初めての随筆集。あとがきで、自分の職分は「創作」であるから、随筆や評論は努めて書かないようにしている、という件があります。ですが作家になって間もない芹沢氏の随筆は、作品を読むように興味深く、楽しく読めます。
全-頁 1941年12月11日 発行 定価 - 東峰書房 絶版
【 掲載作品 】
伯父さんの書斎で最初見たジード 支那の旅 小説のモラル 職場にある教え子 水車小屋と炭焼 早春に遠き人を想う 他