2段式のウッドデッキを作る
大きなウッドデッキで2段型になっています。変形型にもなっていますので意匠が凝られています。
ウッドデッキとホテルとは廊下のような形でつながれており、スロープのように勾配がされております。
変形タイプのウッドデッキで1段目はステップに役割を果たしながら2段目を乗せるための強固な構造になっています。
変形ですので角度あわせが大事ですが、この点は軸組工法の利点がいかんなく発揮した作意になっています。
作品カラーはマホガニーカラーを施したウッドデッキです。
関連ページ - ウッドデッキの自由設計
この角度から見ると変形の感じが良く見て取れます。2段型ですので昇降が容易になっています。
基礎工事も大変に深く掘られて凍結防止対策がされています。
1段目ステップの留め部分は馬鹿留め加工になりますので現場合わせになっています。
馬鹿留めとは90度の角度から外れた角度を言い、調整には現場合わせが必要です。
廊下部分が良く見られます。1段目のステップタイプは全体を廻った形で、その上に2段デッキが乗っています。
廊下は勾配がついていますがゆるい勾配で歩行が楽になっています。
リゾートホテルとウッドデッキの橋渡し的な存在のスロープ廊下が見られます。緩やかの勾配になっていますのが分かる写真だと思います。
全体を遠くから見た全景です。綺麗なウッドデッキになっています。
基礎工事になる束石設置に対しては軽井沢は寒冷地地域により凍結の対策が必要となります。
このため寒冷地仕様の基礎工事を施しました。凍結による霜の起こり対策を実地いたしています。
違う角度から見られたところです。
スロープの廊下が良く見て取れます。ウッドデッキも1段目も変形型でその上に乗る2段目も同じく変形型で、それも同じ変形でなく1段目と2段目は同じ姿をしていません。
このため、施工構造体は複雑な軸組になっています。
ウッドデッキが三角形の形をしているところがありますので面白いですね。
鋭角部分の納まりなど特にこだわりがありました。
基礎(束石)工事が綺麗に並べられていて施工の精度が良くわかります。
本来は、基礎工事の束石設置が一番大切な施工工程で基礎(束石)工事がきちんとされていればウッドデッキ本体の水平や垂直に悩まされることが起きません。
関連ページ - ウッドデッキの基礎(束石)工事
間口、奥行きともに充分な大きさがありますので使い勝手も良好です。基礎の束石の配列も綺麗に見られますね。
三角ともひし形や四角とも思えるウッドデッキの形をした2段式連結タイプのウッドデッキですので見ごたえがあります。
基礎工事もきちんとされてウッドデッキ本体もきちんとされたキットになっていますので綺麗に組み立てられた状態が見て取れます。
全景のウッドデッキです。高さはそんなに高いウッドデッキではないですが、2段型になっていますので
より上り下りが容易にしてくれます。
ウッドデッキ本体の2段目デッキに昇降するのに1段目がステップの役割を担うので非常に効率の良いウッドデッキ環境になります。