ウッドデッキは2坪仕様タイプですので束石は全部で15箇所必要ですが躯体側は土間コンクリートを利用されていますので束石を設置されたのは
10箇所設置されています。束石は根掘りをされてモルタルを敷いて束石を設置された基本に忠実に作業されています。
土台部分を組み立てられました。土台束は規格の長さ500mmを納品いたしましたのでお客様自ら水平を測りながら
土台束をカットして建てられています。丁度、庭石があるところの土台束などはずいぶん短くカットして納められています。
土台の大引も組み込まれ根太も付けられていわゆる床伏せ工事が完成したところです。
ここまでが1つの区切りの作業ということになります。
根太は1尺(303mm)間隔に設置しますので11箇所×2スパンで合計22本付けられることになります。
骨組みが綺麗にできましたね。
土台と大引のつなぎには羽子板ボルトで締め付けます。あくまで補助的なものですが羽子板ボルトで締め付けることにより
大引を土台に引き寄せる効果があります。土台には羽子板ボルトの取り付け穴が事前にあいています。
土台には柱ホゾ穴が掘られていますのでそれに柱を建てていきます。
柱は全部で9本建てられています。
クロスを付けられるに対してクロスの一辺が長くなっていますので写真のように曲り金などをあてがい柱にあわせて長い部分をカットします。
必ず柱の垂直は測ってクロスをあてがいます。
クロスをすべてカットして納められたところです。クロスにはビス穴があいていますので付属のビスで止めて行きます。
クロスのカットしたところは補修用塗料で塗布しておきます。
柱にクロスを取り付けられたので最後に笠木を付けてフェンス部分が完成です。
床板は幅120mm×厚み40mmの大きさがあります。写真のようにクランプを利用して排水隙間を固定することと床板の曲りの矯正などに
このような治具が大いに役立ちます。排水隙間スペンサーをあてがいクランプで締め付けることにより綺麗に張りつけることができます。
根太部分には釘を2本ずつ打ち付けて止めて行きます。
お客様がご自身で作られた水盛缶です。ペットボトルに透明なホースを取り付けられています。
基本的にはこれで充分です。ホースを取り付ける部分の水漏れさえ気を付けられて作られるのがポイントですね。
市販品では水盛缶というと1万円位します。今回のお客様の水盛缶と何ら変わることにない構造で何万もするものをお買い求めするよりも
これで充分間に合います。
4回目も作られています。4回目のウッドデッキはこちら
お客様のウッドデッキ作品集へ戻る