Japan Ueo Railroad


夢鉄道JURで行く えっせい



旅を楽しく・・・・・

憧れの旅へ・・・・・
それは素敵な夢と憧れの世界へ・・・・・



2015年・・・旅の目的は鉄道に乗ること・・・・・


私鉄を乗り継ぐ旅は、まず四日市まで近鉄特急に乗り込みました。

平日の朝とはいえ、さすがに年の暮れ・・・
早朝でも客でいっぱいの近鉄特急アーバンライナー名古屋行・・・
目的地は近鉄富田・・・四日市からは急行に乗り換えです。

近鉄富田
近鉄富田のホームは三岐鉄道と共有・・・
標準軌間の近鉄の向いには、JRと同じ1067mmの狭軌!!

今日の目的三岐鉄道です。!!
もと西武鉄道の車両は、三岐ではクモハ803・・・


三岐鉄道
三岐鉄道は三重県の北部にある鉄道会社で、
南の(赤線)三岐線〜軌間1067mmと
北の(紫線)北勢線〜軌間762mmで営業しています。

三岐鉄道乗り放題
一日乗り放題パスを利用して全線を乗るのが目的です。

近鉄富田から三岐線終点 西藤原駅 へ、
その後、セメント列車の待つ 東藤原駅 へ戻り、徒歩で北勢線終点 阿下喜あげき )へ
そして762mmのちっちゃな電車で桑名へ向かいます・・・・・・

クモハの運転席から
まずは西藤原へ・・・セメント列車けん引用の機関車とすれ違い・・・
線路終端
そして西藤原の線路終端・・・

時速60Km近くで走る車両は上下左右に大揺れ・・・
主となるセメント列車が脱線しないのかちょっぴり心配に・・・
東藤原で見送り
さて復路の東藤原で下車・・・セメント列車の横を通過する列車を見送ります・・・
東藤原で見送り
全国唯一となっている 太平洋セメント 藤原工場からの貨物列車による
セメント輸送ですが、そのセメント貨車としても唯一となったタキ1900形です。

1729両製造も現在は95両しか残存していないそうです。

後方にそびえるのは、標高1,144mの藤原岳で 日本三百名山 のひとつです。
三重県と滋賀県の境界にある鈴鹿国定公園にあって、
三重県側は太平洋セメントの藤原鉱山となっています。


FA貨物
太平洋セメントのフライアッシュ(FA)・炭酸カルシウムの往復輸送が
1990(平成2)年から運行を開始して25年・・・・・

FA貨物友田車両
さっそくに製作された友田車両のフライアッシュ車です・・・
FA専用のほんとに珍しい銀色の貨車です。

FA(フライアッシュ)は、石炭を燃焼させたときに生ずる灰で、
セメント強度強化などの材料になり、フライアッシュセメントと呼ばれています。

FA貨物
貨物輸送専用の機関車ED・・・私鉄ではめずらしい電機機関車!!


長い下り坂で藤原岳の裾野を2Km程行くと、開けた街並みの中へ・・・

阿下喜駅です。おもちゃのようなちっちゃな電車が待っていました。
ナロー車両
線路の幅(ゲージ)は762 mm・・・ナローゲージと呼ばれています。

三岐鉄道は、北勢線の開業100周年(2014年)を記念し、同線で運用している
車両の一部を三重交通時代の塗装に変更した車両です・・・

ナロー車両運転席
ちっちゃな運転席はちゃんと近鉄仕様!!・・・

ついぞ最近まで近鉄北勢線・・・が、赤字廃止を求められ存続を望む沿線自治体から
近隣の鉄道会社である三岐鉄道に移管されそのまま走り続けています・・・

ナロー車両終着桑名駅
おもちゃのようなちっちゃな車両がゴトゴトと低速で行程約20Kmを40分!
終着駅桑名です。

桑名駅はJR東海と近鉄が並んでいます。
快速みえ
JR東海の気動車快速みえが入線・・・ゲージが1067mmの狭軌なのに、
ナローゲージとちっやな電車に揺られてきたためか、
いまさらながらJRの車両が大きいのに驚きです・・・

近鉄特急
続いて入線は近鉄色の特急ACE・・・やはりでっかい(笑)

帰りは再び近鉄特急で大阪へ・・・!!


帰りの近鉄特急・・・座席に着くと・・・あっという間に
軽い疲れと軽やかなジョイント音にさそわれてウトウト・・・・・
夢とともに列車は大阪へ・・・・・



きっと素敵な旅の夢を貴方にも・・・・・




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