震災があった2011年(平成23年)の事故一覧
以下は、海上保安庁・全国の警察・全国の消防・自治体記録・他直接面談による確認、などを統合して作成した資料です。これ以外にも多数の事故(記録は病院のみ。また記録にのこされていない事故があると思います。)
発生日 | 県名 | ポイント | 事故者性別 | 年齢 | 分類 | 概 要 | 備考 | 死亡・行方不明 | |
1 | 2月25日 | 静岡県 | 大瀬 | 女 | 45-49 | ファンか自己計画か不明 | 事故者が溺れているのを夫が見つけて浜に引き揚げた。救急車からドクターヘリに引き継いで病院へ搬送したが間もなく死亡。事故者はCカードを持つ経験者だった。 | 死亡 | ● |
2 | 4月2日 | 静岡県 | たぶん大瀬 | 男 | 30歳代 | ファンか自己計画か不明 | 事故者は潜水中のエア切れで意識が朦朧となったが、事故者を救急車内に収容後、具合が良くなってきたとのことで様子を見るとのことになり、救急隊は引き上げた。 | エア切れ | |
3 | 4月17日 | 静岡県 |
沼津市 (なんとか海岸ー不明確) |
女 | 40歳代 | 不明 | 事故者は水深21mから急浮上。事故者には口腔出血もあり、ドクターヘリで病院へ搬送。 | 不明 | |
4 | 5月1日 | 沖縄県 |
波照間島 (竹富町) ニシ浜沖合約1200m |
女 | 25-29 | ファンか講習間不明 | インストラクターが事故者がいなくなっているのに気付いて浮上。捜索の結果、水深約16mの海底にあおむけ状態で沈んでいる事故者を発見。事故者は意識不明の重体となった。 |
重体 (その後は不明) |
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5 | 5月4日 | 鹿児島県 | 口永良部島 | 女 | 20-24 | ファン | インストラクター、アシスタントダイバー及び事故者を含む客5名の計8名(1とアシスタント2対5)でダイビングをしていた。引率しているインストラクターは事故者を水深15m付近で見失った。後に事故者を水深約30mの海底で発見。病院に搬送されたが死亡。 | 死亡 | ● |
6 | 5月8日 | 鳥取県 | 松江市沖 | 男 | 50-54 | 単独 | ダイビングショップの代表である事故者は、単独で海底洞窟の写真を撮影。その後、事故者が潜水装備を付けた状態で浮いていた。外傷はなく溺死。 | 死亡 | ● |
7 | 5月14日 | 北海道 | 支笏湖 | 男 | 25-29 | 自己計画 | 事故者は友人と夜間ダイビング。約1時間後、友人のエア残がわずかとなったため、水深約12mの地点から2人で浮上の合図を出し合って浮上を開始。しかし数分経っても事故者が浮上してこなかった。翌日水深29mで発見。 | 死亡 | ● |
8 | 6月1日 | 京都府 | 舞鶴市沖 | 男 | 30-34 | 水中業務中 | 事故者は潜水歴10年の水中カメラマン。水深約20mで同行者が事故者の様子がおかしいことに気づき、ボートに引き揚げた。事故者は意識不明となったが病院で意識を回復。 | 不明確 | |
9 | 6月4日 | 静岡県 |
下田市 須崎漁港 |
女 | 70-74 | イベント中 | 事故者はフィン外れの状況が改善されず、ダイビングボートに戻るためにインストラクターによって水面を搬送されている途中に意識を喪失。病院に搬送されたが、死亡が確認された。(溺死) | 死亡 | ● |
10 | 6月17日 | 沖縄県 |
渡嘉敷島東方ポイント 「ウチザン」 |
男 | 55-59 | ファン | 事故者は人数比1対1で3本目を開始。最大深度約24mのドリフトダイビングを終了して海面に浮上した直後に突然むせ始め、意識を失った。インストラクターが事故者を船上に引き揚げ、CPRを実施しながら診療所に搬送したが死亡。事故者の経験は約500本。 | 死亡 | ● |
