本校では、男女共学化を始めて3年目になる平成10年度(来年度)から、特別進学コースに国立大学・難関私立大学への現役合格を目指す『大学合格プロジェクト』が発足します。
そのプロジェクトの目標は、平成10年度から5年間で、最終年度の平成15年には、埼玉・群馬大学に20名以上の現役合格を目指しています。
教科ごとに3年間に継続学習できるプログラム(教育課程・進度表)が完成。その進度表を元に系統だった授業を展開していきます。
また、指導体制を充実させるために平成6年度より進学指導(特に理数系)の教員の増員を図り、皆さんの受験指導に万全の体制をとっています。
大学合格プロジェクト概要 |
その結果、文系ならば2学年の10月、理系ならば3学年の7月で、3年間で学習すべき内容をすべて習得する事が可能になりました。したがって、残された期間をそれぞれの志望に応じた具体的な入試対策の時間に活用できるようになるわけです。
■1学期間のサイクル
学期ごとに、三ヶ月間の成度を知るための定期試験を行います。
ここでのチェックが各自の長期休業中の課題をはっきりさせます。
■1ヶ月のサイクル
月末には、授業クラス替えと習得度の確認を行うための月例テストを行います。
習熟度別編成クラスが授業の基本単位ですから、各自の学力に応じた的確な学習指導と、より高い目標を持つことにつながります。
■1週間のサイクル
週末には、受験科目どうしの進度状況をチェックし、特に遅れている科目・分野の洗い出しを行います。
このように、一週間という短いサイクルでのチェックがあるので、容易に理解度の遅れを発見でき、その時点での自分の力を把握、また学習が遅れているようであるならばその遅れを取り戻すことが出来るようになります。
■1日のサイクル
毎時間、受験主要科目については宿題の達成度、前時限の習得度を計るための確認テストが行われます。
この結果に応じて週末には進度に応じた課題等が出されることになります。そのため、家庭学習という時間がとても重要になって来ます。
....以上のような学習サイクルで受験に必要な事項が期間内に学習でき、残された3年の期間には、いわゆる赤本といった受験参考書をベースとした入試問題などに徹底的に取り組めるわけです。