ダイビングをしようとする人の泳げる基準について


指導団体別、初心者に求められる泳力基準 ( H10(’98).1.19調査)
*配下ショップの基準遵守レベルとは、実際に聞き取り調査した数字からの数字です。
業界における実際の泳力に対する意識のページのデータと関連してご覧ください。

ここでは、指導団体が設定している基準について紹介しています。各団体の、水に入る人への最低限の"配慮"の数字が見えます。

配下ショップの基準遵守レベル

指導団体

団体の泳力基準

泳力ゼロ回答

泳力基準以下

基準通り

PADI

183m と10分間のフローティング(水に浮いていること)

72%

15%

13%

CMAS

25m 足をつかずに泳ぐ。あるいは水に浮いていられること

69%

31%

0%

NAUI

1.200mをノンストップで泳げること 2.10分間浮いていられること 3.15mを潜水して泳げること 以上の3つが必要

69%

31%

0%

BSAC

特に基準はない。水が恐くなければ泳げなくても可

参考50%

参考50%

参考100%

NASDS

特に基準はない。インストラクターが泳ぎから教えることになっている

参考100%

  

参考100%

SEA

100m あとは水への慣れ。

100%

0%

SSI

130mと 足がつかないところで10分間のフローティング。

67%

33%

0%

JP

100m 泳ぎに時間制限なし。

75%

25%

0%

UHA

JCS

IDEA

泳力の必要はない。泳げなくてもOK

参考100%

  

参考100%

ID

基準はない。泳げなくてもOK.。「しょせんは遊びです」とのこと

参考100%

  

参考100%

MTES

基準はないが、200〜300m

参考100%

  

参考100%

  • 指導団体の泳力レベル基準がゼロ、ないしは基準なしというところ以外は、基準通りの指導をしているところは、PADIの13%のみ。

  • 個人的見解であるが、指導団体の泳力レベル基準の中で、初心者にあっても、いざという時の事故を想定して基準を設定しているとおもわれるのはPADI・とNAUI・SEI・SSI・JP・MTESのみと思われる。その中でもNAUIの基準は事故防止と事故の時のパニック抑止のために、特に抜きんでていると思われる。PADI・SSIはそれに次ぐ。

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