11 | 6月29日 | 沖縄県 | 与那国町 |
男 女 |
65-69 35-39 |
ファン | 船長がスロットルレバーが中立になっていないにもかかわらず中立にしたものだと思い込んで操舵室を離れ、インストラクターとダイバーが船体に接触して負傷。1名は左踝部を5針縫合の傷、もう一名は腰部に裂創を負い臓器を損傷の疑いもあったので開腹手術を実施。 | 重症 | |
12 | 7月7日 | 沖縄県 |
渡嘉敷村在ナガンヌ島 北方約500m |
女 | 65-69 | 体験 | 事故者は2対2で体験ダイビング。海面で意識不明となった。事故者は水深約4mのところで体勢を崩して一回転した際にレギュレーターから水が浸人して誤飲していた。翌日退院。経験は体験ダイビング1本。 | 溺水 | |
13 | 7月17日 | 新潟県 | 佐渡市 | 女 | 35-39 | 講習中 | 人数比1対1で講習中の事故者は海水を誤飲してパニックとなり意識喪失。インストラクターが事故者を海面まで浮上させ、救急車で医療機関へ搬送。海水及び砂等を吸引したことによる肺炎との診断、入院。 | 溺水 | |
14 | 7月18日 | 新潟県 | 糸魚川市 | 男 | 60-65 | ファン | 事故者がダイビング後の水面移動中に海流に流された。仲間が向かってみると事故者のレギュレーターが口から外れていたので直ちに事故者を引き揚げ消波ブロック上に引き上げた。その後、医療機関で死亡が確認された。急性循環障害(心筋梗塞)の発症が起因で溺水・死亡したもの。 | 死亡 | ● |
15 | 7月23日 | 静岡県 | たぶん大瀬 | 男 | 30歳代 | 不明 | ダイバーの異常とのことで救急車が事故者に高濃度酸素96%10Lを投与しながら病院着。その後ドクターヘリで搬送。 | 不明確 | |
16 | 8月6日 | 静岡県 |
熱海 伊豆山港沖 |
女 | 60-65 | ファン | 事故者は2対4でダイビングを行っていたが、差し歯が抜け、レギュレーターが上手く咥えらなくなったことで、浮上直後呼吸困難に陥り、船上で意識を消失。その後CPRを実施されつつ、救急車、ドクターヘリで医療機関に搬送された。誤嚥による肺水症。 | 溺水 | |
17 | 8月6日 | 三重県 | 尾鷲市海岸 | 女 | 30-34 | ファン | 事故者は2対9でダイビング中、水深約15m付近から急浮上。その後救急車で医療機関に搬送したが、翌日、溺水から多臓器不全で死亡。 | 死亡 | ● |
18 | 8月12日 | 静岡県 |
下田 神子元 |
男 | 55-59 | ファン | 事故者は、ガイド1名及び事故者を含む計7名でダイビング中浮き気味となり、過度のフィンキックで呼吸が乱れインストラクターの指示で全員で浮上を開始。水深5mで安全停止を実施したが、そこで過呼吸に陥り、水面で意識消失。事故者はドクターヘリで搬送。診断は低酸素脳症。 | 低酸素脳症(過呼吸から) | |
19 | 8月13日 | 兵庫県 | 豊岡市竹野町切浜沖 | 男 | 50-55 | ファンか自己計画か不明 | 事故者が水面上で浮き沈みを繰り返しながら「助けて」と叫んだので、付近にいたインストラクターが救助を試みたが、事故者を確保する前に水中へ没した。事故者をインストラクター他3名で船上に引き揚げたが、搬送先の医療機関で死亡が確認。 | 死亡 | ● |
20 | 8月15日 | 千葉県 | 勝浦市 | 男 | 45-49 | 講習 | 事故者は1対1で講習を受けていたが、事故者が水面に上がった際に意識不明となった。その後、船上に引き上げられ、インストラクターの人工呼吸により、意識が戻り救急搬送された。 | 不明確 | |
21 | 8月18日 | 沖縄県 |
石垣島 崎枝ビックアーチ(崎枝湾) |
女 | 45-49 | ファン | 事故者のレギュレーターから口腔内に海水が侵入したことから、インストラクターに合図を送ることなく、自らBCに給気して浮上。事故者は船上へ上がった後も、頭痛が継続したため救急車を要請し、医療機関に搬送され、1日入院。 | 海水誤嚥と急浮上 | |
