戦後1~2年に書かれた短編集です。作者はこの頃、短編の創作に疑問を持っていましたが、書くことでその疑問をはらそうとしました。この短編集には親しみやすい座談の形式をとったものを選んでいます。幸いこの本に掲載された9作品は全て、現在『芹沢光治良文学館』⑩-死者との対話-で読むことができます。

パリの揺籠
全-頁
1947年10月15日 発行
定価 -円
南北書園
絶版


【 掲載作品 】

後姿  みれん  春のソナタ  手紙の女  金貨
神様  ピアノに憑かれて  寝言  パリの揺籠