3回目のウッドデッキは燻煙木材で作る


宮崎県のK.M様から燻煙木材で作られた2坪の大きさのあるクロスフェンス仕様のウッドデッキをご紹介いたします。
今回で3回目のウッドデッキの製作になります。前回の製作はこちらをご覧ください。
1回目の1.5坪のウッドデッキとステップデッキの作品
2回目の屋根を付けられたウッドデッキの作品
1回目と2回目とも標準グレードで作られ今回は燻煙グレードで作られました。
カラーは同じオークカラーで施されて手際よく綺麗に出来上がりました。

ウッドデッキの基礎(束石)工事と組み立て工程

基礎(束石)工事の設置作業 基礎(束石)工事

ウッドデッキは2坪仕様タイプですので束石は全部で15箇所必要ですが躯体側は土間コンクリートを利用されていますので束石を設置されたのは 10箇所設置されています。束石は根掘りをされてモルタルを敷いて束石を設置された基本に忠実に作業されています。


土台の組み立て 土台の組み立て

土台部分を組み立てられました。土台束は規格の長さ500mmを納品いたしましたのでお客様自ら水平を測りながら 土台束をカットして建てられています。丁度、庭石があるところの土台束などはずいぶん短くカットして納められています。


土台の根太掘り状態 こちらから見ると庭石に付いた土台束が良くわかります。廻り土台を組み付けられましたので次に土台の真ん中に来る 大引という部材を組み付けていくことになります。手前側にあるのがお客様自作の水盛缶です。

床伏せ作業の完成 床伏せ作業の完成

土台の大引も組み込まれ根太も付けられていわゆる床伏せ工事が完成したところです。 ここまでが1つの区切りの作業ということになります。 根太は1尺(303mm)間隔に設置しますので11箇所×2スパンで合計22本付けられることになります。 骨組みが綺麗にできましたね。


羽子板ボルトの取り付け 羽子板ボルトの取り付け

土台と大引のつなぎには羽子板ボルトで締め付けます。あくまで補助的なものですが羽子板ボルトで締め付けることにより 大引を土台に引き寄せる効果があります。土台には羽子板ボルトの取り付け穴が事前にあいています。


柱を建てる 柱を建てる

土台には柱ホゾ穴が掘られていますのでそれに柱を建てていきます。 柱は全部で9本建てられています。


クロスのカット クロスの取り付け

クロスを付けられるに対してクロスの一辺が長くなっていますので写真のように曲り金などをあてがい柱にあわせて長い部分をカットします。 必ず柱の垂直は測ってクロスをあてがいます。


クロスをカットして納めた クロスをカット

クロスをすべてカットして納められたところです。クロスにはビス穴があいていますので付属のビスで止めて行きます。 クロスのカットしたところは補修用塗料で塗布しておきます。


笠木を付ける 笠木を付ける

柱にクロスを取り付けられたので最後に笠木を付けてフェンス部分が完成です。


床板の張り付け 床板張り施工

床板は幅120mm×厚み40mmの大きさがあります。写真のようにクランプを利用して排水隙間を固定することと床板の曲りの矯正などに このような治具が大いに役立ちます。排水隙間スペンサーをあてがいクランプで締め付けることにより綺麗に張りつけることができます。 根太部分には釘を2本ずつ打ち付けて止めて行きます。


水盛缶 自作の水盛缶

お客様がご自身で作られた水盛缶です。ペットボトルに透明なホースを取り付けられています。 基本的にはこれで充分です。ホースを取り付ける部分の水漏れさえ気を付けられて作られるのがポイントですね。 市販品では水盛缶というと1万円位します。今回のお客様の水盛缶と何ら変わることにない構造で何万もするものをお買い求めするよりも これで充分間に合います。


ウッドデッキの完成写真

ウッドデッキが完成しました 綺麗に出来上がりました。2坪のクロスフェンスで燻煙木材で作られた燻煙グレードのウッドデッキになります。

遠景から見られた完成されたウッドデッキ 母屋のたたずまいのカラーとウッドデッキのオークカラーがピッタリの感じでなじんでいますね。

正面から見たウッドデッキ フェンスが綺麗にみられます。柱と土台束の垂直がきちんと出ていますので見た感じに安定感があるのです。 土台や床板の水平と柱を含むフェンスの垂直との感じが綺麗に出ているので見た感じが美しく見えます。

4回目も作られています。4回目のウッドデッキはこちら
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