」。アルバムを作る/画像を編集する/画像を自動的に補正する/画像を印刷する/カレンダーを印刷する/カタログ印刷する/画像ファイルをCD−Rに書き込む/スライドショーを見る/画像を壁紙にする/画像をEmailで送る/グリーティングカードを作って送る/画像を携帯電話に送る等、一通りのことがこれ一本でできます。
 IBMが販売してる「デジカメの達人」は、デジタルカメラで撮影した画像の取り込み、加工・修正、保存などの一連の必要機能をパッケージにしたソフトで、1万円程度でお購入できる。デジカメを購入したが活用するためのソフトが不十分な人は、購入を検討しては?このソフトもIBMのホームページから体験版(1ケ月の間、全機能が試用できる)がダウンロードできる。

6.4 画像を保存する

 画像は、GIF形式やJPG形式に圧縮したとしても、1枚あたり解像度にもよるが数10Kバイトから数100Kバイトの容量になる。画像をパソコン内蔵のディスクに保存するだけでは、いつの間にかディスクが画像で満杯になってしまいかねない。
 このため、画像などを保存するための外部記憶装置が必要になる。
 パソコンに標準に搭載されているフロッピーディスクにも、画像を保存することはできるが、FDの容量は1.4MB程度であり、保存できる画像には数枚〜数10枚(低解像度)であり、あまり実用的ではない。
 外部記憶装置としては、LS-120、ZIP、JAZZ、MO、CD-R、CD-RW、PD、DVD-RAMなどがあり、選択に迷うことになる。
 必要とする記憶容量、価格、汎用性(他の人との媒体の交換の有無)などを考慮して最適な装置を選択したい。
 現時点での、購入なら230MB(640MBのものもある)のMOを薦めたい。媒体の価格も低下しており装置の価格も2万円程度で購入できる。現在、販売されているMOはUSB接続のものが多いが、SCSI接続の場合は、SCSIボードも必要になる。
 更に、大容量で汎用性を求めるなら650MB/700MBの記録ができるCD−Rがお薦め。CD−Rで作成したCDは、パソコンに内蔵のCDで読み込めるため、どこのパソコンでも利用できるメリットがある。但し、MOの場合は、何度でも書き換えができるのに対してCD−Rは1度しか書き込めない。CD−R装置も価格低下が激しく、1万円以下で購入できる状況になっている。また、CD−RWと称する書き換え可能な装置もある。最近は、コンポドライブと称するDVD/CD−R/CD−RW/CD−ROMのいずれも扱える装置が2万円以下で販売されているので、CD−ROMしかない場合は、コンポドライブに交換することも検討したい。媒体の価格は、最近は価格低下が激しく、1枚50円程度で購入できる。CD−Rの1枚の記憶容量は640MB/700MBあるので、230MBのMOの2倍以上の記録ができ、価格も安い。MOとCD−Rの両方を持っている場合は、先ずはMOに画像を蓄積しておき、数枚分のMOがたまった時点で、まとめてCDに書き込むような使い方ができる。

6.5 絵を描く

 パソコンのお絵かきソフトを使用して、絵画を作成することができる。
 水彩画タッチや油絵タッチの絵筆を使用できるソフトを利用すれば、水彩画風、油絵風の絵画をパソコンで作成できる。
 高機能のお絵かきソフトとしては、「Corel Painter」が有名。この他、「水彩」は、水彩画の描画に特化したソフトが販売されている。
 しかし、パソコンに付属のマウスを使用して絵を描くのは相当の訓練をしないと難しい。
 絵をパソコンで作成するのを趣味とするには、絵筆の代わりになる入力装置が必要であり、「アートパッド」などの呼称の商品が各種、販売されている。このような入力装置では、付属のペンを使用して、絵筆と同様のタッチで入力ができるようになる。
 大きな絵を自由に描くには、それなりの大きさのパッドが必要になるが、パッドが大きくなると価格も比例して高くなる。
 絵を描くという訳ではないが、6.3項で示したフォトレタッチソフトの付加機能として、写真を水彩画風や油絵風に自動的に加工する機能を持ったものがあるので、この機能を利用して写真から絵を作成することもできる。

6.6 白黒写真をカラー写真にする

 白黒写真をカラー写真にしたいことはありませんか?
 若い頃に撮影した家族の写真、お祖父さん/お祖母さんの写真などの白黒写真をカラー写真にすることができます。
 PhotoshopやPaint Shop Pro、花子等のペイントソフトには、レイヤー機能があり、複数の写真を重ねて合成することができる。
 白黒写真に透明な色で塗りつぶしを重ねることで、好きな着色を自然な感じで加えることができます。
 私の場合、サービスサイズ程度の白黒写真をスキャナーで高解像度で読みとり、カラー写真にしてA4サイズ程度でフォト光沢紙に印刷してプレゼントしたりしています。
 バーチャルペインターソフトを利用して、写真を油絵風に加工して、額にいれても楽しめます。

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