22 | 8月21日 | 兵庫県 | 豊岡市竹野町切浜沖 | 男 | 35-39 | 講習か体験か不明 | 事故者は水深約10mで仲間4名とダイビングを実施。(事故者ともう一名はダイビング経験が無し)。事故者等は水深4〜5m付近まで潜水後浮上し、海面のブイに掴まり休憩したところ、突然レギュレーターを取り外して苦しむ様子を見せ、海中へ沈んでいった。 事故者は病院に搬送されたが死亡が確認。死因は急性虚血性心疾患。 | 死亡 | ● |
23 | 8月23日 | 福岡県 | 福岡市 | 女 | 25-29 | 講習中 | 事故者はタンク残圧が少なかったこと、体力的に泳いで戻ることが難しかったので、海面で浮いたままの状態で、漂流しながら救助を待っていたが、インストラクターが事故者を見失い、救助機関に通報。事故者は捜索にあたった漁船に救助された。 | 漂流 | |
24 | 8月24日 | 沖縄県 |
石垣市在米原ビーチ 沖合約5Km |
女 | 60-64 | 講習中 | 人数比1対1で講習を受けていた事故者は、BC脱着訓練の際、誤ってレギュレーターが口元から外れた。事故者がパニックになっていたのでインストラクターが一緒に浮上。事故者は2〜3回嘔吐したが、ンヨップ従業員が病院へ搬送。 | 溺水 | |
25 | 8月26日 | 静岡県 |
清水 三保海岸 |
男 | 20-24 | 体験か講習か不明 | Cカードをもっていない事故者は、海上でフィンの装着時に沈んで溺水した。 | 溺水 | |
26 | 8月27日 | 静岡県 |
熱海市 和田浜南海岸 |
女 | 55-59 | ファン | 事故者は人数比は1対4で潜水を開始。深度22mで事故者から×のサインを示し、浮上したい旨の合図を出した。全員で浮上中の水深5mのところで事故者の浮上が止まり、反応が無くなった。事故者は救急隊に引き渡され、医療機関に搬送された。NHKは電子版で「意識不明の重体」と報道。その後の様子は不明。 | 意識不明の重体 | |
27 | 9月1日 | 沖縄県 |
大度海岸 沖合約250m |
男 | 20-24 | ファンか自己計画か不明 | 事故者はリーフカレントの影響で元の位置戻ることが出来なかった。事故者以外の2名はリーフ内に戻ることが出来たが、事故者は右のフィンが脱落したことと疲労で戻ることを諦め、流れに身を任せて漂流しながら岸に向かって救助を要請。事故者は海保のヘリによって救助された。 | 漂流 | |
28 | 9月8日 | 沖縄県 |
久米島町 在真泊港北方ポイント「イマズニ」 |
男 | 75-79 | ファン | 経験500本の事故者は、1対3で潜水時、水深2mくらいのところから突然浮上。インストラクターが様子を見に海面へ浮上したところ、事故者はバルブが開いてないというジェスチャーを示しながら、海面を浮き沈みしていた。事故者をインストラクターと船上に引揚げたところ、事故者は心肺停止状態。事故者はCPRで自発呼吸を開始し、意識を回復。その後、2〜3日入院。 | 溺水 | |
29 | 10月2日 | 和歌山県 |
串本町 潮岬 |
女 | 45-49 | ファンか講習か不明 | 事故者は初めての深場への潜水(15-18m)だった。 20分後浮上してから意識消失。救急車で病院搬送。 | 不明 | |
30 | 10月7日 | 鹿児島県 | 奄美市 | 女 | 45-49 | 単独 | 事故者は耳抜きの状態を確認すべく、単身ダイビング船の錨索沿いに水深10mまで潜行して後、浮上。しかし浮上する際、視界が5m以下と不良にもかかわらず自分の感覚のみで浮上。その結果、船から離れた位置に浮上し、潮流により帰還することが出来ず漂流。後に救助。 | 漂流 | |
