-THE 1st SOLO STAGE- Sound Streamー

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 ’03年 6月 15日
撮影:Shisho

personnel :オカロッチ
(Vo,A.G,Harmonica)

********* 曲目リスト **********

M1.Rockin' In The Free World /by NEIL YOUNG
M2.My My,hey hey           /by NEIL YOUNG
M3.I Am A Child              /by NEIL YOUNG
M4.Comes A Time          /by NEIL YOUNG
M5.Heart Break Mansion     /by Takuro Yoshida
M6.Old Man               /by NEIL YOUNG
M7.Heart Of Gold           /by NEIL YOUNG

●初めての単独ライブ。 かつて、’93年に『土日無夜勤組』という2人組での弾き語りライブをやった事があったけど、まったくの一人は今回が最初だ。 それ故、間を持たせられるのか、雰囲気作りをどうしようか等々、いろいろ考えていたけれど、(なんとかなるだろう、俺は弾き語りは得意だからねぇ〜) なんて軽く考えていたよ。 そしたら喉の調子が良くなくてねぇ…。歌がイマイチだったよ。

 さて、実際始まってみると、なにやら前方に座っている客が妙にうるさい。 野次っているのか? 楽しんでいるのか?(酔っ払っていたからその両方の様だ(笑)) 俺は、いざ始まってしまうと直前迄の緊張が嘘のように消えてしまって演奏に集中できるタイプなので、全然気にならない(というよりあまり聞こえなかった)ので、よくよく耳を傾けてみるに、どうもニールヤングが滅茶苦茶好きらしい。 楽しんでくれているようだ。 今回はこのお客さん(というかその日の演奏者の一人なのだが)のおかげでライブはえらく盛り上がった。
 アンコールも鳴り止まず、時間が押してなければ本当にやりたかったよ。 こんなにアンコールを求められるなんて中々ない事だからね。本当に応えたかった。 予定曲以外にも俺の頭の中にはストック曲はいくらでも存在するのでね。

☆当日の演奏内容―――――――――――――――――――――
今回は、ニールヤングが89年に行ったソロツアーでの雰囲気を真似してみた。 アコギ一本をラインで大音量にして、最初から最後まで立ったまま弾きまくる、しかも語りは殆ど無し、というエライ硬派な内容。 俺もこの雰囲気でやりたかったのだ。
トップバッターの松尾一志氏他、皆さん、ホットないい雰囲気作りを出していたので、逆に俺はクールに行ってみたかったのね。 まぁアマチュアなんだけどさ、ライブには、それなりに拘りを持っていてね。
 一つ目は、サービス精神過剰にならない。(オーディエンスに合わせて知っている曲をやるのではなく、自分が今歌いたい曲を歌いたい)
 二つ目は、客に色々要求しない。(
手拍子してくれ、とか一緒に唄ってくれ、とか絶対に強要しない。) なぜなら本当にノッテくれれば、オーディエンスは自然に足を鳴らしたり手拍子したりするわけであって、それがなかった場合は自分がノせられなかったというわけであり、それを棚に上げて、客に盛り上がってくれなんて、絶対に言えないのさ。 これがバンドの場合はわかりやすく、“グルーブ”が出ているか、出ていないかで決まるのね。 バンド全体に“グルーブ”が出ると、観客も自然に体が動いてしまう。 とまぁ、こういうわけ。知らない曲でもだよ。

 おっと。 御託はこれくらいにして、当日の内容。 まずバンドでしかやったことのないM1でスタート。(89年の雰囲気) M2はおなじみの曲で、これはもうお得意なのね。へへ。 そして、M3〜M5は、12弦ギターに持ち替えて演奏した。  今回、この12弦の音の良さが非常に満足したものだったし、また見にきてくれた観客にも好評だった。 それもそのハズ。 今、巷で話題になっている、生鳴りのような音の出る新世代ピエゾシステム“iBEAM”という商品がL.R.Baggs という老舗のメーカーから出たんだ。 取り付け料と本体で3万以上した。  その甲斐あって音は100%エクスタシー。  但し、中にコンタクトマイクを入れているのに近い状態なので、ハウリングが鳴り易く、 これに気をつけなければいけない。  まぁ詳しくは こちらで 確認してみてね。
 M6(これは予定では外そうかと思っていたのだが、皆歌ってくれて好評だった…)が終わり、最後の曲は、予定では日本人のバラードを切々と唄って終わらせようと考えていたのだが、盛り上がっている場内は既にそんな雰囲気ではなく、ニールヤングをやらないと納得しない状況だったので、一番有名なM7にて、このライブを終了としました。 なんとかやり遂げたぜ。

ライブ終了後は近くの韓国料理のお店『餐人(san-nin)』でプルコギや、厚切り牛タンを食べてご機嫌、ご機嫌。
次の日はあらかじめ休みを取っていたので、平日の昼間からの〜んびり映画『マトリックス・リローデット」でも観て、一人、体を癒していたわけです。

さて、次回のソロライブは7/20です。 今回はバンド中心の中、弾き語りでやるのでチトきついのだが、お暇な方、気持ち一発で観に来て下さい。

 

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