スケッチ風ドローを使って図形が描けます
ドキュメントを保存するときに、このアプリケーションの古いバージョンではNSArchiverというAPIが使われていました。macOS10.13から、このAPIが削除されることが予告されています。このアプリケーションのバージョン10.12.2以降ではNSArchiverの代わりにNSKeyedArchiverを使っています。古いバージョンで作成されたドキュメントに対応するために、読み込むときに両方のAPIを使っています。現時点では読み込むときに動作していますが、将来は読み込むことができなくなることが予測されます。保存し直せば新しいAPIで書き込まれるので、読みことができる間に保存し直すことをお勧めします。
Xcode 15用のソース
最新バージョンのソースです。
フレームワーク ASWebView ASPointControl ASForm ASGlyphsPanelのソースは含まれていませんので、別途にダウンロードして、Frameworksディレクトリに配置してください。
EPS形式のイメージオブジェクトを扱えなくしました。EPSへの書き出しも廃止しました。
macOS12(Monterey)Beta8からPICT形式のイメージオブジェクトを扱えなくなりました。プレビュー.appなどでも扱えなくなっています。
字形パネルはメインメニュー「編集」「字形パネル」をクリックすると表示されます。SourceHan(源ノ)フォントのフルセット版やIPAmjフォントがインストールされていれば約50,000字の入力支援がされます。アンドゥ機能はありますがリドゥ機能はありません。CIDとunicodeとのマッピングはSketchyDraw.app/Contents/Frameworks/ASGlyphsPanel.framework/Resources/ja.lproj/Adobe-Japan1-6.plistなどで行っています。
Aquaかなフォントの独特なスタイルのグリフはGlyph:20319から20814の間にあります。パネルの上から2行目のチェックを外してAquaかなフォントを強制的に使用するようにして目的の文字の場所をマウスクリックします。
Adobe Reader XII などからの署名オブシェクトは表示されません。
AppleのDigital Camera Raw Compatibility がインストールされていれば、一部のRAW画像の取り込みが可能です。ただし iiq,erf,fff,nef についてはプレビュー画像のみが取り込まれます。また arw,pef,srw については取り込めません。ImageKit.frameworkを利用すれば例外なく取り込めるのですが、メモリーを大量に使うだけで利用価値がないので、サポートする予定はありません。
「メインメニュー」「ファイル」「PDFをメールで送信」から作成されるPDFのサイズは、ドキュメントのサイズとは無関係にオブジェクトのサイズの合計で決められます。
Quick Look用のプラグインは組み込み済です。Finderを「再度開く」と有効になります。ソースファイルにはプラグインのソースも含まれています。
書き出しについては、SVG,PDFのベクトル形式を主体にしています。ラスター形式はTIFFのみをサポートします。プリンタへの出力も考慮して、解像度を指定できるようにしてあります。TIFFからPNG,JPEG,GIFへ変換するには「プレビュー」やその他沢山の優秀なアプリケーションが使えます。画素数の大きなラスター画像のオブシェクトが含まれているドキュメントをSVGへ書き出した場合、Webkitフレームワークを利用しているアプリケーションから開けないことがあります。OperaやFirefoxなどからは開けます。
RTFやフラットなRTFDデータをPagesやテキストエディトと同じように、ペーストとドラッグ取り込みができます。この場合テキストオブジェクトが追加されます。
このアプリケーションは、OpenStepに標準装備されていたDrawの後継バージョンであるところのOS X のSample code でソースが公開されているSketchの改造版です。従ってMac OS 9 の時代にあったApple Works とは全く互換性がありません。
DrawとSketchのポリシーを引き継いで、レイヤーの概念とマルチページのサポートはありません。レイヤーをサポートするとなると、かなり沢山の変更が必要になります。自分にとって必要なものを拡張しているだけであり、今のところ自分にとって必要無いのでサポートする予定はありません。