31 | 10月8日 | 静岡県 | 富戸、伊豆海洋公園 | 男 | 40-44 | ファンか自己計画か不明 | 事故者は潜行ポイントまでシュノーケリング移動中に海水を誤飲し、意識を失った。同行の友人によって陸まで搬送され、救急蘇生措置が行われたことで意識を取り戻し、入院となった。事故者はダイビングを3年ぶりに行うブランクダイバー。 | 溺水 | |
32 | 10月8日 | 沖縄県 | 糸満市 | 男 | 60-64 | ファン | 事故者は海面でバディに思っていたことを伝えようと口からレギュレーターを外した時に海水を誤飲。事故者は、船長が船に引き上げにかかったところ意識を失った。CPRを開始すると意識を取り戻したが、病院へ搬送。事故者は肺に海水の痕跡が認められたので、3日間経過観察をすることとなった。 | 溺水 | |
33 | 10月9日 | 鹿児島県 | 三島村 |
女 女 女 |
35-39 40-44 50-54 |
ファン | 事故者A及びBは、水深60〜70mを約80分の計画で、錨泊した船からグループで潜水を開始、水深50m付近で、事故者Aが意識を失いかけたので、事故者Bとインストラクターに抱えられ、減圧症を避けるために徐々に浮上。しかし水深40m付近で事故者のレギュレーターから空気が出ていなかったので、各人BCにエアを入れて緊急浮上。ABは共に病院へ搬送された。Bについては翌日退院、Aは翌日まで精密検査等を行ったが異常がなかったので翌日退院。 しかしインストラクターCは3か月間の入院。 | 減圧症 | |
34 | 10月9日 | 京都府 | 舞鶴市 | 男 | 70-74 | ファン | 事故者はバディーと2名でダイビングを実施していたが透明度が悪く、かつ潮流も早かったのでバディと離れ、急浮上して船に自力で上がって休憩していた。しかし目眩が継続していたことから、救急車を要請。搬送された医療機関にて、「潜水病(減圧症)」と診断され、入院。 | 減圧症 | |
35 | 10月14日 | 鹿児島県 |
奄美大島 奄美市朝仁の海岸 |
女 | 40-44 | ファン | ショップ店員、事故者及び他客2名の計4名で水深約22m付近海底に到着た約10分後、ショップ店員のインストラクターが、事故者の様子がおかしいと気付き、事故者と共に浮上。水面に浮上したとき、事故者の意識が無かったので事故者を船上へ引上げた。事故者は心肺停止。事故者は医療機関に搬送されたが、翌日呼吸困難による低酸素脳症のため死亡。 | 死亡 | ● |
36 | 10月22日 | 沖縄県 |
石垣市在白保崎 沖合約1.5km |
男 | 55-59 | ファン | 事故者は自己の判断でショップ従業員2名から離れて浮上。しかし潮の流れの影響で従業員たちと離れて浮上。船長から事故者が船の影に隠れて見えなかったので漂流することになった。事故者は、約2時間、通報を受けて捜索中にあたった巡視艇に救助された。 | 漂流 | |
37 | 10月23日 | 福井県 | おおい町 | 男 | 45-49 | ファン | 事故者はツアーに参加し、バディとともに潜水を開始したが、別れて単身浮上。このとき海上が悪天候で帰船ができないため漂流して救助を待つことにした。その後、事故者は救助要請を受けた巡視艇に救助された。 | 漂流 | |
38 | 10月30日 | 静岡県 |
下田 大川漁港 |
男 | 55-59 | 講習中 | 講習中の事故者は、水深20m付近で海水を誤飲。その後浮上を開始し、水深5mで、インストラクターは事故者が意識を失っていると判断し、直ちに浮上し、船に揚収、CPRを開始した。事故者はドクターヘリによって医療機関に搬送され、溺水、肺炎の疑いありと診断されて5日間の入院加療となった。 | 溺水 | |
39 | 11月4日 | 沖縄県 |
渡嘉敷島南端から南方約30m ポイント「ヒクナシ」 |
男 | 25-29 | 体験 | 事故者は人数比1対7で体験ダイビング中に、最後尾にいた事故者は突然レギュレーターを外し、硬直したように直立状態となり仰け反って倒れた。インストラクターが事故者を抱えて緊急浮上。船長等により救命措置が施されたが、事故者は搬送先の診療所で死亡が確認された。死因は溺死。体験ダイビング数本の経験のみ。 | 死亡 | ● |
