7.音声

7.1 音声入力ソフトで文章を読み上げて入力しよう

 キーボードから文章を入力することは、慣れてない人には苦痛である。
 マイクに向かって話すと、それがそのまま日本語の文章に変換される夢みたいなソフトがある。(IBMのVia Voiceなど)
 文書の作成だけでなく、パソコンへの指示を音声で与えることができる。
 音声認識技術の技術革新は目覚しいものがあり、数年前までは、音声認識のために、単語を区切って発声するなど訓練が必要であったが、最近は、自然な発声で認識率が95%程度と、実用上、問題のないレベルになってきている。
 音声でパソコンを操作したり、文章を作成できるようになると、キーボード・アレルギーの方へのパソコン普及が進むかも...
 なお、ATOK15の音声入力機能を利用すると、音声認識の精度が格段に向上する。これは、ATOK15が、IBM ViaVoiceの音声認識エンジンを使用して、まず、音声を取り込み、ViaVoiceでの音声認識結果をATOKでさらに、文章の前後関係などから正しい単語を見つけることで実現している。
 Wordでの文章入力や、メールの文章入力に、この音声入力機能を利用すると、キーボードアレルギーの人も、簡単に文書を入力できるようになるので便利ですが、100%の認識結果が得られる訳ではないので、音声認識結果の手修正は、残ります。

7.2 音声出力ソフトで本を聞く?

 テキストを入力すると、その内容がパソコンのスピーカから聞こえる。
 先ず、本の内容をOCRで読み取り、テキストに変換した後、このソフト(例:Text Talk(OCR読み取りソフトである、e.Typistに添付されている))を利用すると、その内容が音声に変換されてスピーカから出力される。
 音声は、男性の声、女性の声を任意に選択できるし、読み上げるスピードなども任意に指定できる。
 勿論、OCRを利用しなくても、テキスト文書であれば、このソフトに入力できるので活用範囲は広い。
 将来は、本を装置に挿入すると、その内容が音声で聞ける時代がくるかも.....

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