Japan Ueo Railroad
ここは夢鉄道JURの
旅のえっせいってページです。
すてきな思い出に旅を楽しく・・・・・
列車は西へ・・・・・この夏の旅は、
過去を訪ねて
青春18切符の旅です。
かって時速90Kmで快走していた電車があります。
旧型国電こう呼ばれた車両も今は・・・・・
青春18切符の旅は、まず小野田線に
旧国
を訪ねます。

左はクモハ42001:関西の東海道線の電車化で1933年に登場!
なんと小野田線の支線でワンマン改造されて現在も健在なのだ。
右はクモハ40073:国電初の20m車体。実車は1935年製なのだが
当社でも、1977年にペーパー製車体で製作し現在も運用している。
70歳の実車と26歳の模型!!
青春
は健在・・・
旅の途中で、ちょっと視線を変えて見たら
時が止まるかも・・・ゆめとき駅はそんなゾーンなのです。

時代を超えた模型の世界・・・ゆめとき駅・・・・・
ここには、50年前の列車さえ発着するのです・・・・・
山陽路を西へ
小雨のホームに颯爽と滑り込んできた「のぞみ3号」700系新幹線は、
大人にも子供にもワクワクする夢の世界・・・!

青春18切符で、早朝から鈍行列車で先行した妻を追いかけて・・・
目的地は岡山!約4時間かかる鈍行の旅をほんの45分で追い抜きます。
3時間も後から出発して追いかける羽目になった私!!・・・
急に思い立った山陽路西行の旅は、過去と現在のクロスセクション!!

妻の到着予定列車よりも30分も早く着いた岡山!!
ところが、予定列車は待てど暮らせど姿を見せず・・・・・
踏切トラブルらしいが、安全優先?の前にダイヤは滅茶苦茶。
かっての国鉄時代の劇的なダイヤ回復運転と、どんな場面でも
定められたままの運転・・・もとのダイヤに戻すには運休だけ!
過去のキラリ輝く技術のうえに、現在の安全システムがどう
重なって運用されているのだろう・・・・・

やっと会えた私たちは予定より1時間も遅れて西へ・・・
岡山発シティライナーへ乗り込みました。
この後のダイヤは大丈夫だろうか?
乗り換えにたった1分!の連絡?そんなところが数回もあるのに!
うまく次の列車に乗り継げるのだろうか・・・
軽快なモーター音を聞きながらも、ちょっぴり心配な私・・・
そんな私には今回の旅の中で、広島までに一つ楽しみがあった。
通称「セノハチ」! 長ぁ〜い勾配が続く峠越えなのだ。
西へ向かえば、下り坂になるのだが、重量のある貨物列車にとって
難関は東行き!!登り坂になる瀬野駅から八本松駅の間なのだ。
登りの急勾配が、延々と10Km以上も続くのだ。

延々と続く下り坂・・・
登り坂にパワー不足の貨物列車に機関車をもう一台追加!
補機として編成の最後尾に連結して後押しをさせる・・・
そして登り切ったあとに、本来、勾配が終われば、
停車して連結をはずすところ、時間が無駄?なので、
なんと走行中に自動で連結器をはずして・・・
後押しの補機が一台だけ減速して離れて行く・・・
かって、こんな芸当のような運用が行われていたなんて
そんなことに思いをはせながら眺める線路!
今回の西行きは、幸い下り坂!すれ違う列車に期待です。
電車はガラガラと転がるように、いつまでも、いつまでも、
永遠に続くかのような長い坂を下っていきます。
しかし、勾配を下り続ける列車にすれ違う目的の登り貨物列車は、
なんとコンテナ列車ばかり。そのうえコンテナをけん引する機関車は、
JR貨物の誇る最新のパワーフル機関車。桃太郎の愛称を持ちます。
どうやら後押し補機は、もう不要な時代になったらしい・・・

岡山駅を通過するパワフル機関車
定刻に広島を出発した列車は、再び軽快にモーター音を響かせ、
岩国駅に到着です・・・・・

目的の乗換駅「小野田駅」まであと少し・・・
ここもかっては宇部、小野田、厚狭の間に、最初は石炭を、その後は、
石灰石を運ぶ貨物列車専用線が設けられ、山陽本線の複線にさらに1本の
線路が増設され3線線路区間となっていたのだ。貨物専用線は、
昭和61年に廃止され、現在の小野田線に至ります。
そんな過去の線路跡を眺めながら・・・
さらに過去の電車を訪ねる旅はつづきます・・・
次回は小野田線長門本山駅から門司港へと旅をします・・・

夢世界のミニチュア列車の貨物も、コンテナ列車に・・・
がんばり続ける本物に会いたい!!・・・
今年も、24時間、一日中走り続けて
とことん列車を追いかけてみたい私なのです!

小野田線長門本山駅の向こうには九州が・・・
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