40 | 11月12日 | 沖縄県 | 渡嘉敷島北西方 ポイント「野崎」 | 男 | 70-74 | ファン | 事故者は1対2でダイビングを実施。水深16m付近で、インストラクターは事故者を残し、友人を船のアンカーロープまで誘導して一人で浮上するように指示をした。その後インストラクターが事故者のところに戻ったとき、事故者が息苦しいと合図。インストラクターは直ちに事故者と共にゆっくり浮上し、船上で横にさせたが、事故者の意識が朦朧となった。診療所到着後、ドクターヘリで病院へ搬送した後に様態が悪化、治療を行たが植物状態が続き完全な容態回復が見込まれず自宅近くの病院へ転院することとなった。(「動脈ガス塞栓症」と診断された。)事故者の経験本数は約100本だった。 |
重症 植物状態 |
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41 | 11月18日 | 北海道 | 鹿部町内漁港 | 男 | 30-34 | 単独 | 事故者は単独で鹿部町内漁港から入水して行方不明となった。3日間にわたって捜索を行ったが未発見。 | 行方不明 | ● |
42 | 11月20日 | 静岡県 | 初島沖 | 不明 | 18-64 | 不明 | ダイビングでの事故者が熱海港に付いたところに消防の救急隊が出動。しかし年齢は把握していないとのこと。 | 不明 | |
43 | 12月4日 | 静岡県 | 伊豆海洋公園 | 女 | 45-49 | ファン | Cカードがあるダイバーの事故。ツアーダイビング中の事故。詳細は開示されず。 | 不明 | |
44 | 12月6日 | 高知県 | 宿毛市 | 男 | 25-29 | 単独 | 事故者は単独での2本目(30分間)のダイビング後に体調に変化を感じ、友人に電話連絡。そのとき事故者の通話が呂律がまわっていなかったので、減圧症に罹患したものと判断し、仲間とともに救助に向かい、救急車で搬送。事故者は減圧症と診断され、入院。 | 減圧症 | |
45 | 12月10日 | 三重県 | 尾鷲市 | 女 | 50-54 | ファン | 事故者は、事故者を含むダイバー4名とガイド2名でダイビング。洞窟内で、メインガイドが視界不良から、船に戻ろうと合図を送り、洞窟外に出て人数を確認。しかしそこに事故者の姿がなかった。捜索応援のダイバーとガイド2名で捜索中に、事故者が洞窟内の岩場(海面から約2m)に上がっているのを発見し救助した。事故者は怪我等はなく、意識がはっきりしていた。 | 自主退避 | |
46 | 12月13日 | 沖縄県 | 宮古島市在下地島空港南島方沖合約1500m | 男 | 45-49 | ファン | 船酔いの事故者は2対4名でダイビングを開始。海底の集合場所で、他の客が、事故者が口からレギュレーターを外して意識不明になっていることに気づいて船長に知らせた。船長はスタッフとともに事故者を抱え海面に浮上、船上に引揚げた。船長等の人工呼吸等により意識が回復。診断の結果、軽度の肺水腫が認められ1日の入院。病名は意識消失発作。経験約210本。 | 肺水腫 |
この時は、震災の影響でダイビングを行う行為自体が大きく減少したために事故が減っていると見るべきです。その理由は、海外でダイビングする日本人が増え、その人たちの事故が大きく増加しているからです。海外分を加えると、事故のリスクは減っ
とは言えません。
なお、2012年分の事故調査はまだ終わっておりませんが、また例年通りの、多数の事故・死亡行方不明者数になっています。
事故は、どんなにきれいごとを並べても、今の延長では減らない可能性が高いと言えます。
平成25年9月22日
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