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関連情報

 

ガラードオートチェンジャーRC90の紹介

 

このオートチェンジャーは、55年ほど前(中学の頃)に、知り合いが

これとスタンダードのHifi(Qダンプ)のAMラジオを組み合わせ、

電蓄として使っていたものを頂いたものです。

 

操作レバーは、

左手前:開始と中断

その奥:速度選択(78/45/33)

その奥:速度微調整

右手前:手動/自動の選択

 

ガラードのオートチェンジャーのシリーズは、終戦して5年後の1950辺りから出回り、

当時、このシリーズは国内でも大ヒットしました。(国産機も当時は安価ではなかった)

所で、シリーズの中でRC90は上位機種で、手動操作の選択が可能となっていました。

 

動作は

https://www.youtube.com/watch?v=crPBLOJnxPA

 

当時、アームは東京サウンド?に交換し、普通のカートリッジが使える様にしました。

尚、ドーナツ盤用のセンターピンは自作したものです。

ガラードなので、ターンテーブルはブレーキで停止。

尚、針の落下音をミュートするリーフスイッチが中にあります。

 

今回、モータ固定のゴムの劣化で修理を要しましたが、

基本的に堅牢長寿命のリムドライブであり、(ノイズ対策コンデンサ以外は)

電子部品は全く使っていないので、70年位経った今でも問題なく動作。

但し、オートチェンジャーのシリーズの中でも、下位廉価品では、

ターンテーブルはリムドライブですが、速度切替え部にベルトを使っている物があり、

長寿命が期待できない製品があります。