9.1 英文を簡単に日本語に翻訳してみよう
英文を日本語に翻訳する場合、翻訳ソフトを利用すると簡単に翻訳できる。
翻訳したい英文は、印刷された文書(本など)の場合やインタネットで取り込んだHTML文書などがある。
印刷された文書からの翻訳をさせるには、一旦、パソコンにテキスト形式で入力してやる必要がある。
文書をそのままキーボードから入力してもいいが、結構大変である。印刷された文書からテキスト文書を得るにはスキャナーが便利である。
但し、スキャナーでの文字の認識率をあげるには、400BPI以上の分解能を持つスキャナーが必要です。
スキャナーで読み取った文書を、OCRソフト(e-Typist、読んでココ!、読み上手など)で認識させ、テキスト形式に変換する。
この変換結果を翻訳ソフトに入力すれば、後は一括翻訳で瞬時に日本語に翻訳される。
実用的な日本語に翻訳されてるいるかどうかは自分で判断する必要があるが....
なお、翻訳ソフトは学習機能を持っているので、何度も使い込むうちにそれらしい翻訳結果を得ることができるようになる。
インタネットで取り込んだHTML文書の翻訳は、英文を取り込んだ直後に自動翻訳を開始し、パソコン画面には日本語で表示するアドインソフトがある。
例えば、IBMの翻訳の王様やLogoVesta E to Jなどを利用すると、外国のホームページでも日本のホームページと同様の感覚で画面表示される。
勿論、人間が翻訳したような完全な訳とはいえないが、下訳としては十分に使える。