2019/05/11
ジャスラックによる著作権問題
私のネットオーディオでのストリーミングは、
店で手軽に音楽を聴きたいというところから始まりました。
そして、スピリッツのケーブル群やインシュレーター、
その他スピリッツから聞いた周辺機器の導入によって、
素晴らしい音へと刻々と変化して行きました。
その過程も落ち着きを魅せ、私のシステムは今、
本当のヨーロッパサウンドを聴かせるB&Wへと変貌しました。
面白いものです。ケーブルのエージングで重低音へと重心が下がっていき、
中高音が同期し厚さを増し、全体に音のバランスが揃って行くと、
あんなに重たく感じていた音楽が、
今度はジャンルを問わず、
軽い羽根のように身体を吹き抜けるて聴こえてきます。
重心の低い芯のしっかりした音楽は、
私に明日への希望を与えてくれます。
癒しとなって活力も与えてくれます。
ちょっとオーバーでしたが、面白いものですね。とてもいい体験をしました。
そして驚いています。従来のスピーカーケーブルや、
市販のRCAピンケーブルでは、この様な体験は出来ないでしょうね。
まるで、排水溝に詰まっていた汚泥が全て流れ出し、
蒸留水が湧き出るような音になりました。
そして、ここでハッキリしたのは、
アメリカンサウンドとヨーロッパサウンドの徹底的な違いです。
JBLのようなアメリカンサウンドは、ジャズなどを聴くと顕著に現れます。
特にシンバルやハイハット、ブラッシングの音や金管楽器の音、
コントラバスのスラップ奏法などは、目前で演奏しているかのように響きます。
しかしJBLサウンドは、一つ間違うとドンシャリの暴れ馬になって、
本当のJBLサウンドになるまで、大枚叩いたという人は少なくないようです。
スピリッツのケーブル使えば解決するんですがね。
B&Wやタンノイ、ハーベス等が創り上げているヨーロッパサウンドは、
ジャズやロックなどを聴いた際、中高域が遠慮がちに響きます。
ドラムスや金管楽器やエレベが、隣の部屋から聴こえてくる感じですが、
決して違和感はなく、私はこの様な優しい鳴り方がとても好きです。
特にシンフォニーなどは、楽器全てが満遍なく響き、
まるでコンサートホールに行ったような気分です。
言い尽くせば切りが有りませんが、
元々オーディオの世界は欧米から始まった訳ですよね。
アメリカにはアメリカのサウンド、
ヨーロッパにはヨーロッパのサウンドが有ります。
アメリカ人やヨーロッパ人が日本のオーディオの音を聴くと、
何を主張したいのか分からず、首を傾けるそうです。
日本の技術は素晴らしいものが有って、
名機と言われるものも多々有るようですが、
文化の違いなんでしょうね。
そういえば、これぞ日本の音だ・・というのを、
あまり聞いた事が有りませんよね。
私が昔、まだレコードしかなくオーディオに凝っていた時代、
日本のスピーカーからいつの間にか、
タンノイやJBLに代わっていた事が思い起こされます。
さて、本題に移りたいと思います。著作権の問題です。
私たちはレコードを買ったりCDを買ったり、
ネットのプレミアム会員になったりして、お金を払っていますよね。
何処でどう使おうがお構いなしと思いますよね。
しかし店舗で音楽をかけるという事は、
厳密に言うと著作権上は営利目的とみなされ、
著作権料をジャスラックに支払わなくてはいけません。
う〜ん、困った。
でも、安心して下さい。当店にその辺に詳しいお客様がみえますが、
今まで個店の小規模店舗にジャスラックG-menが来て、
著作権法違反で取り締まられた店があるなど、
聞いた事がないそうです。
かといって、大手を振ってとは言いませんが、
その辺は大目に見てくれているようです。
私がpremium会員になっているスポティファイに限らず、
各ネットストリーミングサイトは、
それぞれ素晴らしい原音を提供してくれています。
ウエスタンスピリッツのケーブル類を使う事で、
その原音の素晴らしさに驚かされ、
あなたのオーディオライフも楽しいものになる事は間違いありません。
音楽が好きなあなた、是非体感してみて下さい。

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