とよたま愛読会42回(真善美愛:61巻 11章〜19章)  記塩津晴彦


日時:平成12年3月26(日)午後1時から午後4時30分まで
場所:愛善苑豊玉分苑(京王線下高井戸駅下車 徒歩8分 川崎方)

次回:第43回 ご案内
   日時 平成12年4月23(日)午後1時〜午後4時30分
   場所 愛善苑 豊玉分苑(京王線下高井戸駅下車 徒歩8分 川崎方)
      連絡先(川崎方)03(3321)3896、03(3321)8644
   物語 山河草木 子の巻 第61巻 第20章より通読いたします。
      (物語をおもちでない方もどうぞ、参加費は不要)

★ 報告
  ようやく春の季節が感じられるようになった半日を愛読会は参加者七名で『霊界物語』第61巻の第11章から第19章までの拝読を無事終わりました。
○四月の愛読会は第六十一巻から引き続き第六十二巻に進むこととなりますので、両方の巻をご持参下さい。
○讃美歌の尊さ
 聖師様が自ら創られた讃美歌はこれまでの各宗教がつくった神を讃える歌の集大成であると共に、究極の教を主として宣伝歌調と三十一文字の和歌にまとめて言霊とされた最高の神歌であると思います。
○三千年の神の忍びをかしこみて  称えの歌は鳴り出でにけり。
(六十二巻総説)『霊界物語』第六十巻の「三美歌」がキリスト教讃美歌の楽譜にかなり忠実につくられたのとは趣を異にし、聖師様の真教の内容が歌われているのが「大本讃美歌 上下」と題されたこの二巻なのだということがよく分かります。

★ 拝読箇所で気のついたこと
拝読箇所で印象に残ったお歌 前回に引き続き第八章から始めます。

○第八章 神 台(旧章題 杜 若)
 第75-1、瑞の御魂の言の葉は 此の世の中に生ひ出でし
      青人草の朝夕に 行ひ行くべき務めなり
      その行ひは唯人の 目には怪しく映れども
      天地の神の定めてし 生ける誠の掟なり
      心を清めて魂を 直日に研き磨ぎすまし
      必ず過つ事勿れ 神は愛なり光なり
 第78-3、世の人の呪ひを愛に宣り直す 人の心に神国はあり

○第九章  神 行(旧章題 菖 蒲)
 第88-2、瑞の御魂の我が更生主は 悪魔の司や死のの国の長の軍を破らせて 高天原に帰りましぬ    

○第十○章 神 巌(旧章題 水 仙)
 第93-2、八雲立つ出雲小琴の音に合ひて 神と人との息は揃える
  ・聖師様は二次事件直前に「歌祭」を挙行されて弓太鼓、八雲琴、言霊朗詠で神と人との息を揃えられています。
 第97-2、天地に類もあらぬ清め主 天津使も挙りて仕ふ

第三篇 白梅の花
○第十一章 神 浪(旧章題 百 合)
 第102-2、只一息の言霊に 冠島沓島の荒風や 伊たけり狂ふ高波を 鎮めて珍の神島へ
  ・安く穏ひに渡りたる 美都の御魂の神力は 今なほ変らせ玉ふなし 仰ぎ敬へ神の稜威
 第111-1、更生主降らせ玉ふ日は近し 心の燈火とりて迎へむ
  ・聖師様は(すくひぬし)の言霊を「救主」から「更生主」へと校正し置き換えられています。

○第一二章 神 徳(旧章題 楊 柳)
 第115-3、岐美といへどもこの世を治むる君ならず 魂を治むる清めの神ぞや
     -5、現世の君より外にきみなしと おもふ人こそ愚かなりけり
     -6、伊邪那岐の岐の字と並び伊邪那美の 美の字合せて岐美とこそなれ

○第一三章 神 雨 (旧章題 桔 梗)
 第128-5、如何にして神書の旨を悟るべき 智慧も力もなき身なりせば
     -6、惟神道の誠の尊さは 踏みての後に悟りこそすれ
 第129-1、大空ゆ下りて人となりましし 教の主の御教守れよ
 第130-6、永久の安き生命を待ち侘びて 岐美の来ますを祈る民草
 ここでは校正前の救主(きみ)を岐美に置き換えておられます。

○第一四章 神 服 (旧章題 白 萩)
 第134-3、赤心の清き涙を濺ぎつつ 清めの貴美の艱みをぞ思う
  ・聖師校正前は「救ひの救主の艱みをぞ思う」と述べておられます。
 第137-2、元津御神は瑞御魂 下津御国に下しまし
        千座の置戸を負はせつつ 世人の罪を贖ひの
        清めの主となしたまふ 仰ぎ敬へ神の恩 慕いまつれよ瑞御魂

○第一五章 神 前 (旧章題 白 藤)
 第143-3、心の中に犯したる 我が身の罪を悔ゆること
        知らざるものは如何にして 神の教の悟らむや
        改悟の涙なき人は 如何でか知らむ皇神の
        尽きせぬ恵みの御心を瑞の御魂の苦しみを

余白歌
○地の上の祖国に生れし民草は 世を救ふべき責任持てり

第四篇 風山雅洋
○第一六章 神 英 (旧章題 蒲 公 英)
 第160-10 雨の漏る賤ヶ伏屋の軒にさへ 菫は香り蒲公英は咲く
      -13 何処にも人の為すべき神業の 開かれあるを人は知らざり

○第一七章 神 月 (旧章題 月 見 草)
 第164-3 剣も太刀も大砲も 軍の艦も武夫も
        用なき御代にかえしまし 平和と栄光と歓喜を
        此の世に来たす瑞御魂 ミロクの神の大前に 心清めて願ぎまつる
 第167-3 厳御魂降したまひし月の神 瑞の御魂の恵みかしこし
 第171-1 何事も我に任せと宣りたまふ 瑞の御魂のこころ尊き

○第一八章 神 人 (旧章題 美 人 草)
 第173-3 世人の生命を左右する 醜のつかさに打ちかつは
       生命の基の瑞御魂 清めの主の御神力ぞ 仰ぎ敬へ神の稜威
 第178-4 いかにして身魂のつみを清めむと 心砕きぬ道しらぬうちは
 第180-1 万国のまことの君をさとりたる 今日こそ吾はすくはれにけり
     -2 退きも進みもならぬ今の世は 神のみひとり力なりけり

○第一九章 神 恵 (旧」章題 撫 子)
 第185-2 偽りの浮世の夢も今さめて 楽しき身魂と復活りたり   

 ・讃美歌を歌い、神様を思う時には、神と自分自身に目には見えないが強い綱が張られていくように感じます。 みなさまもご一緒に尊い神のお歌を謳いませんか。 是非ご参加をお待ちしております。

以上


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