2000 Central Europe

HR

September 25 | 1 | 2 |

音楽の都だからね

けっこう歩いて疲れたところで,遅めのひるごはん。初日に勇気を出して地元レストランに入ったことから調子づいて,今度は一人でちょいと洒落たスノッブなレストランに入ってみた。ここで出てきた野菜をミキサーしたみたいなスープが実に美味しかった。この店を出たところで,ブラスの音が...おじさんたちが「A列車でいこう」なんかを演奏してたからしばらく聴いてみたり。見た目はフツーのおっさんたちなんだけどな。

プラター遊園地へ

「第三の男」ゆかりの場所へ行ってみたいというのも,この旅行での目的のひとつ。

こんどは地下鉄U-bahnで向かう。この地下鉄もなかなか楽しい。いろんな人が乗ってるし。自分でドアを開けなければいけなかったり,停車駅のアナウンスが日本ほど懇切丁寧でなかったりと,「勝手に目的地に着いてね」な姿勢も好き。

最寄り駅に到着して遊園地に向かうと,さっそく観覧車が見えてくる。これといってスゴイ綺麗なわけでもなく,古くさい印象さえ。他の遊戯施設も同じようで,派手でなかろうと古くさかろうと大切にするようなところはあるのかもしれない。コペンハーゲンのチボリ公園でも感じたことなんだけど。ディズニーランドにも行ったことのない(行きたい気がしない)者としては,こういうのは肌に合う。

木造校舎の教室のようなゴンドラに乗り込む。林やレンガ色の屋根が並ぶ街並みがとても綺麗。このゴンドラ,乗客がどちらか一方に寄るとギギギと傾いたりして,雰囲気たっぷり。しばし「第三の男」を思い出す。

強烈なファストフード

すっかり疲れてホテルへ帰る。レストランに行く力もなく,近場のファストフード店に入ってみた。ここでマクドナルドなんかを選ぶのももったいないから,地元店。で,注文したのがこれ,右側のシュニッツェルバーガー,シュニッツェルがトンカツ/牛カツであることはわかってしまったから,要はカツサンド。左側はシャンピニオンゲバッケンといって,レモンとタルタルソースで食べるマッシュルームのフライ。これがなかなか旨い。すごい量に満腹して眠りについたのでした。